2026年6月2日火曜日

▼複数議員が職員らに大声で怒鳴るなどのパワハラか 不適切なあだ名や「覚悟しとけよ」などの発言も… 一部の議員からは「納得いかない点もある」 三重・菰野町【独自】

複数議員が職員らに大声で怒鳴るなどのパワハラか
 不適切なあだ名や「覚悟しとけよ」などの発言も
一部の議員からは「納得いかない点もある」 三重・菰野町【独自】

 

2026年6月2日() 11:50 中部日本放送

 

三重県菰野町の複数の議員が、職員らに繰り返し大声で怒鳴るなどのパワハラ行為をしていた疑いがあることが分かりました。

 

関係者によりますと、菰野町では去年4月にハラスメント防止に関する条例が施行されたことを受けて職員らにアンケートを実施。

 

複数の議員から、パワハラを受けたとする回答があったことが分かりました。

 

中には不適切なあだ名で呼ばれたり、「覚悟しとけよ」などと脅しのような発言をされたりしたという回答のほか、議員の対応に恐怖を感じて、深刻な体調不良になったなどの訴えもあったということです。

 

■一部の議員から「納得のいかない点もある」

 

議長はCBCの取材に「重く受け止めている」とした上で、1日全議員に注意喚起したとしています。

 

また、議員の一人は「一部心当たりはあり反省すべき点は反省するが、納得のいかない点もある」としていて、別の議員は「議員への聞き取りもなく、パワハラがあったかのような文書が町長から議長に出されたことに憤慨している」と話しています。

2026年6月1日月曜日

パワハラで懲戒処分「戒告」に 鹿児島海上保安部の男性職員 部下に威圧的な言動

パワハラで懲戒処分「戒告」に
 鹿児島海上保安部の男性職員 部下に威圧的な言動

 

2026年6月1日() 20:12 鹿児島放送

 

鹿児島海上保安部の男性職員が部下へのパワーハラスメントで戒告の懲戒処分を受けました。

 

戒告の懲戒処分を受けたのは当時、鹿児島海上保安部に所属していた男性職員で、階級は2等海上保安監です。

 

男性職員は去年7月から10月にかけて、巡視船内で部下の職員3人に対し業務に関することで複数人の前で怒鳴ったり、船内の構造物を叩いたりして、威圧的な言動を行ったということです。

 

去年12月に被害者の一人から十管本部に苦情相談があり、男性職員のパワハラが明らかになりました。

 

男性職員は「部下を指揮する立場であるにも関わらず、このようなことをして深く反省している。被害者に対して申し訳ない」と話しているということです。

 

なお、この男性職員は4月の定期異動で現在は十管区外に所属しているということです。

 

鹿児島海上保安部の室田英樹部長は「ハラスメントの防止について改めて再発防止を図り、信頼回復に努めたい」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

加害者は二等海上保安監とのことなので、
13ある階級の中で一等海上保安監(甲)、一等海上保安監(乙)に続く
上から3番目の階級となりますので、相当高位な立場と言えます。
職位としては本庁以外だと管区本部長や大型巡視船船長を務めます。
この様な階級なので、人格的な問題は少ない方だと感じてはおりますが、
何か心配事や悩み事を抱えて以外たのか、
相当悪質と感じる行為に対して立腹したのかも知れません。
既に他の管区へ転出されたとのことですが、再発しないか心配もあります。
パワハラの要因となった事柄が解決していれば問題無いかも知れません。

被害者の皆様へ
相当な剣幕で叱られたのでしょう。
きっと今まで体験したことの無い怖さだったと思います。
今般の事案については、処分が出たことですし、
気分を一新して勤務に精励して頂ければと願っております。

2026年5月30日土曜日

やさしさはNG? 厳しく指導できない上司・先輩『ホワイトハラスメント』って何

やさしさはNG? 厳しく指導できない上司・先輩『ホワイトハラスメント』って何

 

2026年5月30日() 20:25 静岡朝日テレビ

 

 新年度がスタートして、もうすぐ2カ月。新しい環境にも少しずつ慣れ始める一方で、いま職場をめぐる「ハラスメント」で、注目されているのが、『ホワイトハラスメント』。

 

