2026年3月13日金曜日

▼部活動で暴力・暴言・ハラスメント 被害訴え192人、7割が指導者 2025年度沖縄県立学校調査

部活動で暴力・暴言・ハラスメント
 被害訴え192人、7割が指導者 2025年度沖縄県立学校調査

 

2026年3月13日() 10:01 沖縄タイムス(新垣亮)

 

 沖縄県教育委員会は12日、県立学校の2025年度部活動実態調査の結果を公表した。アンケートに回答した部員1721人のうち192人(18%)が部活動で暴力や暴言、ハラスメントを「受けたことがある」と答えた。約7割が指導者から、約3割が生徒間だった。内容別では暴言や差別的言動、人格を否定した発言などの「精神的攻撃」が最多で、約8割に上る148人。計10人が「性的な発言」「性的な行動」があったと回答した。

 

 調査対象は部員の他、管理職や部活動指導者、部員の保護者。回答総数は16692人で、回答率は31%。昨年411月の事案を対象にネット回線を使用したアンケートで調査した。

 

 被害を訴えた部員に「相談」に関して聞いたところ「全く満足できない」が36人(188%)、「満足できない部分がある」が34人(177%)だった。理由として約4割に当たる31人が「具体的な解決策の提示がない」と回答した。

 

 担当者は「指導者からの携帯電話での連絡や指示が多いと悩んでいる生徒もおり、指導者と生徒の認識のずれはまだまだ大きいものがある」と分析。今後の対応について「研修の在り方や内容の再検討を行い、積極的な学校訪問を行う」と説明。さらに生徒間で「ハラスメント等を受けた」との回答も多いことから、人権意識の向上にも取り組む。

 

 調査は、コザ高校で運動部主将を務めた男子生徒が顧問から日常的な叱責(しっせき)を受けて自ら命を絶った問題を契機に20年度から実施している。

2026年3月11日水曜日

鉄ヘルの上から素手で叩いて檄飛ばす→暴行認定  陸自大村駐屯地で隊員3人を処分 2人は後輩の態度に憤慨し暴行

鉄ヘルの上から素手で叩いて檄飛ばす→暴行認定
  陸自大村駐屯地で隊員3人を処分 2人は後輩の態度に憤慨し暴行

 

2026年3月11日() 11:15 長崎放送

 

陸上自衛隊大村駐屯地は11日、指導中後輩隊員に暴行したとして、いずれも30代の隊員3人を停職などの懲戒処分にしたと発表しました。

 

■態度に憤慨…後輩に暴行

 

発表によりますと、第4施設大隊に所属する30代の2等陸曹は、202110月、後輩隊員の態度に憤慨し胸ぐらを掴んで引っ張る暴行を加えたとして、停職1日の処分を受けました。

 

また、第16普通科連隊に所属する35歳の2等陸曹は、202110月、指示に従わなかった後輩を足蹴りして転倒させ、全治1週間未満のけがを負わせたとして停職1か月の処分。

 

同じ連隊の32歳の3等陸曹は、202111月、ヘルメットの上から後輩の頭を素手で叩いたとして、減給30分の11か月)の処分を受けました。3等陸曹は「軽くたたいた」などと話したということですが、自衛隊はこれを暴行と認定しました。

 

1人の申し出から3件発覚

 

ヘルメットを叩かれた隊員が被害を申し出たことで部隊内の調査が始まり、他の2事案も発覚しました。

 

いずれも2021年の事案で、駐屯地側は「事実関係の確認と規則に照らした厳正な対処のため、処分までに時間を要した」と説明しています。

 

■「教育指導を徹底」両部隊長が謝罪

 

4施設大隊長・冨宿剛2等陸佐「本事案を起こしたことは誠に申し訳なく遺憾に思います。さらに隊員の教育指導を徹底し再発防止に努めていく所存です」

 

