2022年2月28日月曜日

セクハラ文書を庁内にファクスした女性職員 兵庫県が停職1カ月に

セクハラ文書を庁内にファクスした女性職員
 兵庫県が停職1カ月に
 


2022年2月28日() 23:06 神戸新聞

 

 兵庫県は28日、特定の職員を中傷する文書をファクスで庁内に送信したとして、阪神北県民局の女性職員(49)を停職1カ月の懲戒処分とした。県はセクシュアルハラスメント事案と認定した。

 

 この職員は昨年10月15日夜、別の30代女性職員に関する性的な内容を記した文書1枚を人事課など複数の部署に送信したという。

 

 中傷された職員は同18日、兵庫県警生田署に相談。文書を送った女性職員は今年1月17日に名誉毀損容疑で逮捕され、神戸簡裁が2月18日に罰金30万円の略式命令を出した。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

「不満を抑えられなかった」
性的な内容の文書を配布して同僚を中傷 49歳の県職員を処分

 

2022年2月28日() 19:04 関西テレビ

 

兵庫県の女性職員が、性的な内容が記載された文書を庁内にファックスし、別の女性職員の名誉を傷つけたとして、停職処分を受けました。

 

停職1ヵ月の処分を受けたのは、兵庫県阪神北県民局に勤務する49歳の女性職員です。

 

兵庫県によると、女性職員は去年10月、別の女性職員を中傷する性的な内容の文書を、庁内の複数の部署にファックスで送信しました。

 

その後、女性職員は名誉棄損の疑いで警察に逮捕され、218日に罰金30万円の略式命令を受けました。

 

2人の間には個人的なトラブルがあったということで、女性職員は県の聞き取りに対し「被害職員に対する不満を抑えられなかった。心から反省しています」と話しているということです。


《カウンセラー松川のコメント》

被害者と加害者が共に女性と言うセクハラとしては珍しい事案です。
セクハラの定義としては「相手に性的な嫌悪感を抱かせる」なので
同性間での成立も難しくはありません。
それにしても被害者に対する不満を抑えられないからと
複数の部署にFAX送信するのも短絡的な犯行です。
この二人の間にどの様な事があったのかは拙ブログでは追及しませんが
大方の察しはつきそうです。

被害者の方へ
個人的なトラブルから怪文書を撒かれてしまい
本当に悔しい上に恥ずかしい思いまでされて災難だったと思います。
まさか、役所勤めをする人がこんな嫌がらせをするとは
普通は予想もしないだけに受けたショックは大きいと思います。

複数女性にセクハラ繰り返す「10年以上前から被害」 小田原市職員を停職処分

複数女性にセクハラ繰り返す「10年以上前から被害」
 小田原市職員を停職処分

 

2022年2月28日() 20:11 神奈川新聞

 

 通りすがりに下半身を触るなど、複数の女性職員らにセクハラ行為を日常的に繰り返したとして、小田原市教育委員会は28日、教育部の男性職員(60)を停職2カ月の懲戒処分にした。一部の女性は「10年以上前からセクハラを受けていた」と説明しているが、被害の訴えを受けた職場の上司が報告を怠って発覚が遅れた。市教委は「不適切な対応だった」と謝罪した。

 

 市教委によると、同じ職場内の3人の女性に対し、勤務時間中に職場で抱きついたり、下半身や胸を触るなどの行為を繰り返していた。昨年1月に被害女性が職場の係長に相談。しかし、係長は課長への報告をせず、男性職員へ口頭注意しただけだった。半年後に別の女性の胸を触っているのを複数の職員が目撃したことから発覚した。

 

 男性職員は市教委の指導で被害女性に文書で謝罪。男性職員は「励ますつもりでボディータッチをして(自分は)面倒見がいいと思っていた」と話しているという。被害報告の遅れについて市教委は「明確なルールはないが、一般的な職務として上司に報告すべき事案だった」と説明した。



※ 記事作成後に報道されたニュースも掲載致します

11年前から被害訴える女性職員も
…市教委職員、何度も同僚の胸・腰触る「励ますため

 

2022年3月1日() 20:23 読売新聞

 

 神奈川県小田原市は28日、同日付で、市教育委員会教育部の男性職員(60)をセクハラ行為で停職2か月の懲戒処分にしたと発表した。

 

 男性職員は就業時間中、継続・反復的に複数回、相手の意に反し胸や腰など身体に触るセクハラ行為を行った。職場の同僚女性ら3人から被害の相談があり、市の聴取に男性職員も事実関係を認めたという。

 

 今回の処分は昨年1月と7月の行為が対象だが、2011年頃から被害を受けていると訴えた女性職員もいたという。男性職員は「励ます時などコミュニケーションの一環でボディータッチしていた。認識不足だった」と話しているという。


《カウンセラー松川のコメント》

時代錯誤も甚だしい加害者と当事者意識の無い役所による無法状態です。
昭和生まれの男性は子供の頃に漫画等で職場の女性へのボディータッチが
問題視されず当たり前の様に表現されていたので、
罪の意識どころか善行を施していると狂信者の様な言い訳をする始末です。
そして、被害申告を受けても報告を怠った上司も
「共犯者」と言っても過言ではないでしょう。
まだまだ昭和生まれの役職員や従業員は居りますので
この調子ですと残念ながらあと数十年はセクハラが横行するかも知れません。

被害者の皆様へ
本来ならば無垢の被害者へ寄り添うべき上司までもが
加害者同様の感覚を持っていたのも災難だったと思います。
心身の不調を感じられましたら、心療内科や精神科での受診をお勧めします。

複数児童に体罰、不適切な指導 横浜の教諭2人を懲戒処分

複数児童に体罰、不適切な指導 横浜の教諭2人を懲戒処分

 

2022年2月28日() 19:31 神奈川新聞

 

 横浜市教育委員会は28日、児童に体罰を行った市立市場小学校(同市鶴見区)の男性主幹教諭(46)を減給3カ月にするなど、教職員2人の懲戒処分を発表した。

 

 市教委によると、同主幹教諭は昨年10月22日、放課後にタブレット端末の使い方を指導する際に感情的となり、児童の胸元をつかんだり両肩を両手で押すなどし、児童は窓ガラスに頭をぶつけ、衝撃で唇をかんで出血した。

 

 保護者からの連絡を受けて同校が同教諭の過去の指導について調べたところ、怒鳴って児童の胸などを押す行為を2019年~21年にかけて計8件、他の複数の児童にも行っていたことが分かった。

 

 市立末吉中学校(同区)の再任用の男性教諭(61)については、障害がある生徒に不適切な指導をしたとして、戒告処分にした。

 

 同教諭は昨年5月25日と同6月9日、担当する個別支援級の生徒に対し、障害特性に配慮のない言動や指示をした。

 

 生徒はその後欠席が増え、家庭で自分の頭をたたくような行為も見られるようになったとしている。


《カウンセラー松川のコメント》

市立市場小学校の男性主幹教諭(46)について
「指導する際に感情的になり」とのことですが、正常な感情的な状態からでは
胸元をつかんだり両肩を両手で押す行為には至りません。
これの事案だけならば、児童の態度に問題があったのかとも推測しますが、
過去3年間で8件も複数の児童に対して同様の行為を行っていたとなると、
加害者は行動の抑制が出来ない時があると感じてしまいます。
単に懲戒処分を科すだけではなく、精神科医の診断を受けた方が良いと思います。
このままですと再発の可能性もあり、加害者や新たな被害者双方にとって
不幸な出来事となります。

被害者の皆様へ
ニュースでは加害行動の因果関係が分かりませんが、
教員からの暴力は非常に恐かったと思います。
心の何処かに傷となって残っているかも知れませんので
心身の不調を感じられたら、心療内科や精神科の受診をお勧めします。


市立末吉中学校の再任用の男性教諭(61)について
要支援の生徒への対応は特段の配慮が必要ですし、
その為の知識が必要ですし神経も使うでしょう。
どんな業界でもベテランが不注意でミスを起こすことはあるでしょう。
ミスを容認する訳ではありませんが、ミスを完全に無くすのは無理です。
大切なのはミスをどの様に回復するかです。
再発防止も大切ですが、ミス発生時の対応についても整備が必要なのです。

被害者の方へ
支援が必要な立場なのに心ない対応をされて辛かったでしょう。
先ずは慌てずにしっかりと心の回復に努めてください。
その為に専門家の力を借りるのも恥ずかしい事ではありません。
大切なのは通学出来る気持ちになる事ですから。

航空自衛隊春日基地の男性幹部 女性隊員へのセクハラで懲戒処分

航空自衛隊春日基地の男性幹部 女性隊員へのセクハラで懲戒処分

 

2022年2月28日() 19:08 福岡放送

 

女性隊員に対して性的な発言をするセクハラをしたとして、航空自衛隊春日基地の男性幹部が懲戒処分を受けました。

 

28日付で減給6分の1、1か月の懲戒処分を受けたのは、航空自衛隊春日基地に所属する50代の男性1等空佐です。

 

