2021年7月31日土曜日

ビブス忘れたバスケ部員、顧問「裸でしろ」…Tシャツ脱がせて練習試合に参加させる

ビブス忘れたバスケ部員、顧問「裸でしろ」
…Tシャツ脱がせて練習試合に参加させる

 

2021年7月31日() 18:04 読売新聞

 

 山形市内の中学校男子バスケットボール部で6月、顧問の男性教諭が、忘れ物をした部員3人に対し、2~3分間、上半身裸で練習をさせていたことが29日、山形市教育委員会への取材でわかった。

 

 市教委によると、男性教諭は6月17日の夕と夜、中学校の体育館や市内の別の体育館で、練習で身に着けるビブスを忘れた部員計3人に対し、「裸でしろ」などと怒り、着ていたTシャツを脱がせて練習試合に参加させたり、上半身裸でベンチ脇で待たせたりしたという。

 

 山形県中学校総合体育大会地区予選が2日後に控えており、「大会直前だったため、怒ってしまった」などと話しているという。

 

 翌18日、被害部員の保護者から学校側に指摘があり、発覚。男性教諭は生徒と保護者に謝罪した。顧問は続けているが、指導はしていないという。

 

 市教委の担当者は「保護者に大変申し訳ない。再発防止にむけ指導を徹底したい」と話している。


《カウンセラー松川のコメント》

新聞記事は事実を記載しているのでしょうけど、
本事案についてた何が問題なのかは記されておりません。
差別をする訳ではありませんが、
男子中学生が3分ほど上半身裸で練習をさせられたのが
人権問題に発生するのでしょうか?
練習用具を忘れた事に対する懲戒は
口頭指導や反省文でないとダメなのでしょうか?
新聞報道され、学校側は謝罪をしていますが、
どの行為がどの様な問題なのか理解しているのか知りたいです。
この程度の事で苦情となり、謝罪し、新聞報道までされたなら
今後、熱心に指導する者は現れなくなると思います。
私は忘れ物をした3人の部員が悪い上に、
それでも練習に参加させた顧問の教諭は優しいと思います。

被害者達へ
自分達の不始末を棚に上げて、顧問が謝罪させられて
それで満足なら、もう部活なんて辞めた方が良いですよ。

円滑に訓練進まず立腹、部下の腹を蹴る 埼玉西部消防組合、パワハラ行為で40代男性職員を懲戒処分

円滑に訓練進まず立腹、部下の腹を蹴る 埼玉西部消防組合、パワハラ行為で40代男性職員を懲戒処分

 

2021年7月31日() 7:23 埼玉新聞

 

 埼玉県の所沢市など5市で構成される埼玉西部消防組合の40代の男性職員が訓練中に部下の腹を蹴るパワハラ行為を行ったとして減給10分の1、1カ月の懲戒処分を受けていたことが30日分かった。同日行われた同組合議会定例会一般質問で小林澄子議員(所沢市議)がハラスメント行為の概要を質問し、北山勝博企画総務部長が答弁で明らかにした。

 

 6月に同組合の消防署訓練場で放水訓練中、円滑に訓練が進まなかったことに腹を立てた男性職員が20代の男性職員の右脇腹を左足で蹴り、その後も右肩で体当たりするなどした。けがはなかった。


《カウンセラー松川のコメント》

この事案は組合議会に於ける質問があり表面化した訳なので
管下の住民からすると組織内での不祥事も知らされないままの訳です。
さて、事案は40代の男性職員が円滑に訓練が進まなかったことに腹を立てて
20代の男性職員の右脇腹を左足で蹴った後も暴行を加えたとのこと。
そこまで不満を爆発させないと気が済まないのでしょうか?
記事の内容からでは判断が出来ませんが、
それほど訓練の内容が酷かったのでしょうか?
それでも、この様な行為をしてしまったら、ハラスメントではなく
もう暴行事件と言っても過言ではありません。
私が記憶から辿ったところ、拙ブログ今年(2021年)2月22日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 職員2割「ハラスメント被害受けた」 埼玉西部消防組合 対策委が報告書 (mms119.blogspot.com)
にて、同消防組合の記事がありました。
ハラスメントに関する各種対策を講じる様でしたが、
未だ効果は表れていなかったのが残念です。

被害者の方へ
「訓練は実戦の様に。実戦は訓練の様に」と言われていますが、
訓練で失敗することにより、その失敗の原因を追及して、次は失敗しない様にする。
その為の訓練でもあります。
当然、毎回同じ失敗を繰り返せば、相当に叱られるとは思いますが、
それでも蹴った上に更に物理的な攻撃をするのは問題です。
何か心身に不調があれば専門医の診察をお勧めします。

2021年7月30日金曜日

「口のきき方が悪い」と生徒の頭を窓ガラスに 中学教諭を停職6カ月

「口のきき方が悪い」と生徒の頭を窓ガラスに 中学教諭を停職6カ月

 

2021年7月30日() 21:31 沖縄タイムス

 

 沖縄県教委は29日、児童生徒に体罰を加えた公立小中学校教員2人の懲戒処分を発表した。那覇市立中学校の男性教諭(46)は昨年10月、口のきき方が悪いとして、男子生徒の頭を窓ガラスにぶつけた後、首元をつかみ壁にもぶつけたとして、停職6カ月となった。

 

 また今年3月、帰りの会に参加しなかったことを理由に、別の男子生徒の後襟をつかみ床に倒した後、無理やり立たせる行為を2回繰り返した。生徒2人ともけがはなく、登校を続けているという。同教諭は2006年度にも体罰行為で2カ月の停職処分を受けている。

 

 浦添市立小学校の男性教諭(42)は46月、廊下を走るなどして注意を受け入れない児童に対し、平手打ちや太ももをつねるなどの行為をしたとして、戒告処分となった。被害に遭った児童は少なくとも4人。けがはなく、いずれも登校しているという。

 

 処分された教諭2人はともに自身の行為を管理職に報告していなかった。金城弘昌教育長は「体罰は禁止されており、被害に遭った児童生徒をはじめ、県民に深くおわびする。教員の人権意識の高揚を図り、再発防止に努める」と謝罪した。


《カウンセラー松川のコメント》

中学校の男性教諭(46)について
男子生徒の頭を窓ガラスにぶつけた後、首元をつかみ壁にもぶつけたとのこと。
もう暴力以外の何物でもありません。
しかし、この理由が[口のきき方が悪い]と言うのが非常に気になります。
教員だから敬えと法律に定められている訳ではありませんが、
近年は[仲良し親子]として、
子が親に対等の口のきき方をする例も散見されます。
家庭内でどの様に過ごすかまでは各々の家庭の勝手かも知れませんが
この様な躾けをしていると[長幼の序]の感覚は芽生えず、
歳上であろうと、目上であろうと無関係な態度になりがちです。
被害者にこの傾向はなかったのか分かりませんが、
ここまで激高させる何かがあったと思います。
またこの教諭は、
別の男子生徒の後襟をつかみ床に倒した後、無理やり立たせる行為を2回繰り返した
こともあるそうです。
こちらの原因は、帰りの会に参加しなかったことだそうです。
どちらの暴力行為も元を正せば、生徒の悪行が原因ではないでしょうか?
暴力を肯定はしませんが、その原因についても考えるべきだと思います。

被害者の方々へ
こんなテキトーな生活をしていると成人式で暴れる馬鹿になり果てますよ。


小学校の男性教諭(42)について
廊下を走るなどして注意を受け入れない児童に対し、平手打ちや太ももをつねる
との行為。
注意を受け入れない児童は、どの様な思考回路を持っているのでしょうか。
たかが教師とナメてませんか?
小学生のうちから、この様な態度では碌な大人にならないでしょう。
直すなら今のうちです。

被害者の方々へ
先生の注意も守れないと成人式で暴れる馬鹿になりますよ。

後輩隊員にパワハラ 海自第2航空隊の男性海曹が停職処分

後輩隊員にパワハラ 海自第2航空隊の男性海曹が停職処分

 

2021年7月30日() 18:48 青森朝日放送

 

八戸航空基地で第2航空隊に所属する49歳の男性1等海曹が、パワーハラスメントをしたとして、停職6日の懲戒処分を受けました。

 

2航空群によりますとこの男性海曹は、同じ部隊の後輩隊員2人に暴言を吐いたり、胸ぐらをつかんだりしたということです。


《カウンセラー松川のコメント》

詳細が不明なのでコメントも難しいですが、
加害者の人間性が悪い様な記述ですね。
そうだとしたら、これで改まると良いのですが・・・

被害者の皆様へ
体育会のノリで勤務されている方も少なからず存在しているので
何でも大きい声と自分の腕一本で物事を解決しようとする人も居ます。
被害に遭われたのは辛かったと思いますが、
この事案を後輩指導の糧として頂ければ、
良い職場環境の構築に資すると思います。
尚、心身に不調を感じられたら専門医の診察をお勧めします。

