2026年9月11日金曜日

▼「部下に改善促そうと」…廊下に聞こえるほどの大声で怒鳴る パワハラで一佐を停職1年 特別防衛監察で隊員から匿名の申し出 陸上自衛隊富士駐屯地

「部下に改善促そうと」…廊下に聞こえるほどの大声で怒鳴る
 パワハラで一佐を停職1年 特別防衛監察で隊員から匿名の申し出
 陸上自衛隊富士駐屯地

 

2026年9月11日() 17:44 静岡朝日テレビ

 

 陸上自衛隊富士駐屯地の幹部自衛官が、複数の部下へのパワーハラスメント行為で停職1年の懲戒処分を受けました。

 

 富士駐屯地によりますと、富士学校の50代の1等陸佐は、前の所属の際、複数の部下隊員を指導時に暴言を伴う威圧的な言動や隊員の能力を超えた過大な要求をして精神的苦痛を与え、隊員2人が精神疾患を発症する一因となったということです。

 

 2022年11月、不定期で行っている特別防衛監察の中で、隊員から匿名の申し出があり発覚しました。1等陸佐は廊下に聞こえるほどの大声で怒鳴っていて、部隊の聞き取りに対し、「部下隊員に改善を促そうと思った」などと話しているということです。

 

 富士駐屯地は11日付で1等陸佐を停職1年の懲戒処分としました。1等陸佐は継続勤務の意向だということです。

 

 富士学校長の垂水達雄陸将は、「当該所属隊員がこのような事案を起こしたことは誠に遺憾です。引き続き、パワーハラスメントに関する教育を徹底するとともに、服務指導を実施して、同種事案の再発防止に万全を期して参ります」とコメントしています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

室内から廊下に聞こえるほどの怒鳴り声
 パワハラ行為で幹部自衛官を停職1年の懲戒処分
 2人が精神疾患を発症=静岡・陸上自衛隊

 

2026年9月11日() 18:58 静岡放送

 

陸上自衛隊富士駐屯地は911日、複数の部下隊員に暴言を伴う威圧的な言動で指導するなどのパワーハラスメント行為を行ったとして、50代の幹部自衛官を懲戒処分にしたと発表しました。

 

停職1年の懲戒処分を受けたのは、富士学校に所属する50代の1等陸佐です。

 

富士駐屯地広報によりますと、1等陸佐は以前の所属先での勤務時間中、複数の部下の隊員に対して暴言を伴う威圧的な言動で指導しました。

 

また、隊員の能力を超える過大な要求をして隊員に精神的苦痛を与えるパワハラ行為で職場環境を悪化させ、部下隊員2人が精神疾患を発症する一因となりました。

 

1等陸佐は、室内から廊下に聞こえるほどの怒鳴り声で指導をしていたということです。

 

202211月に全ての自衛隊員を対象に実施した「特別防衛監察」で、被害を受けた複数の隊員がアンケートにパワハラを受けたことを申し出て、発覚しました。

 

動機について1等陸佐は、「部下の隊員に改善を促そうと思った」と述べ、処分を受けることについて反省の言葉は無いということです。

 

幹部自衛官の懲戒処分について、富士学校長の垂水達雄陸将は、「この度、所属隊員がこのような事案を起こしたことは誠に遺憾です。引き続き、パワーハラスメントに関する教育を徹底するとともに、服務指導を実施して同種事案の再発防止に万全を期して参ります」とコメントしています。

 

 

 

「廊下まで聞こえる怒鳴り声…」
部下へのパワハラで陸自1等陸佐を停職1年 2人が精神疾患に
 陸上自衛隊富士駐屯地

 

2026年9月11日() 22:40 テレビ静岡

 

陸上自衛隊富士駐屯地は、複数の部下にパワハラを行い、隊員2人が精神疾患を発症する一因になったとして、50代の幹部を停職1年の懲戒処分にしたと発表しました。

 