春日基地によりますと1等空佐は去年5月から6月にかけて、職場で部下の女性隊員に対して複数回にわたり、性的な内容を含む発言をしました。

 

自衛隊の聞き取りに対し1等空佐は「後から考えたらセクハラだった。深く反省している」と話しているということです。

 

1等空佐は、自衛隊の16階級のうち、上から3番目の幹部で、春日基地は「大変遺憾で服務規律の維持と再発防止に努める」とコメントしています。



※ 他社のニュースも掲載致します

部下に“セクハラ”空自春日基地隊員を懲戒処分

 

2022年2月28日() 12:45 九州朝日放送

 

航空自衛隊春日基地は、部下の女性隊員に不快にさせる性的な内容を含む発言(=セクシュアル・ハラスメント)をしたとして、50代の1等空佐の男性を減給の懲戒処分にしたと発表しました。

 

28日付けで減給6分の1の懲戒処分となったのは、航空自衛隊春日基地の西部航空方面隊司令部に所属する50代の1等空佐の男性です。

 

春日基地によりますと、1等空佐は去年5月と6月、職場で部下の女性隊員に対し、不快にさせる性的な内容を含む発言をし、精神的な苦痛を負わせたということです。

 

女性隊員が上司に相談して発覚し、基地が事実関係の確認を進めていました。

 

1等空佐は「深く反省している」と話しているということです。

 

春日基地は、「セクハラは重大な服務規律違反」とした上で、基地司令の田崎剛広空将補は、「更なる服務規律の維持と再発防止に努める」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

春日基地のトップは空将補ですが、
配属先の西部航空方面隊司令部のトップは空将ですので
部隊では第三位の階級の者が加害者となった訳です。
発言だけで他の行動には及んでいなかった様ですが、
懲戒処分を受けるだけの発言が有ったと認められたのです。
自衛隊のハラスメント処分には発生から1年以上要する事もありますが
今般は9ヶ月で処分が下されたので早い決着だと思います。
処分内容は減給6分の1を1ヶ月なので、比較的軽い処分ではないかと思います。

※ 2022年3月3日追記
2022年3月1日付人事で西部航空方面隊司令部付の清水義之1等空佐が
航空自衛隊幹部学校勤務に発令されました。
清水義之1等空佐は2020年3月16日付で西部航空警戒団副司令への人事発令。
そして、2021年9月1日付で西部航空方面隊司令部付の人事発令なので
既にセクハラ加害の容疑として役職を外す人事が行われ、
今般の異動がタイミングから懲罰人事と思料されます。

被害者の方へ
部隊のトップクラスの上官である上司からのセクハラなので
対応にも苦慮されたのではないかと存じます。
例え佐官であっても、処分されている点だけは評価に値しますが、
減給処分であるならば、引き続き同じ職場ではあるので
精神的な苦痛が続くかも知れません。
心身に不調を感じられたら、心療内科や精神科へ受診されることをお勧めします。

学生に対してアカハラ・パワハラ 助教に停職1日の懲戒処分 島根大学

学生に対してアカハラ・パワハラ
 助教に停職1日の懲戒処分 島根大学

 

2022年2月28日() 17:40 山陰放送

 

島根県松江市の島根大学は28日、生物資源科学部に所属する40歳代の助教を、28日付けで停職1日の懲戒処分にしたと発表しました。

 

大学によりますと、この助教は、指導していた学生に対し、アカデミックハラスメントやパワーハラスメントにあたる侮辱的な発言を行い強い不快感を与えたため、大学のハラスメント防止に関する規定違反に該当したということです。

 

2020年、発言を受けた学生が大学に相談。調査の結果、処分が決定しましたが、この助教をめぐっては4年前から、別の学生や教員からハラスメントの相談を複数回受けていて、注意、指導を行っていたということです。 



※ 他社のニュースも掲載致します

学生へのハラスメント行為で島根大の40代助教が停職処分
(島根・松江市)

 

2022年2月28日() 19:31 山陰中央テレビ

 

島根大学は、学生に対する言葉のハラスメントで所属する助教を停職1日としたことを発表しました。

処分を受けたのは島根大学生物資源科学部の40代の助教です。処分は停職1日で、大学によると、この助教による学生などへの言葉のハラスメントの相談は4年前から複数件大学に寄せられ、注意や指導を行ったにも関わらず再発したため、懲戒処分にしたとしています。

再発はおととしの2月ですが、コロナの影響で面談や調査が進まず、処分が今になったということです。2次被害の恐れがあるとして、大学側は助教の性別や言動など具体的なハラスメントの内容を公表していません。


《カウンセラー松川のコメント》

4年前からパワハラ被害で相談を受け、注意や指導でも改善せず、
懲戒処分として停職1日となったそうですが、
これだけ長期間に渡り続発させながら停職1日の処分は軽いと思います。
しかも、それまでも効果無き対応をしていた大学当局も
無関心か無責任か無能ではないでしょうか?
初犯ならともかく、これだけ継続しているのですから、
こんな絵に描いた餅の様な処分では、相変わらず大学当局も無関心さが
ここまで伝わって来ました。

被害者の方へ
嫌な目に遭いながら、大学当局の対応の遅さ等に辟易されていると思います。
聞くところによりますと、大学当局は数年間しか居ない学生よりも、
長く勤務する教員を大切にしたり、学生には寄り添わない例もあるそうです。
特に私学と異なり、公立では入試受験料や授業料等の収入への関心が薄いので、
学生に寄り添う必要性も感じてない様です。
大変な状況かと思いますが、これも社会勉強の一つと割り切って
卒業後の進路に向けて努力される事が将来性もあると存じます。

【独自】1年生の4割が自主退学 パワハラか、学校は否定 千葉県南部の看護系学校 元生徒ら県に相談も…

【独自】1年生の4割が自主退学 パワハラか、
学校は否定 千葉県南部の看護系学校 元生徒ら県に相談も

 

2022年2月28日() 7:35 千葉日報

 

 千葉県南部の看護系学校で、本年度入学した1年生38人のうち約4割に当たる15人が自主退学したことが、千葉日報社の取材で分かった。複数の元生徒は取材に「教員によるパワーハラスメントがあった」と証言、改善を求め県に相談したという。学校側は退学の事実は認めたが、パワハラについては否定した。コロナ禍で看護師不足が叫ばれる中、地域医療の担い手育成の現場が揺れている。

 

 取材に応じた元生徒らは、特定の女性看護教員から「あんたみたいなばかに教えることはない」などとののしられたり、同級生の前で「あの高校は勉強しなくてもテストをクリアできる」などと出身校をからかわれたという。

 

 このほか、「校内で書類をテーブルに投げ付けられた」り、課題の提出が遅れ、謝罪し再提出したところ「もう留年だから」と言い渡されたとの証言も。髪型など容姿について笑われた生徒もいるという。

 

 生徒の中には精神面や体調の不良を訴えるケースもあり、取材に応じた1人は「医療従事者を目指している人が、あのような指導で夢を諦めさせられるのは腹立たしい」と悔しさをにじませた。

 

 これらの証言に対し、学校側は千葉日報社の文書による取材に答え、15人の退学を認めた上で「退学はとても残念だが、正当な理由で本人が決めたこと」と説明。

 

 一方で、パワハラについては「そのような事実はありません」と否定。「教員も何とか資格試験に合格させるように努力をしてきた」などとした。

 

 一方、医療技術者養成校の指導などに当たる県医療整備課は、生徒らから複数回にわたり校内でのパワハラについて相談を受け、学校側に連絡を取ったことを認めたが、「法令上、細かい人間関係など個別案件は指導できない」と説明した。

 

 厚生労働省がまとめた看護師等学校養成所に関する「入学状況及び卒業生就業状況調査」によると、同種の養成校で退学や留年などで卒業しなかった人の2020年度全国平均は175%、千葉県は84%だった。


《カウンセラー松川のコメント》

北海道の看護学校パワハラ事案が解決する前に
千葉県内の看護系学校でパワハラ事案が発生した模様です。
1年生の約4割が退学とは尋常な人数ではありません。
学校当局はあくまで「自主退学なので問題無し」と
書面上の事実を主張している様ですが、
既に千葉県当局には複数の生徒からパワハラの相談を受けており、
ニュースでもパワハラが具体的に報じられているので、
教員によるパワハラ加害の蓋然性は高いでしょう。
この様な学校には教員免許も不要なのでしょうし、
大切なのは収益とそれに直結する要因の資格試験合格率なので、
合格する見込みが無ければ、退学して貰っても構わないのでしょう。
如何にも私学らしい教育方針と言うより営業方針ですが、
当局の指導力を見極めた上での悪辣なパワハラと言えます。
このパワハラが事実ならば、民事訴訟に持ち込んで実名を公表しない限り、
まだまだパワハラ被害者の生徒は生み出されるはずです。

