2021年7月6日火曜日

元教師が証言「パワハラあった」 北海道江差町だけではなく紋別市でも・・・

元教師が証言「パワハラあった」
 北海道江差町だけではなく紋別市でも・・・

 

2021年7月6日() 18:37 北海道テレビ

 

 北海道江差町にある道立高等看護学院で浮上した教師による学生へのパワーハラスメント疑惑。HTBが取材を進めると、オホーツクの紋別市にある看護学院でも、同様のパワハラ疑惑が浮かび上がってきました。

 江差高等看護学院でパワーハラスメントをしていたとされる副学院長は、2年前まで紋別市の高等看護学院に勤めていました。ここでもパワーハラスメントの訴えが上がっていることがわかりました。

 副学院長は2011年~2019年まで、紋別高等看護学院で勤務していました。HTBが入手した資料では、副学院長が勤務を始めた翌年の2012年は5人、2013年は7人が退学。この退学者数は、その年の道立の看護学院の中で最多です。

 

 7年前まで紋別高等看護学院に通っていた29歳の男性。彼も、退学した1人です。

 

 ■元生徒

 「(いま江差看護学院にいる)副学院長が僕の担当の教員になった時に、提出したレポートをそもそも受け取ってもらえなかったり」「通常だと作ったレポートにどこがダメ、こうしたらいいとアドバイスがもらえるんですけれど、そのレポートにも頭が悪いとだけ書かれてたりだとかは頻繁にありました」

 

 男性は3年生の冬に単位を落とし留年が決定。卒業を2か月後に控えた1月、退学しました。中学生のころからあこがれていた看護師の夢をあきらめ、今は東京でバーテンダーとして働いています。

 

 ■元生徒

 「もちろん僕は卒業したかったです」「高校を卒業してから4年間、今思うとすごく貴重な時間を使ったので、本当に悔しいですね」

 

 パワーハラスメントの疑惑を訴えるのは、学生だけではありません。紋別高等看護学院の元教師の女性も証言します。

 

 ■元教師

 「バカじゃないの」「頭悪いね」という言い方で学生に話をしていた。今の江差の副学院長は」

 

 紋別高等看護学院に、勤務していた教師の女性も当時の状況に疑問を抱いていました。記者からの「命を扱う現場で働くからこそ、厳しさもあったのでは?」という質問に対して

 

 ■元教師

 「そういう厳しさでは一切ないと思います」「私はパワハラがあったという風には思っています」

 

 HTBでは道立看護学院を巡る問題について情報提供を募集しています。

 https://www.htb.co.jp/news/harassment/ 


《カウンセラー松川のコメント》

この事案は今年4月から報道される様になり、
3ヶ月でここまで明らかになりました。
これらの報道内容から、北海道立の看護学院は腐敗の温床であり、
教育機関としての体を為していないと断言出来ます。
問題となっている教員の性格異常を超えた異常さと、
北海道の担当者の事なかれ主義が被害の拡大を招いたと言えるでしょう。
もう、抜本的解決をするしかないと思います。

被害者の皆様へ
辛い過去を掘り起こされるのは
傷口に塩を塗り込まれる様な思いでしょうけど
ここで被害が明らかにならないと
今後も被害者は続出するばかりですので
どうか社会正義の為にも
また今後のより良い医療体制構築の為にも
過去の嫌な経験を明らかにして
北海道の看護教育体制を真っ当な物に戻してください。

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