「大阪地検特捜部でパワハラ」退職の検事が手記
別の女性検事が公表
2026年8月3日(月) 15:01 朝日新聞
大阪地検特捜部で先輩検事からパワハラを受けて精神的に追い込まれ、検事をやめざるを得なかったと訴える元検事の男性の手記が、3日に公表された。男性から手記を託されたという女性検事が、この日に会見を開いて公表した。
この女性検事は、大阪地検の元検事正から性被害を受けたと訴えていて、知人を介して男性を紹介され、手記を託されたという。
女性検事の説明によると、男性は西日本の地検に所属していた。検事として10年程度のキャリアがあったが、今年、辞職したという。
公表された男性の手記はA4判で計14枚。手記によると、男性は2023年11~12月に大阪地検特捜部に研修派遣され、主任検事の指導を受けながら脱税事件の捜査を担当した。その主任検事から、人格や経歴を否定されたと感じる発言を連日受けた、と訴えている。
研修派遣を終えて大阪を離れた後も無気力感や不眠に悩まされ、仕事が続けられなくなり上司に辞職の意向を伝えた。その際に主任検事から受けた一連の発言についても申告したという。
男性の手記では、大阪高検から、数カ月の調査の結果として「パワハラ」の認定はしたが、主任検事の処分は見送ったとの説明を受けた、とされている。
手記を公表した女性検事は、組織の中で声を上げても「握りつぶすような対応をされる」と訴え、「内部調査ではなく第三者委員会による調査が必要だ」と強調した。
女性検事も今年4月に辞表を提出し、退職の手続き中。自身が訴えている元検事正からの性被害に関する問題も含め、検察から独立した第三者委によるハラスメント調査を行うよう求めている。
大阪地検と大阪高検は3日、いずれも「『手記』の内容を把握しておらず、現時点ではコメントできない」と回答した。(新谷千布美)
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【激白】「ポンコツだな」大阪地検特捜部で“パワハラ”受け辞職
元男性検事の手記公表 上司から「証拠隠しの指示あった」と訴え
2026年8月3日(月) 15:02 読売テレビ
大阪地検の元検事正から性被害を受けたと訴え、検察組織の問題についての発信を続ける大阪地検の女性検事・ひかりさん(仮名)が3日、同じ大阪地検の元検事だった男性Aさんが上司からパワハラを受けていたとする手記を公表しました。
公表された元検事のAさんの手記には、大阪地検特捜部での研修中に、上司から人格否定を伴う指導を執拗に受け、辞職に追い込まれたとする内容が綴られているほか、当時の取り調べで、同じ上司から事件の証拠となる可能性がある音声データを隠すよう指示された内容などが記されています。
■Aさんが手記に“激白”した「3つの問題点」
①「ポンコツ」「サボり」人格否定の指導
Aさんは当時の指導担当だった上司の主任検事から「ポンコツだな」「事件を潰す気か」「仕事をサボってきたからろくな調べができない」「3時間睡眠で仕事を回せるだろ」などと言われ続け、研修のため大阪地検内に泊まり込むこともあり、次第に自信を失っていったということです。
②「自白調書を作れ」 違法捜査強いられたとする訴え
手記では、捜査手法についても問題提起しています。
取り調べをしていた容疑者が否認していたにもかかわらず、主任検事からAさんに対し、あらかじめ想定された筋書きに沿った「自白調書」を作成するよう求められたと綴っています。
③「音声データはネグれ(無視しろ)」証拠隠し指示か
Aさんが深刻な問題として訴えているのが、「証拠隠し」の指示です。
手記によりますと、容疑者のスマートフォンから大量の通話録音データが見つかり、事件の見立てに影響する可能性があったため、主任検事に報告したといいます。
しかし、主任検事からは、「上司には報告せずネグれ(無視しろ)」「音声データの存在は報告しない」などと指示されたと主張しています。
Aさんは悩んだ末、別の先輩検事に相談。説得を受けて上司に録音データの存在を報告したということです。