フジEAPセンター公認心理師・臨床心理士 松浦雄介さん

「ホワイトハラスメントとは端的に言うと、公的な定義はないが、行き過ぎた配慮や優しさによって、逆に働きづらくなる状態のこと」

 

 そう語るのは、企業向けのメンタルヘルスケアに取り組む公認心理師の松浦さん。

 

フジEAPセンター公認心理師・臨床心理士 松浦雄介さん

「パワハラになってしまうのではと恐怖感を感じているので、そこの配慮が逆に作用してしまっていること、それが結果として若手側は成長機会が奪われてしまっていることがホワイトハラスメントになる」

 

 パワハラへの意識が高まる中で、“厳しく指導しづらい空気”が生みだしたとも言える、「ホワイトハラスメント」。

 

 実際に、若手社員からの相談も…。

 

フジEAPセンター公認心理師・臨床心理士 近藤歩さん:「新入社員からの相談で、任される業務が雑務で誰にでもできるような業務や、先輩の仕事ぶりを見学するだけの業務が長期間続いてしまった。仕事の意義や知識や技術の獲得をしたいが、果たして成長していけるのかという相談を受けました」

 

 街で話を聞くと、職場の“ゆるさ”を感じている人もー

 

食品業界3年目:「ミスをしたときなど、こっちに非があるにも関わらず、「次に気を付ければいいよ」と言われたとき、(上司に)気を遣ってもらっているなと感じる。言ってもらえないと気付けないので、のちに失敗するなら今のうちに言ってほしいと思う。」

 

小売業界1年目:「部活が体育会系だったこともあり、厳しくしてくれることがスキルアップなど自分の成長には大事だと思う。ただ、怒られることに関しては納得感がほしい」

 

小売業界1年目:「自分たちが甘いところは締めてもらって、でもブラックすぎて疲れちゃうのは嫌なので、そこはうまく使い分けてもらいたい」

 

運輸業界 60代:「難しいです。どうしたらいいか分からない。教えて成長させなければならないから厳しく言うこともあるが、あまり言いすぎてもというのもあり、その狭間で心の中で揺れ動く」

 

建築業界 50代:「(パラハラを気にして)何も行動を起こせなくなるのが怖い」

 

建築業界 60代:「結局言葉が足りないとハラスメントになってしまうので、分かってもらえるように伝えるのが大切だと思う」

 

 果たして今の若者に対する、“厳しさ”と“優しさ”の最適解とは…。


《カウンセラー松川のコメント》

ホワイトハラスメントなる新たなハラスメントが生まれていますが、
優しさから生まれていると言うならば、昔から存在していた訳です。
別に現代だから人が優しくなったなんてあり得ませんから。
では、何故こんなハラスメントが誕生してしまったか?
それは、今どきの人が何でもハラスメントにしてしまうからです。
・異性に本人の服装や髪型を話題にすれば「セクハラ」
・異性に励ましで肩を叩けば「セクハラ」
・厳しい言葉で注意や指導をしれば「パワハラ」
・大きな声で叱責すれば「パワハラ」
・少しでも侮辱的な言葉が入れば「パワハラ」
言われた側が気に入らなければ「ハラスメントだ」と被害者アピール。
そう「もの言えば唇寒し」です。
これでは、世間話や指導教育なんてしない方が身のためとなります。
要するに「配慮や優しさ」ではなく、自衛の為に極力相手にしないだけです。
叱責されている自身の過ちさえも帳消しなる呪文「それハラスメントです」。
このままならば、ホワイトハラスメントの横行が当たり前になります。
今どきの人すべてが原因とは思いませんが、
マスコミや狡い人々のせいで余計に面倒な世界が出来てしまいました。

2026年5月28日木曜日

▼アビスパ福岡で複数のコンプライアンス違反 セクハラ行為、100回超の速度超過、集団食中毒の報告漏れなど

アビスパ福岡で複数のコンプライアンス違反
 セクハラ行為、100回超の速度超過、集団食中毒の報告漏れなど

 

2026年5月28日() 19:50 東京放送

 

サッカーJ1のアビスパ福岡で、セクハラ行為や100回を超える送迎バスの速度超過など、複数のコンプライアンス違反が確認されました。

 