被害者の皆様へ
一人の力では弱いですが、複数の被害者がいらっしゃるのですから
団結して法廷闘争に持ち込んで、学校と被害者のどちらに正義があるか
しっかりと白黒着けた方が良いと思います。
このまま泣き寝入りしても、加害者が喜ぶと共に被害者が増えるだけです。

2022年2月25日金曜日

男性教諭 教え子にわいせつ行為 山梨県

男性教諭 教え子にわいせつ行為 山梨県

 

2022年2月25日() 19:52 山梨放送

 

甲府市教育委員会は25日、市内の学校に勤務する50代の男性教諭が、校内で教え子の体を触るわいせつ行為をしていたと発表した。市教委は、強制わいせつ罪に当たると判断し、警察に通報した。

 

市教委によると、男性教諭は今年度、勤務する学校の校内で教え子1人の体を触るわいせつ行為に複数回及んだという。子どもから相談された保護者が、今月21日に学校に連絡し発覚した。教諭は、聞き取りに対して、わいせつ行為を認め、「取り返しのつかないことをした」などと話しているという。

 

市教委は、弁護士と協議のうえ、教諭の行為が強制わいせつ罪にあたると判断し、24日に甲府警察署に通報した。被害者の性別や学校の種類については明らかにしていない。

 

市教委は25日、臨時の校長会を開き、再発防止や服務規律の徹底を指示した。


《カウンセラー松川のコメント》

セクハラでなく強制猥褻として警察に通報の事案です。
事案の詳細は伏せられておりますが、
何でもセクハラで内部処理するのではなく、
きちんと警察に通報する姿勢が大切だと思います。
第三者への行為で犯罪とされる行為はハラスメントではありません。

被害者の方へ
事件の被害者として大変な思いをした上に
事情聴取等で更に大変な思いをされると思いますが、
再発防止の為にも協力してください。
尚、心身不調を感じられましたら心療内科や精神科での受診をお勧めします。

複数の部下にパワハラ 消防署長 停職1カ月 富岡甘楽広域本部

複数の部下にパワハラ 消防署長 停職1カ月 富岡甘楽広域本部

 

2022年2月25日() 6:05 上毛新聞

 

 複数の部下にパワーハラスメント(パワハラ)をしたとして、群馬県の富岡甘楽広域消防本部(伊丹浩消防長)は24日、富岡消防署長を務める男性職員(60)を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は22日付。

 

 同本部によると、署長は2018年~昨年10月、当時部下だった8人以上の職員にパワハラをした。下仁田消防署長だった19年には同署の20代男性職員2人の頭を木製の棒でたたいた。20年には40代男性職員に、「何でそんなことも解決できないんだ。いつまでたっても万年係長だな」などと暴言を吐いた。この中には耳鳴りや睡眠障害、吐き気などの症状が出た職員もいたという。

 

 同本部の聞き取りに、署長は「被害者に精神的苦痛を与えてしまったことを謝罪致します。組織に与えた損害も大きすぎます。大変申し訳ありません」などと話し、言動を大筋認めているという。署長は3月末で定年退職の予定。

 

 同本部は22日付で、連帯責任として総務課長を消防長訓告処分とした。また、伊丹消防長は同日、同本部を管轄する富岡甘楽広域市町村圏振興整備組合の榎本義法理事長(富岡市長)から、口頭で厳重注意を受けたという。

 

 上毛新聞の取材に、伊丹消防長は「地域住民の信頼を失い、不安を与えてしまって大変申し訳ない。信頼回復のため、職員の教育を徹底する」とコメント。同本部は全職員を対象とした法令順守の講習会を開催する予定だという。

 

 相次ぐ不祥事の再発を防ぐため、同本部は昨年1119日に検証委員会を設置。全職員を対象にしたアンケートや、それを基にした職員への聞き取りを実施し、その過程で発覚した。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します

消防署長、部下に「お前は万年係長だよな」…会合では職員の頭たたく

 

2022年2月25日() 11:26 読売新聞

 

 富岡甘楽広域消防本部(群馬県富岡市)は24日、富岡消防署長の男性(60)がパワーハラスメントを繰り返したとして22日付で停職1か月の懲戒処分にしたと発表した。停職中は総務課長が職務を代行する。

 

 同本部によると、男性は2018年頃から複数の部下に「お前は万年係長だよな」と話したり、消防関係者との会合で職員の頭をたたいたり、火災原因調査書の作成をめぐって担当職員を何度も責め立てたりして、複数の職員が精神的な不調を訴えた。同本部で不祥事が相次いで昨年11月に全職員にアンケート調査を実施した際、度重なるパワハラ行為が判明した。男性は昨年4月に署長に就任した。


《カウンセラー松川のコメント》

パワハラが何かを理解出来ないままの方が居るのですね。
ぶん殴ったり、怒鳴りつけなければ大丈夫だと勘違いしていたのでしょう。
管理監督者たる者、自分がするべき事だではなく、
自身や職場での禁止行為にも把握しておくべきです。
定年退職直前にパワハラ加害が判明とは、
天網恢々疎にして漏らさずですし、晩節を汚してしまいましたね。

被害者の皆様へ
自分に自身の無い者、能力が不足している者ほど
ハラスメントを行う傾向がありますので、
この様な者が上司になって本当に不幸だと思います。
せめてもの救いは、退職前にハラスメント加害が明るみになり、
加害者として懲戒処分を受けたことでしょう。


2022年2月24日木曜日

同僚の女性にテレビ電話利用しわいせつな行為 小学校の教師を懲戒処分 大阪市教委

同僚の女性にテレビ電話利用しわいせつな行為
 小学校の教師を懲戒処分 大阪市教委

 

2022年2月24日() 19:12 関西テレビ

 

大阪市立の小学校に勤務する男性教師(31)が、複数回にわたりテレビ電話を利用し同僚の女性にわいせつな行為を強要したとして、停職3カ月の懲戒処分を受けました。

 

大阪市教育委員会によると、男性教師は去年、同僚女性と勤務外でオンラインゲームをしていた際、罰ゲームとして「谷間を見せてほしい」「胸を寄せるポーズして」などと女性に要求しました。

 

その後、男性教師は要求をエスカレートさせ、ゲームをしていない場合でも、上半身裸になるよう求めることなどがあったということです。

 

女性は聞き取りに対し、「毎日顔を合わせるので、要求に応えるしかなかった」と回答。男性教師は「お互いに恋愛関係にあると思っていた。深く傷つけたことを反省する」と事実関係を認めているということです。

 

男性教師はこのほかにも、別の同僚女性に対し、2人きりの車内で抱きつくなどのわいせつな行為をしていたことが判明していて、市教委は「不祥事の再発防止と市民の信頼回復に務める」としています。


《カウンセラー松川のコメント》

独身者が異性の遊び仲間に対して恋愛感情を抱くのは
異常ではありません。
しかし、相手の感情を確かめること無く、
卑猥なポーズを要求するのは異常です。
「色情狂」と言われても止む無しです。
しかも、他の同僚女性には抱きついていたとなると、
単なる性犯罪者に過ぎません。
懲戒処分として停職3か月とのことですが、
こんな異常者を職場に復帰させるのは尋常ではありません。
最悪、大人の女性が相手にしてくれないからと、
勤務先の児童に猥褻な行為をする可能性も否定出来ません。
セクハラによる内部処理で誤魔化さず、
きちんと猥褻犯として司直の手に委ねるべきです。

被害者の皆様へ
加害者が同じ職場へ復帰する事に嫌悪感や恐怖感があるならば、
上司や職員組合等に相談や訴えて構わないでしょう。
また、心身に異常を感じたならば
躊躇わず心療内科や精神科で受診をお勧めします。

育児時短勤務「認めない」 同僚に暴言の三浦市職員を懲戒処分

育児時短勤務「認めない」 同僚に暴言の三浦市職員を懲戒処分

 

2022年2月24日() 18:11 神奈川新聞

 

 三浦市は24日、職場の秩序を乱す行為を行ったとして、市民部の男性職員を戒告の懲戒処分とした。

 

 市人事課によると、男性職員は昨年3月、業務に支障が出るとして、同僚職員に育児短時間勤務の利用を認めないなどの暴言を吐いたとしている。


《カウンセラー松川のコメント》

法定の権利を個人の感覚で認めないとは驚きの発言です。
法律も遵守出来ない様な公務員は不要ではないでしょうか。

被害者の方へ
頭の悪い人の話にいちいち反応したり耳を貸したりする必要はありません。
こんな世迷い事を公言する様な輩は放置するに限ります。
但し、法定の権利行使だとしても、
その権利行使により誰かの迷惑になったり、他者が負担増となるならば、
そこへの気遣いは必要だと私は確信しております。

心落ちつかせる時間なのに「感情抑えられず」 …小学校教師、児童4人に暴言や暴力

心落ちつかせる時間なのに「感情抑えられず」
…小学校教師、児童4人に暴言や暴力

 

2022年2月24日() 7:11 読売新聞

 

 石川県七尾市内の小学校で2月、教師が児童4人に体罰を行ったとして、市教育委員会が校長と教師を指導していたことが23日、分かった。

 