処分を受けたのは富士学校に所属する50代の1等陸佐です。

 

1等陸佐は以前の勤務先で複数の部下隊員を指導する際、暴言を伴う威圧的な言動を繰り返したほか、隊員の能力を超える要求をするなどして、精神的苦痛を与えました。

 

富士駐屯地は暴言の内容について公表していませんが、1等陸佐は室内から廊下に聞こえるほどの大声で怒鳴ることもあり、こうした行為により部下隊員2人は精神疾患を発症したということです。

 

202211月、全自衛隊員を対象に行われた特別防衛監察のアンケートで、複数の隊員からパワハラ被害の申し出があり、事案が発覚。

 

その後、警務隊などによる再調査が行われると、アンケート調査からおよそ4年後となる911日付で処分に至りました。

 

富士駐屯地によりますと、1等陸佐は陸上自衛隊では陸将・陸将補に次ぐ階級で、地方の駐屯地では連隊長を務めることもある階級だということです。

 

また、パワハラを理由とした停職1年の懲戒処分について、広報担当者は「少なくともここ数年記憶にない」と話していて、異例の重い処分となりました。

 

調べに対し、1等陸佐は一連の行為について「部下の隊員に改善を促そうと思った」と話す一方、現在の心境については、反省や謝罪も含め、特にコメントはなかったということです。

 

また、1年の停職期間が明けた後も自衛隊で勤務を続ける意向を示しているということです。

 

富士学校長の垂水達雄陸将は「この度、当該所属隊員がこのような事案を起こしたことは誠に遺憾です。引き続き、パワーハラスメントに関する教育を徹底するとともに、服務指導を実施して、同種事案の再発防止に万全を期して参ります」とコメントしています。

 

 

 

幹部自衛官が停職1年の懲戒処分 複数の部下にパワハラか
 2人が精神疾患を発症 陸上自衛隊富士駐屯地

 

2026年9月12日() 12:06 静岡朝日テレビ

 

 陸上自衛隊富士駐屯地の幹部自衛官が複数の部下にパワハラをしたとして、停職1年の懲戒処分を受けました。

 

 富士駐屯地によりますと、富士学校の50代の1等陸佐は前の所属先で複数の部下に暴言を伴う威圧的な言動や過大な要求をしたといいます。精神的苦痛を受けた2人が精神疾患を発症する一因となったということです。

 

 1等陸佐は11日付で停職1年の懲戒処分を受けました。

 

 部隊の聞き取りに「部下に改善を促そうと思った」などと話しているということです。

 

 富士学校長の垂水達雄陸将は「パワハラに関する教育を徹底し再発防止に万全を期します」とコメントしています。

 

 

 

【懲戒】部下指導での暴言や過大要求が精神疾患一因に
…パワハラあったとし陸自隊員を停職処分(静岡・富士駐屯地
)

 

2026年9月14日() 14:48 静岡第一テレビ

 

部下隊員に対するパワハラ行為があったとして陸上自衛隊富士学校所属の自衛官が懲戒処分を受けました。

 

懲戒処分を受けたのは陸上自衛隊 富士学校に所属する50歳代の1等陸佐です。

 

富士駐屯地の発表によりますと、この1等陸佐は、複数の部下隊員らを指導する際、暴言を伴う威圧的な言動や隊員の能力を超えた過大な要求により、精神的苦痛を与えるとともに職場環境を悪化させ、隊員2人が精神疾患を発症する一因となったということです。

 

この1等陸佐は、規定にもとづき、911日付で停職12か月の懲戒処分を受けました。


2026年9月9日水曜日

▼「あわよくば恋愛対象に」好意を拒否されパワハラに…公立校教頭を停職6か月・教諭へ降任【長崎】

「あわよくば恋愛対象に」好意を拒否されパワハラに
…公立校教頭を停職6か月・教諭へ降任【長崎】

 

2026年9月9日() 16:24 長崎放送

 