アビスパ福岡をめぐっては、前監督の金明輝氏による4件のパワハラ行為が認定され、Jリーグから罰金100万円とけん責の処分が下されていますが、内部調査の結果、クラブ内で別の人物によるセクハラ行為も発覚したということです。

 

また、下部組織のアカデミー部門では選手の送迎バスが、高速道路で時速120キロを超える運転を100回以上繰り返していました。このほか、賞味期限が切れた食品の提供や集団食中毒の報告漏れなどのコンプライアンス違反も確認されたということです。

 

西野社長は「クラブ一丸となって再発防止と体制強化に取り組む」と話しています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

J1アビスパ福岡、下部組織の遠征バスで時速120キロ超えが108回
…選手の食中毒未報告も発覚

 

2026年5月29日() 7:33 読売新聞

 

 サッカー・Jリーグ1部(J1)のアビスパ福岡は28日、下部組織の18歳以下の選手をマイクロバスなどに乗せて高速道路で移動する際、時速120キロを超えて運転したケースが2024年3月から約2年間で計108回あったと発表した。クラブは運転したスタッフ8人を戒告処分にした。

 

 発表によると、速度超過はドライブレコーダーの記録から確認したという。クラブはこのほか、11歳以下の選手14人が遠征先で食中毒になったが同行スタッフが上司に報告していなかった事案や、クラブ内の社員間のセクシュアル・ハラスメント事案なども発表した。

 

 クラブは前監督のパワーハラスメントが発覚後、他の不適切事案がないか確認していた。記者会見した西野努社長は一連の問題を陳謝し「ガバナンス(組織統治)の刷新に全力を挙げたい」と語った。

 

 

 

アビスパ下部組織 送迎車両が速度超過108
 クラブ内でセクハラ1件と複数の不適切な言動
 

 

2026年5月29日() 17:20 福岡放送

 

サッカーJ1、アビスパ福岡で、18歳以下の選手たちが所属する下部組織の送迎車両が、120キロを超える運転を100回以上繰り返していました。

 

アビスパ福岡は、金明輝 前監督によるハラスメント行為を防ぐ体制を整えていなかったなどとして、Jリーグから罰金100万円などの懲罰を科されました。

 

金 前監督のコンプライアンス違反が発覚したことをきっかけに、クラブに関係者から情報が寄せられ、内部調査の結果、クラブ内でセクハラ行為1件と、複数の不適切な言動が確認されました。

 

また、18歳以下の選手が所属する下部組織では、ことし2月までのおよそ2年間、送迎車両による速度超過が108回繰り返されていました。

 

車両3台のドライブレコーダーの映像から、時速120キロを超える速度で高速道路を走行していたということです。

 

アビスパ福岡は「安全運転管理規定の実施を徹底していく」としています。

 

 

 

アビスパ福岡、未成年の選手乗せたバスで速度超過 2年間で108

 

2026年5月29日() 21:00 朝日新聞(辻隆徳)

 

 サッカーJ1アビスパ福岡は29日までに、下部組織の18歳以下の選手を乗せたマイクロバスで高速道路を移動した際に時速120キロ超で走行するなど、複数のコンプライアンス違反があったと発表した。

 

 クラブによると、速度超過は20243月から262月末までの約2年間で計108回あったといい、ドライブレコーダーの記録をもとに確認した。運転していたとされるスタッフ8人を戒告処分にしたという。

 

 このほか、クラブ社員間でのセクシュアルハラスメント行為や、下部組織の11歳以下の14選手が海外遠征先で食中毒になったが、帯同していたスタッフが上司に報告しなかった事案などがあったという。

 

 クラブは前監督のスタッフに対するハラスメント行為の発覚を受け、ほかに不適切事案がなかったか調査していた。

 

 

 

送迎バスの速度超過108回 アビスパ福岡で複数のコンプラ違反

 

2026年6月1日() 16:28 毎日新聞(田崎春菜)

 

 サッカー・J1アビスパ福岡(福岡市)は、複数のコンプライアンス事案があったと発表した。金明輝前監督のパワーハラスメント事案発覚後の内部調査で、社員間のセクシュアルハラスメントや選手を送迎する車両の制限速度超過などが新たに判明した。

 