16普通科連隊長・土肥崇紀1等陸佐「本事案を深く受け止め、ハラスメント防止に関わる教育を徹底し再発防止に努めていく所存です」


《カウンセラー松川のコメント》

加害者の弁なので鵜呑みにして良いのか疑問ですが、
「後輩隊員の態度に憤慨」「指示に従わなかった」が理由とのこと。
自衛隊も階級社会ですので、基本としては上位者は絶対者です。
勿論、横暴や個人的な理由を介入させてはダメですが、
業務に於いては命令者であり、責任者でもあります。
イマドキの人は上下関係を蔑ろにしたり、
指示を軽んじたりする傾向も見受けられますので、
加害者の弁もある程度は真実だと思っております。
しかし、「胸ぐらを掴んで引っ張る」「足蹴りして転倒」
これは明らかに暴力であり、許される行為ではありません。
そして、金属製の鉄帽でも樹脂製の内帽でも、たたかれると痛いです。

被害者の皆様へ
暴行により負傷されたのは辛かったと思います。
しかし、4年も前の事案での処分が出ても今更感ばかりかと。

2026年3月10日火曜日

▼「給与を調整する」部下にパワハラ発言 静岡県立こころの医療センターの医療従事者の男性に停職1週間の処分

「給与を調整する」部下にパワハラ発言
 静岡県立こころの医療センターの医療従事者の男性に停職1週間の処分
 

 

2026年3月10日() 19:02 静岡朝日テレビ

 

 部下にパワハラをしたとして、静岡県立こころの医療センターの医療従事者の男性が停職1週間の処分を受けました。

 

 10日付けで停職1週間の処分を受けたのは、県立こころの医療センターに勤務する部長級の63歳の男性職員です。

 

 県立病院機構本部によりますと、男性職員は2025年7月、病床に空きがある状況を受け部下に対し「給与を調整する」という旨の発言をしました。

 

 また2024年1月には同じ部下に対し、本来担当すべきでない業務を任せる指示をし、精神的苦痛を与えたということです。

 

 ハラスメントの処分は今年度5件目で、県立病院機構本部は、既に実施したハラスメント防止研修について「参加者の対象を拡大してハラスメントの無い職場づくりに努める」とコメントしています。

▼【パワハラ】陸自・第2戦車連隊の40代佐官を停職処分 部下に対し威圧的な指導…大声出したか 物を机に放り投げる癖も

【パワハラ】陸自・第2戦車連隊の40代佐官を停職処分
 部下に対し威圧的な指導大声出したか 物を机に放り投げる癖も

 

2026年3月10日() 16:26 北海道放送

 

陸上自衛隊上富良野駐屯地の第2戦車連隊の40代の佐官が、部下に威圧的な言動を伴う指導をしたとして、10日付で停職2日の懲戒処分を受けました。

 

陸上自衛隊によりますと、第2戦車連隊の40代の佐官は、20254月ごろから10月中旬までの間の業務中、部下の隊員に対し、威圧的言動を伴う指導をし、精神的な苦痛を与えたということです。

 

202510月から11月にかけて行われた監察の中で、部下隊員から申し出があり、今回のパワハラが発覚しました。

 

陸上自衛隊の調べに対し、40代の佐官は、指導する中で大きな声を出してしまったというような話をしていて、普段から物を机に放り投げる癖があったということです。

 

今回のハラスメント事案を受けて、第2師団長の大場剛陸将は「今後このような事案を起こすことがないよう隊員に対する教育を徹底し、健全な部隊・隊員の育成に努めて参ります」とコメントしています。

2026年3月6日金曜日

▼看護学校の実習中に自殺した学生の父親がNPO法人立ち上げ ハラスメント防止の取り組みを続ける 岐阜県

看護学校の実習中に自殺した学生の父親がNPO法人立ち上げ
 ハラスメント防止の取り組みを続ける 岐阜県

 

2026年3月6日() 23:42 名古屋テレビ

 

2022年に岐阜県下呂市の看護学校で実習期間中に自殺した学生の父親が、ハラスメント防止に取り組むNPO法人を立ち上げました。

 