 市教委によると、小学校で授業終了後の清掃前、児童たちが歌を歌うなど騒いでいるのを教師が注意し、児童たちが従ったのに、教師が暴言をはいたり暴力を振るったりした。児童にけがはなかった。

 

 この小学校では、清掃前に心を落ちつかせる時間を設けているが、児童が騒いだため、教師は「自分の指導力不足を感じ、感情を抑えられなくなり、体罰をしてしまった」と説明しているという。

 

 校長と教師は被害児童や保護者に謝罪した。市教委は教師と校長に「体罰はあってはならない」と指導し、さらに児童への心のケアを徹底し、再発防止に努めるよう指示した。



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「指導力不足に感情抑えられず」
小学校で教師が児童4人に暴言と暴力の体罰市教委が指導

 

2022年2月23日() 12:20 石川テレビ

 

 石川県七尾市の小学校で教師が児童4人に体罰を行ったとして、教育委員会が校長と教師を指導していたことが分かりました。

 

 関係者によりますと、2月、七尾市内の小学校で教師が児童4人に対して暴言や暴力を振るったということです。

 

 七尾市教育委員会によりますと、教師が体罰を行った事について校長から連絡を受け、21日体罰を行った教師と校長に対し指導を行ったということです。

 

 また児童に対する心のケアを徹底し、再発防止に努めるよう指示し、被害児童や保護者も対応に理解を示しているということです。

 

 体罰を行った理由について教師は「自分の指導力不足に感情が抑えられなかった」と説明しているということですが、教育委員会は「どのような理由であろうと体罰は許されない」とコメントしています。

 

 七尾市教育委員会では今回の体罰について、すでに県教育委員会に報告していて、処分は県教育委員会が判断するということです。


《カウンセラー松川のコメント》

「どのような理由であろうと体罰は許されない」
教育委員会としては正論かも知れませんが、
余りにも事案に対して向き合っていない通り一遍過ぎるコメントです。
騒いでいたとしても、それへの注意に従ったのに、
教師からの暴言や暴力を受けたのでは児童も困惑するでしょう。
それにしても、暴力に関しての説明が無いのは気になります。
今般の事案は教師が自身の指導力不足感が原因であり、
先ずは本当に指導力不足であったのかどうかを確認する必要があります。
また、感情が抑えられなかった点についても、しっかりと対応するべきです。
教育委員会もマスコミに対して「当たり障りのないコメントで済まそう」
と言う姿勢が見え透いてます。
加害者は精神的に追い詰められていたのでしょうね。
この様な事態に至る前に相談出来る、同僚や上司とか窓口が無いのも
被害者や加害者双方にとって不幸な出来事です。

被害者の皆様へ
毎日、保護者と学校や外で起きたことや
自分の身体や気持ちについて話しをしてみてください。
保護者の方も、当面の間は様子をみていてください。
何か異変があれば心療内科や精神科での受診をお勧めします。
また必要ならば学校や教育委員会へ連絡もしてください。

2022年2月23日水曜日

准教授、連絡メールを「迷惑」扱い・緊急性ないのに警察に通報…出勤停止3か月

准教授、連絡メールを「迷惑」扱い・緊急性ないのに警察に通報…出勤停止3か月

 

2022年2月23日() 22:59 読売新聞

 

 金沢大学は22日、同大の医薬保健研究域医学系の50歳代の男性准教授を出勤停止3か月の懲戒処分にしたと発表した。処分は14日付。

 

 発表によると、准教授は山崎光悦学長からの出頭命令を拒否し、連絡のメールを迷惑メール扱いとして開封しないなど業務放棄を行った。また、数年間にわたって同大職員に強圧的な言動を取り、緊急性がないのに警察に通報して職場秩序を乱した。

 

 学内調査の結果、大学側は「職場秩序への侵害は相当に大きい」と認定した。准教授は審査委員会への陳述書で、複数の項目で否定したり、「記憶がない」と答えたりしているという。

 

 同大は「教職員の服務規律の順守と適正な勤務環境の維持に向けて再発防止に努める」とコメントした。


《カウンセラー松川のコメント》

数年間も職員にハラスメントを行っていても、
加害者が准教授だと問題視されなかったのでしょうか。
それとも、職員が「加害者は准教授だから」と諦めていたのでしょうか。
他にも奇行が多発している加害者なので、
専門医の診察を受けられた方が今後の為には良いと思います。
懲戒処分だけでは改善するとは思えません。
しかし、雇用者としては医師の診察を強制する訳にもいかないので
数回の問題行動で懲戒解雇にする方向なのかも知れません。

被害者の皆様へ
奇行を繰り返す准教授が相手で苦労されたことでしょう。
しかし、職場復帰で改善するとは思えませんので、
残念ながら、今後は被害を受ける度に報告や記録をすることで
懲戒処分が早期に行われるのを期待するしか防御方法はないでしょう。

消防本部職員、部下に「お前と仕事したくない」「他の職員と代われ」…減給処分

消防本部職員、部下に「お前と仕事したくない」「他の職員と代われ」…減給処分

 

2022年2月23日() 21:10 読売新聞

 

 宮城県登米市は22日、建設総務課主事の男性職員(34)を懲戒免職にしたと発表した。発表によると、職員は昨年10月以降、無断で遅刻や早退を繰り返し、今年1月20日には市役所で話し合いをしていた上司の50歳代男性に「職員全員刺すか、何するか分かりませんよ」と脅迫した。今月16日、古川簡裁に脅迫罪で略式起訴され、罰金10万円の略式命令を受けた。

 

 また、市は市消防本部の係長級の男性職員(44)を減給10分の1(3か月)とした。部下に「お前と仕事したくない」「他の職員と代われ」などのパワハラ発言を繰り返した。いずれも処分は21日付。



※ 他社のニュースも掲載致します

懲戒処分等の公表及び市長、
消防長コメント(登米市・222日発表)22222

 

2022年2月22日(火)19:56 仙北郷土タイムス

 

本市職員に対し、地方公務員法第29条に基づく懲戒処分等を行ったので公表します。

 

○事案1 正当な理由のない欠勤及び職員に対する脅迫行為等について

 1、処分等の内容

 (1)処分年月日 令和4221

 (2)処分内容及び職員の所属・職名・氏名・年齢・性別

   免職 建設部建設総務課 主事 澤田裕幸(34歳・男)

 (3)非違行為の概要

 本件については、令和31019日以降において、無断遅刻・早退による欠勤を行い、所属長等が複数回にわたり出勤又は休暇届等の指示を行ったにもかかわらず、その指示に従わず令和4125日までの間、正当な理由のない欠勤を繰り返したものであります。

 また、令和4120日、建設部内において上司に対し「職員全員刺すか、何するか分かりませんよ。」などと申し向け、脅迫し、令和4126日に佐沼警察署に逮捕されたものであります。

 さらに、所属長に対する威嚇する行為や発言を行うとともに、欠勤による業務の遅延や、上司に対する脅迫行為により、建設部職員に負担や不安を与え、職場の秩序に大きな影響を及ぼしたものであります。

 

〇事案2 消防職員によるパワーハラスメントについて

 1、処分等の内容

 (1)処分年月日 令和4221

 (2)処分内容及び職員の役職階級・年齢・性別

   減給(10分の13月 係長級(44歳・男)

 (3)非違行為の概要

 本件については、部下職員に対し、個人を否定する発言や人格を否定する発言を行うとともに、他の職員とは異なる対応をするといったパワーハラスメントに該当する行為を行ったものであります。また、当該職員は、以前にも職員に対する暴力行為により厳重注意を受けていたにも関わらず、再びこのような事態を惹き起こしたものであります。

 (4)管理監督責任

 上記の懲戒処分に伴い、部下職員に対する管理監督責任として、管理監督職員4名に対し、下記の処分を行いました。

 ・訓 告 課長級(49歳・男)

 ・文書厳重注意 部長級(59歳・男)

 ・文書注意 次長級(55歳・男)、課長級(54歳・男)

 

〇市長コメント

 職員に対し、これまでも再三にわたり注意を喚起してきたにもかかわらず、服務規律や法令に反する行為が行われ、市民の皆様の信頼を損ねる事態となったことについては極めて遺憾であり、市民の皆様に対し深くお詫び申し上げます。

 当該職員並びに管理監督職員に対しては、厳正な処分をもって対処いたしました。

 今後、職員一人一人が高い倫理観を持ち職務に精励するよう指導するとともに、再発防止に努め、一日も早く市民の皆様方の信頼を回復できるよう最大限努めてまいる所存であります。

〇消防長コメント

 市民の皆様の生命、財産を保護することが職責である消防職員が、部下職員に対し職場内でこのような行為を起こしたことは、決して許されないことであり、市民の皆様に対し深くお詫び申し上げます。