20264月ごろから、長崎県内の教職員に対して繰り返しハラスメント行為を行ったとして、99日に県教育委員会は公立学校の教頭に停職6か月と教諭へ降任の懲戒処分を行いました。

 

処分を受けたのは、県内の公立学校に勤務する教頭です。

 

■セクハラからパワハラへ 1か月を越えるハラスメントの全容

県教委によりますと、教頭は、20264月中旬ごろから5月末ごろにかけて、県内の学校に勤務する教職員に対し、SNSなどで「2人きりで食事に誘う」「深夜に呼び出す」「一方的に恋愛感情を伝える」等の私的・恋愛的なメッセージを送ったり、身体接触が伴うセクシュアル・ハラスメントを行ったということです。

それに対して、教職員が口頭で明確に拒否をすると、その後、挨拶を返さない、視線を合わせないなど無視をしたり、相手のSNSでの対応に対して口頭で責めるような発言をしたりするパワー・ハラスメントを行ったということです。

 

被害を受けた教職員は、強い心理的負担により病院で適応障害と診断され、病休を取ることになったということです。

 

20266月中旬、県教委に報告があり事実確認を行った結果、行為が発覚。

 

県教委は99日に教頭を停職6か月の懲戒処分及び教諭へ降任の分限処分とし、教頭が勤務する学校の校長に対しては、監督責任を問い指導措置としました。

 

■「あわよくば恋愛対象に」ハラスメントがエスカレートした理由

教頭は「被害者に好意を持つようになり、より親しくなりたい、あわよくば、被害者の恋愛対象になれればという気持ちがあった」「好意を受け入れてもらえなかったやるせない気持ちの矛先が被害者に向き、このような行為に及んだ」と話し、謝罪の言葉を口にしているということです。

 

県教委のコメント全文は、以下の通りです。

 

「これまでも相次ぐ教職員の反省をもとに、教職員11人に自らの使命と立場の自覚を強く促すための、指導の徹底、強化を図るため様々な取り組みを行ってきたところです。県教育委員会としては、これまで特にハラスメントは、児童・生徒を教え導く立場の教員として決して行ってはいけない行為であると指導してきました。それにも関わらず、いまだにあらゆる指導や取り組みが心に響いていない教職員がいることに強い憤りを禁じえません。本来、不祥事根絶を率先していかなければならない教頭がこのような不祥事を行ったこと、複数の異なる非行為に及んだことを重く受け止め、今後ともあらゆる機会を通じて、校長を始め、教職員11人に対し、さらに教職員としての自覚を促し、不祥事を起こさない教職員の強い意識づくりに全力を傾けてまいりたいと考えています。」

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

「恋愛対象になりたかった」セクハラ・パワハラで公立学校教頭を停職処分

 

2026年9月9日() 19:36 テレビ長崎

 

県内の公立学校の教頭が教職員に対しセクハラ・パワハラを行ったとして、9日付けで停職6カ月と教諭への降任の処分を受けました。

 

処分を受けたのは、県内の公立学校の教頭で20264月中旬ごろから教職員に対し恋愛感情を伝えるなどのメッセージをSNSで送ったり、身体を触ったりするセクハラ行為を行いました。

 

教職員が拒否したところ教頭は腹を立て、あいさつを返さないなど無視をしたり、被害者を責める発言をしたりするなどのパワハラ行為を繰り返したということです。

 

被害にあった教職員は適応障害と診断されています。

 

教頭は「教職員に好意があり、あわよくば恋愛対象になりたかった。受け入れられずやるせない気持ちの矛先が教職員に向かった」などと話しているということです。

 

 

 

教頭が教職員に一方的な恋愛感情を伝えるセクハラ、
拒否するとパワハラ…停職6か月と教諭に降任する処分

 

2026年9月10日() 12:34 読売新聞

 

