2026年9月2日水曜日

▼「気に入らない」発言や威圧的態度 由利本荘市の女性職員、パワハラで停職3カ月 市長らも減給に 秋田

「気に入らない」発言や威圧的態度
 由利本荘市の女性職員、パワハラで停職3カ月
 市長らも減給に 秋田

 

2026年9月2日() 19:18 秋田テレビ

 

秋田県由利本荘市で職員によるパワーハラスメントが確認されたことを受け、市長と副市長を減給とする条例改正案が2日、市議会に提出され、原案通り可決されました。

 

由利本荘市・湊貴信市長:

「職員によるパワーハラスメント事案が発生したことについては、誠に遺憾であり、改めて陳謝申し上げる」

 

由利本荘市は、子育て支援施設に所属する54歳の女性主席主査を、会計年度任用職員に対して業務上の必要な範囲を超える叱責などをしていたとして、停職3カ月の懲戒処分としました。

 

市によりますと、女性主席主査は、20254月から職員に対し「気に入らない」などの発言をしたほか、仕事を与えなかったり、ファイルを目の前でたたきつけるなどの態度をとったりしていました。

 

20264月に総務省の相談機関からの連絡を受け、市が調査を進めたところ、パワーハラスメントと認定しました。

 

これを受けて、2日に開会した市議会に市は、湊市長と2人の副市長を減給とする条例改正案を提出し、原案通り可決されました。

 

湊貴信市長:

「ハラスメントは個人の尊厳を冒とくし、人権を侵害する決して許されない行為であり、早急に防止策を見直していく必要があると考えている」

 

市は、すべての職員を対象にハラスメントに関する意識調査を行っていて、結果を踏まえてハラスメントに関する市の要綱を改正することにしています。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ8月10日付記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 「気に入らない」日常的に怒り口調で恫喝まがいの態度 由利本荘市こども家庭センターの女性職員(54)が部下にパワハラ 停職3か月の懲戒処分 秋田
これの続報です。


▼社主のハラスメント確認 東京エムケイ、社長謝罪

社主のハラスメント確認 東京エムケイ、社長謝罪

 

2026年9月2日() 19:05 共同通信

 

 ハイヤーやタクシー事業を展開する東京エムケイ(東京)は2日、社主で元社長の青木政明氏が従業員に対して怒鳴るなどのハラスメント事案があったと発表した。東京都内で記者会見した松原京美社長は「お客さまや従業員に多大なるご心配とご迷惑をおかけし深くおわび申し上げる」と謝罪した。

 

 ハラスメントについては、週刊新潮のニュースサイト「デイリー新潮」が2日付の記事で報じていた。東京エムケイの営業所の映像も公開しており、青木氏が「頭おかしいんか」などと怒鳴り、椅子などを投げる様子が写されていた。

▼マイノリティーへの差別的発言やめず 茨城大が50代准教授を懲戒解雇と発表

マイノリティーへの差別的発言やめず
 茨城大が50代准教授を懲戒解雇と発表

 

2026年9月2日() 18:25 テレビ朝日

 

茨城大学の50代の男性准教授が授業などで特定の人種や性的マイノリティーへの差別的発言を3年以上、繰り返したとして懲戒解雇の処分になりました。

 

 茨城大学によりますと、人文社会科学野に所属する50代の男性准教授は20194月から20227月の間、授業内などで特定の人種や性的マイノリティーに対する差別的な言動を繰り返していたということです。

 

 複数の学生から相談が寄せられ、准教授を何度も注意したということですが改善されず、差別的言動をせずに授業を行うよう求める3度の業務命令にも従わなかったということです。

 

 大学は今月1日、准教授を業務命令違反だとして731日付で懲戒解雇したことを明らかにしました。

 

 なお、差別的発言の詳細な内容については内容を目にした人への二次被害につながるということから大学は公表を差し控えています。

 