 今後、再びこのような事態を惹き起こすことのないよう、職員一人一人が高い倫理観を持ち職務に精励するよう指導するとともに一日も早く市民の皆様方の信頼を回復できるよう最大限努めてまいる所存であります。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログではニュース前半はハラスメントと無関係なので言及せず、
ニュースの見出しとなった内容についてのみ言及致します。
この事案、役付きにもなった者の言動ではありませんね。
人事権が無ければ、部下も上司もお互いに相手を選べません。
それを選り好みする言動は勤め人として失格です。
こんな無礼な発言をされた部下だって
「お前と仕事したくない」「他の係長と代われ」と言いたいはずです。
ついでに「こんな使えない上司は不要」とも言いたいはずです。
実際にそこまで言われて上司としてどんな気持ちになるか、
体験させないと加害者は分からないでしょう。
まして、以前にも職場での暴力行為で処分を受けているにもかかわらず、
再度問題を起こしているのですから、減給程度で反省するか疑わしいです。

被害者の方へ
こう言う無神経な人間も社会には結構居ます。
もう「運が悪かった」としか言えません。
しかし被害に遭ったのは事実ですし、嫌な思いもされたでしょう。
どうか気を落とさずに、この加害者を反面教師として
今後の後輩や部下の育成に活用して欲しいと思います。

コロナ感染から復帰の部下に、人繰りで職場に迷惑…消防組合職員をパワハラ懲戒

コロナ感染から復帰の部下に、人繰りで職場に迷惑
…消防組合職員をパワハラ懲戒

 

2022年2月23日() 15:18 読売新聞

 

 山口県の宇部・山陽小野田消防組合は22日、50歳代の男性職員が、部下に新型コロナウイルス感染を中傷するなどのパワーハラスメント行為をしたとして、戒告の懲戒処分にしたと発表した。処分は7日付。

 

 発表によると、昨年5~6月、複数回にわたり、新型コロナ感染から職場復帰した部下に対し、人繰りなどで職場に迷惑がかかったとの趣旨の発言を行ったという。具体的な文言は「被害者の心情を考慮する」として明らかにしていない。

 

 全職員が対象のアンケートで発覚。組合の調査に対し、男性職員はパワハラ行為を認めたという。篠崎圭二市長は「コロナへの差別がないよう指示していた時期。誠に遺憾で、怒りを感じる」と話した。


《カウンセラー松川のコメント》

宇部中央消防署の松永拓也さんが亡くなった事案を機に
同消防本部ではパワハラの調査を実施しておりますが、
また新たなパワハラが発見されました。
新型コロナウイルスへの感染は本人の不注意の場合と
不可抗力の場合があります。
接触者を選べない消防職員の場合、
感染防止が十分だとしても感染してしまう可能性があります。
被害者の感染が前者か後者かは分かりませんが、
「絶対に前者である」と確信を持てない限りは、
感染からの職場復帰者に対して欠勤や待機中の職場での不満を
上司が伝えるべきではないでしょう。
しかも同じ職場の方ならば、
一人の長期欠勤がどれだけの影響を及ぼすが分かるはずです。
それを追い打ちをかける様な言動は不要でしょう。
パワハラによる自殺者まで出している組織の一員ならば、
尚更にパワハラに対しての意識を過剰にして
パワハラ抑止に努めるのが当然の事だと思います。

被害者の皆様へ
どんな事にも無頓着や対岸の火事と当事者意識が欠落している者は居ます。
今般の加害者が当にそのものズバリな方です。
本来、この様な方は公安職に不適切なのですが、
採用されてしまった以上は簡単に追放も出来ません。
そして、これから先もこの様な方が現れるかも知れませんが、
遠慮無く「パワハラ被害に遭った」と公言しても構わないでしょう。
更に皆さんは今般の加害者を反面教師として、
後輩や部下の育成への教育材料にしてください。

児童に体罰や人格否定発言 小学校教諭懲戒処分 兵庫・姫路

児童に体罰や人格否定発言 小学校教諭懲戒処分 兵庫・姫路

 

2022年2月23日() 11:30 毎日新聞(井上元宏)

 

 兵庫県教委は22日、児童13人に体罰や人格を否定する発言をしたとして、女性教諭(43)を減給10分の11カ月)の懲戒処分にした。関係者によると、特別支援学級の児童への体罰・暴言問題があった姫路市立城陽小学校の教諭という。

 

 県教委によると教諭は20164月~217月、忘れ物をした児童の服をつかんだり、20分程度立たせたりする行為を繰り返した。忘れ物をした理由を尋ねて答えなかった5年生の男子児童に「心の病気ですか」「今すぐ病院に行った方がいいですよ」と発言した。教諭は「体罰との認識がなく、反省している」と話しているという。指導監督が不十分だったとして同校の校長は市教委からの説諭とした。

 

 同小では特別支援学級の児童6人に「生きる価値なし。死ぬしかない」など計34件の暴言や体罰をしたとして担任だった男性教諭が219月、懲戒免職となった。原因を究明する検証委員会は同12月、適切な対応を取らなかった管理職と市教委について「重大な問題があった」と指摘する報告書をまとめていた。

 

 

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剣道部部員を竹刀でたたき、生活指導で「殺すぞ」発言
 顧問の高校教諭を処分

 

2022年2月23日() 8:30 神戸新聞(小尾絵生)

 

 兵庫県教育委員会は22日、顧問を務める剣道部の部員に対し、体罰など不適切な指導を繰り返したなどとして、姫路市内の県立高校男性教諭(38)を停職1カ月とするなど、計4件の懲戒処分を発表した。

 

 教諭は2020年7月~21年9月、部員3人に対し、ふくらはぎや耳の辺りを竹刀でたたく体罰や、生活指導の際に「殺すぞ」などと発言。保護者から管理職に申し出があり発覚した。

 

 ほかに、受験を目指す生徒に対し、誤った評定平均値を伝え受験機会を失わせたとして、神戸市内の県立高校女性教諭(45)を減給10分の1(1カ月)に。16~21年度にかけて13人の児童に対し、服を引っ張ったり肩を押したりしたほか、「心の病気ですか」などと発言したとして、姫路市立小学校の女性教諭(43)を減給10分の1(1カ月)とした。

 

 また、顧問を務める野球部の部員に対し、頭をたたくなどの体罰を繰り返したとして、西宮市立中学校の男性教諭(54)を戒告とした。


《カウンセラー松川のコメント》

姫路市立小学校の女性教諭(43)について
[児童の服を掴む][20分程度立たせる]これらも体罰になるとなると
教員の行動も随分と制限されてしまいそうですね。
暴力を容認するつもりはありませんが、何でも体罰にして処罰対象にすると
教員が委縮して適正な活動を行わなくなる可能性を危惧致します。
また、忘れ物をした理由を言えないのにも理由があるでしょうけど、
普通に質問したことに対して児童が黙秘を貫けば、
教員も感情的になって不思議ではありません。
確かに不適切な発言かも知れませんが、
そこは保護者と学校も歩み寄る姿勢が大切だと思います。
何でも目くじらを立てて問題にするのは、
将来の学校教育環境を逆に悪化させるばかりだと感じております。

被害者へ
事情は有るのかも知れませんが、忘れ物をして良い訳がありません。
自分の考えや気持ちを正直に話ししましょう。


姫路市内の県立高校男性教諭(38)について
剣道の竹刀は勝負に使うものであり、折檻の道具ではありません。
それにしても、何故に体罰に至ったのでしょうか?
その原因が記されていないのが気になります。
「体罰=悪」と単純に報道するのは安易過ぎると思います。
しかし「殺すぞ」は言い過ぎです。教育者としては不適切な発言です。

被害者の皆様へ
嘘でも「殺すぞ」なんて言われたくないですよね。
ところで、何で体罰を受ける事になったのでしょうか?
加害者を責めるのは簡単ですが、
皆様には何の落ち度もありませんでしたか?