 長崎県教育委員会は9日、教職員1人にセクハラをしたなどとして、県内の公立学校の教頭を同日付で停職6か月の懲戒処分とし、教諭に降任する分限処分を行ったと発表した。被害者の保護を理由に勤務する学校や性別、年齢などを非公表とした。

 

 発表によると、教頭は今年4月から、教職員に対して一方的な恋愛感情を伝えたり、体を触ったりするなどのセクハラ行為を行った。教職員が拒否すると、あいさつを返さない、視線を合わせないなど無視をしたり、責める発言をしたりするパワハラ行為も行ったとしている。教職員は適応障害と診断された。

 

 6月に県教委に報告があり、聞き取り調査を行った。行為を認めた教頭は「申し訳なかった」と話したという。

 

 県教委は処分理由について、「指導する立場にある教頭としてあるまじき行為で、教育に対する信用を著しく失墜させた」としている。また、指導監督する立場にあった校長について、管轄する教委からの指導措置とした。


▼複数の隊員にパワハラ 50代空曹を停職5カ月 空自那覇基地が処分

複数の隊員にパワハラ 50代空曹を停職5カ月 空自那覇基地が処分

 

2026年9月9日() 12:01 沖縄タイムス

 

 航空自衛隊那覇基地は8日、複数の隊員にパワハラをしたとして、第9航空団司令部の50代空曹を停職5カ月の処分にした。

 

 空曹は202310月ごろから242月ごろの間、当時所属していた別の部隊で複数の隊員に暴言を伴う指導をしたり、背中や頭部を殴ったりした。職場内で罵声を浴びせるなど職場環境も悪化させたという。

▼米軍基地の勤務でパワハラ、労災認定 労基署「人格否定する発言」

米軍基地の勤務でパワハラ、労災認定 労基署「人格否定する発言」

 

2026年9月9日() 5:00 朝日新聞(遠藤美波、遠藤隆史)

 

 米軍岩国基地(山口県岩国市)で設備のメンテナンスをしていた50代の男性が精神疾患を発症したのは、米国系企業の上司からのパワハラなどが原因だったとして、岩国労働基準監督署が今年3月に労災と認定していたことがわかった。

 

 米軍基地は、日米地位協定に基づき米側に「管理権」があり、許可なく出入りできない。労働トラブルを裏付ける記録の提出を求めるのも難しいが、このケースは男性が上司との会話を録音したり、メッセージを保存したりしていた。専門家は「実態把握が難しい米軍基地内のパワハラが労災認定された珍しいケースではないか」としている。

 

■退職迫られ適応障害で休職

 男性や代理人弁護士によると、男性は20218月、基地内の設備の維持管理業務を担う米国系企業「PAE Design Facility Management(現Amentum Design Facility Management)」に雇用された。222月に基地内のクレーン設備のメンテナンスなどの担当になったが、高所作業を監督する際に米軍の規定で必要とされる安全関係の資格がないまま業務を強いられたという。

 

 また、231月には、男性によって新型コロナウイルスに感染させられたと考えた上司から「お前のことを一生恨む 絶対に許さん」とメッセージが送られてきた。

 

 約1週間後には男性の勤務態度や言動についてPAE社の幹部ら5人との面談があり、「君を配置する場所がない」などと退職を迫られたという。

 

 男性は不安感や動悸(どうき)が止まらなくなり、適応障害と診断され休職した。

 

■「人格や人間性を否定する発言」労基署が認定

 労災申請を受けた岩国労基署は、男性が無資格で業務をするという不適切な行為を強いられたと指摘。上司からのメールも「人格や人間性を否定する、業務上不必要な発言だった」と判断し、適応障害の発症は業務に起因すると結論づけ、労災認定した。

 

 米軍基地の労働問題に詳しい熊本学園大学の春田吉備彦教授(労働法)は「今回は民間企業が相手の出来事だが、基地内で起きたことを日本の労基署が把握するハードルは高い。泣き寝入りする例もあるとみられるが、労災が認められたことに大きな意義がある」と話している。

 