 

NPO法人「全国看護学生はぐくみネット」は6日、会見を開き設立の報告をしました。

 

20227月、実習期間中に自殺した県立下呂看護専門学校の学生の父親・高橋裕樹さんが、教育環境に問題があると感じ、教員からのハラスメント防止の取り組みを続けてきました。

 

去年11月、より多くの行政機関や学校に改善の要望を届けるためNPO法人を立ち上げたということです。

 

NPO法人「全国看護学生はぐくみネット」は現役の看護師や公認心理師など17人で構成され、LINEで学生からの個別相談に応じるなどしています。

海保幹部をパワハラで減給 部下に侮辱的言動、第4管区

海保幹部をパワハラで減給 部下に侮辱的言動、第4管区

 

2026年3月6日() 21:37 共同通信

 

 第4管区海上保安本部(名古屋)は6日、部下へのパワハラに当たる発言をしたとして、同保安本部の男性幹部職員(56)を減給10分の13カ月)の懲戒処分にしたと発表した。4管によると、職員は昨年410月ごろ、部下の1人に、業務能力や役割について指導の範囲を超えた暴言や侮辱的な言動をした。

 

 沢井幸保本部長は「ハラスメント行為により、職場環境を悪化させたことは誠に遺憾。再発防止に全力で取り組む」とのコメントを出した。


《カウンセラー松川のコメント》

半年間に渡り言葉の暴力を行なっていたとのこと。
しかも、50代の幹部なのですから、本来は思慮分別あるべき立場。
どうして、この様な愚行に走ったのか気になります。

被害者の方へ
パワハラを受ける何か心当たりは有りましたでしょうか?
感情の対立であれば再発の可能性はありますので要注意です。

▼性暴力は学校でも・・・初のセクハラ訴訟を闘った女性 「自分を責めずに声あげて あなたに非はない」

性暴力は学校でも・・・初のセクハラ訴訟を闘った女性
 「自分を責めずに声あげて あなたに非はない」

 

2026年3月6日() 19:37 RKB毎日放送

 

セクシュアルハラスメントという言葉は性的嫌がらせとして一般的に使われていますが、この言葉が広く知られるようになったのは福岡の女性が起こした日本初のセクハラ訴訟がきっかけでした。

 

学校での性暴力も問題となる今、この女性はセクハラや性暴力の被害に遭ったときは「自分を責めずに声を上げてほしい」と呼びかけています。

 

■「ありもしない男女関係言われ」職場の上司からセクハラ

 

晴野まゆみさん

NOって言えなかった。私もやっぱり我慢してたんですよね」

 

福岡市に住む晴野まゆみさん。

 

40年ほど前、当時勤めていた会社の上司からセクハラを受けました。

 

晴野まゆみさん

「ありもしない男女関係を言われたりとか。卵巣嚢腫で入院するっていう時に、目の前で私が卵巣嚢腫になったのは、性生活、性的なことが乱れてるから、要する汚れたみたいなことを言われた」

 

■被害を受けたのに解雇され「ものすごく不公平」

 

今なら悪質なセクハラとして上司が処分されるケースですが、当時は職場での女性に対する性的な言動が問題だという意識がまだ日本の社会に定着していませんでした。

 

それどころか、晴野さんが社長に被害を訴えたところ聞き入れられなかったうえ、晴野さんの方が即日解雇されました。

 

晴野まゆみさん

「とにかく問答無用。明日からとにかく来るなと。こっちが被害者なのになんで自分が即日解雇で、そういう噂を立てた相手は三日間の謹慎で済む。これもすごく不公平ですよね」

 

■上司と会社を相手取り初の”セクハラ訴訟”

 

解雇された翌年、晴野さんは、上司と会社を相手取り、損害賠償を請求する裁判を起こしました。

 

日本で初めて「セクシュアル・ハラスメント」という言葉を使った裁判です。

 

■支えてくれたのは多くの女性たちだった

 