Aさんは研修を受け、不眠や動悸、食欲不振や過食などの症状に悩まされ、検事としての仕事を続けることが困難になったとして今年辞職。適応障害と診断されたということです。
■内部調査で「パワハラ認定」も処分なし
手記などによりますと、Aさんは辞職時に検察に被害を申告し、大阪高検が内部調査を実施しました。
その結果について、検察幹部からは「パワハラ認定された」と説明を受けた一方、「証拠隠し」については認定されず、「(元検事が)勘違いしてしまう発言があった」とされたとしています。
さらに、処分については「主任検事の言動は問題ではあるが、パワハラと認定したのは1回目だから、今回は許すことにした」などと説明を受けたといい、主任検事への懲戒処分は行われなかったということです。
ひかりさんによりますと、Aさんは「一人で抱えきれなくなった」としてひかりさんに被害を相談。その際Aさんは、「検察では辞職すれば、何も言わなければ“なかったこと”になってしまう。調査をしても救われないし何も変わらない、組織を離れた方がいいと思った」と話し、検察組織全体への抗議とともに、問題が隠蔽されていくことへの悲痛な胸のうちを語ったといいます。
■性被害訴える女性検事が手記公表を決意 「辞めれば“なかったこと”になる…」ひかりさんに相談
手記を公表したひかりさん(仮名)は、大阪地検の元検事正・北川健太郎被告から性被害を受けたと訴えている女性検事で、2018年9月、大阪地検の元検事正・北川健太郎被告から、酒に酔って抵抗できない状態のひかりさんに対し、職場上の立場を利用して性的暴行を加えられたと訴え、北川被告は2024年7月に準強制性交の罪で起訴され、現在大阪地裁で裁判が行われています。
2024年10月に始まった裁判では、初公判で北川被告は当初、起訴内容を認めていたものの、その後一転して、無罪を主張する方針を明らかにしています。
ひかりさんは大阪地検に対し、「第三者委員会」を設置して検察内で事件を検証し再発防止策を講じるよう再三にわたって要望していましたが、大阪地検から十分な回答が得られなかったとして、今年4月に辞表を提出しました。
■自身が『第三者委員会』設置を訴える最中にもまた…ひかりさん「これは氷山の一角」
ひかりさんは一貫して、「第三者委員会がなければ内部調査の内容や事実認定を握りつぶすこともできてしまう」として、検察組織全体の問題として、“第三者による検証”が必要だと訴えてきました。今回の会見と手記の公表については、ひかりさん自身が決めたということです。
3日の会見でひかりさんは、「今回、会見を開いたのは、新たな検察組織の問題を公益通報するため。この事案は、私が検察庁から一連の被害を受けながら、検察庁にハラスメント調査や第三者委員会設置を求めてきた中で起きたこと。これは氷山の一角であり、その一つが本日公益通報する事案です」としたうえで、「私たちはこのまま人権意識が欠如した法務省・検察に強大な国家権力を握らせ、恣意的に濫用させ、新たな犠牲者を生み出させることを黙認するしかないのでしょうか。再発防止を徹底し、職員や市民に新たな犠牲者を生まないためにも、法務省、検察庁から独立した客観的な第三者委員会による公正中立な調査、検証が必要不可欠であることを改めて訴えます」と話しました。
「お前、ポンコツだな」大阪地検特捜部でパワハラか
元検事の手記が公表される
2026年8月3日(月) 18:48 読売テレビ
大阪地検特捜部での研修中にパワハラなどを受け、 辞職に追い込まれたとする男性検事の手記が公表されました。その内容とは。
元検事正からの性被害を訴えるひかりさん(仮名)
「今回、会見を開かせていただくのは、新たな検察組織の問題を公益通報するためです。被害者は一連の被害により、検察庁への強い恐怖と、自殺願望を抱くほど、心身に深い傷を負っています。1人で抱えるのが辛くなり、私に手記で被害を打ち明けてくれました」
大阪地検の元検事正からの性被害を訴え検察組織の問題について発信を続ける女性検事・ひかりさんがきょう(3日)公表したのは、元検事の男性・Aさんが記した手記です。
その手記に書かれていたのはーー。
(手記の内容)
