香南市議が市職員にパワハラ 市議会が政治倫理審査会を設置【高知】
2026年8月27日(木) 18:38 高知放送
高知県香南市の市議会議員が、市の職員にパワハラを繰り返していたとして、市の執行部が議会に再発防止を求めたことが分かりました。
香南市によりますと、2026年6月、市の執行部のもとに、「市の職員が百田年真議員からパワハラの言動を受けている」との情報が入りました。
このため、7月に開かれた庁議で、こうした事実があれば報告するよう執行部が庁議メンバーに求めたところ、8月12日までに3件の報告が寄せられたということです。
市によりますと、百田議員は4月以降に、電話で応対した職員が担当職員につなごうとしたところ、「お前が電話取っちゅうやろ。お前がやれや」と声を荒らげたほか、別の職員には事業の問題点を指摘する際に「俺は議員ぞ」などとすごんだということです。
報告を受けた執行部は、百田議員の言動を「市議会議員政治倫理条例」に違反するパワハラだと判断。
8月20日、市議会の岡本司議長に対し、浜田豪太市長の名前で再発防止を求める申し入れ書を提出したということです。
申し入れを受けて、香南市議会は27日に議会運営委員会を開いて、この問題を調査するための政治倫理審査会の設置を決めました。
※ 他社のニュースも掲載致します
【高知・香南市】百田年真市議のパワハラ調査へ
職員へ威圧的な言動を繰り返したか
2026年8月27日(木) 19:20 高知さんさんテレビ
議員が職員に対して不適切な言動をした疑いがあるとして、高知県の香南市議会が審査会を設置し、調査を始めることになりました。
香南市によりますと、2026年4月以降、百田年真議員が市の職員に対し複数回にわたって威圧的な言動を繰り返していたことが確認されたということです。
こうした事態を受け市は8月20日、岡本司議長に対し百田議員の一連の行為が「政治倫理条例」に違反しているとして、再発防止に向けた申し入れを行いました。
香南市・北村浩司 副市長:
「ハラスメントについてはあらゆるハラスメントを許さないということで、職員にマニュアルも作って取り組んでいるところなので、議会では毅然と対応をお願いしたい」
そして、8月27日に開かれた市議会の議会運営委員会で、事実関係を調査するための政治倫理審査会の設置を決めました。
香南市議会・岡本司 議長:
「執行部からの申し入れがあったので、真摯に受け止めます」
Q本人から事実関係について弁明などはなかった
「その時点では本人はパワハラというイメージはなかったと」
そして当事者の百田議員は…
香南市議会・百田年真 議員:
「議会の総意をお任せしていますので、それ以上のコメントはないということで」
発言の有無については具体的に明かすことなく市議会を後にしました。
審査会では当事者への聞き取りなどを進め、60日以内に報告書を取りまとめることにしています。
「俺は議員ぞ」「何をびびっちゅうがで」市議が職員に再三パワハラか
…本人は認識なし、連絡つかず協議欠席
2026年8月28日(金) 11:08 読売新聞
高知県香南市の百田(ももだ)年真市議(46)が市職員に対し、再三パワハラ言動を取ったとして、市が再発防止を市議会に申し入れていたことが27日、明らかになった。市議会は同日開いた議会運営委員会で、市議6人で構成する政治倫理審査会の設置を決めた。28日から60日以内に調査結果を報告する。
市や岡本司議長によると、4月以降、百田市議からの電話に出た職員が担当部署につなごうとすると、「お前がやれや」と言ったほか、他の職員にも「俺は議員ぞ」「何をびびっちゅうがで」と迫ったりした。
複数の職員から苦情が寄せられ、北村浩司副市長は7月上旬、議員からの威圧的な言動を確かめるよう各管理職に求め、今月12日、岡本司議長に百田市議の言動を口頭で報告。20日には浜田豪太市長名で、再発防止を申し入れた。
市議会はこの日午後、議会運営委員会と全員協議会を開いて協議。全協には19議員のうち6人が欠席。5人は所用のためだったが、百田市議とは連絡がつかなかった。
全協後の取材で、岡本議長は「同じ議員としてあってはならない行為。市の申し入れを重く受け止め、調べていく」と述べた。岡本議長はこれまで3回、百田市議から聞き取りをしているが、パワハラとの認識はなく、市側の主張と食い違いもあるという。
百田市議は2022年に初当選し2期目。複数の市関係者は読売新聞の取材に、「以前から言動は威圧的だった」と証言している。
読売新聞は百田市議に取材を試みたが、27日夕までに回答は得られていない。