 Amentum社は「コメントできない」とした。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

米軍基地業務で労災認定 上司がパワハラ、精神疾患

 

2026年9月9日() 12:24 共同通信

 

 米軍岩国基地(山口県岩国市)内で設備メンテナンスに従事していた50代の日本人男性が精神疾患を発症したのは、勤めていた米国系企業の上司からのパワハラなどが原因だったとして、岩国労働基準監督署が労災認定していたことが9日、分かった。323日付。

 

 代理人の谷真介弁護士によると、米軍基地内で起きた労働トラブルは裏付けが難しく、労災認定されるケースはまれだという。

 

 労基署の調査文書などによると、男性は20218月から基地内の設備維持管理業務を担う米国系企業で勤務。222月、高所作業を監督する際に必要な米軍規定の安全資格を保有していないのに、クレーン設備などでの業務を強いられた。

 

 さらに、男性によって新型コロナウイルスに感染させられたと考えた日本人の上司から「一生恨む 絶対に許さん」とのメッセージを送られ、別の幹部らからは退職を迫られるなどした。男性は適応障害と診断され休職し、現在は会社側によって雇い止め状態にされているという。

 

 

 

米軍岩国基地で勤務の男性、パワハラや退職強要など
「表に出にくい基地内の出来事」による労災認定

 

2026年9月10日() 16:27 読売新聞

 

 米軍岩国基地(山口県岩国市)内で設備メンテナンスに従事していた50歳代の男性が精神疾患になったのは、勤務していた米国系企業(東京都)とその元請け会社による退職の強要や上司のパワーハラスメントなどが原因だったとして、岩国労働基準監督署が3月、労災認定していたことがわかった。

 

 男性の代理人の谷真介弁護士によると、米軍基地内で起きた労働トラブルは裏付けをとるのが難しく、労災認定されるケースは珍しいという。

 

 谷弁護士によると、男性は2021年に米国系企業に採用された。その後、採用された企業ではなく元請け会社のマネジャーから直接業務を指示されるようになり、資格のない高所作業の監督業務を担当させられ、時間外労働時間が増加したこともあって心身に不調をきたした。環境の改善を求めたが、企業側は応じなかったという。

 

 23年1月、男性に新型コロナウイルスに感染させられたと思った日本人の上司から「お前のことを一生恨む 絶対に許さん」とのメッセージを受けたほか、両社との面談で勤務態度の悪さなどを指摘され、退職を示唆されて適応障害となり休職した。

 

 同6月に復職を申し出たが、元請け会社の米国人マネジャーから拒絶され、基地に入るための許可証の返還を求められた。男性はトイレに逃げたが、マネジャーに力ずくで腕をつかまれたため、軽傷を負った。男性はかけつけた米軍憲兵に手錠をかけられ、基地外に連行されて許可証も押収された。

 

 労基署は、同年1月までの出来事が原因で強い心理的負荷がかかって発病に至り、症状が継続しているとして業務上災害と認定。同6月の出来事も事実認定した。男性は取材に対し、「表に出にくい基地内の出来事だったので認められてよかった」と話している。

 

 谷弁護士は、「在日米軍基地内という閉鎖空間で違法状態におかれ、被害を訴えても改善されなかった構造的な問題がある。今回の認定は基地で働く人の権利保護に関わる重要な先例となる」と評価している。

 

 男性は米国系企業と元請け会社を相手取り、地位確認などを求めて係争中。男性を採用した企業は現在、同基地内の業務は行っていないと説明し、「言いたいことは山ほどあるが、コメントは差し控えたい」としている。

2026年9月8日火曜日

▼練習中の事故届け出て顧問からパワハラ…元生徒が訴え「高校生活奪われた」 香川県側は争う姿勢

練習中の事故届け出て顧問からパワハラ
…元生徒が訴え「高校生活奪われた」 香川県側は争う姿勢

 

2026年9月8日() 18:02 瀬戸内海放送

 