「お前、ポンコツだな」
「仕事をサボってきたからろくな調べができない」
手記によると、Aさんは2023年、大阪地検特捜部での研修中に指導担当だった主任検事から人格を否定されるような言葉を繰り返されたということです。
さらにー。
(手記の内容)
「主任検事は、『自白調書』を作成するよう指示していました」
Aさんは担当していた容疑者が否認していたにもかかわらず、主任検事から、あらかじめ想定された筋書きに沿った「自白調書」を作成するよう指示されたと主張しています。
Aさんはその後、被害を内部告発。
手記によると、大阪高検による調査が行われ、主任検事のパワハラは認定されたものの処分はなく、Aさんは精神的に追い込まれ、2026年に辞職しました。
病院で適応障害と診断されたということです。
その後、検察組織の問題を発信している女性検事・ひかりさんに手記を託しました。
元検事正からの性被害を訴えるひかりさん(仮名)
「人権意識が欠如した法務省・検察庁に強大な国家権力をを握らせ、恣意的に濫用させ新たな犠牲者を生みださせることを黙認し続けるしかないのでしょうか。法務省・検察庁から独立した客観的な第三者委員会による公正中立な調査・検証が必要不可欠であることをこの事案をもって改めて訴えます」
この問題について放送までに大阪地検からの回答はありませんでした。
検察組織の中で、何が起きていたのか。その実態の解明が求められています。
「お前が被疑者から舐められているから…」
大阪地検特捜部で“証拠隠蔽”など違法捜査の指示か
適応障害で辞職の元検事の手記公表「検察組織に失望」
2026年8月3日(月) 18:53 毎日放送
大阪地検特捜部の検事に違法捜査を指示されたなどとする元男性検事の手記が公表されました。
(検事 ひかりさん※仮名)「会見を開くのは、新たな検察組織の問題を公益通報するためです」
今回の問題を告発したのは、自身も大阪地検の元検事正・北川健太郎被告(66)から性的暴行を受けたと訴える検事のひかりさん。西日本で働いていた元男性検事から検察組織内での「ある被害」を打ち明けられたといいます。
【元男性検事の手記より】
(指導検事)「お前、事件を潰す気か。お前が被疑者から舐められているから否認されるんだ。お前、ポンコツだな」
元男性検事の手記によりますと、2023年に大阪地検特捜部で行われた「脱税事件」の捜査研修で、指導担当だった検事から自白を強要する「作文調書」の作成を指示されたほか、容疑者に有利な録音データが見つかった際にも、証拠を隠蔽するよう指示されたといいます。
元男性検事はその後、適応障害と診断され辞職。大阪高検は調査したものの「指導検事もプレッシャーを感じていた。パワハラ認定は1回目だから許すことにした」などとして、懲戒処分を行っていないということです。
(男性検事)「私は、検察の仕事は好きでしたが、検察組織自体に対しては失望し、嫌いになりました」
元男性検事の「同じようにつらい思いをする人が出ないように」との思いを託され、ひかりさんは手記を公表することにしました。
(女性検事 ひかりさん※仮名)「(検察で)真面目に闘っている人もとても苦しみながら闘っていて、それを幹部が自覚せず自分たちの罪を隠蔽しようとして、第三者委員会も設置せず調査もせず隠ぺいしようとしている」
大阪高検は「お尋ねの『手記』の内容を把握しておらず、現時点ではコメントできません」としています。
特捜部の主任検事が「ポンコツ」とパワハラか 元検事が手記公表
2026年8月3日(月) 20:15 毎日新聞(佐藤緑平)
大阪地検特捜部の主任検事からのパワーハラスメントがきっかけで検事を辞めたとする元検事の男性の手記が3日、公表された。2023年11月から約1カ月間、脱税事件の研修として地方の地検から捜査の応援に加わったが、捜査を指揮する主任検事から「ポンコツ」「事件を潰す気か」などとののしられたと主張している。
元大阪地検検事正による部下への性暴力事件の被害女性が3日、東京都内で記者会見を開き、元検事から受け取ったA4判14ページの手記を公表した。主任検事はパワハラが認定されながら懲戒処分には至っていないと記し、元検事は「検察庁に絶望した」と訴えている。
