市原市消防局また懲戒処分3人
酒気帯び運転、淫行、パワハラ 本年度5人に
2026年2月15日(日) 7:02 千葉日報(佐藤大介)
市原市消防局は10日、市役所で記者会見を開き、酒気帯び運転や淫行、パワハラ行為などを行った男性職員3人の懲戒処分を発表した。同局は不祥事が相次いでおり、本年度、懲戒処分を受けた職員は5人(非公表1件含む。監督責任除く)となった。
懲戒免職処分となったのは、1月27日に市原署に酒気帯び運転の疑いで逮捕された同市消防局姉崎消防署の消防士、久保碧葉容疑者(23)。禁じられている無許可の営利目的副業もその後判明した。
消防局の聞き取りでは家庭の事情で数百万円の借金があり、昨年11月から船橋市内のラウンジで月4回程度アルバイト。逮捕時は飲酒したアルバイト先から自宅経由で同消防署に出勤するまで酒気帯び運転したと認め「迷惑をかけた」と謝罪したという。監督責任で上司4人を訓告とした。
停職6カ月の処分を受けた10代の男性消防士は昨年7月、茨城県内のホテルで、未成年と知りながら18歳未満の少女と性行為をした。同県青少年健全育成条例違反容疑で家裁送致され、審判不開始が決定。消防局の聞き取りに事実を認め、今月10日付で依願退職した。
停職1カ月の処分を受けた30代の男性消防司令補は2024年10月、市原市のJR八幡宿駅東口ロータリー付近で、口論となった女性飲食店従業員の胸ぐらをつかみ転倒させるなどして背中などにけがを負わせた。女性が市原署へ被害届を出し、その後に示談が成立。千葉地検は不起訴とした。
また、この消防司令補は同年5~7月にかけて複数回、勤務する署内での訓練中、後輩の男性職員の頭をヘルメット越しに平手でたたいたり、すねを蹴ったりしたほか、「訴えるなら訴えてみろ」など威圧的な言動を行った。匿名の通報で発覚。監督責任で当時の上司1人を訓告とした。
市消防局では昨年、電話de詐欺の受け子役を務めた男性消防署員が逮捕され、有罪判決を受け懲戒免職処分となるなど不祥事が相次いでいる。10日の会見で善場吉洋消防局は「複数の不祥事を踏まえ研修を実施してきたが、その状況下で重大な不祥事が相次いだことは重く受け止めている。今後は、市民の信頼回復に向け職員の意識改革や職場改善などをより一層推進し、再発防止に全力で取り組む」と陳謝した。
《カウンセラー松川のコメント》
市原市消防局は1本部6署態勢で消防吏員380名強の組織ですが、
パワハラ報道が少なくない組織と感じております。
拙ブログでも
2018年5月11日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 部下に暴力、小指骨折 消防司令補、訓練ミスとがめ 市原
2022年8月27日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 市長印を不正使用、公金の不適切処理で職員処分 消防局の3人はパワハラ 市原市
2023年2月2日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 先輩や後輩に「殺すぞ」「辞めちまえ」、殴る蹴る暴力も パワハラや居眠り運転 市原市、消防職員3人処分
と、パワハラで3件の記事があります。
また、市原市のホームーページでは不祥事として令和7年度どころか令和8年だけで
1月28日付け
消防職員の逮捕について | 市原市ウェブサイト
2月10日付け
懲戒処分の公表について | 市原市ウェブサイト
と、2件も挙がっている始末です。
また、当記事の事案に関する善場吉洋消防局長のコメントとして
消防局では、これまで、詐欺事件に関わり有罪判決を受けた事案を含めた複数の不祥事が発生していることを踏まえ、再発防止に向け、組織風土改革検討会議の開催や消防職員キャリアデザイン研修の実施などに取り組んでまいりました。
そのような状況下で、酒気帯び運転、淫行、傷害、ハラスメントといった、極めて重大な不祥事が相次いで発生したことを、重く受け止めております。
これらの行為により被害に遭われた方々に対し、心より深くお詫び申し上げますとともに、市民の皆様の安心・安全を担う消防局としての信頼を失墜させたことについて、任命権者として責任を痛感し、深くお詫び申し上げます。
今後は、市民の皆様からの信頼回復に向け、全職員が法令遵守を徹底するとともに、職員の意識改革や職場改善などをより一層推進し、再発防止に全力で取り組んでまいります。
とのコメントを市のホームページに掲載しております。
しかも、昨年4月3日付けの消防局長就任挨拶でも早々に
はじめに、この度は、市民の皆さまの生命、身体及び財産を守る立場である本市消防局職員が、詐欺未遂の容疑で逮捕されたことにつきまして、深くお詫び申し上げます。
今後、事実を確認して厳正に対処してまいります。
と、謝罪から始まる情けない状況です。
局長自身も消防局次長からの昇任ですから、
それまでも局員の人事教育を行なう責任者でもあったはずですから、
或る意味で謝罪三昧なのも自業自得と言えるでしょう。
それにしても、今般の加害者は勤務外でも他人を負傷させる暴力的な人物なのでしょう。
今後も要注意人物だと言えます。
被害者の方へ
勤務外では部外者に怪我を負わせる様な人物ですから、
勤務中でも暴力的な対応があったことは想像も容易いです。
そんな人物を相手にしなければならなかったのですから、
本当に心身共に疲弊されたことと存じます。
加害者が今更に完璧に更正することは期待し難いですので、
再発した場合には遠慮なく然るべき措置を採ってください。
泣き寝入りする必要など無いのですから。
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