2022年2月3日木曜日

水道局職員自殺 元同僚が証言「直接引き継ぎできなかった」【新潟】

水道局職員自殺
 元同僚が証言「直接引き継ぎできなかった」【新潟】

 

2022年2月3日() 20:04 新潟テレビ21

 

 新潟市水道局の男性職員が上司からのパワハラが原因で自殺したとして、遺族が水道局に損害賠償を求めている裁判で、男性職員の元同僚が証言台に立ちました。

 水道局の技術職だった男性(当時38)は2007年、上司からのパワハラを示唆する遺書を残して亡くなりました。遺族は2015年に水道局を相手に損害賠償を求めて提訴。担当業務の遂行が困難であったか否かや、パワハラの有無が争点となっています。

 3日の口頭弁論では男性の前任者が出廷し、業務内容について「作業は単純だが、やや難しい点もあった」とした上で「組織再編により忙しく、直接引き継ぎはできなかった」と当時の状況を証言しました。これに対して被告側は「前任者も交えて引き継ぎをしている」と主張しています。

 弁論終了後に会見した男性の妻は「水道局は『いじめもなかったし業務の困難性も全くなかった、簡単だ』と15年間言ってきたが、きょうの証人尋問を聞いていると、夫が私に辛い思いを話していたことや遺書の内容全てと一致した」と話しました。次回の裁判は28日に予定されています。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログの2020年11月18日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 水道局員自殺に「向き合って」 謝罪なし、解決求める妻 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
2015年に提訴して7年目にまだ原告側の証人が陳述している。
これが日本の民事訴訟の現状です。
さて、承認と被告の言い分が真逆。
勘違いではなく、誰かが虚を言い張っていると感じます。
円滑な業務遂行が出来る環境作りや整備も上司の責務です。
前任者が在籍しているにもかかわらず、きちんとした引継ぎをさせない。
これも後任者に対する上司の嫌がらせと捉える事も出来るでしょう。

御遺族の方へ
裁判官は一筋縄ではいかない方も多いですし、
水道局の関係者もどこまで被害者の味方になってくれるか
難しい裁判かも知れませんが、どうか頑張ってくださいませ。

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