西宮市立中学校の男性教諭(54)について
頭を叩いた理由が記されていないので、何とも解釈出来ませんが、
感情的な行動であれば教師どころか社会人として失格です。

被害者の皆様へ
体罰が繰り返されて恐かったと思いますが、
その体罰が起きた原因が何かによっては
皆様も自身を顧みる必要があります。

大和市長パワハラ問題 市議会特別委が退職者含め証言募集開始

大和市長パワハラ問題 市議会特別委が退職者含め証言募集開始

 

2022年2月23日() 5:31 神奈川新聞

 

 大和市副市長を昨年4月に辞職した金子勝氏(64)が大木哲市長(73)による職員へのパワーハラスメント的言動があったと証言したことを巡り、大和市議会の調査特別委員会(井上貢委員長)は22日、被害に関する実名証言の募集を開始した。調査委が実施した無記名の管理職アンケート結果を裏付け、事実認定に生かすことが目的。

 

 対象は大木市長、井上昇副市長(71)、小山洋市副市長(62)からパワハラ被害を直接受けたり、見聞きしたりした退職者を含めた市職員。氏名と証言内容、連絡先を任意の用紙に記載して議会事務局に郵送か持参する。

 

 期間は1次募集が3月末。4月1日以降に2次募集を予定している。3月7日に大木市長らの聴取を予定しており、間に合えば質疑にも反映する。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2月16日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 大和市長パワハラ疑惑めぐり 3月7日に市議会が参考人招致へ (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
いよいよ実名での証言者を募集が決定しました。
市長 対 元副市長、市長 対 市議会、市長 対 職員の戦いも
いよいよ大詰めです。
しかし、市議会で真実が明らかになり、
仮に市長のパワハラと認定されても、この調子では市長は屁理屈を何癖を付けて
自身の加害行為を認めないでしょうね。
場合によっては、裁判に持ち込むかも知れません。

被害者の皆様へ
多くの方々が公の場で実名により証言することで
加害者の行為が事実である蓋然性が非常に高くなります。
「誰かが証言するだろう」ではなく、全員で証言をしましょう。
それが正義を貫く事になります。

2022年2月22日火曜日

研修後の感想を提出させた上司、紙に「バカ」「アホ」と書き込んで返却…精神的苦痛与える

研修後の感想を提出させた上司、
紙に「バカ」「アホ」と書き込んで返却…精神的苦痛与える

 

2022年2月22日(火) 9:54 読売新聞

 

 檜山広域行政組合消防本部(北海道江差町)は21日、パワハラ行為をしたとして、奥尻消防署の40歳代の男性消防司令補を減給10%(2か月)の懲戒処分にしたと発表した。処分は17日付。

 

 同消防本部によると、消防司令補は2017年4月~20年12月頃、部下ら3人に研修後の感想を提出させた紙に「バカ」「アホ」などと侮辱する言葉を書き込んで返し、精神的苦痛を与えるなど9件のパワハラ行為を行った。全職員対象のハラスメント調査やその後の聞き取りで発覚した。

 

 また、管理監督責任で同消防署長を減給10%(1か月)、次長と主幹の2人を戒告の懲戒処分とした。


《カウンセラー松川のコメント》

3年以上に渡ってメンタル攻撃による加害。
周囲の目を引かない方法なので被害者からの訴えが無い限りは
事案も表面化しない方法です。
加害者としては相当に嫌味を効かしたつもりなのでしょうけど、
指導する立場としては提出物の何処が悪いのか指摘をして
提出者に気付かせるべきでしょう。
しかも、感想文であれば提出者の自由意見で問題は無いのですから、
誹謗する様な書き込みも不要です。
加害者の自己満足での行為としか思えないです。

被害者の皆様へ
残念ながら、加害者の様な上司は少なくありません。
この嫌な体験を無駄にせず、今後の後輩や部下の育成時に
他山の石として活用してくださいませ。

2022年2月21日月曜日

松山大女子駅伝部の指導をアカハラ認定 当時監督の准教授が大学を訴え 賠償と無効確認求める【愛媛】

松山大女子駅伝部の指導をアカハラ認定
 当時監督の准教授が大学を訴え 賠償と無効確認求める【愛媛】
 

 

2022年2月21日() 20:28 テレビ愛媛

 

松山大学の女子駅伝部の指導がアカデミックハラスメントにあたると認定された当時の監督が「調査はずさん」などとして21日、損害賠償と大学に無効の確認を求める訴えを起こしました。

 

訴えを起こした大西祟仁さん:

「今回の真相、そして、真実を明らかにすることは困難であると思いましたので、このような形になりました」

 

訴えを起こしたのは松山大学准教授の大西祟仁さんです。

 

訴えによりますと、松山大学はおととし、当時、女子駅伝部の監督だった大西さんが部員に「もう辞めていい」と発言するなどしたとしてアカデミックハラスメントと認定。

 

大西さんは「事実と違う」などとして異議を申し立てたものの再調査はなく、去年、停職45日の処分を受けました。

 

このため「ずさんな調査・認定などにより、不当なハラスメント認定がなされた」などとして、大学に220万円の損害賠償と処分の無効確認を求めているものです。

 

松山大学は「詳細を把握しておらず、コメントできない」としています。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2月16日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 部員指導が「アカハラ」認定 松山大女子駅伝部前監督に停職処分【愛媛】 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
大学は部員の申し立てにより調査しハラスメントと認定。
加害者はこの認定内容を全面的に否定し異議申し立てをするも大学は拒否。
その結果としての訴訟に至りました。
こうなると、被害者の申し立て、大学の認定根拠、加害者の主張
どれが真実でどれが虚偽や誤認なのか、単なる第三者では判断が付きません。
今更ですが、加害者とされていた女性コーチはどうなっているのでしょう。

「マスクをつけろ」またしても消防でパワハラ 部下を蹴り消防職員が停職1カ月 山梨

「マスクをつけろ」またしても消防でパワハラ
 部下を蹴り消防職員が停職1カ月 山梨

 

2022年2月21日() 19:20 テレビ山梨

 

山梨県の峡南消防本部の50代の男性職員が部下を蹴り、停職1か月の懲戒処分となったことがわかりました。

停職1か月の懲戒処分となったのは、峡南消防本部の中部消防署に所属する50代男性消防司令です。

関係者によりますと消防司令は2月10日、20代の消防副士長が昼食後にマスクを鼻までかけずに同僚と話していたことに対し「マスクをつけろ」と叱責しました。その後「何笑っているんだ」などと怒鳴りながら蹴り、消防副士長は左の臀部に全治一週間のけがをしたということです。

峡南消防本部は消防副士長の申し出を受け調査しパワハラが確認できたとして、2月21日付で処分を決めたということです。



※ 記事作成後に報道されたニュースも掲載致します

どなる消防司令、部下のマスクを無理に引っ張り脚を蹴る
…パワハラで停職1か月

 

2022年223日(水) 12:51 読売新聞

 

 山梨県の峡南消防本部は22日、部下の脚を蹴るなどのパワーハラスメント行為をしたとして、中部消防署(身延町)に勤務する50歳代の男性消防司令を停職1か月の懲戒処分にしたと発表した。処分は21日付。監督責任を問い、消防長を口頭注意、同署長を文書訓告とした。

 

 発表によると、司令は今月10日、20歳代の男性消防副士長にマスクの着用方法を注意する際にどなりつけ、右太ももを蹴ったり、マスクを無理に引っ張ったりするなどしたという。副士長が峡南広域行政組合の窓口に報告して発覚した。

 

 同消防本部は講習会やアンケート調査によって再発防止を図る方針。庶務課の若林洋和課長は「信頼回復のため、職員への指導を徹底したい」と話した。


《カウンセラー松川のコメント》

先日、南アルプス市消防本部でパワハラに関する懲戒処分が報道され、
その隣接する消防本部での事案です。
マスク着用の有無でなく、着用の状態についてが原因の事案です。
発生時間帯としては昼食休憩時間でしょうか。
昼食後で気の弛みもあったのかと思いますか、
鼻出しの状態で談話していたところを上司に咎められた模様です。
峡南消防本部は127人職員で3つの消防署で構成されており、
事案発生の中部消防署は46人で運用しております。
決して多くない人員での運用なので、
職員への感染にも十分配慮しなければならず、
上司としても相当に気を遣っていたのではないでしょうか。
マスク着用への叱責に対して、部下が馬鹿にした態度に見えたので
「何笑っているんだ」との発言に至った上での加害行為となったのでしょう。
蹴ったのは大変問題ですが、部下の対応はどうでしょう。
被害者と加害者で認識の差があったとは思いますし、
加害者の勘違いかも知れません。
談笑中であれば、マスクを掛け直して、そのまま談笑したのを
叱責に対して嘲笑したと誤解したのかも知れません。
この辺りについてはニュースからでは読み取れない部分もあります。
しかし、実際に負傷したとなると暴力行為となってしまうのは事実です。
少人数で運用している上にコロナ禍となると、
1人でも停職者が出すのは組織としても大変な決断だったと思いますが、
規定に基づき厳正に対応したのだと思います。

被害者の方へ
状況や実態は判明しない部分もありますが、
負傷されたのは災難だったと思います。

長崎市 諏訪神社セクハラ訴訟 第1回 口頭弁論

長崎市 諏訪神社セクハラ訴訟 第1回 口頭弁論

 

2022年2月21日() 19:16 長崎放送

 

長崎市の諏訪神社の宮司から継続的なセクハラ行為を受けていたなどとして20代の女性職員が宮司に対して損害賠償を求めている裁判で、宮司側は女性側の主張を否認したうえで争う姿勢を示しました。

 

この裁判は諏訪神社につとめる20代の女性職員が宮司から慰労会の席で太ももを触られるセクハラ行為を5年にわたって受けたほか、去年8月、宮司から顔を近づけてキスを求められたなどとして1万円の損害賠償を求めているものです。

 

21日、長崎地裁で1回目の口頭弁論が行われ、宮司側は女性側の主張を否認したうえで請求を棄却するよう求めました。

 

宮司側(永田 雅英弁護士)「こちらは裁判の事項は全部否認です。あとは裁判所に冷静に判断をしていただくと。裁判所の冷静な判断を待とうと思います」

女性側(青野 悠弁護士)「(宮司側から)反論が出ていますけれどもお互いに意見を述べて立証を尽くして裁判所に判断を仰ぐ」

 