 佐川泰弘学長は「大学教員としての自覚と責任に欠ける行動によるものであり、教育機関としてあってはならないことです。被害を受けた方々や関係者の皆様に深くおわび申し上げます」とコメントしています。

▼【伊賀】“忍者の町”市長に今度はパワハラ疑惑 百条委で双方の主張が対立 自治体が陥りやすい職員vs.トップ構図のワケ

【伊賀】“忍者の町”市長に今度はパワハラ疑惑
 百条委で双方の主張が対立 自治体が陥りやすい職員vs.トップ構図のワケ

 

2026年9月2日() 13:22 読売テレビ

 

 “忍者の町”として知られる三重・伊賀市が今、職員に対する市長の“パワハラ”疑惑で揺れています。

 

 実はこの市長、これまで事故の不申告や不倫疑惑報道など、数々の問題が取り沙汰されてきた人物です。果たして“パワハラ”はあったのか? 双方の主張とは?

 

■“パワハラ”疑惑の前にも…

 『伊賀流忍者』発祥の地として有名な三重・伊賀市。この“忍者の町”で市政を任されているのが、三重県議などを経て、202411月に市長となった稲森稔尚氏(42)です。そんな市長に今、市職員に対するパワハラ疑惑がかけられています。

 

 世間を騒がせたのは、今回が初めてではありません。20263月、公務で自家用車を運転中にガードレールに接触しましたが、警察への報告を怠ったため、報告義務違反の疑いで書類送検されました。(後に起訴猶予処分)

 

 20266月には、一部週刊誌で「三重県津市の女性市議との不倫疑惑」が報じられましたが、市長は「不貞行為の事実については一切ない」と否定し、市長を続投するとしていました。

 

■“パワハラ”疑惑の発端は『民間企業の工事未完了』

 こうした中、さらに持ち上がったのが、市職員への“パワハラ”疑惑です。発端は、市の公共施設『旧上野ふれあいプラザ』の売却を巡り、市長が職員に民間業者との契約解除を指示したことでした。

 

 202111月、伊賀市は『旧上野ふれあいプラザ』を民間企業に契約金721万円で売却しました。しかし、稲森氏が市長に就任した202411月、事業完了期限に現場立ち合いを行うと、工事の未完了が判明。

 

 2025131日を事業期間延長の検討期限としましたが、同年4月に民間企業が違約金約5700万円を納付し、予算成立後に契約金を返還することで、契約解除が成立しました。

 

 被害を訴える伊賀市職員・吉岡一課長によると、パワハラがあったのは、工事の未完了が判明した翌月の202412月だったといいます。パワハラ疑惑申立書(吉岡課長側の資料)によると、『旧上野ふれあいプラザ』の契約解除を巡り、市長と電話でやり取りしたといいます。

 

(稲森市長/202412)

『民間企業の社員Cを雇っていることで、会社として信用できないから、今すぐ契約解除してください』

(吉岡課長/202412)

『民間の従業員に対して、こちらから解雇するようには言えない。それを理由に契約解除するのは、正当な理由にならない』

(稲森市長/202412)

『なぜ、できないんですか。やらないなら、あなたの処遇も考えますよ。異動希望を書いてください』

 

 また、電話でのやり取りの直後、市長が課の窓口を訪れ、電話での会話について再び言及し、外に移動したといいます。その際、市長は「いい加減なことばかりして、こちらが指示したことをしないからや。4年間、何もしないで。うるさい、うるさい」と発言しました。吉岡課長は「うるさいとはなんや」と発言し、両者にらみ合いとなり、部長が仲裁に入ったということです。

 

 吉岡課長は、「ハラスメントを受けた」として当時の上司に報告しました。しかし、その後、調査は行われなかったとして、20264月、市議会に申し立てを行いました。市議会は6月に百条委員会を設置し、調査を始めました。

 

