滋賀県立学校の教員51人、許可なく生徒とSNSでやりとり
「セクハラ」感じた生徒も
2026年2月28日(土) 16:30 京都新聞
滋賀県教育委員会は2月6日、県立学校における教員と生徒間の交流サイト(SNS)利用などに関するアンケート結果を発表した。教員51人が本来必要な校長の許可なしに生徒とSNSでやりとりをしていたほか、生徒20人が教員からセクハラをされたと感じたことがある、と回答した。
アンケートは、県立高教諭がLINE(ライン)などで生徒にセクハラ行為をし、昨年11月に懲戒処分になった事案を受けて記名式で実施。県立学校の全教員と全生徒を対象に、SNS利用の有無などを尋ねた。
この結果、教員51人が校長の許可を得ず私有スマホなどに生徒の個人情報を登録し、計502人とSNSでやりとりしていた。内容は部活動や学校行事、授業に関することが多かったという。
また、生徒10人は「先生とのSNS利用の中で不快な思いをしたことがある」と回答。具体的には、休日・夜間の一方的な連絡や配慮に欠ける発言を挙げた。
このほか、生徒から「SNSの利用以外で先生からセクハラをされたと感じたことがある」との訴えが20件あった。このうち2件は、この日に県教委が公表した懲戒処分の事案。残る18件は教員との距離感や服装指導時の対応などといい、県教委は「セクハラには該当しないが、生徒が不快な思いをしたもの」としている。
アンケート結果については「(校長の許可を取らずに生徒とやりとりしていた教員数は)非常に多いと認識している」とし、今後も定期的に調査する考えを示した。懲戒処分の事案も踏まえ、セクハラ防止の研修や生徒向けに相談窓口の周知徹底にも努めるという。
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