2021年7月14日水曜日

北海道清里町の50代職員が庁舎内で自殺 弁護士がパワハラ認定

北海道清里町の50代職員が庁舎内で自殺 弁護士がパワハラ認定

 

2021年7月14日() 9:32 毎日新聞(本多竹志)

 

 2月26日、北海道清里町の50代の男性職員が庁舎内で自殺した問題で、町が調査を依頼した弁護士は、当時の上司の課長からパワーハラスメントを受けていたと認定した。町はパワハラを認め関係職員を処分し、櫛引政明町長が近く遺族に謝罪する。

 

 弁護士はパワハラについて「職務上の違法行為に当たる」と認定し、町の賠償責任など法的責任にも言及した。男性職員は日ごろから上司の叱責を受け、妻に「今の上司の下はつらい」と話していたという。


《カウンセラー松川のコメント》

町が依頼した弁護士が調査をして、上司のパワハラを認定し、
町もパワハラを認め対応。
パワハラによる職員自殺は極めて残念な結果ではありますが、
事後の対応としては問題無いと思います。
後は、懲戒処分の内容や町長の謝罪を
御遺族が納得や受け入れるかどうかです。
パワハラの行為そのものは凶悪性は少ないかも知れませんが
現実に一人の人間を自死にまで追い込んでいるのですから、
その悪質性は結果として極めて高いと言えます。
懲戒処分にも限界はあるのかも知れませんが、
[人一人の命が失われた]ことに留意もして欲しいです。

御遺族の方へ
まだ時間を要すると思いますが、この事案に対して向き合って頂き、
亡くなられた方の墓前に報告出来る様に頑張ってください。

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