「刑務官の服を着たお人形さん」高松刑務所でパワハラ・セクハラ 休職の女性職員が国を提訴
2018年4月20日(金) 14:18 瀬戸内海放送
高松刑務所に勤務していた女性職員が、上司のパワハラやセクハラで休職を余儀なくされたとして、国を相手に約620万円の損害賠償を求める訴えを起こしていたことが分かりました。
訴状によりますと、女性職員は2013年4月、勤務していた高松刑務所で女性上司から「お前は刑務官の服を着たお人形さんだ」などと叱責されました。
また、同じ年の12月に開かれた忘年会の後では、男性上司から「魅力を感じる」などと言われて手を握られたりキスをされたりしたということです。
女性職員は翌年、うつ病と診断されて休職に追い込まれ、2015年4月には自殺未遂をしました。今年4月に別の刑務所に異動となり職場に復帰しています。
女性職員は「パワハラやセクハラで休職を余儀なくされた」として、今月5日付で国に約620万円の損害賠償を求めて、徳島地裁に提訴しました。
高松刑務所は「訴状の内容を検討した上で適切に対応したい」とコメントしています。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ2014年11月28日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 高松刑務所の元事務官がセクハラ (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
まさか男性上司からのセクハラに留まらず、
女性上司からのパワハラまで受けていたとは驚くと共に
この職場環境に呆れました。
閉鎖的な社会の職場では、他所との比較や情報が入り難いだけでなく、
外へ情報が出難いのも影響して、この様な悪質な職場環境に陥り易いのでしょう。