初のセクハラ訴訟として好奇の目で見られることもありましたが、同じような思いをしてきた多くの女性が共感し、支えてくれたと言います。

 

晴野まゆみさん

「そんなことぐらい大人の女なんだから、私だって我慢してきたのよっていう声もやっぱりあるわけですよ。でもそれでも、じゃあ我慢して何が変わりますかって。とにかくまずこの裁判をやることに意義があると。だから10年後、100年後経った時にあの裁判はやってよかったんだと言えるようにしよう、この裁判はその私たち全員の裁判なんだと言う気持ちで支援してくれた」

 

■全面勝訴 国が法整備へ

 

提訴から3年後、福岡地裁は、上司と会社に165万円の支払いを命じ、晴野さんの全面勝訴となりました。

 

晴野まゆみさん

「正直言って想像もしていなかった。たくさん傷つくこともあったけれども、でもやっぱり10年、20年、30年って経って、やっぱり少しずつ世の中が変わってきたし」

 

この裁判を一つのきっかけとして、国は男女雇用機会均等法を改正し、職場でのセクハラ防止対策を事業主に義務付けました。

 

職場でのセクハラに関する認識が広まる一方、今、学校での性暴力が問題となっています。

 

■トイレに押し込まれ教師から性被害

 

男子生徒の母親

「男子トイレの個室に息子が押し込まれてしまって。先生が背後から息子の股間を触るという」

 

こちらの女性は4年前、当時中学3年の息子が、担任の男性教諭から性被害を受けたと話します。

 

男子生徒の母親

「事件直後から、食欲がなくなってしまったり、眠れなくなったりして、その後にいじめにあったので、そういったところも含めて、息子はPTSDの診断がつきました」

 

■納得いかない学校の対応「裏切られた」

 

学校に担任の変更や、警察への通報を求めましたが、学校側は「改善させる」とのみ回答。

 

母親が警察に通報し、教諭は強制わいせつ容疑で逮捕されました。

 

現在、両親は学校の対応に不備があったとして学校を管理する自治体に損害賠償を求める訴訟を起こしています。

 

男子生徒の母親

「自分の息子にこんな被害が起きるなんて私も思ってませんでしたね。学校はそもそも信頼できるところだっていう認識を持っていましたから。すごくこう裏切られた気持ちもあります」

 

■性暴力で懲戒処分となった公立学校の教員 3年連続で100人以上

 

文科省の調査によると、2024年度に園児や児童、生徒への性暴力を理由に懲戒処分を受けた公立学校の教員は134人。

 

3年連続で100人以上が懲戒処分を受けています。

 

■学校での性被害 「上下関係も要因」

 

「全国学校ハラスメント被害者連絡会」の大竹宏美共同代表は、学校での性被害は、上司と部下の関係と同じように、教師と生徒の上下関係が一つの要因であると話します。

 

全国学校ハラスメント被害者連絡会 大竹宏美共同代表

「教員と児童生徒ってすごい特別権利関係にあるじゃないですか。先生の言うことを聞く子っていうのはいい子で、荒れちゃってる子とか反論する子は悪い子って定義される」

 

■「自分を責めないで。あなたには何の非もない」

 

被害をなかったことにしないように。

 

自身の経験を通して晴野さんはセクハラ防止のための講演会やイベントで被害者が相談したり声を上げたりすることができる環境が大切だと話します。

 

そして、セクハラや性暴力の被害者が「自分にも非がある」と考えてしまうケースが少なくないことを踏まえて、「自分を責めない」ように呼びかけています。

 

晴野まゆみさん

「被害を受ける人は、特に女性の場合は、あなたにも隙があったんじゃないの?とか、あなたがもっとしっかりしていればとかって責めてしまうんですよね。でも、私が言いたいのは、あなたには何の非もないとやってる向こうが悪いんだと。自分を責めちゃいけないし、自分らしく生きるっていうことを第一に考えていくことを大切にして」