2021年7月31日土曜日

円滑に訓練進まず立腹、部下の腹を蹴る 埼玉西部消防組合、パワハラ行為で40代男性職員を懲戒処分

円滑に訓練進まず立腹、部下の腹を蹴る 埼玉西部消防組合、パワハラ行為で40代男性職員を懲戒処分

 

2021年7月31日() 7:23 埼玉新聞

 

 埼玉県の所沢市など5市で構成される埼玉西部消防組合の40代の男性職員が訓練中に部下の腹を蹴るパワハラ行為を行ったとして減給10分の1、1カ月の懲戒処分を受けていたことが30日分かった。同日行われた同組合議会定例会一般質問で小林澄子議員(所沢市議)がハラスメント行為の概要を質問し、北山勝博企画総務部長が答弁で明らかにした。

 

 6月に同組合の消防署訓練場で放水訓練中、円滑に訓練が進まなかったことに腹を立てた男性職員が20代の男性職員の右脇腹を左足で蹴り、その後も右肩で体当たりするなどした。けがはなかった。


《カウンセラー松川のコメント》

この事案は組合議会に於ける質問があり表面化した訳なので
管下の住民からすると組織内での不祥事も知らされないままの訳です。
さて、事案は40代の男性職員が円滑に訓練が進まなかったことに腹を立てて
20代の男性職員の右脇腹を左足で蹴った後も暴行を加えたとのこと。
そこまで不満を爆発させないと気が済まないのでしょうか?
記事の内容からでは判断が出来ませんが、
それほど訓練の内容が酷かったのでしょうか?
それでも、この様な行為をしてしまったら、ハラスメントではなく
もう暴行事件と言っても過言ではありません。
私が記憶から辿ったところ、拙ブログ今年(2021年)2月22日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 職員2割「ハラスメント被害受けた」 埼玉西部消防組合 対策委が報告書 (mms119.blogspot.com)
にて、同消防組合の記事がありました。
ハラスメントに関する各種対策を講じる様でしたが、
未だ効果は表れていなかったのが残念です。

被害者の方へ
「訓練は実戦の様に。実戦は訓練の様に」と言われていますが、
訓練で失敗することにより、その失敗の原因を追及して、次は失敗しない様にする。
その為の訓練でもあります。
当然、毎回同じ失敗を繰り返せば、相当に叱られるとは思いますが、
それでも蹴った上に更に物理的な攻撃をするのは問題です。
何か心身に不調があれば専門医の診察をお勧めします。

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