手記や会見によると、元検事は容疑者から自白をとれないことについて、主任検事から「なめられているから否認されるんだ」などと連日のように叱責され、精神状態が悪化したとしている。研修後に所属先の上司に被害を訴えたことで大阪高検の調査が始まったが、主任検事からの謝罪はなかったという。元検事は26年に辞職した。
大阪地検と大阪高検は「手記の内容を把握しておらず、現時点ではコメントできない」としている。
記者会見した女性は自身の性被害とその後の検察の対応について第三者による調査を求めており、「検察の内部調査は無意味。再発防止のためにも第三者委員会による公正中立な調査・検証が必要だ」と改めて訴えた。
「お前、ポンコツだなと連日罵倒され辞職」
大阪地検特捜部主任から“パワハラ”訴える元検事の手記公開
元検事正からの性被害訴える女性検事が手記代読し第三者調査求める
2026年8月3日(月) 20:59 関西テレビ
大阪地検元検事正からの性被害を訴えている女性検事が会見を開き、大阪地検特捜部内でパワハラを受けていたとする同僚から提供された手記を公開しました。
【被害を訴える元検事からの手記より】「私は検事の仕事は好きだったが、検察組織自体に対しては、失望し嫌いになった」
きょう=3日、大阪地検の元検事正・北川健太郎被告(66)からの性被害を訴えているひかりさん(仮名)は、同僚だった元検事の男性の手記を公開しました。
手記などによると、2023年、元検事の男性は大阪地検特捜部での研修中、当時の主任検事から見立てに沿う自白調書の作成を指示されました。
また、「お前、ポンコツだな」などと連日罵倒されたほか被疑者のスマホの録音データを見つけた際、研修期間内での起訴を優先するため上司に報告しないようにと指示されたということです。
元検事は体調を壊し、ことし検察庁を辞職。その後、適応障害と診断されました。
大阪高検は調査でパワハラを認定したものの、主任検事を注意するのみだったということです。
【ひかりさん】「一生懸命やっている人が退職、辞職を余儀なくされていき、第三者委員会も設置せず調査もせず隠ぺいしようとしているところが検察組織の崩壊を招いた」
大阪高検は「現時点でコメントできない」としています。
検察内部の「パワハラ」手記公表
元検事正から性被害訴えの女性、第三者委設置求め会見
2026年8月3日(月) 21:05 産経新聞
元大阪地検検事正が部下への準強制性交罪に問われた事件で、被害女性が3日、東京都内で記者会見を開き、大阪地検特捜部で上司からパワハラを受けたとする元検事の男性の手記を公表した。検察庁で予定されるハラスメント調査に、第三者委員会の設置を求めた。
手記などによると、男性は令和5年度、大阪地検特捜部で研修中、上司から、否認している容疑者の「自白調書」を作成するよう指示され、「事件を潰す気か」などと罵倒されたとしている。男性は体調を崩し、7年ごろに辞職。手記には「組織に対して諦めの気持ちを抱いた」と記した。
平口洋法相は6月、事件を受け、本年度中に検察庁の全職員を対象にハラスメント調査を実施する方針を表明。一方、第三者委の設置には慎重な姿勢を示していた。
「お前、ポンコツだな」不祥事相次ぐ検察庁めぐり“新たな問題”
…指導担当検事の“パワハラ”訴える手記公表
2026年8月3日(月) 22:56 日本テレビ
不祥事が相次いでいる検察庁をめぐり、“新たな問題”が明らかになりました。元男性検事が、指導担当だった検事から受けたとするパワハラ被害などについてまとめた手記が公表されました。
◇
3日、大阪地検の元検事正・北川健太郎被告からの性暴力を訴える検事のひかりさんが会見を行い、検察で起きた“新たな問題”を告発しました。
ひかりさんが公表したのは、14ページにわたる手記です。
◇
手記
「私は元検事です」
「検察庁に絶望しました」
◇
ことしまで検事だった男性が、大阪地検特捜部で指導担当だった検事から受けたとする”被害”を書き記したものです。
◇
手記
「事件を潰す気か」