女子学生にセクハラ行為、テストの点数漏えいも 香川県立農業大学校の教授だった男性職員を停職処分

女子学生にセクハラ行為、テストの点数漏えいも
 香川県立農業大学校の教授だった男性職員を停職処分

 

2021年7月30日() 18:24 瀬戸内海放送

 

 香川県は香川県立農業大学校の教授だった男性職員が女子学生にセクハラ行為を繰り返した上ほかの学生のテストの点数を漏らしていたとして停職12カ月の懲戒処分にしました。

 

 懲戒処分を受けたのは香川県の農政水産部に所属し県立農業大学校に出向していた50代の男性職員です。

 

 県によりますと、男性職員は農業大学校の教授だった20208月から20213月にかけて1人の女子学生に対して体を触ったり、「愛している」などのメッセージを送りつけたりするセクハラ行為を繰り返していました。

 

 さらに、この女子学生にほかの学生の成績表のコピーやテストの点数などを漏らしていたということです。

 

 県の調査に対して男性職員は「学生を励ます意味で行った。本人が嫌がっているとは思わなかった」と話しているということです。


《カウンセラー松川のコメント》

行政官としては接する機会の少ない若い女性と接することで
問題を発生させてしまったのでしょう。
教員と言う強い立場なので、被害者から拒絶されないのを
自身の思いを受け止めていると勘違いし続けていたのでしょう。
「学生を励ます意味で行った」とのことですが、
励ましで「愛している」とは言わないと思いますが、
過去にこの言葉で奮起した方が沢山いらっしゃったのでしょうか。
この期に及んで見苦しい屁理屈だと感じました。
記事では加害者の氏名は伏せられていますが、
県庁内や地元では身バレしていると思いますから
停職処分が明けたら早々に県庁へ戻すのが、
被害者加害者双方にとって良いと思います。

被害者の方へ
半年以上もセクハラ被害を受けて、とても辛かったと思います。
また加害者が教員であったので、
成績や進路を考えると無碍に拒否も出来ない立場だったので
それも大変な思いだったでしょう。
加害者が懲戒処分を受けても心の傷が癒されるとは限りませんので
心身に不調がある場合は専門医の診察をお勧めします。

「その涙むかつく」発言の中学校教諭を戒告処分【熊本】

「その涙むかつく」発言の中学校教諭を戒告処分【熊本】

 

2021年7月30日() 17:55 テレビ熊本

 

熊本市教育委員会は、女性教諭が指導中に涙を流した生徒に対し「その涙むかつく」と発言し生徒に精神的苦痛を与えたとして、30日付で戒告の懲戒処分としました。

戒告の懲戒処分を受けたのは、熊本市立の中学校に勤務する女性教諭(41)です。

熊本市教育委員会によりますとこの教諭は、ことし4月、担任を務めるクラスの生徒数人を廊下に呼び出し、部活動に関して叱責。

涙を浮かべた1人に対し「その涙むかつく」と発言したということです。

生徒はこの次の日から数日間、学校を欠席しました。

熊本市教育委員会は、この教諭が生徒に精神的苦痛を与えたとして、30日付で戒告の懲戒処分としました。


《カウンセラー松川のコメント》

教員の叱責に対して、生徒が落涙したことによる、
暴言がパワハラ事案となりました。
叱責した理由や叱責内容が分かりませんので
詳しいコメントが出来ませんが、
他に人格を傷付ける発言も無かったので、
「その涙むかつく」発言が問題となっている様です。
さて、生徒は何で落涙したのでしょうか?
この部分が分かりませんとコメントも出来ませんが
小児などでは[泣けば済む]と思っている例は多いです。
被害者は中学生なので、まだ小児気分だったのも否定は出来ません。
この辺りは家庭教育や保護者の躾も大きく影響しますので。

被害者へ
叱責されたのは濡れ衣ではない様なので
叱られたら泣いて許して貰えるとは限りませんよ。

同僚を平手打ちした陸自隊員を懲戒処分 教育大隊で新人教育中

同僚を平手打ちした陸自隊員を懲戒処分 教育大隊で新人教育中

 

2021年7月30日() 13:12 京都新聞

 

 陸上自衛隊大津駐屯地(滋賀県大津市)は30日、同僚隊員の側頭部を平手打ちして軽傷を負わせたとして、同駐屯地の第109教育大隊で新人教育を受ける男性自衛官を停職30日の懲戒処分にしたと発表した。男性自衛官は31日付で依願退職する。

 

 同駐屯地によると、男性自衛官は513日、敷地内の集合場所に遅れてきた同僚隊員の態度に腹を立てて、平手打ちを1回したという。陸自中部方面総監部は、男性自衛官の特定につながるとして、年代や階級は公表しないとしている。


《カウンセラー松川のコメント》

新人教育中に新人が新人に対しての暴力行為と言う事案です。
[ムカついたから殴る]では社会人としては欠如しているものがありますね。
これから教育されて直る部分だったのかも知れませんが、
根本から直るとは限りませんから依願退職されたのは正解かも知れません。
でも、自衛隊で新人教育を受けている方の中に
未だにこの様な加害者も居るのですね。
もう昔話の世界かと思ってました。

被害者の方へ
同じ新人に殴られる謂われは無いですが、
団体行動では時間厳守が原則。
特に活動中の遅刻は命に関わることもありますので
今後は時間厳守を心掛けてください。

2021年7月29日木曜日

沖縄県立高校運動部主将の自死 部活動顧問の教職員を懲戒免職

沖縄県立高校運動部主将の自死 部活動顧問の教職員を懲戒免職

 

2021年7月29日() 21:33 沖縄テレビ

 

今年1月、県立高校の生徒が部活動の顧問から受けた執拗な叱責などを理由に自ら命を絶った問題で、沖縄県教育委員会はこの顧問を29日付けで懲戒免職としました。

 

県立高校の運動部で主将を務めていた男子生徒が自殺した事について、県教育委員会の第三者チームは「顧問との関係を中心としたストレスの可能性が高い」とする報告書をまとめました。

 

この問題をめぐり県教育委員会は、精神的な負担を与える言葉を用いて叱責する不適切な指導を繰り返し男子生徒が自ら命を絶ったとして、顧問の教職員を29日付けで懲戒免職としたことを発表しました。

 

県教育委員会の金城弘昌教育長は「このような痛ましい事案が二度と繰り返されないよう教員の人権意識の高揚を図り再発防止に努める」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

当該事案について大きな動きがありました。
県教委は加害者を懲戒免職処分としました。
一人の人間を死に追い詰めた行為は殺人に等しいと思います。
しかし、直接に手を下さなかったので刑事処分は難しいですが、
加害者としては下された懲戒処分の重さを感じて欲しいです。
そして、他の教職員の方々も他人事ではなく他山の石としてください。

御遺族の皆様へ
亡くなられた方が生きて還ることはありませんが、
行政として加害者に対して最大の処分を科したことで
この事案を重く評価した店については理解して頂き
御子息様の墓前に報告してください。

【長崎】体罰で教職員2人を懲戒処分 県教委

【長崎】体罰で教職員2人を懲戒処分 県教委

 

2021年7月29日() 19:08 長崎文化放送

 

 長崎県教委は、顧問をしている部活動の生徒に体罰を行ったとして、大村市の県立高校職員と佐世保市の中学校教諭を懲戒処分にしました。

 

 戒告処分を受けたのは大村市内の県立高校に勤める50歳の男性実習助手と、佐世保市内の中学校に勤める57歳の男性教諭です。

 大村市内の県立高校の男性職員(50)は、今年64日(金)の正午過ぎ、顧問をしている部活の生徒が、数日前に注意していたにも関わらず部室の鍵の管理を怠ったため激高し、生徒の顔を拳と平手で56回ほど叩きました。

 生徒は右頬が腫れ、口の中が切れるなどのけがをし、自宅で弟に出来事を話したところ、保護者に伝わり、保護者から連絡を受けたことで学校が把握しました。

 さらに、高総体の宿泊先で体罰が発覚したことを知った男性職員は、被害生徒が宿泊している部屋を訪れて状況を聞く中で「お前と関わって不幸だ」と不適切な発言をしました。

 後日、職員は校長立ち合いのもと被害生徒の保護者に謝罪しましたが、保護者から「近づけないでほしい」と要望があり、本人には直接謝罪していません。被害生徒は「男性職員と関わりたくない」と話していて、男性職員は校長から無期限で部活を離れるよう指導されています。

 男性職員は「被害生徒、保護者に対して大変申し訳なく思っている。二度とこのようなことは起こさない」と反省の言葉を口にしているということです。

 

 佐世保市の中学校の男性教諭(57)は、今年526日(水)の午後4時すぎ、顧問をしている野球部の部員17人中11人が練習時間になってもグラウンドに出てこず、部室の中で着替えもせずに応援歌を歌うなどふざけあっていたことに怒り、部室の扉を外から施錠し部員を1時間25分閉じ込めました。