 香川県立石田高校の元生徒が部活動中の事故を警察に届け出たことをきっかけに顧問からパワーハラスメントを受けたとして、県に損害賠償を求めた裁判です。8日、高松地裁で審理が始まり、被告の県側は「争う姿勢」を示しました。原告の元生徒と保護者が取材に応じ、胸の内を語りました。

 

(原告の男子生徒)

「悔しい。自分が原因でけがをして(競技)できなくなるとかなら分かるが、まさか顧問の先生が原因で(夢を)つぶされるなんて思ってもいなかったので、すごいショック」

 

 こう話すのは、2025年まで石田高校の自転車競技部に所属していた男子生徒です。現在は別の通信制高校に通っています。

 

 生徒は「顧問のパワハラ行為が原因で転校を余儀なくされた」として、香川県に対し約1200万円の賠償を求めています。

 

 8日午後、高松地裁で初めての弁論準備手続が行われ、被告の県側は「争う姿勢」を示しました。

 

■原告・被告 それぞれの主張は?

 原告側の訴えと被告側の書面をもとに、経緯とそれぞれの主張を整理します。

 

 発端は20257月、学校近くの公道で起きた部活動中の事故でした。

 

(記者リポート)

「こちらが事故があった公道です。3台の自転車を連ねての練習中に、一番前の自転車のチェーンが外れ3台とも転倒したということです」

 

 生徒は、全身打撲で全治1カ月のけがを負い、保護者とともに警察に事故を届け出ました。すると、父親は顧問から「威圧的な電話を受けた」と言います。

 

(男子生徒の父親)

「その道路が使えなくなるとか、今後息子さんの面倒は見ないとか完全に脅しだった」

 

 これに対し、被告の香川県側は、「顧問は運転者ではないため道路交通法上の報告義務は負っていない」とした上で、顧問は「警察に報告すると公道練習に対する苦情や反対意見が出るようになり、同じような指導をしてあげられなくなる」という趣旨の話をしたとし、「威圧的な言動とは評価できない」と主張しています。

 

 また、原告側は事故から約1カ月後に行われたインターハイの会場で、顧問から「うちの部員に近づくな」などと暴言をはかれたと言います。

 

(原告の男子生徒)

「『俺の卒業生に競輪選手になった人がたくさんいるから、この話全部話すからな』と(顧問が言った)。全部終わったなと思った」

 

 プロの競輪選手を目指して石田高校に入学した生徒は、心身に不調をきたし、PTSD・心的外傷後ストレス障害と診断を受け、高校に通えなくなりました。

 

(原告の男子生徒)

「顧問が絶対という空気感はあったので、この高校にはいられないというのはあった。僕が高校生活に捧げていたものが自転車だったので、高校生活を丸々奪われたような感覚」

 

(男子生徒の母親)

「朝早くから晩遅くまで毎日頑張っていた。だからこそ続けさせてやりたかったし、守りきってやれなかったという後悔の念もあるし」

 

 一方、県側はインターハイ会場での顧問の発言について、「事故をめぐって原告と他の部員の関係が悪化している状況で、一緒にいるわけにはいかないだろうという趣旨だった」などと説明。

 望ましいとは言い難い発言も見受けられるものの、全体として部員の活動への影響を心配してのもので、「違法とまでは評価されない」と主張しています。

 

  また、「原告が示しているカルテだけでは、PTSDの発症と顧問の行為・発言の因果関係が認められない」としています。

 

 次回の期日は1020日の予定です。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ7月23日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼練習中の事故、顧問は救護・通報せず 県立石田高校自転車競技部のパワハラ訴訟 香川
これの続報です。


▼30代警部補、部下1人にそっけない態度とり指導行わず…「ハラスメント行為」認定で所属長注意処分・配置換え

30代警部補、部下1人にそっけない態度とり指導行わず
…「ハラスメント行為」認定で所属長注意処分・配置換え

 