次回の裁判は4月11日非公開で行われる予定です。

 

 

 ※ 他社のニュースも掲載致します

【長崎】諏訪神社宮司セクハラ損賠訴訟の初弁論

 

2022年2月21日() 20:11 長崎文化放送

 

長崎市諏訪神社の宮司からセクハラを受けたとして長崎市の20代の女性が1万円の損害賠償を求めている訴訟の初弁論が長崎地裁で開かれました。

 

訴状によりますと女性は2016年以降、宮司に慰労会の席で太ももを触られたり、20206月から去年8月ごろにかけて「俺の愛人になれ」などの発言を受けたとしています。去年8月には、神社内の個室で握手を求められ、応じた際、そのまま引き寄せられてキスを迫られ、マスクを外されそうになるなどのセクハラ被害を訴えています。

 

原告女性の代理人の青野悠弁護士は「事実がどうだったのか、セクハラと認められる行為があったのかどうかというところを裁判所に認定してもらいたい。賠償目的じゃないんだよと、お金が目的ではないんだよというところを訴えかけていきたい」と話しました。

 

これに対し、宮司側は女性の主張を全て否認し、請求棄却を求めました。宮司側代理人の永田雅英弁護士「『抱き寄せて』キスをしようとしたことは絶対にないということを言い続けて、座っている宮司さんから『引き寄せられて』キスをされそうになったと訴状では変わってます。それはどうして変わったのか。もともとそうおっしゃってたのを誰かが作り変えたのかもともと原告が抱き寄せられたとおっしゃってたのか、その説明は次の裁判の時にしていただく」と話しました。

 

次回は411日にWeb会議方式で開かれる予定です。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ1月18日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 宮司から「愛人になれ」 セクハラ被害、女性が提訴 長崎の諏訪神社 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
この事案報道で不思議なのは、
被害者について[職員]と記してあるニュースが少ないことです。
拙ブログでもこの神社の事案は昨年10月21日から掲載しておりますが、
[職員]と記しているのは12月1日付け長崎放送のニュースくらいです。
それ以外では[20代の女性]と記されています。
私もどうして、宮司と被害者が二人きりで部屋に居たのか謎でしたが、
宮司と神社職員の関係ならば、この状況の設定が理解出来ました。
しかし、何故殆どのニュースで職員であることを伏せているのでしょうか?
2月21日付けのニュースでも長崎放送だけが[職員]と記しています。
単に[20代の女性]と記すのと[職員]とでは、
受け取る側の印象も変わると思います。
この様なニュースの作り方に恣意的な何かを感じます。
ハラスメント事案としては裁判所の判断を待つしかない状態です。

小1担任が威圧的言動、盛岡 男子児童が不登校に

1担任が威圧的言動、盛岡 男子児童が不登校に

 

2022年2月21日() 18:12 共同通信

 

 盛岡市教育委員会は21日、市立小1年の男子児童1人が担任教諭の威圧的言動や児童によるいじめを訴え、不登校になったと発表した。千葉仁一教育長らが同日の市議会全員協議会で報告、「児童や保護者に心よりおわび申し上げる」と謝罪した。

 

 市教委によると、担任教諭は学級全体や、男子児童以外の複数の児童に対して「保育園、幼稚園に行きなさい」「人数の少ない学級に行きなさい」などと叱責したり、授業中にトラブルを起こした児童の腕をつかんで教室から廊下などへ連れ出したりした。男子児童は教諭の行為に対して恐怖心を抱いているという。

 

 男子児童は昨年6月ごろ、不登校になった。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します

小学1年の男児不登校に ”担任の威圧的言動”
 市議会議員「十分検証を」<岩手・盛岡市>


2022年2月21日() 20:46 岩手めんこいテレビ

 

岩手県盛岡市立の小学校で、1年生の担任がクラスで威圧的な言動を取り、男子児童が不登校になっている問題について、2月21日、盛岡市議会の全員協議会で報告され、議員からは「重く受け止め、十分検証してほしい」との声が上がった。

 

21日の全員協議会では、盛岡市教育委員会の千葉仁一教育長が今回の問題について謝罪した。

 

盛岡市教委 千葉仁一 教育長

「誠に遺憾であり、児童や保護者の方に大変申し訳なく存じます」

 

この問題は盛岡市立の小学校の1年生の担任が、クラスで「幼稚園に行きなさい」「少人数学級に行きなさい」といった暴言を吐くなどの威圧的な言動を取り、男子児童が不登校になっているもの。

 

21日は児童の保護者が10月に学校に相談したのに、校長がすみやかに対応せず、市教委が詳細を把握したのは1月だったことも報告された。

 

大谷陽介 市議

「何度となくポイントがあったにもかかわらず、(男子児童を)救い出せなかったことは非常に重く受け止めてほしい」

 

議員からは大変残念な事案であり、十分検証してほしいとの意見が出された。

市教委では担任と校長について、県教委に厳正な措置を求めているとしている。


《カウンセラー松川のコメント》

ニュースでは担任教諭の問題行動を取り上げるばかりで、
虐めについて触れないのは何か事情があったのでしょうか?
また、教諭が叱責した原因には触れず、
その発言だけ問題視しているのも偏向報道な気がします。
小学校1年生とは言え、教師の言う事が全く理解出来ないとは思えません。
余りにも自由過ぎる児童なのか、担任の日本語が分かり難いのでしょう。
教師がトラブルを起こした児童を教室外へ連れ出しても問題となるのは、
嫌な時代になったと思います。
授業の進行を妨げる者は教室外へ出されても当然だと思っていますので。

被害者の方へ
解決するべきは虐めの問題です。この虐めの原因が担任教諭にあるならば、
当然当該教諭を担任から外してもらうべきでしょう。


保育所の暴行事件 元園児と保護者が損害賠償請求 被告側「請求棄却」求める 《福島県》

保育所の暴行事件 元園児と保護者が損害賠償請求
 被告側「請求棄却」求める 《福島県》

 

2022年2月21日() 17:05 福島テレビ

 

損害賠償を求めているのは、二本松市にあった認可保育所「すまいるえくぼ」の元園児4人とその保護者。

 

訴状によると、元園児は当時の女性園長から身体を叩くなどの暴行や、「バカ」「死ね」などの暴言を日常的に受けたと主張。

 

福島県や二本松市に対しては適切な対応を取らなかったとして、合わせて約600万円の慰謝料を求めている。

 

21日、福島地方裁判所で行われた第一回口頭弁論で、元園長など被告側は請求の棄却を求め全面的に争う姿勢を示した。

 

元園長は暴行罪に問われ、懲役2年・執行猶予5年の有罪判決が確定している。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2021年5月29日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 園児暴行、元園長に有罪 「非常に悪質」 福島地裁判決 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
刑事事件で有罪となっている事案についての民事訴訟です。
裁判官は異なるので刑事裁判と同様の判断をされるとは限りませんが、
証拠はあるでしょうから、被告勝訴は難しいと思います。

被害者の皆様へ
刑事で有罪となっても、民事では逆転する事もありますから、
油断せずに訴訟を続けてください。

2022年2月18日金曜日

教員から学生へのパワハラ、賠償提示は30万円強 北海道の看護学院

教員から学生へのパワハラ、賠償提示は30万円強 北海道の看護学院

 

2022年2月18日() 18:15 朝日新聞

 

 北海道立江差高等看護学院の学生が複数の教員からパワーハラスメントを受けていた問題で、被害学生らに対し、道の代理人弁護士が損害賠償額の提示を始めたことがわかった。ある学生への提示額は授業料返還分を含めて30万円強。保護者からは「算定根拠が不明で、妥当な額かどうか判断できない」などと戸惑いの声が上がっている。

 

 道南の男子学生は教員らから暴言を浴びせられ、精神的に追い詰められて留年し、その後休学を余儀なくされた。提案書はこうした状況を考慮したとして、慰謝料20万円と、留年による前期授業料の返還分109800円を提示した。示談契約書(同意の場合)の取り交わしを求めている。

 

 学生の父親は「1年間棒に振ったうえ、心療内科に通うなど今も立ち直れずにいる。そういう実情をどう反映した額なのか、納得できない。算定根拠を詳しく説明してほしい」と話す。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2月18日14:23付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 看護学院パワハラ問題 学生に慰謝料支払い提案「今も”看護学院”の言葉を聞くと具合が悪く…」 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
どうやら当局としては、とっとと金銭解決で口封じをして、
今後の人事や懲戒処分へ口を挟ませない腹積もりの様です。
全く、被害者に寄り添ってない、今どきの行政らしいやり口です。

被害者の皆様へ
示談には注意してください。
これが成立すると、もう不平不満を口外出来ないだけでなく、
加害者達への責任追及も出来なくなりますから。
当然、当局はそれが狙いです。