 630日、稲森市長は公式SNSを更新し、「私の公約でもあり長年の懸案だった『旧上野ふれあいプラザ問題』の課題解決に向けて、業者側の契約不履行を根拠にして業者との契約解除を強く指示したが、民間業者の社員の解雇を求める必然性はない。職員に『異動希望を求めた』との発言を行った認識は一切ない」との見解を示しました。

 

 また、7月の会見では、「国のガイドラインが示すようなパワハラはなかったと(百条委員会で)証明されると確信している」と発言しました。

 

■真っ向から食い違う証言…百条委員会で語られたこと

 825日に行われた百条委員会で、被害を訴える吉岡課長は「『処遇を考えます』と言われたときには、こういうことを今のご時世で言われるんだという驚きと、脅迫に近い話なのかなと感じた」などと証言しました。

 

 一方、稲森市長は、問題となっている「あなたの処遇を考えます」「異動希望を書いてください」といった発言について、改めて否定しました。

 

 しかし、「いい加減なことばかりして」「4年間、何もしない」など対面でのやり取りについては、「一字一句覚えているわけではないが、そういう内容・主旨の話をしたのではないかと記憶している。その場では、お互い大きい声を出し合うような状態になってしまい、大きい声を出したことについては謝罪したつもりです」と、吉岡課長との間で言い合いになったことは認めました。

 

 また、“いい加減なこと”とは何かと聞かれた際には、「(吉岡課長から)契約解除すれば違約金を受け取れなくなるというような、虚偽の説明をされていたということ。また、民間企業に対して、吉岡課長が『私が間に入って市長が反対するのを抑え込んであげているんだ』というような発言をしていた。非常に当時、つらい悲しい思いをした」と証言しました。

 

 さらに、発端となった民間業者との契約を解除するよう職員に指示したことについては、「(複合施設は)5年近く中心市街地に負の遺産として残っているような状態で、それを解決するのが、私の市長選挙の重要な公約でもありました。ですので、契約不履行を起こした事業者とは速やかに解除すべきだ、という指示を出しました」と話しました。

 

■市長の“パワハラ問題” 識者の見解は?

Q.予算と人事権を握っている市長が、実際に「処遇も考える」「異動希望を書いて」と言っていたとしたら、パワハラになりますか?

 

(弁護士・亀井正貴氏)

「精神的苦痛を与えるような行為にはなり得ます。ポイントは、業務命令自体が正当なのか、つまり解除要件を満たしているのかという問題と、そのやり方・説明の仕方の問題です」

 

Q.「異動希望を書いて」という言葉だけでは、パワハラとは認定されないということですか?

 

(亀井氏)

「これは微妙なところで、例えば『業務命令に違反すれば一般的にはこうなる』という説明を冷静にしていれば、話は別です。業務命令の妥当性もパワハラ認定の一つの要素なので、もちろん問題となります。ですが、自分の判断で“どこかに飛ばすぞ”というニュアンスを出しているところが問題で、結構きわどい事実認定になってくると思います」

 

Q.音声などがなく、「市長がこう言っていた」と複数人から話が出てきた場合でも、証拠になりますか?

 

(亀井氏)

「証拠の問題については、録音が一番大切です。伝聞の場合は、よほどのことがない限り…。なので、今回の件は微妙なやり取りです。処遇の問題についても、一般的に業務命令に違反すれば何らかのペナルティーを受けるわけだから、普通に説明すれば何も問題なかったかもしれません。相当しっかりした証拠がないと認定は難しいのではないかと思います」

 

Q.市長など特別職のガイドラインはあるんですか?

 

(法政大学大学院・白鳥浩教授)

「パワハラに関しては、首長などの特別職には罪刑法定主義の原則というものがあり、一般職員向けのパワハラ規定が直接適用されない側面があります。ですから、兵庫県の斎藤知事も当たらないという事例があり、なかなか難しい状況になっているんだろうと思います」

 

Q.虚偽の説明があったことや、吉岡課長が「私が市長と話つけてあげるから」みたいなことを言っていることについては、どう考えますか?