2026年9月8日() 17:38 読売新聞

 

 部下に冷たい態度を取るなどのハラスメント行為をしたとして、徳島県警が本部に勤務する男性警部補(30歳代)を所属長注意にしていたことがわかった。8月7日付。

 

 県警監察課によると、警部補は4月頃~6月中旬、業務中に部下1人にそっけない態度をとり、必要な指導を行わないなどの行為があった。

 

 情報提供を機に同課が調査し、職場環境を悪化させるハラスメント行為に当たると認定した。警部補は事実関係を認め、反省しているという。2人は別々の部署に配置換えした。

 

 同課は「全職員にハラスメントの防止に関する指導、教養を徹底し、再発防止に努める」としている。

▼宮城県立高校女性教諭のパワハラ自死「加害者の証言は検証せずに事実認定されている」遺族両親が説明求める 仙台地方裁判所

宮城県立高校女性教諭のパワハラ自死
「加害者の証言は検証せずに事実認定されている」遺族両親が説明求める
 仙台地方裁判所

 

2026年9月8日() 16:03 東北放送

 

2020年に宮城県立高校の女性教諭がパワーハラスメントが原因で自殺したことを巡る裁判で、原告の遺族側は「県が行った調査は不当だった」などと訴え、詳しい説明を求めました。

 

この裁判は、2020年、県立高校に勤めていた30代の女性教諭が同僚の男性教諭からのパワハラが原因で自殺したことを巡り、遺族である両親が宮城県に約1億円の損害賠償を求めているものです。

 

両親は、パワハラの事実に加え管理職が適切な対応を怠ったなどと訴え、これに対し県側は争う姿勢を示しています。

 

宮城県側は、検証報告書では管理職の対応に重大な過失があったと結論づける一方、裁判では「再発防止が目的で法的責任を認めるものではない」などと主張しています。

 

仙台地方裁判所で開かれた第2回口頭弁論で遺族側は、宮城県の調査は不当だったなどと訴え詳しい説明を求めました。

 

女性教諭の父親

「報告書では、未だに加害教諭と教頭の証言は検証することなく引用され、事実認定されている。全くの不当だと思う。娘は加害教諭からパワハラを受け、教頭からパワハラを受けて亡くなってしまった。3番目に県教委からパワハラを受けた」

 

次回の裁判は、1027日の予定で、宮城県側が具体的な反論や主張を展開する見通しです。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

「パワハラを明らかにしたい」
女性教諭の自殺巡り遺族が管理職の責任訴える<宮城・仙台>

 

2026年9月8日() 19:26 宮城テレビ

 

6年前にパワハラが原因で自殺した県立高校の女性教諭の両親が、県に対しおよそ1億円の賠償を求めている裁判で、遺族側は県に対し、パワハラを防がなかった管理職にも責任があると認めるよう、あらためて主張しました。

 

訴えを起こしているのは、6年前に自殺した石巻西高校の30代の女性教諭の両親です。

 

訴状などによりますと、女性教諭は上司にあたる当時50代の男性教諭から「仕事は一切任せません」と書かれた手紙を渡されるなどのパワハラをきっかけに自殺し、両親は県におよそ1億円の損害賠償を求めています。

 

これまでの裁判で県側は、パワハラの事実は認める一方で、パワハラを止められなかった管理職の不法行為については「根拠を確認できない」と主張しています。

 

98日の口頭弁論で遺族側は、去年県が作成した報告書に校長や教頭といった管理職に「重大な過失があった」と認める記載があったことなどを示し、管理職の責任についても認めるよう求めました。

 

父親は「パワハラを行った加害教員の全体像がまだ明らかになっていない」「教頭の行ったパワハラを明らかにしたいと思う」と述べました。

 

次回は1027日に、県側の反論が行われる予定です。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ6月23日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼同僚の男性教諭からの女性教諭パワハラ自死訴訟 女性の父親「全体像究明を」宮城県立高校で
これの続報です。