2021年7月27日火曜日

後輩隊員に何度も連絡、手を触るなどの“セクハラ”…停職4日の幹部自衛官「好意を持っていたのでやった」

後輩隊員に何度も連絡、手を触るなどの“セクハラ”
…停職4日の幹部自衛官「好意を持っていたのでやった」

 

2021年7月27日() 12:26 北海道放送

 

 今年1月から3月、後輩隊員に対し、何度も連絡したり、手を触ったりする“セクハラ”をくり返していたとして、20代の男性幹部自衛官が停職4日の懲戒処分を受けました。

 

 懲戒処分を受けたのは、第7高射特科連隊に所属する20代の男性幹部自衛官です。第7師団によりますと、この幹部自衛官は1月から3月中旬ごろまでの間、後輩隊員に対し、何度も食事に誘う、過度に電話やメールで連絡する、業務指導と称してパソコン操作中に手を触るなどのセクハラをくり返し、精神的苦痛を与えました。被害にあった後輩隊員が上司に相談、事態が発覚しました。

 第7師団は後輩隊員の性別や年齢などは明らかにしていませんが、調査に対して幹部自衛官は「好意を持っていたのでやった。深く反省している」と話しているということです。

 第7高射特科連隊は「部隊としては、組織として“セクハラ”を許さないという強い姿勢をもってその根絶を図るべく取り組んでいるところであり、今後このようなことが起こることのないよう、一層の服務指導を徹底してまいります」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

行為がセクハラになったので、加害者の片思いだった訳ですね。
加害者の気持ちも分からなくはないですが、
例え純粋な好意であっても「立場を利用している」と
判断される身であることを自覚して欲しいです。
そして、組織としてのコメントは定型化しており、
もはや形骸であるとしか言えません。

被害者の方へ
職場の上司からの誘いだと断るのも苦労されたと思います。
また、断らずに同行したとしても苦痛だったでしょう。
しかも、勤務中も理由を付けて身体に触れてくるのですから
本当に精神的苦痛は大きかったと思います。
勇気を出して上司に相談し、対応されたのが不幸中の幸いでしょう。

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