 当時、閉じ込められた部員の1人が気分を悪くしましたが、その後の聞き取りでは心身への後遺症はみられず、登校や部活に行きたがらない部員はいないということです。

 男性教諭は前任校で、マナーが悪いと感じた他校の野球部を人権を侵害するような発言で指導したり、言うことを聞かない部員の胸ぐらをつかみ強い口調で叱責したりしたことで市教委などから指導を受けていて、今年3月までの1年間体罰の再発防止のための研修を受けていました。

 男性教諭は「以前から指導や研修を受けていたのにも関わらず不適切な指導をして大変申し訳ない。指導された感情のコントロールができなかったこともそうだが、私の感覚や資質が足りなかったことを改めて反省している。自分が情けない」と話しているということです。

 男性教諭はいったん部活から離れましたが、保護者から「部活の指導に戻してほしい」と要望があり、1週間後から指導に戻っています。

 

 県教委は「勤務時間内外に関わらず教職員としての使命感や倫理観を自覚することを強く促し県民の信頼回復に努める」としています。


《カウンセラー松川のコメント》

県立高校の男性職員(50)について
被害者は口の中が切れたので傷害事件ですよ。
平手だけでなく、拳で殴ったのですから、
これだけで言い訳も出来ませんし、もうパワハラなんかではありません。
しかし、この事案の原因は被害者にあるとも思えます。
数日前に注意していたにも関わらず部室の鍵の管理を怠ったとのこと。
高校生にもなって数日前に注意された事が守れないのもどうなのでしょう?
余計なひと言でしょうけど「お前と関わって不幸だ」本音でしょうね。
暴力大好き人間でもない限り、
懲戒処分の可能性大の事なんてしたくなかったでしょうから。

被害者の方へ
暴力を振るわれたのは純粋に被害者です。
しかし、なぜ殴られたのかも考えてみる必要はあります。
「殴られる程の事はしていない」とは言っても
相手を激高させているのは事実です。
今般は口の中が切れる程度でしたが、
学校の外で相手次第では殺されるてしまうかも知れません。
殺されてしまったら、もう人生お終いです。
先ずは注意された事は必ず守る事も覚えてください。


中学校の男性教諭(57)について
懲戒の方法に多少の問題はありましたが、
指導者としては放置していては駄目です。
結果論とすれば体調不良を起こした部員が発生した事が
問題を大きくしたのでしょう。
勿論、行為自体も監禁罪ですから、この点にも注意してください。

被害者の方々へ
部活やりたくなかったら、辞めて良いからね。
真面目に活動する部員にとって邪魔な存在だから。


2021年7月28日水曜日

JRA木村師に調教停止処分 競馬パワハラ裁判

JRA木村師に調教停止処分 競馬パワハラ裁判

 

2021年7月28日() 16:43 デイリースポーツ

 

 木村哲也調教師(48)=美浦=が、元厩舎所属の大塚海渡騎手(20)=美浦・フリー=に暴行を加えたとして略式起訴された件で、同師が土浦簡易裁判所から罰金刑(10万円)の略式命令を受け、27日に刑が確定したことが分かった。

 

 これを受けてJRAは28日、中央競馬会の調教師として重大な非行があったものと認め、日本中央競馬会競馬施行規程第148条第4項により、29日から裁定委員会の議定があるまで、同師による馬の調教を停止する処分を下すと発表した。18年マイルCS覇者ステルヴィオなど、木村厩舎に所属している全67頭は美浦・岩戸厩舎に転厩となる。

 

 なお、同騎手が暴言、暴行によるパワハラで精神的苦痛を被ったとして損害賠償を求めた民事訴訟は現在も係争中。

 

 【日本中央競馬会競馬施行規程(抜粋)】 第148条 競馬開催期間内において発生した事由に関する30日以内の調教、騎乗又は馬の出走の停止並びに過怠金の賦課及び戒告の処分は、次項に規定する事項に係る処分を除き、裁決委員が行う。

 

 2 裁決委員は、競馬開催期間内において発生した事由に関し競馬関与の禁止若しくは停止又は30日を超える調教、騎乗若しくは馬の出走の停止の処分を行う必要があると認めた事項その他特に必要と認めた事項については、取調書類に意見を付して裁定委員会に送付しなければならない。

 

 3 前項に規定する事項に関する処分及び競馬開催期間外において発生した事由に関する処分は、裁定委員会が行う。

 

 4 裁決委員は、必要があると認めるときは、裁定委員会の議定すべき事項の関係者に対し、その議定のあるまで、馬の調教、騎乗若しくは馬の出走を停止し、又はその議定のあるまで、その者に係る賞状、賞品若しくは賞金の授与若しくは支払を停止することができる。


《カウンセラー松川のコメント》 

略式命令に従ったと言うことは被告は罪を認めた訳です。
ここまでに至ってしまったのは、
やはり被告の未熟な人間性だったのでしょうか。

被害者の方へ
損害賠償請求の民事訴訟が続きますが、
こちらは長期戦を覚悟して頑張ってくださいませ。

困惑する生徒も…高校のサプライズ企画で芸人の“露出”動画 「セクハラに当たる」指摘も

困惑する生徒も…高校のサプライズ企画で芸人の“露出”動画
 「セクハラに当たる」指摘も

 

2021年7月28日() 10:25 西日本新聞(星野楽)

 

 「娘が学校行事の一環で、下品な映像を半ば強制的に見せられたと相談してきた」。西日本新聞「あなたの特命取材班」に、県立神埼高(佐賀県神埼市)の保護者から投稿が寄せられた。動画は、タレントの江頭2:50さんが下半身を露出したかのように見える芸を披露する内容で、クラスのホームルーム(HR)の時間に流された。専門家は「学校側の配慮不足」として、セクハラの可能性を指摘する。

 

 8月に校舎を移転する同校は20日、終業式の後に現校舎との「お別れ会」を体育館で開催した。吹奏楽部の演奏や、全校生徒の記念撮影などがあり、サプライズ企画として、卒業生の江頭さんがビデオメッセージを寄せた。

 

 動画は全部で154秒。前半の約50秒は、江頭さんが「校舎が取り壊しになるみたいだけど、悲しくなったら先輩のオレを見ろ! そして笑え!」などと生徒たちにエールを送る内容。

 

 後半の約1分で、ブリーフ姿の江頭さんが下着の両端を引っ張り上げて肩に掛ける芸「ブリーフ重量挙げ」を披露。布が破れて下半身が露出したかのように見える場面があり、局部はテロップで完全に隠していた。

 

 同校によると、事前に動画を確認し、「お別れ会の趣旨上、前半のメッセージ部分だけで十分」「後半は不快に思う生徒がいる可能性がある」として、お別れ会では前半だけを放映。後半は各クラス担任の判断でHR時に公開することを「黙認」し、9クラスのうち、8クラスが動画の全編を見たという。

 

 学校内のセクハラ問題や教職員教育に詳しい藍野大の吉田卓司(たかし)准教授は「本人の同意がない中で不快な動画を見せるのは、性別を問わずセクハラに当たる」として、「放課後に見たい人が別教室で見るなど、一定の線引きが必要だった」と指摘した。

 

 原口哲哉校長は西日本新聞の取材に対し「江頭さんの芸は広く知られており、動画の後半を見せないよう規制するまでは考えが及ばなかった。結果的に不快な思いをした生徒がいたならば、申し訳ない」と述べた。


《カウンセラー松川のコメント》

叩くのは簡単です。
個人の感想レベルで「嫌だと思った」これだけで出来ますから。
学校側は動画を確認して動画前半をお別れ会で公開したのは順当な判断でした。
しかし、後半部分の公開については
各クラス担任の判断でHR時に公開することを[黙認]したのは
責任をクラス担任に押し付けた形であり、管理職としての責任放棄と言えます。
この芸人さんの芸風からすれば特異な内容ではありませんし、
動画視聴が課内であったから「セクハラだ」と言うのも
行き過ぎな感はあります。
ところが、現行のセクハラも[個人の感想です]レベルで問題に出来るので
この様な事案となっても当たり前の社会と言えます。
学校側では、この辺りを予測したからこそ前半部だけ公開したのでしょうから、
後半部については非公開とすれば問題は防止出来たでしょう。
純粋な被害者とは言えないかも知れませんが、
この為に動画出演された江頭さんも、こんな形になってしまって
一種の被害者だと思います。

被害者の方へ
強制的に視聴させられた動画が、
あの芸風では嫌悪感を催しても不思議ではありません。
しかし、高校生に向けての動画と知っての内容なので
法令上は何等問題の無い動画となっていたはずです。
過度に意識をすると社会で生き難くなる可能性もありますので
清濁併せ呑む事も覚えられた方が良いとも思います。

「ポンコツ」「処分する」と部下にパワハラ発言した2等陸佐、懲戒処分に…朝霞駐屯地 発言した理由は

「ポンコツ」「処分する」と部下にパワハラ発言した2等陸佐、
懲戒処分に…朝霞駐屯地 発言した理由は

 

2021年7月28日() 9:45 埼玉新聞

 