 

(弁護士・野村修也氏)

「どこの自治体もそうなんですが、市長などの“急に来たトップ”に指示を出されると、職員の中には『今までやってきたことを全否定される』という強い抵抗が生まれる人もいます。それを“パワハラ”と言って対抗してくる図式になりかねない背景があります。また、選挙で選ばれた人には基本的に対抗馬がいて、職員の中には、そちらを支持していた人もいます。一般論としてですが、選挙で決まったトップが不祥事等を見つけ出されて、追い出されていく可能性は、常にリスクとしてはあるということです」

 

(白鳥教授)

「稲森氏は現職を落として当選しています。だから、これまでの行政とは違うことをやり始めていて、そこが市職員としては政治的にどうだったのかという部分もあるかもしれません」

 

Q.百条委員会で結論は出るのでしょうか?

 

(亀井氏)

「事実認定の問題なので、微妙かなと思います。本来、百条委員会も第三者委員会も、市長の適正などを論点とした上でパワハラを認定するならいいんですが、制度として、今回はどうかなとは正直思います」

 

(白鳥教授)

「第三者委員会も百条委員会も基本的には法廷でも警察でもないので、その調査には限界があります。結論に対しては法的な拘束力がないということは、知っておかなければいけないと思います」


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ8月25日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼伊賀市長“パワハラ”で証人喚問 「異動希望書いて」発言あった? 真実は?主張は対立
これの関連報道です。

2026年9月1日火曜日

【懲戒】20年近くにわたりパワハラ行為 40代消防職員が、複数の職員に対し暴言や暴行…停職3か月と降任処分 江別市消防本部

【懲戒】20年近くにわたりパワハラ行為
 40代消防職員が、複数の職員に対し暴言や暴行
停職3か月と降任処分 江別市消防本部

 

2026年9月1日() 20:22 北海道放送

 

北海道江別市の消防署男性職員が、20年近くにわたり、複数の職員に対してパワーハラスメント行為を繰り返していたとして、1日、停職3か月の懲戒処分を受けました。

 

懲戒処分を受けたのは、江別市内の消防署に勤務する、40代の消防司令補の男性職員です。

 

江別市消防本部によりますと、この消防職員は、2007年度から2025年度にかけて、複数の職員に対する、あわせて20件の暴言や暴行などのパワーハラスメント行為を行ったということです。

 

202510月、被害を受けた職員のうちの1人から、市のハラスメント相談窓口に通報があったことで問題が発覚。消防本部が被害を受けた職員らや、第三者から事情を聴くなどして調査を実施した結果、ハラスメントに該当すると認定されました。

 

江別市消防本部は、被害を受けた職員の尊厳を傷つけ、市職員としての職の信用を著しく失墜し、全体の奉仕者たるにふさわしくない非行にあたるとして、1日、地方公務員法に基づき、消防職員を停職3か月の懲戒処分としました。また、消防司令補から消防副士長への降任処分を出しました。

 

今回の問題を受けて、檜森敦司消防長は、「この度の不祥事により、市民の皆様の信頼を大きく損ねたことを深くお詫び申し上げます。火災等の現場において、市民の皆様の生命や身体の安全確保のための活動を行う消防組織では、職員間で緊密な意思疎通を図ることが特に重要でありますことから、チームワークを乱し、職員が能力を発揮することを妨げるハラスメント行為は、絶対に発生させてはならないものであります。市としましては、令和241日に『江別市ハラスメント防止に関する指針』を策定し、ハラスメントの根絶に取り組んできたところでありますが、本事案を重く受け止め、再発防止に向けて組織を挙げて全力で取り組むとともに、一層の公務員倫理の確立のため、改めて厳正な服務規律の確保と綱紀粛正について全職員への指導を徹底し、職員一丸となって市民の皆様の信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