 クラブによると、クラブ内で社員間のセクハラ、不適切な言動が確認された事案が2件。若手選手を育成するアカデミーでは、20243月~262月末、選手を乗せて移動するマイクロバスなどで、高速道路を時速120キロ超えで走行したケースが延べ108回あった。運転していたスタッフ8人を戒告処分、全スタッフ19人を厳重注意とした。今後の対策として長距離移動の際は、プロの運転手に依頼することを検討する。

 

 アカデミーでは他にも、海外遠征時の集団食中毒の報告漏れや脳しんとう疑いがある選手への不十分な対応、クラブ施設でのトレーニングウエアの紛失などが公表された。

 

 クラブはパワハラ事案を含めた再発防止策として、コンプライアンス対策委の編成やハラスメント防止規定の新設などを実施。今後、ミーティングルームなどへのカメラ設置を検討する。

 

 クラブは1月、金明輝前監督のスタッフへの叱責などパワハラ事案を公表。その後、クラブやアカデミーなどを対象としたアンケート調査で他の事案が発覚した。

パワハラ受け一時休職も同じ職員から繰り返される 京都府立高職員男性が府を損賠提訴

パワハラ受け一時休職も同じ職員から繰り返される
 京都府立高職員男性が府を損賠提訴

 

2026年5月28日() 19:12 京都新聞

 

 京都府南部の府立高で先輩職員から約5年間にわたってパワーハラスメントが繰り返されたのは、府教委に安全配慮義務違反があったとして、男性職員(45)が28日、府を相手に慰謝料など約4千万円の損害賠償を求める訴えを京都地裁に起こした。

 

 訴状によると、男性は20206月ごろから先輩の男性職員から他の職員の前で怒鳴られたり、職務上必要な会話を無視されたりして体調が悪化したため216月に休職。22年に復職後も同じ職員によるパワハラが再発し、247月に再び休職する事態となった。また、1度目の休職中に発達障害との診断を受け、合理的配慮を求めたが、適切な対応が取られなかったとしている。

 

 提訴後に会見した男性は「(府教委は)組織としてパワハラを放置し、有効な改善対応を行わなかった。誰もが安心して生き生きと働ける職場になることを願い提訴する」と話した。府教委は取材に、「訴状が届いていないのでコメントできない」とした。


《カウンセラー松川のコメント》

最初の休職時にパワハラ被害について適正な申告等を行ったのでしょうか。
それとも、被害申告はしたが、パワハラと認定しないままだったのでしょうか。
報道では、その点について全く触れていないのが気になります。
発達障害の診断を受けたことによる合理的配慮を求めたが非対応だったことも
合わせて報じられています。
さて、採用側が発達障害であることを承知の上での採用ならば、
相応の配慮をする必要があるかも知れません。
しかし、採用されてから判明したのであれば、
そこまで求める権利があるのでしょうか。
「発達障害と分かっていたら採用しなかった」のならば、
採用した側にとっては解雇をしたいくらいだと思います。
パワハラ加害の原因も発達障害による仕事への影響かも知れません。
もちろん、相手がどうであれ、パワハラを容認する事由はありません。
指示どおり対応しないとか対応が遅かったり間違っているならば、
指導や上席者に報告や相談をするべきであり、
自ら制裁を加えるのは言語道断です。

被害者の方へ
同じ加害者から度重なるパワハラ加害は本当に耐え難いことだったと思います。
パワハラの放置に言い訳は不要です。
この点について被害者様に落ち度が無いのであれば、
徹底的に追及して構わないです。

▼県が和解に応じる方針 長時間労働などを理由に自殺したとして県職員の遺族が県に損害賠償請求

県が和解に応じる方針
 長時間労働などを理由に自殺したとして県職員の遺族が県に損害賠償請求

 

2026年5月28日() 16:08 福島中央テレビ

 

長時間労働などを理由に県の職員が自殺したとして、遺族が県に損害賠償を求めた裁判で、県が和解に応じる方針であることがわかりました。

 

訴えを起こしているのは、2022年に自殺した県中教育事務所の50代の男性職員の遺族です。

 

訴えによりますと、男性職員は、上司からパワーハラスメントを受けたほか、連続で100時間を超える超過勤務があり、その心理的苦痛が原因で自殺したとして、遺族が県に対し、8400万円あまりの損害賠償を求めています。