「お前、ポンコツだな」
◇
■見立てに沿う「自白」調書作成“指示された”
取り調べの状況を報告すると、連日、人格否定するような言葉を言われ続けたといいます。さらに…
元検事
「(指導検事が)自分の見立てに沿う『自白』調書を作成するよう指示していた」
男性が担当した容疑者は「否認」をしていましたが、認めているかのような調書を作るよう指示されたと主張しました。
ほかにも、容疑者のスマホに通話データが残っていたことを指導検事に相談したところ、上司には報告せず“隠ぺい”するよう指示されたとしています。
■被害を内部告発し「パワハラ認定」も…
男性はその後、被害を内部告発しました。大阪高検による調査が行われ、指導検事のパワハラが認定されたということです。しかし…
「パワハラと認定したのは1回目だから許すことにした」
こう伝えられ、証拠の隠ぺいについては、男性の「勘違い」と結論づけられたといいます。
■検察で次々と不祥事が明らかに
ひかりさんによると、男性はこの指導により体調が悪化し、辞職しました。
検察では、こうした不祥事が次々と明らかになってきました。
「黙秘を人のせいにするな!」
取り調べで侮辱したなどとして、特捜部に所属していた検事2人が相次いで刑事裁判にかけられることになりました。
さらに先週、自民党の派閥パーティー券事件などを指揮した検事が、容疑者だった女性と不適切な交際をしたとして懲戒免職となりました。
■「第三者委の公正中立な調査・検証必要」
ひかりさんは相次ぐ不祥事について、外部からの検証を受け入れない姿勢に問題があると指摘します。
検事・ひかりさん(仮名)
「第三者委員会による公正中立な調査・検証が必要」
大阪高検は取材に対し、これまでに返答はありません。
先輩検事から「ポンコツ」 検察内部のパワハラ訴える手記公表
加害者は処分されず辞職
2026年8月4日(火) 6:47 フジテレビ
元大阪地検トップによる性的暴行事件で被害を訴える女性検事が、検察組織のパワハラ事案を新たに公表しました。
大阪地検の検事正だった北川健太郎被告からの性被害を訴える女性検事が会見を開き、大阪地検特捜部でパワハラを受けたとする元検事の男性からの訴えがあったとして、男性の手記を読み上げました。
手記によりますと、先輩の検事から「お前、ポンコツだな」などと言われパワハラを受けたほか、先輩検事の見立てに沿う調書の作成を求められた、などと告発しましたが、加害者は処分されず辞職したということです。
検察の不祥事は後を絶たず、東京地検特捜部の男性検事が捜査対象者と不適切な関係を持ったとして7月、懲戒免職処分となったほか、外部への情報漏えいなどが発覚しています。
女性検事は「内部調査では全く無意味」として、法務検察から独立した第三者委員会の設置を改めて求めました。
特捜部主任検事からのパワハラ被害訴える男性の手記を公表
2026年8月4日(火) 11:06 テレビ朝日
大阪地検特捜部の主任検事からパワハラを受けたなどと訴える元検事の男性の手記が公表されました。
手記を読み上げる女性検事
「私は誇りを持って懸命に検事の仕事をやってきた。検事の仕事が大好きだった。なのに一連の被害で辞職に追い込まれたのが無念でならなかった」
準強制性交の罪で起訴された元大阪地検検事正の北川健太郎被告(66)からの被害を訴える女性検事は、3日に会見を開き、元検事の男性から寄せられた手記を公表しました。
手記は、2023年に大阪地検特捜部が捜査した脱税事件に研修として関わった男性が、主任検事から「お前が被疑者からなめられているから否認されるんだ」「お前ポンコツだな」などと言われたうえ、自白調書の作成などの違法捜査を指示されたとしてハラスメント被害を打ち明けるものです。
手記によりますと、男性は被害を申告し、大阪高検からハラスメントがあったと認められましたが、主任検事の処分はなかったということです。
手記を公表した女性検事は、検察内のハラスメントに対する第三者委員会の設置を求めています。
大阪高検や大阪地検はいずれも「手記の内容を把握しておらず、現時点ではコメントできません」としています。