 陸上自衛隊朝霞駐屯地は27日、部下の隊員にパワハラ行為を行ったとして、同駐屯地東部方面警務隊所属、50代の2等陸佐男性を戒告の懲戒処分にした、と発表した。

 

 同駐屯地によると2等陸佐は2019年9月19日と26日、千葉県習志野市の習志野駐屯地で、30代の男性隊員に「ポンコツ」「処分する」などと人格を否定する発言をして精神的苦痛を与え、職場環境を悪化させた。2等陸佐は「上司に報告せずに上級部隊に報告したことを巡り、指導した」と話しているという。 


《カウンセラー松川のコメント》

警務隊とは軍隊で言う憲兵隊。憲兵とは軍隊内で警察業務を行う職種。
即ち、自衛隊内の警察です。
よって規律については、他の職種以上に厳正でなくてはならないです。
その警務隊でパワハラ事案の発生です。
原因は部下が「上司に報告せずに上級部隊に報告した」からとのこと。
組織に於いては命令も報告も直下や直上に行うのが道理であり、
平時にこれをやらないことを[頭越し外交]と称し、
禍根を残す事があります。
今般の事案は当に禍根を残した事案の結果と言えます。
何故、上司に報告せずに上級部隊に報告したのか、
その理由が分からないと問題解決には至りません。
「パワハラはけしからん」と言うのは簡単ですが、
因果関係がある事案については、その原因も検討しないと、
再発する可能性があります。

被害者の方へ
通常の報告過程を経なかった理由は何でしょうか?
もしも、理由無く上司を飛ばして報告したのならば
組織で活動する上では問題行動でもあります。
それとも、加害者に問題があるので、
この様な報告過程になったのでしょうか。
それならば、この際ですからきちんと問題を表面化して
上司の処分も検討してもらう機会ですね。

遠野市議、セクハラ発言の疑い 市議会特別委が事実関係調査へ

遠野市議、セクハラ発言の疑い 市議会特別委が事実関係調査へ

 

2021年7月28日() 6:50 河北新報

 

 岩手県遠野市議会は27日、男性市議がセクハラ発言をした疑いがあるとして、事実関係を調査する「倫理検証特別委員会」を設置した。再発防止策も話し合い、9月定例会最終日までに結論を出す。

 

 同日の臨時会に示された調査報告書などによると、男性市議は5月4日、他の3市議と共に、市内であった民間主催の飲酒を伴う会合に出席。同席した女性にセクハラ発言をした疑いが持たれている。

 

 6月に匿名の投書が市議会に届き、真偽を確認する特別委員会が3市議を含め聞き取りを行った。その結果、「不適切な言動が一切なかったとは言い切れない」と報告書にまとめ、新たな特別委の設置となった。


 男性市議は取材に対し、「嫌な思いをした人がいるのなら謝りたいが記憶があいまい」と、事実認定への態度を留保している。議会では「真実を明らかにし、市民に説明するのが議会の責任だ」との声が上がっており、今後の検証方法が焦点となる。


《カウンセラー松川のコメント》

何が起きたのか記事では分かりませんが、
酔った勢いで何か言ってしまったのでしょうね。 
また、素面であっても本人に悪意が無いと
どの発言がセクハラなのか分からない可能性もあります。
公人となると発言一つでも大騒ぎになる一例です。

被害者の方へ
「セクハラだ」と思ったら、それはセクハラですから、
嫌な事は嫌と言える世の中を作るのは大切なことです。
しかし、匿名での投書と言うことは
投書者自身は被害感覚が無いですが
「こんな発言を許して良いのか」とお怒りとも感じられます。
そうだとしたら[余計なお世話]にも思えます。
真の被害者さんはいらっしゃるのでしょうか?

2021年7月27日火曜日

コーチが部員の顔面足蹴り 中学校バレー部 「カッと...」

コーチが部員の顔面足蹴り 中学校バレー部 「カッと...

 

2021年7月27日() 19:36 フジテレビ

 

中学校のバレー部のコーチの男が、部員の顔面を足げりするなどし、けがをさせた疑いで逮捕された。

 

傷害の疑いで逮捕されたのは、熊本・八代市の宮田英明容疑者(47)。

 

警察によると、宮田容疑者は724日午前10時ごろ、バレー部のコーチを務める八代市の中学校の体育館で、男子部員の顔面を足げりするなどして、けがをさせた疑いが持たれている。

 

調べに対し、宮田容疑者は、大筋で容疑を認めていて、「カッとなって覚えていない部分もある」と話しているという。


《カウンセラー松川のコメント》

傷害で逮捕となると体罰の域を超えていると思います。
加害者も「カッとなって覚えていない部分もある」とのことですが、
肝心なのは何が起きてカッとなったかです。
生徒の言動が悪かったのかも知れません。
しかし、怪我となる様では体罰ではなく暴力ですから、
言い訳も許されない状態ではあります。

被害者の方へ
怪我を負うほどの暴力を受けたのですから、
非常に怖かったと思います。
心にも傷が出来る可能性はありますので、
心身の不調があれば御家族と相談して専門医の診察をお勧めします。

同僚女性の肩や尻触り、セクハラで処分 ポートライナー運行の神戸新交通、係長級の50代男性社員

同僚女性の肩や尻触り、セクハラで処分
 ポートライナー運行の神戸新交通、係長級の50代男性社員

 

2021年7月27日() 18:10 神戸新聞

 

 ポートライナーなどを運行する神戸市の外郭団体「神戸新交通」は27日、同僚の女性社員の体に触れるセクシュアルハラスメントを行ったとして、係長級の50代男性社員を出勤停止3日間の懲罰処分にすると発表した。処分は同日付。男性社員は「ハラスメントに対する認識が甘かった」と話しているという。

 

 同社によると、男性社員は4月、勤務時間中に職場で女性社員の頭や髪をなで、肩に触れた。目撃した別の社員が総務部に通報。社内の調査で、女性社員は同じ男性社員から過去にも2度、肩や背中、尻を触られていたことも判明し、計3回のハラスメント行為を認定した。

 

 また同社は27日付で、管理監督責任を問い、男性社員の元上司ら3人を口頭厳重注意などに処した。


《カウンセラー松川のコメント》

加害者はハラスメントの意識が無かった様ですが、
「万引きを窃盗とは思わなかった」と同じ発想です。
やっている事は社内でなく車内であれば痴漢ですから。
職場とは言え他人、特に異性の身体に触れるのは
セクハラとなり易いので要注意です。
そして、今回の事案も周囲に居た目撃者からの通報で発覚。
職場全体でハラスメントが起きていないか
気を配ることが大切です。

被害者の方へ
好意を抱いていない相手が勝手に身体を触れるのは
許しがたいと思います。
よく我慢されましたね。
加害者は懲戒処分となりましたが、
意趣返しをする可能性もあるので要注意です。
また、心身に不調を来したら専門医の診察をお勧めします。

後輩隊員に何度も連絡、手を触るなどの“セクハラ”…停職4日の幹部自衛官「好意を持っていたのでやった」

後輩隊員に何度も連絡、手を触るなどの“セクハラ”
…停職4日の幹部自衛官「好意を持っていたのでやった」

 

2021年7月27日() 12:26 北海道放送

 

 今年1月から3月、後輩隊員に対し、何度も連絡したり、手を触ったりする“セクハラ”をくり返していたとして、20代の男性幹部自衛官が停職4日の懲戒処分を受けました。

 

 懲戒処分を受けたのは、第7高射特科連隊に所属する20代の男性幹部自衛官です。第7師団によりますと、この幹部自衛官は1月から3月中旬ごろまでの間、後輩隊員に対し、何度も食事に誘う、過度に電話やメールで連絡する、業務指導と称してパソコン操作中に手を触るなどのセクハラをくり返し、精神的苦痛を与えました。被害にあった後輩隊員が上司に相談、事態が発覚しました。

 第7師団は後輩隊員の性別や年齢などは明らかにしていませんが、調査に対して幹部自衛官は「好意を持っていたのでやった。深く反省している」と話しているということです。

 第7高射特科連隊は「部隊としては、組織として“セクハラ”を許さないという強い姿勢をもってその根絶を図るべく取り組んでいるところであり、今後このようなことが起こることのないよう、一層の服務指導を徹底してまいります」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

行為がセクハラになったので、加害者の片思いだった訳ですね。
加害者の気持ちも分からなくはないですが、
例え純粋な好意であっても「立場を利用している」と
判断される身であることを自覚して欲しいです。
そして、組織としてのコメントは定型化しており、
もはや形骸であるとしか言えません。

被害者の方へ
職場の上司からの誘いだと断るのも苦労されたと思います。
また、断らずに同行したとしても苦痛だったでしょう。
しかも、勤務中も理由を付けて身体に触れてくるのですから
本当に精神的苦痛は大きかったと思います。
勇気を出して上司に相談し、対応されたのが不幸中の幸いでしょう。

