2021年7月1日木曜日

標津町職員自殺 「原因は長時間労働とパワハラ」遺族が町を提訴

標津町職員自殺 「原因は長時間労働とパワハラ」遺族が町を提訴

 

2021年7月1日() 18:58 北海道テレビ

 

 「自殺の原因は長時間労働とパワハラ」。およそ2年前に自殺した標津町の男性職員の両親がおよそ1億円の損害賠償を求め町を提訴です。

 訴えを起こしたのは標津町の商工観光課に勤めていた鈴木雄大さんの両親です。

 訴えによりますと、鈴木さんはおととし7月に自殺しましたが、自殺する2カ月前は139時間以上、1カ月前は150時間以上の時間外労働をしていました。

 また、長時間労働に加え上司から罵声を浴びるなどのパワハラを受け、うつ状態になったことが自殺の原因だとして、両親は町におよそ1億円の損害賠償を求めています。

 父・鈴木省三さん「何ひとつ(町は)説明していない。原因がなんだったのか、真相がなんだったのか(町は)正直に話して欲しい」

 標津町の山口将悟町長は「訴状が届き次第、内容を確認したうえで適切に対処したい」としています。


《カウンセラー松川のコメント》

そもそも100時間を超える時間外労働を許してしまっている段階で
職場として管理能力が欠如しておりますので、
当然上司や町長に責任が及ぶべきです。
しかも、パワハラに関しても放置されていたとなれば、
過労と心労で自死に追い込まれる状況であったと思います。
裁判を通じて全てを明白にすると共に再発防止に努めて欲しいです。

御遺族の方へ
裁判は始まったばかりでこれから先も御苦労が多いと思いますが
御子息様の死を無駄にしない為にも裁判をやり遂げて欲しいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