看護学院パワハラ問題 学生に慰謝料支払い提案「今も”看護学院”の言葉を聞くと具合が悪く…」

看護学院パワハラ問題
 学生に慰謝料支払い提案
「今も”看護学院”の言葉を聞くと具合が悪く…」

 

2022年2月18日() 14:23 北海道テレビ

 

 北海道立高等看護学院で学生が教師からパワーハラスメントを受けていた問題で、北海道は被害を受けた学生に対し慰謝料の支払いを提案したことが分かりました。

 北海道南部の江差町とオホーツクの紋別市にある北海道立高等看護学院を巡っては、第三者調査委員会が11人の教師が学生に対し53件のパワハラを行ったと認定しています。パワハラによって留年を余儀なくされ休学中の学生の元には、今月16日付けで北海道の代理人弁護士から慰謝料の支払いを提案する文書が届きました。文書には留年中の授業料の返還と慰謝料数十万円の支払いを提案する内容に加え、同意する場合は示談を取り交わすと記されていました。慰謝料の金額は第三者調査委員会が認定した被害の内容によって学生ごとに異なっているとみられます。パワハラを受けた学生の保護者は「子どもは今も【看護学院】などの言葉を 聞くと具合が悪くなり復学できない状況で、どの程度の被害を与えたと考えているのか説明を受けた上で示談に応じるか考えたい。」と話しています。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2021年10月29日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 「ペンでぶっ刺すぞ」「死ね」などの暴言 江差高等看護学院のパワハラ34件について陳謝、説明 函館市 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
同学院のニュースは報道され続けておりますが、
具体的な被害者救済のニュースは初めてだと思います。
で、金銭解決ですか。
手っ取り早い方法ですね。「最後は金目でしょ」感覚ですか。
もう少し、被害者に寄り添った提案は出来なかったのでしょうか。
それにしても、この慰謝料の原資って何でしょうね。
こうなったのは直接の加害者の当時の副学院長でしょうし、
それに加担した教員も同罪です。
広い視野ならば看過した当時の学院長も責任を負うべきでしょう。
この連中から搾り取ることもしないで、景気良くバラ撒きですか?
それとも「最後は金目でしょ」と被害者に対して堂々と発言されますか?

被害者の皆様へ
慰謝料を受け取ったら事件解決ですし、
もう何も口出し出来ません。
徹底的に追い詰めて、何か悪で何が正義かを
加害者や当局に分からせるべきです。

同僚にキス、元警官に有罪判決 裁判官、捜査への影響を踏まえて説諭

同僚にキス、元警官に有罪判決 裁判官、捜査への影響を踏まえて説諭

 

2022年2月18日() 9:49 朝日新聞(柳川迅)

 

 同僚の女性警察官にキスをしたとして強制わいせつの罪に問われた元福井県警警部補若松隆男被告(61=同県敦賀市=の判決公判が17日、福井地裁であった。河村宜信裁判官は懲役12カ月執行猶予3年(求刑懲役12カ月)を言い渡した。

 

 判決によると、若松被告は20201023日夜、敦賀市内の飲食店で女性警察官のあごをつかんで唇にキスをするなどわいせつな行為をした。河村裁判官は「被害者が警察内で勤続年数的にも階級的にも下位で、弱い立場にいることを背景にしており、やり口は卑劣だ」と指摘。一方で「事実を認め被害を弁償している」と執行猶予の理由を述べた。

 

 若松被告は当時、県内の警察署で刑事課の係長として勤務し、犯罪の捜査に従事する立場だった。被害者は交番勤務で、飲食店では他県警へ派遣される警察官の激励会が開かれていたという。

 

 判決後、河村裁判官は「警察の捜査に協力したくない人が出て捜査に難渋する警察官がいたらそれはあなたのせいだ。警察官が犯罪に手を染めることがどういうことか考えて生活していってもらいたい」などと説諭した。


《カウンセラー松川のコメント》

同僚に強制的なキスをしても[セクハラ]で片づけられている
そんなニュースが多い中で起訴までされている警察官が居た事に驚きですが
これが本来あるべき姿だと思います。
それにしても、60歳目前の警部補が酔っていたとは言え、
こんな問題を起こすとは情けないですね。

被害者の方へ
裁判所は金銭解決したから執行猶予にしましたが
それで納得されていらっしゃるのか心配です。

ベトナム人実習生に暴行「落ちたことに」建設会社 国が認定取り消し

ベトナム人実習生に暴行「落ちたことに」建設会社
 国が認定取り消し

 

2022年2月18日() 8:42 朝日新聞(伊藤和也)

 

 ベトナム国籍の技能実習生の男性が日本人の同僚から2年間にわたり暴行を受けたと訴えた実習先の建設会社「シックスクリエイト」(岡山市)について、出入国在留管理庁は18日、暴行などの人権を侵害する行為があったとして技能実習計画の認定を取り消したと発表した。この処分により今後5年間、同社は技能実習の受け入れができなくなる。

 

 男性を支援する福山ユニオンたんぽぽによると、男性は2019年秋の来日後から約2年間、同僚から繰り返しほうきで殴るなどの暴力を振るわれた。蹴られて肋骨(ろっこつ)が3本折れたこともあり、その際には会社から「階段から落ちたことにしておけ」と指示されたという。実習先を監督する監理団体の岡山産業技術協同組合に相談したものの暴行はやまず、2110月、たんぽぽに保護された。

 

 入管庁は、こうした暴行の具体的な内容について「個々の事案に関わること」として明らかにしていない。同組合の対応に問題がなかったか引き続き調査を進めるという。

 

 古川禎久法相は18日の記者会見で、「決してあってはならないこと。今後とも技能実習生の保護を最優先としながら実習実施者等に厳格に対応し、制度の適正な実施を徹底する」と語った。


《カウンセラー松川のコメント》

以前から問題になっている外国人技能実習生制度です。
「技能取得はさせずに低賃金で雇用だけ」と
本来の趣旨を逸脱している利用者が居て、
その為に外国人を享久している組織があるのも事実でしょう。
こんな人権意識の欠落した経営者が存在するから、
奴隷商人の様な輩も現れるのです。
私自身は、この制度が体の良い奴隷制度の様に思えてます。
さて、今般の事案もハラスメントを逸脱しておりますが、
便宜上ハラスメントに分類し記事化しております。
従業員が同僚からの暴力で負傷したのに、
それを自損事故に誤魔化させていたそうです。
しかも、外国人技能実習生を管理する団体も被害者からの訴えを無視。
当に現代の奴隷制度ではありませんか。
行政もこれまで各種の事件が発生しているにも関わらず、
実効性のある対策は採っていません。
もう日本政府自体が奴隷制度を推進していると言っても過言ではありません。

被害者の方へ
正直、言葉ありません。
日本政府が承認している制度が奴隷同様のまま
今日まで続いているのは国民の一人として恥ずかしい限りです。

医師大量退職の大津市民病院、さらに5人辞意 「病院幹部がパワハラ」

医師大量退職の大津市民病院、さらに5人辞意
 「病院幹部がパワハラ」

 

2022年2月18日() 6:01 京都新聞

 

 地方独立行政法人・市立大津市民病院(大津市本宮2丁目)の「外科・消化器外科・乳腺外科」の医師9人が退職する意向を示している問題で、「脳神経外科」に所属する全ての医師5人も4月以降に退職する意向を示していることが17日、京都新聞社の取材で分かった。医師らは、人事を巡って病院幹部によるパワーハラスメント的な行為があったと主張している。

 

■京大医学部「信頼関係は困難」

 

 病院関係者の説明によると、昨年7月以降、北脇城理事長らが脳神経外科に医師の入れ替えや人数削減などを複数回にわたって迫ったという。医師5人を送り出している京都大医学部側は「大津市民病院との間では、信頼関係をもとに人事関係を構築していくことが困難」との見方を示している。同大学の関係者によると、地域医療に影響を及ぼさないため、5人中4人の医師は同市内の病院に移るという。

 

4月以降、新たな手術制限

 

 脳神経外科は、脳卒中、脊椎、脊髄などの外科手術を行っている。術後に長期的なケアを必要とするため、4月以降、新たな手術の受け入れは制限される見通し。京都新聞社の取材に、同科の医師の1人は「地域医療にこのような混乱を招いた理事長らのやり方は、医療者としても経営者としても非常に稚拙だ」と訴えている。

 

 5人の退職意向について病院側は「把握していない」としている。

 

 この問題を巡っては、退職の意向を示している「外科・消化器外科・乳腺外科」の医師が、理事長らから退職を強要されるパワハラを受けた、と主張。病院側は否定している。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2月16日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 大津市民病院、手術は軽症のみの恐れ 医師9人退職意向、京大から派遣見込めず (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
外科、消化器外科、乳腺外科に続いて脳神経外科の医師も退職の方向。
パワハラをした、しないと水掛け論になってますし、
言いがかりなのかも知れませんが、それは現状では分かりません。
しかし、ここまで騒動が大きくなったのならば
パワハラの有無問題も大切ですが、
何故その様な問題に至ったかを双方歩み寄っての話し合いが必要でしょう。