1署3出張所、消防監以下総員130名(内吏員128名、定員130名)の消防本部です。
懲戒処分としての停職3か月の懲戒処分、
分限処分として司令補から副士長への2階級の降格(職位では係長職から主任)です。
20年間にも渡るパワハラが職場内で問題視されなかったのは、
加害者が上手く立ち回っていたと言うよりも、
職場内でパワハラを容認する風潮があったのだと思います。
ハラスメントの撲滅が叫ばれている現在、
よくも放置していたと感心してしまいます。
消防長や幹部は、どんな感覚だったのでしょうか。
大した被害でなければ、停職3か月に2階級降格なんて処分はありません。
せめて、これを機会にハラスメントを許さない組織に改めて欲しいです。

被害者の皆様へ
これまで本当によく堪えられていたと思います。
勇気ある一人の通報から、過去長期間に渡るパワハラが判明し、
加害者は懲戒と分限の処分を受けました。
しかし、副士長で主任として残る以上は、
誰かの先輩であり上席者となるのですから、
再発防止には皆様の力が必要となりますので、
嫌な記憶は残りますが、
経験者としてパワハラ防止の牽引役になって頂き、
職場環境の向上と維持に努めて頂きたいと思います。


▼時間外勤務が約114時間にも…県職員だった男性が職員が体調崩し自殺 遺族が8900万円余りの損害賠償求め提訴

時間外勤務が約114時間にも
県職員だった男性が職員が体調崩し自殺
 遺族が8900万円余りの損害賠償求め提訴

 

2026年9月1日() 1:02 東海テレビ

 

 長時間にわたる勤務の末に自殺した岐阜県職員だった男性の遺族が、8900万円あまりの損害賠償を求めて県を提訴しました。

 

 代理人弁護士らによりますと、岐阜県農政部に勤務していた男性職員は、1カ月間の時間外勤務がおよそ114時間にのぼり、その後体調を崩して適応障害と診断され、27歳だった20237月に自殺しました。

 

 男性の父親は、上司の安全配慮義務違反があったとして、31日、県に対して8983万円余りの損害賠償を求める訴えを岐阜地裁に起こしました。

 

 提訴について、岐阜県の江崎知事は「訴状をまだ見ていないのでしっかり見て然るべき対応をする」としています。

2026年8月31日月曜日

▼自死の市職員遺族に7千万円賠償 福井・敦賀、上司のパワハラ認定

自死の市職員遺族に7千万円賠償 福井・敦賀、上司のパワハラ認定

 

2026年8月31日() 19:06 共同通信

 

 福井県敦賀市の米沢光治市長は31日の記者会見で、20248月に自死した北川尚希さん=当時(38)=の遺族に賠償金約75百万円を支払い、和解する方針を明らかにした。市が設置した第三者調査委員会は昨年、長時間労働やパワハラによる公務上の強い精神的負荷が原因と考えられると認定した報告書をまとめていた。

 

 第三者委の報告書によると、244月に係長に昇任してから業務が量的、質的に著しく増大し、亡くなる直前の3カ月間で1カ月当たりおおむね80時間以上の時間外勤務をしていた。また、上司の課長が他の職員の前で強い語気で叱責したり、担当業務を取り上げて自ら行ったりしたことがパワハラに該当すると認められた。



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上司のパワハラで自殺…市職員の遺族に7528万円賠償で和解の方針
 福井県敦賀市

 

2026年9月1日() 9:02 福井新聞

 

 福井県敦賀市は831日、20248月に自殺した市職員の遺族に対し、損害賠償として7528万円を支払い、和解する方針を明らかにした。市議会9月定例会に提出する補正予算案に計上した。

 

 市が設置した第三者調査委員会は257月、長時間勤務や上司によるパワーハラスメントが原因と認定し、上司に対する適切な指導を怠っていたとし、市の責任を指摘した。遺族が損害賠償を求め、昨年秋から市側と協議を進めてきた。