2021年7月26日月曜日

ミスした隊員に"反省"と称し腕立て伏せ&頭蹴る暴行も…隊員向けアンケートで発覚 男性自衛官を懲戒処分

ミスした隊員に"反省"と称し腕立て伏せ&頭蹴る暴行も
隊員向けアンケートで発覚 男性自衛官を懲戒処分

 

2021年7月26日() 19:30 北海道文化放送

 

 指導の中で"反省"と称して部下隊員に腕立て伏せをさせるなど、いわゆる「パワハラ行為」をしたとして、30代の男性自衛官が懲戒処分となりました。

 

 減給15分の11か月)の懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊北部方面隊第11旅団第11後方支援隊に所属する30代の男性2等陸尉です。

 

 男性2等陸尉は20182月ごろから6月ごろまでの間、北海道札幌市の真駒内駐屯地や千歳市内の演習場で、複数の男女の部下隊員を指導する際"反省"と称して腕立て伏せをさせるなど不適切な指導をしました。

 

 自衛隊によりますと業務上のミスをした部下隊員が対象で、男性2等陸尉が許可を出すまで腕立て伏せを続けさせるような指導もあったということです。

 

 また男性2等陸尉は同期間中、誤ってストーブにガソリンを入れようとした隊員に対し、鉄帽を被っている頭を蹴る暴行も加えていました。

 

 いずれも同年10月の隊員向けのアンケート調査で発覚。内部調査に男性2等陸尉は「"反省"と称して指導が始まり、続けてしまった」などと話しています。

 

 自衛隊は726日付で男性2等陸尉を減給の懲戒処分としました。


《カウンセラー松川のコメント》

反省での腕立て伏せ自体は何でもなくても、
それを強要するとパワハラになる時代となりました。
強要すればパワハラとなる事が判明すれば、
今後は強要せずに無言の圧力と化すでしょう。
しかし、公安職は自らだけでなく
他者の生命財産をも預かる仕事での甘やかしは
任務中の事故に繋がる可能性を秘めていると
危惧もしております。
それにしても、
石油ストーブにガソリンを給油しようとしたら
半殺しにされても文句を言えない致命的なミスだと
思うのです。

被害者の方々へ
パワハラはあってはならない事案です。
しかし、公安職と言う仕事に自ら就いた以上は
訓練中の厳しさを知らないと勤まらない部分はあります。
決して、広報画像の様なカッコイイ部分だけが全てではなく、
その陰に厳しい訓練があることを忘れないでください。

会社役員が車内でパワハラか 傷害で逮捕 (福島)

会社役員が車内でパワハラか 傷害で逮捕 (福島)

 

2021年7月26日() 19:18 福島放送

 

会社役員が、従業員を殴り、全治3カ月のけがをさせたとして逮捕されました。郡山市に住む会社役員の望月隆弘容疑者(48)は、7月16日、郡山市から福島市へ移動中の自動車の中で、40代の男性の背中を、金属製の工具で殴るなどして、全治3カ月程度のけがをさせた疑いが持たれています。警察によりますと、望月容疑者と男性は、上司と部下の関係で、車の中は2人きりだったということです。望月容疑者は、男性を殴ったと容疑を認めています。


《カウンセラー松川のコメント》

金属製の工具での暴行であれば、
これはもうパワハラではなく暴力事件です。
しかも、全治3ヶ月の怪我を負わせているのですから、
傷害事件です。

被害者の方へ
とんでもない役員の会社に勤めてしまいましたね。
工具で攻撃されたのですから恐怖も酷かったと思います。
心の傷になるかも知れませんので、
何か異変を感じたら専門医の診察をお勧めします。

国家公務員の苦情・相談、過去最多の1727件…パワハラ・いじめ362件

国家公務員の苦情・相談、過去最多の1727件
…パワハラ・いじめ362件

 

2021年7月26日() 1:25 読売新聞

 

 人事院は、国家公務員から寄せられた2020年度の職場の苦情や相談が、前年度から106件増の1727件となり、過去最多を記録したと発表した。増加は5年連続。

 

 相談内容は、ハラスメント関係が391件と最も多く、内訳はパワハラ・いじめ362件、セクハラ24件などだった。ハラスメント関係に次いで、勤務時間・休暇関係307件、任用関係184件が多かった。相談者を省庁別で見ると、法務省が266件と最多で、厚生労働省178件、国土交通省134件と続いた。

 

 人事院の担当者は「限られた人数で仕事をこなさなければいけない環境が不満や相談につながっている」と分析している。


《カウンセラー松川のコメント》

去る7月14日に拙ブログで紹介致しました記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 職員の苦情相談、過去最多 20年度、ハラスメントが3割 人事院 (mms119.blogspot.com)
と、時事通信発信ニュースと数値が異なるのが非常に気になります。
しかし、人事院担当者のコメントが同じなので
同じ統計だと思います。
相談件数について、
法律に関する中央省庁とも言える法務省が一位、
ハラスメント防止に関する中央省庁である厚労相が二位、
と、とんでもないワンツーフィニッシュです。
霞が関は大丈夫でしょうか?

2021年7月25日日曜日

山梨大、教授を諭旨解雇処分 学生らに精神的苦痛 詳細公表せず

山梨大、教授を諭旨解雇処分 学生らに精神的苦痛 詳細公表せず

 

2021年7月25日() 10:00 毎日新聞(田中綾乃)

 

 山梨大は、学生や教員に精神的な苦痛を与えたとして、大学院総合研究部医学域の50代の男性教授を諭旨解雇の懲戒処分にしたと発表した。処分は20日付。また、当時の医学域長を厳重注意処分とした。

 

 同大によると、男性教授は学生1人と教員2人の人格や尊厳を傷つけ、就学や研究環境を悪化させ、精神的な苦痛を与えたという。島田真路学長は「このような事態が生じたことは誠に遺憾。教職員に規範意識の自覚と人権擁護意識の徹底を図りたい」などとするコメントを出した。

 

 同大は21日、ホームページ上で処分を公表。「詳細や当事者に関する情報は、被害者のプライバシーが侵害される恐れがあるため、公表を差し控える」としている。


《カウンセラー松川のコメント》

事案の詳細が伏せられていますが、
懲戒処分の中では2番目に重い[諭旨解雇]とのことから
事案が相当に悪質であったことが分かります。
その割には上司が[厳重注意]と言うアンバランスさは
何なのでしょうか?

被害者の方々へ
教授と言う権力者によるハラスメントには抗うことも難しいので
一方的に被害者となるしかないでしょうから
それは大変なことだったと思います。

2021年7月23日金曜日

「息子の死を無駄にさせない」 県教委に再発防止策求める両親

「息子の死を無駄にさせない」 県教委に再発防止策求める両親

 

2021年7月23日() 8:30 毎日新聞(松室花実)

 

 自宅の玄関にはあの日、生徒が命を絶つ前に置いていったカバンがそのまま残されていた――。20127月、岡山県立岡山操山(そうざん)高校(岡山市中区)で野球部マネジャーだった2年の男子生徒(当時16歳)が自殺して、25日で9年になる。「悪口を言わない優しい子だったから、言葉の暴力をそのまま受け入れてしまったのかな。『少しは悪口を言ってもいいんだよ』と教えておけば良かった」。両親はいまだに悔やみ続けている。

 

 県教委は当初、生徒が自殺した原因を「不明」としたが、両親が第三者委員会による再調査を繰り返し要望。ようやく調査が始まったのは、生徒が亡くなって6年後の188月だった。両親は「決して命を無駄にするような子ではなく、『まさかうちの子が』と信じられなかった」と振り返る。今年3月、「野球部監督からの激しい叱責などが自殺の原因だった」とする報告書がまとめられ、県は6月、ホームページで全文を公開した。

 

 第三者委は報告書で、再発防止策の進捗(しんちょく)状況の公表と第三者からの評価、検証を提言した。だが、県教委からは説明や関係者の処分など具体的な対応は何もないという。両親は「息子の死を無駄にしたくない」といい、報告書で指摘された問題点を踏まえた適切な再発防止体制を早期に築くよう求めている。

 

 報告書によると、生徒は114月に入学し、野球部に入部。元部員は聞き取り調査に対し、監督の男性教諭から「ミスをした時に『殺すぞ』と言われた」「態度が気に入らないとパイプ椅子を振り上げる」と明かすなど、日常的に暴言や体罰が繰り返されていた。生徒もたびたび叱責され、「耐えられない」と126月に退部。だが他の部員から戻るよう促され翌月、「マネジャーなら叱られない」と考え復帰した。

 

 同年725日、別の部員が体調不良を訴え、監督は氷の用意をさせようと生徒を呼んだが、部室を清掃中で気がつかなかった。激怒した監督は練習後、炎天下のグラウンドに生徒を1人残し、怒鳴り続けた。その帰り道、生徒は同級生に「もう俺はマネジャーじゃない。存在しているだけだ」と話したのが最後の言葉となり、同日夜、自ら命を絶った。

 