 

当初、県は訴えを退けるよう求めていましたが、福島地裁から示された和解金を支払う案に応じる方針だということです。

 

県は「和解が成立していないためコメントは控える」としています。



※ 他社のニュースも掲載致します

自殺した福島県職員の遺族側と県が和解
 和解金6000万円を盛り込んだ補正予算案を提出へ

 

2026年5月29日() 19:11 福島テレビ

 

2022年に自ら命を絶った福島県職員の遺族は、職場の長時間労働やパワハラが原因として、県に約8500万円の損害賠償を求めている。

そうしたなか福島県は、528日に「県の主張が一定程度認められた」として、福島地方裁判所から示された和解案に応じることを明らかにした。

 

福島県は6月の県議会定例会に、和解金6000万円を盛り込んだ補正予算案を提出する予定。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2025年5月27日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼「原告らの請求は根拠を欠くもの」自殺職員遺族が福島県を訴えた裁判 県側は争う姿勢
これの続報です。


▼男性隊員に賠償命令、国への請求は棄却 空自わいせつ訴訟で判決

男性隊員に賠償命令、国への請求は棄却 空自わいせつ訴訟で判決

 

2026年5月28日() 13:22 毎日新聞(栗栖由喜)

 

 航空自衛隊の基地内で2階級上の男性隊員からわいせつな行為をされ、被害申告後も配置転換など適切な措置が取られず精神的苦痛を受けたとして、元空自隊員の女性が国と男性隊員に計1210万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、福岡地裁(三井教匡裁判長)は28日、男性隊員に165万円の支払いを命じた。国に対する請求は棄却した。

 

 訴状などによると、女性と男性隊員は九州の別々の基地に所属。男性隊員は両基地間を往復するバスの運転手だった。女性は20207月、勤務地の基地内で隊員からキスされたり胸を触られたりするなどのわいせつ行為を受けた。女性は上司に被害を相談したが、男性隊員の業務は継続された。

 

 空自側は213月、女性が被害申告後も基地内で男性隊員と遭遇した事実を把握し、男性隊員の基地への立ち入りを禁じて運転業務から外したが、女性は被害後に不眠やフラッシュバックなどを訴え、233月に依願退官した。

 

 空自側は同年10月、男性隊員の行為をセクハラと認定し、停職1年の懲戒処分とした。

 

 厚生労働省は男女雇用機会均等法に基づく指針で、民間事業主に対し、職場でセクシュアルハラスメントが起きた際に被害者と行為者を引き離す配置転換などの措置を取るよう求めている。

 

 女性側は訴訟で、接触禁止を求めた後も基地内で男性隊員と鉢合わせしたなどとして「指針に基づく職場の環境調整義務に違反した」と主張。一方、国側は「指針は国家公務員に対して直接定めたものではない。男性隊員の業務を変更するなど適切な措置を講じた」と反論していた。

 

 また、男性隊員側も「雰囲気的に許されると考え、不法行為の故意はなかった」として請求棄却を求めていた。

 

 

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航空自衛隊基地で女性隊員にわいせつ行為、
2階級上の男性隊員に賠償命令…判決「同意がないと認識していた」

 

2026年5月29日() 12:34 読売新聞

 

 九州の航空自衛隊基地に勤務していた元女性隊員が2020年、基地内で2階級上の男性隊員からわいせつ行為を受けたとして国と男性隊員に計1210万円の賠償を求めた訴訟で、福岡地裁(三井教匡裁判長)は28日、男性隊員に165万円の支払いを命じる判決を言い渡した。国に対する請求は棄却した。

 

 判決は、男性隊員が原告に抱きつき、キスをして胸を触るなどのわいせつ行為を行ったと認定。男性隊員側は「無理強いはしていない」などと主張したが、判決は「(男性隊員は)同意がないことを認識していた」と退けた。

 

 また、原告側は上司に被害を申告した後も男性隊員の配置転換などが行われず、国側が勤務環境を改善する義務を怠ったとも訴えたが、判決は「対応が不適切だったとは認められない」と判断した。

 

 空自は一連の行為をセクハラと認定し、男性隊員を停職1年の懲戒処分とした。原告は23年に依願退職している。