 

 米澤光治市長は31日の定例記者会見で「私たちが負うべき責任や反省が(和解で)終わるものではない。1人の大切な職員を守ることができなかった事実を重く受け止め、今後も職員が安心して働くことができる職場環境づくりに全力で取り組んでいきたい」と述べた。市は損害賠償金を支払い、和解する議案も9月定例会に提出する。

 

 亡くなった職員の父親は取材に「一つの区切りと捉えているが、亡くなって2年が経過した今も心にぽっかり穴が空いたままだ」と胸中を明かした上で「再発防止策に関して、日がたつにつれて風化することがないよう、これから先もきちんと実行してもらいたい」と語った。

 

 第三者調査委の報告書では、50代の課長級職員が亡くなった男性職員に対し、他の職員の前で大きな声で叱責(しっせき)や指導を繰り返したほか、男性職員の業務を一部取り上げたり、出張に関して自身の意向に沿わないという理由で決裁しなかったりした言動がパワハラと認定された。課長級職員は停職6カ月の懲戒処分を受けた。

 

 

 

上司のパワハラ原因で市職員が自殺
 敦賀市が遺族に7528万円の賠償で和解へ
 遺族「一つの区切りだが、空いた穴は埋められない」

 

2026年9月1日() 10:17 福井テレビ

 

上司のパワーハラスメントなどが原因で20248月に敦賀市の30代の男性職員が自殺した問題で、市は遺族と和解することで合意したと発表しました。

 

この問題を巡っては、市が設置した第三者委員会が去年、自殺の原因は上司のパワハラなど職場のストレスだと結論付けていて、遺族は市に対して損害賠償を求めていました。

 

831日の定例会見で米澤光治市長は、去年秋頃から弁護士を通じた協議が始まり、この夏、和解に向けた合意が整ったと発表しました。

 

和解金は75285000円です。

 

米澤市長は「一人の大切な職員を守ることができなかったことを重く受け止め、今後も強い決意を持って、職員が安心して働くことができる職場環境づくりに全力で取り組む」と述べました。

 

これに対して遺族は「一つの区切りがついたと考えたい。ただ、2年が経ったけれど空いた穴は埋められないのが現実」と話しています。

 

 

 

7500万円の損害賠償で和解
 上司からのパワハラなどが原因で敦賀市の男性職員が自殺
 米澤市長「職員が安心して働くことができる職場環境づくりに全力で取り組む」

 

2026年9月1日() 19:12 福井放送

 

20248月、敦賀市の男性職員が上司からのパワハラなどが原因で自殺した問題について、市は遺族に対し損害賠償としておよそ7500万円を支払い和解することに合意したとしています。

 

この問題は、当時38歳の男性職員が自殺したもので、第三者委員会は上司からのパワーハラスメントや長時間勤務などによる強い精神的負荷が原因と認定し、上司に対して適切な指導を怠っていたと市側の責任を指摘しました。

 

市は遺族との間で2025年秋ごろから協議を進め、損害賠償として7528万円を遺族に支払い和解することに合意したということです。

 

831日の記者会見で米澤市長は「私たちが負うべき責任や反省がこれで終わるわけではない。一人の大切な職員を守ることができなかった事実を重く受け止め、今後も強い決意をもって、職員一人ひとりが安心して働くことができる職場環境づくりに全力で取り組んでいきたい」と述べました。

 

亡くなった職員の父親は、FBCの取材に対し「ひとつの区切りとするしかなく、大切な息子は戻ってこない」と話し、市に対して「再発防止策が風化することがないように」と求めました。

 

損害賠償金は市の9月補正予算案に計上し、97日に開会する市議会に提出する予定です。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2025年7月18日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 敦賀市30代男性職員パワーハラスメントで自死 50代男性上司が停職6か月の懲戒処分
これの続報です。