 こうした事実が報告書で明らかになった3月、遺族は県教委に説明と謝罪、関係者の処分などを求めた。県教委からは、父親が再度メールを送った5月中旬まで返答がなかったという。当時の監督とは生徒が亡くなった1年後、一度だけ面会したが謝罪はなかった。「手紙でなら謝罪を受け入れる」と申し入れても一切連絡がなく、現在も教員を続けているという。県教委は取材に対し「再発防止策は検討中。遺族への謝罪、関係者への処分なども調整中なので、現段階で具体的なことはコメントできない」としている。

 

 両親は「パワハラをする教員がいる限り、ひとごとではない。二度と同じ悲劇が起こらないよう、教員への指導や法整備などパワハラをなくすための仕組みを整えなければならない」と訴えている。


《カウンセラー松川のコメント》

行政としてはもう触れて欲しくない事件なのだと思います。
また、掘り返されると都合の悪い事情があるのかも知れません。
だから、調査に及び腰の部分があるのでしょう。
教員は児童生徒に対しての絶対者でありますから、
尚更にハラスメントに関する知識と防止に注力して欲しいです。

2021年7月22日木曜日

木村哲也師に罰金10万円の略式命令 大塚海渡騎手への暴行罪で

木村哲也師に罰金10万円の略式命令
 大塚海渡騎手への暴行罪で

 

2021年7月22日() 17:18 日刊スポーツ

 

土浦区検に暴行罪で略式起訴された木村哲也調教師(48)に対して、土浦簡裁が12日付で罰金10万円の略式命令を出していたことが22日、分かった。

 

同師は191211日に当時師弟関係にあった大塚海渡騎手(20)が祝儀袋の字が汚かったことで、同騎手を怒鳴り、頭をたたいたとされていた。大塚騎手が15日に茨城県警稲敷署へ被害届を提出、受理され、630日に土浦区検が木村師を略式起訴していた。

 

暴行罪の罰金刑は1万円以上、30万円以下。今回下された10万円という罰金について、鈴木和憲弁護士は「平手で頭部をたたいた事案としては決して軽いものではないと思います。動機、背景事情を重く見たものと思われます」と見解を示した。同師が罰金の納付を済ませれば、一連の刑事手続きが終了する。JRA広報は「木村師から状況報告は受けていますが、まだ刑が確定したとは聞いておりませんので、コメントは差し控えさせていただきます」とした。

 

また、1912月の暴行に加え、暴言なども含めたパワハラ行為をめぐる民事訴訟は現在も係争中。鈴木弁護士は「刑事事件と民事事件はあくまで別の手続きです。しかし、民事手続きよりも厳格な証明を必要とする刑事手続きにおいて、(19年)1211日の暴行について罰金刑が下されたことは、民事裁判には少なからず影響を与えると思われます」とコメントした。


《カウンセラー松川のコメント》

スポーツ紙でしか扱わない特異事件ですし、
加害者にいちいち”師”と敬称を付けているのがイラっとさせられております。
さて、簡裁で略式命令が出たとのこと。
これで罰金を払えば刑は確定ですが、さて加害者はどう出るのでしょうか。

被害者の方へ
刑事事件さえも終わっていませんし、民事も残っています。
まだまだ裁判には時間を要しますが根気よく戦ってください。

退部届を直接持参しなかった…野球部監督が部員を繰り返し叱責、不登校になって転校

退部届を直接持参しなかった
…野球部監督が部員を繰り返し叱責、不登校になって転校

 

2021年7月22日() 13:42 読売新聞

 

 日本学生野球協会は20日、長崎県立鹿町工業高(佐世保市)の野球部の男性監督(43)を、今月1日から3か月の謹慎処分にしたと発表した。

 

 発表では、監督は5月、退部の意思を示した1年生の部員が退部届を直接持ってこなかったとして、この部員を呼び出して繰り返し厳しく叱責(しっせき)したという。部員はその後不登校になり、転校した。

 

 現在行われている夏の高校野球長崎大会では、監督に代わって同部の部長が指揮を執っている。西村知巳教頭は「生徒に精神的ダメージを与え、転校という結果に至り、非常に申し訳ない。今一度、不祥事の根絶や法令順守の徹底を図っていきたい」としている。


《カウンセラー松川のコメント》

「退部届くらい自分で提出したら」と思いましたが、
こんな事をする相手だから直接渡したくなかったのでしょうね。
それでも、県教育委員会としては何も処分していないのが不思議です。
この監督には何か凄いバックが付いているのでしょうか?

被害者の方へ
退部理由も監督が原因なのでしょう。
だから原因の当事者となった監督は激高したのでしょうし、
それが嫌だから直接に退部届を渡せなかったのでしょう。
心の傷も軽くないと思います。
今は専門医による診療を受けてないとしても、
心身に変調を来したら専門医の診察を受けてくださぃ。

小学校講師の女性、注意聞かない児童を平手打ち…校長は報告せず「多忙で失念」

小学校講師の女性、注意聞かない児童を平手打ち
…校長は報告せず「多忙で失念」

 

2021年7月22日() 13:15 読売新聞

 

 兵庫県尼崎市は21日、市立小学校で2019年9月に女性の非常勤講師が児童を平手打ちする体罰があったと発表した。市教育委員会は、報告を怠った校長とともに厳重注意とし、講師は既に退職した。

 

 発表では、講師は児童が注意を聞かなかったため頬をたたいた。児童にけがはなかったが、校長も体罰を把握しながら市教委に報告せず、「多忙で失念していた」と話しているという。

 

 市のアンケート調査で分かった。市立尼崎高校の体罰問題を受け、体罰に特化した内容で昨年10月に実施したもので、小中、高校、特別支援学校の児童や生徒計3万2402人が対象だった。他にも、児童の胸ぐらをつかむなど不適切な指導や暴言が10件判明したという。

 

 市は今後も毎年、体罰に関するアンケートをする。


《カウンセラー松川のコメント》

[体罰=暴力]の時代となり、教員も気苦労が絶えなくなったと思います。
[子供は弱者、守られる者]と言う固定観念に凝り固まっている気がします。
[子供は体力的にも弱いが、頭脳も弱い]ので、
口頭指導だけでは通じない場合もあります。
他の動物と一緒にはしたくありませんが、
時には身体で覚えて貰わないとダメな時もあります。
また、家庭教育や躾もされていない子供が増えているので
尚更に言っただけで従う子供も減っている様です。
感情的な体罰は問題かも知れませんが、
必要に応じた体罰は容認しないと教員がダメになる気がします。

被害者へ
先生の言うことには従え!

「業務に臨む姿勢に腹立って」部下隊員に暴言や机蹴る"パワハラ"…投書で発覚 幹部自衛官を懲戒処分

「業務に臨む姿勢に腹立って」
部下隊員に暴言や机蹴る"パワハラ"
投書で発覚 幹部自衛官を懲戒処分

 

2021年7月22日() 11:15 北海道文化放送

 

 複数の部下の隊員に威圧的な言動をするなどいわゆる「パワハラ行為」をしたとして、陸上自衛隊の幹部自衛官が懲戒処分となりました。

 

 停職4日の懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊北部方面対舟艇対戦車隊に所属する40代の男性幹部自衛官です。

 

 男性幹部自衛官は20203月ごろから20215月下旬ごろまでの間、複数の部下隊員に対して威圧的な言動などをして精神的苦痛を与え、職場環境を悪化させました。

 

 自衛隊によりますと男性幹部自衛官は部下に対し、日常的に人格を否定するような発言をしたり、自らの机を蹴ったりするなどの言動をしていたということです。

 

 5月末に所属する隊に匿名の投書が寄せられ、幹部自衛官による「パワハラ行為」が記載されていたことで事態が発覚しました。

 

 これまでに部下隊員らから相談などは寄せられておらず、退職した隊員も確認されていません。

 

 内部での調査に男性幹部自衛官は深く反省している上で「部下隊員の業務に臨む姿勢に腹が立ってやった」などと話しているということです。

 

 陸上自衛隊は721日付で停職4日の懲戒処分とし、男性幹部自衛官は職務を継続する意思を示しているということです。

 

 陸上自衛隊北部方面総監沖邑佳彦陸将は「常日頃から隊員に対し教育及び指導を実施しているところではありますが、今回のような事案が発生したことは誠に残念です。今後さらなる服務教育及び指導の徹底を図り、ハラスメントの絶無に努めていく所存です」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

体育会系職場特有の事象ですね。
日常的に人格攻撃は攻撃された者に留まらず周囲の者を萎縮させ
職場環境を悪化させる行為です。
但し、加害者の談として「部下隊員の業務に臨む姿勢に腹が立ってやった」
とありますので、
「今ドキの者は」とか「こんな気持ちで務まるのか」と言う気概が
パワハラ行為に至ったのかも知れません。
先日も当直勤務中に半長靴を脱いで勤務していた陸自隊員を
叱責し過ぎてパワハラ事案に至った件もありますので、
自衛隊の職場内で平和呆けや役人根性が発露していないか
それも気になります。
いくら自衛隊でも勤務中始終緊張していては
毎日の勤務にも支障が出るかも知れませんが、
民間企業とは異なるので多少の厳しさは必要だとも思います。

被害者の方々へ
退職に至らず、それはそれで何よりですが
心身に不調が見られる様でしたら専門医の診察をお勧めします。

体押し転倒、テスト点数公表…教諭1人で体罰・暴言8件 熊本市

体押し転倒、テスト点数公表…教諭1人で体罰・暴言8件 熊本市

 

2021年7月22日() 11:03 熊本日日新聞(臼杵大介)

 

 熊本市体罰等審議会は21日、力合小の保護者らが相談した1人の教諭による16件を審議し、2件を「体罰」、6件を「暴言など」に認定した。2020年度に審議会が始まって以降、教諭1人の件数としては最多。

 

 市教委によると、計8件は19、20年度に発生。このうち「体罰」は、長縄跳びの練習中に縄跳びの柄を投げた教諭が、児童に「やりすぎでは」と言われたため、体を押して転倒させた。また体育の授業中に、騒がしかったとして児童の首のあたりをつかみ、集団から引っ張り出して全員の前で強く叱責[しっせき]した。

 

 「暴言など」は、ボタンを留め忘れた児童に「セクシーだね」と言ったり、児童のテストの点数を他の児童の前で公表したりした。

 

 「体罰」や「暴言など」を受けた児童は12人。全員この教諭が担任をしていた。一時登校できなくなった児童もおり、教諭は「子どもたちに苦痛を与えて申し訳ない」と話しているという。

 

 残る8件中7件は「不適切な行為」と認定した。指導のために特定の児童の給食を中断させるなどしていた。1件は該当外。

 

 市教委は教諭の性別や年齢、現在の在籍校は、特定される可能性があるとして明かさなかった。教諭の処分を検討している。


※ 続報がありましたので掲載致します

教師、反応少ない児童に英語で「言っている意味わかるか」
…暴言と認定

 

2021年7月25日() 10:35 読売新聞

 

 熊本市教育委員会は21日、体罰等審議会を開き、力合小の教諭が2019~20年度に行った行為2件を体罰、6件を暴言と認定した。

 

 発表によると、長縄練習の指導に対して「やりすぎではないか」と意見した児童を押して転倒させた行為と、体育の授業中に児童の首付近をつかんで引っ張り、強く叱責(しっせき)した行為を体罰と認定した。

 

 また、長縄に引っかかった児童に「うまくできんなら抜けろ」と大声で叱責した行為や、反応の少ない児童に「言っていることの意味がわかるか」と言い、英語で話しかけた行為など6件を暴言と認定。同じ教諭の他の行為7件についても不適切な行為と認定した。

 

 教諭の処分については今後、市教委が検討する。


《カウンセラー松川のコメント》

[長縄跳びの練習中に縄跳びの柄を投げた教諭]
投げた理由が記されていないので判断のつけようもありません。
いきなり投げつけたとしたら、それは尋常ではありませんので、
教員の職から外した方が良いです。
ところが教委側もそこまでは踏み込んでいません。
そうなると「やりすぎでは」と言った児童が批判的にも受け取れます。
教員が叱っている行為に対して児童如きが批判すれば激高するでしょう。
いや、本当は大人気無いですよ。子供の発言にいちいち腹を立てていれば。
しかし、騒がしかったとして児童の首のあたりをつかみ、
集団から引っ張り出して全員の前で強く叱責したらダメなのですか?
騒いだ児童を叱るのは当然でしょう。
間違い無く問題なのは「セクシーだね」発言。皮肉だとしてもセクハラです。
テストの点数を他の児童の前で公表も今は問題視されるでしょう。
昔でも問題なのでしょうけど、
その頃は「言われて恥ずかしい点数を取るのが悪い」でしたから。
当該教諭は激高し易いタイプなのだと思いますので、
良い生徒の集まる学校でないと勤まらないと思います。
今の児童生徒は自由に生きてますし、
その様な家庭教育を受けている子供が多いですから。

【追記:2021.7.27】
2020年度から小学生でも英語は必修化しているので
あえて英語で話し掛けているのかも知れませんが
真意は分かりません。


被害者や保護者の方々へ
教員を非難するのは簡単ですが、
我が子がきちんと学校生活を送っているかも
確かめた方が良いかも知れません。
但し、お子さんが真実を話すかはまた別問題ですが。

感情的になった寄宿舎指導員、生徒を引き倒して足首引っ張る…頬に擦り傷負わす

感情的になった寄宿舎指導員、生徒を引き倒して足首引っ張る
…頬に擦り傷負わす

 

2021年7月22日() 9:58 読売新聞

 

 北海道教育委員会は21日、男子生徒の右頬に擦り傷を負わせたなどとして、石狩地方の特別支援学校の男性専門寄宿舎指導員(59)を減給10分の1(2か月)の懲戒処分とした。

 

 発表によると、男性は今年2月、男子生徒の態度に対して感情的になり、畳の上に引き倒した後、両手で左足首を引っ張り、右頬に擦り傷を負わせた。

 

 道教委はこのほか、昨年9~10月頃に同僚の両腕を複数回殴った道南地方の教育局の男性操機長(38)を減給10分の1(1か月)、昨年8月に部活動中の指示に従わなかった男子生徒の腹部を右足裏で蹴った渡島地方の高校の男性教諭(27)を戒告のそれぞれ懲戒処分とした。


《カウンセラー松川のコメント》

特別支援学校の男性専門寄宿舎指導員(59)について
必ずしも理解力に長けている生徒とは限らないので
場合によっては同じ事を何度も繰り返して指導しなければならない
その様な環境なので根気が必要です。
特別な環境の職場なので、相応の人材を充てる必要があると思います。

被害者の方へ
突然の暴行に動転されたのではないでしょうか。
相談出来る方を見つけて、いつでも相談出来る様になれると良いと思います。

高校の男性教諭(27)について
腹部を右足裏で蹴ったのは行き過ぎでしょう。
指示に従わなかった生徒が悪いとしても、蹴ったのは問題です。

被害者へ
部活動中でも先生の指示に従った方が良いと思いますけど、いかがですか?

警察施設内で女性職員の肩や脚に触れる、巡査3人を処分…「悪ふざけでやってしまった」

警察施設内で女性職員の肩や脚に触れる、巡査3人を処分
…「悪ふざけでやってしまった」

 

2021年7月22日() 9:05 読売新聞

 

 滋賀県警は、同僚の女性職員にセクハラ行為をしたとして、20歳代の男性巡査1人を所属長訓戒、同2人を本部長注意の処分とした。6月30日付。

 

 県警監察官室によると、3人は、昨年5月から今年5月28日までの間、警察施設内で複数回にわたり、女性職員の肩や脚に触れるなどした。女性が上司に相談して発覚。3人は「悪ふざけでやってしまった。不快な思いをさせ、申し訳ない」と話しているといい、うち1人は6月4日付で依願退職した。

 

 

※ 詳細な記述もありますので別記事も掲載致します 

ボールペン3本窃盗疑い、50代警部補を書類送検 滋賀県警、
セクハラの20代巡査3人も処分

 

2021年7月21日() 20:06 京都新聞

 

 文房具を万引したとして、滋賀県警は21日までに、窃盗の疑いで、県警本部の50代の男性警部補を書類送検し、減給100分の103カ月)の懲戒処分とした。警部補は依願退職した。

 

 書類送検容疑は、休日だった529日午後020分ごろ、大津市内の量販店でボールペン3本(計500円相当)を盗んだ疑い。書類送検と懲戒処分は1日付。

 

 また、県警は、20代の男性巡査3人が昨年5月から約1年の間、警察施設で同僚の女性職員の肩や脚を複数回触るセクハラ行為をしたとして、2人を本部長注意、1人を所属長訓戒=いずれも630日付=とした。所属長訓戒を受けた巡査は依願退職した。

 

 県警監察官室は「このような非違事案が立て続けに起き、職員への職務倫理教養を徹底する」とした。


《カウンセラー松川のコメント》

被害内容は記事では穏やかですが、懲戒処分された上に一人は依願退職です。
実際は相当に悪質な内容なのだと思います。
警察には警察官の他に法執行官ではない職員も勤務しています。
職員は会計など県の公金を扱うなど事務専従となります。
表沙汰にはなっていませんが、
警察官は職員を「法執行も出来ない事務屋」と
職員は警察官を「職員試験にも合格しない馬鹿」と
互いに見下している面もあり、
それが今回の警察官による職員への猥褻行為に至ったとも考えられます。
まぁ悪ふざけで複数の男性で女性に何かするのですから、
その程度の頭脳と精神なのは間違いないです。

被害者の方へ
同じ職場の者複数名に職場で猥褻行為をされたのは
非常に辛い被害だったと思います。
心身に不調を感じられたら躊躇せずに専門医の診察をお勧めします。

大田原署次長が部下にパワハラ 本部長注意処分と異動に

大田原署次長が部下にパワハラ 本部長注意処分と異動に

 

2021年7月22日() 7:01 下野新聞

 

 部下に対するパワーハラスメントがあったとして、栃木県警は21日、大田原署次長の警視を地域課航空隊長へ動かす臨時の人事異動を発令した。

 

 監察課によると、警視は3月以降の一定期間、同署の部下職員に相当性を欠く業務上の指導を繰り返した。指導には業務上の必要性があったものの、一部の発言と態度が相当性の範囲を超え、他の職員の前で行うなど配慮に欠けていたという。

 

 警視は調査に対し、不適切な言動であったことを認めている。県警は9日付で、本部長注意処分とした。県警は「事案が公表基準に該当しない」として、詳細は明らかにしていない。

 

 警視の異動は、部下職員への不適切な言動に対する人事措置。後任の大田原署次長には地域課航空隊長が21日付で就任した。


《カウンセラー松川のコメント》

大田原署次長は薄葉光夫警視で前任は警備二課警衛警護管理官なので
エリートコースを歩まれている様です。
それにしても異動を伴う処分と言うのも珍しいですが、交代とは言え、
問題有る人物を押し付けられた形の航空隊としてはいかがなものでしょうか?
航空隊は小さな所帯だけに逆に心配になります。
まぁ階級社会となると、上位の者は絶対的な存在となるので
時には暴君となってしまう残念な人も出てしまいがちです。
尚、薄葉警視と交代するのは保沢亨典警視で地域課航空隊長の前任は
さくら署次長を務められてました。

被害者の方々へ
本部でも問題視するほどのハラスメントなのですから
受ける側はとても辛かったと思います。
新しい次長赴任で心機一転を図って頂きたいですが、
心身に不調を感じられたら専門医の診察をお勧めします。

「職場崩壊を招いた」パワハラで停職3カ月・降任 部下3人に威圧的態度で精神疾患を発症 太田市消防本部参事の男性

「職場崩壊を招いた」パワハラで停職3カ月・降任
 部下3人に威圧的態度で精神疾患を発症
 太田市消防本部参事の男性

 

2021年7月22日() 6:13 上毛新聞(小泉浩一)

 

 部下に対し、執拗(しつよう)に文書の書き直しの指示を繰り返し、威圧的な態度で接するなどのパワハラで精神疾患を発症させたとして、群馬県の太田市消防本部は21日、消防総務課付参事の男性(56)を停職3カ月の懲戒処分とした上で、課長に降任させたと発表した。管理監督責任として、桜井修一消防長と岩崎守正消防次長を共に戒告処分とした。

 

 同本部などによると、男性は昨年度、通信指令課長に就いた。部下である管理係の職員に対し、文書を数時間にわたり何度も書き直させるなどした。暴言はなかったが、言葉遣いや態度は威圧的だったという。同係の3人は今春、精神的苦痛から体調不良となり、医療機関で3人とも精神疾患と診断された。うち2人は3週間近く休んだ。同本部は5月、男性を消防総務課付に異動させた。

 

 男性は以前にも複数の職員に対してパワハラを行っており、一部職員は精神疾患を発症する寸前だったという。

 

 処分理由について同本部は「職場崩壊を招き、組織全体を混乱させ、職場の管理監督者としてふさわしくない行為だった」と説明。これに対し、男性は「反省している。処分を真摯(しんし)に受け止める」などと話しているという。

 

 処分を踏まえ、精神疾患を発症したある職員の家族は「パワハラの事実を知ったときは強い怒りを感じた。多くの職員が被害を受けて泣き寝入りをしていた事実が明らかになって良かった。消防だけでなく、市全体の教訓にするべきだ」と話した。

 

 同本部は再発防止策として、管理職を対象としたハラスメント研修のほか、職員アンケートや所属長による職員面談で悩みを聞き取り、風通しのよい職場環境を目指すとした。


《カウンセラー松川のコメント》

本件は拙ブログ2021年6月16日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 太田市消防本部の前課長がパワハラか すでに異動も非公表 部下3人が診断受け数週間休む (mms119.blogspot.com)
に掲載された続報です。
以前の記事にも書かれておりましたが、
加害者は過去にもパワハラの加害者となっていることから
「反省している。処分を真摯に受け止める」と語っているのも
社交辞令的なものであり、本当に反省していたとしても一過性のもので
機会があれば再度パワハラ事案を起こす可能性が十分にあります。
それとも以前のパワハラでは処分されなかったので、
何の反省も無く今般の事案に及んだのでしょうか?
ところで、通信指令課長で問題を起こし、総務課付参事になり、
懲戒処分として課長に降格だと「元の職位の戻っただけ」と思うのは
私だけでしょうか?
本部としては各種対策を講じる様なので、その効果に期待したいです。

被害者の皆様
心の傷はなかなか直ぐに治るものではありませんので
慌てずにマイペースで養生してください。

2021年7月21日水曜日

空自、パワハラで1佐を停職5カ月 1年3カ月、複数の部下に

空自、パワハラで1佐を停職5カ月 13カ月、複数の部下に

 

2021年7月21日() 20:52 毎日新聞(松浦吉剛)

 

 航空自衛隊は21日、約13カ月にわたり複数の部下にパワハラを行ったとして、航空幕僚監部装備計画部に所属する40代の男性1佐を停職5カ月の懲戒処分としたと発表した。

 

 発表によると、処分は21日付。20194月から207月にかけ、複数の部下に威圧的で不適切な指導や暴言を繰り返したとしている。パワハラを受けていた部下の1人は207月、自傷行為を試みたという。1佐は空自の調査に「感情的になった」などと話している。空自はパワハラの具体的内容を明らかにしていない。


《カウンセラー松川のコメント》

1年前にパワハラ被害者が自傷行為を試みている事案で
その処分に1年を要しているようです。
1年3ヶ月もパワハラが継続出来る職場環境も凄まじいものを感じますが、
加害者をここまでさせてしまったのは本人だけの問題でしょうか?
これだけの加害行為を止められない組織にも問題があるのではないかと思います。
防止策の一つとして事案の具体的内容も開示して欲しいのですが、
もしかして模倣犯でも出てしまう職場なのでしょうか?
それならば巧みなパワハラの手口を公開してはいけませんものね。

被害者の皆様へ
1年以上に渡ってのパワハラ被害は想像に絶するものがあるでしょう。
加害者も停職が解けて戻って来るのならば心穏やかではないと思います。
自傷行為に至った方は専門医の診察と治療をマイペースで続けてください。
心の傷は慌てて治るものではありませんので、周りも理解してください。
また、他の方でも心身に不調を感じられたら専門医の診察をお勧めします。

部下へのパワハラで市職員(54)を懲戒処分に 三重・松阪市

部下へのパワハラで市職員(54)を懲戒処分に 三重・松阪市

 

2021年7月21日() 18:53 中京テレビ

 

 パワハラを行っていたとして三重県松阪市役所の総務部に勤務する男性職員(54)が停職1か月の懲戒処分となりました。

 

 男性職員は、部下である30代の男性職員に対しイントネーションがおかしいと指摘、他の職員の前で何度も発音させたり、個室で12時間にわたって叱責したりするなどのパワハラ行為を何度も行っていたということです。

 

 男性職員は「指導のつもりでパワハラの認識はなかった」と話しているということです。

 

 

※ 別の記事も掲載致します 

市職員、部下に「イントネーション不正確」と何度も言い直しさせる
…降格処分に

 

2021年7月21日() 16:27 読売新聞

 

 三重県松阪市は20日、部下に対するパワハラ行為があったとして、総務部の課長級男性職員(54)を主幹級に降格(分限処分)し、停職1か月(懲戒処分)としたと発表した。また、上司2人を戒告処分とした。処分は19日付。

 

 職員は建設部に在籍していた昨年5~7月、部下の30歳代男性に対し、言葉のイントネーションが不正確で相手から誤解を招くなどと指摘。他の職員らの前で何度も言い直しをさせ、別室に呼び出して長時間注意をするなどした。男性は7月に職場で倒れ、強度の心的ストレスとの診断を受けて今年3月まで休職した。

 

 男性が文書で告発し、市が調査した。職員は「指導、教育と思ってやった」との趣旨の弁明をしたという。


《カウンセラー松川のコメント》

加害者に分限処分による降格が科せられたと言うことは
「課長と言う職位が務まらない」と判断された訳です。
イントネーションの不正確が誤解を招くのが事実だとしても
[他の職員達の前で何度も]や[別室にて長時間注意]は
それぞれパワハラに当たる行為です。
本当に職務に差し支えるのならば、
上司に相談して担当替えや異動を図ってもらうべきでしょう。

被害者の方へ
非常に辛い思いをされてましたね。
職場で倒れる程の状態ですから、本当に尋常ではなかったのが分かります。
心の傷はなかなか治らないこともありますから、
無理して急いで治そうとせずにマイペースでの治療をしてください。
また、再発しても異常ではありませんから、遠慮無く治療を再開してくださぃ。