大阪府警 去年1年間に懲戒処分を受けた警察官は3人
統計開始以降で最少 盗撮しようとした巡査長ら処分
2022年2月11日(金) 19:40 関西テレビ
大阪府警で去年1年間に懲戒処分を受けた警察官は3人で、平成12年の統計開始以降、過去最少だったことが関西テレビの情報公開請求で分かりました。
大阪府警の開示文書などによると、去年1年間に懲戒や訓戒などの処分を受けたのはのべ174人で、おととしより22人減少し、このうち「懲戒」は3人で、統計を開始した平成12年以降、最少となりました。
南警察署の30歳の巡査長は去年6月、大阪市内のエスカレーターで盗撮する目的で当時19歳の女性の下半身にスマートフォンを向け、逃げる際に転倒させてケガけがをさせたとして「減給」6か月の懲戒処分を受け、依願退職しました。
また、本部少年課の50代の男性警部は大阪市内のホテルで性風俗サービスを利用した際にスマートフォンで女性を盗撮した疑いで軽犯罪法違反で書類送検され「本部長訓戒」を受けました。(その後、依願退職)
さらに、50代の警部は飲酒した帰りに自転車でぶつかりそうになった10代女性に対し「危ないな!殺すぞ」と脅し、女性の自宅まで1キロ近く追いかけたとして、「本部長訓戒」を受けました。
そのほか、30代の警部補2人は禁止されている漁港でタコやサザエを捕ったとして本部長注意を受けたほか、部下へのパワハラやセクハラなどであわせて171人が「訓戒」や「注意」を受けています。
大阪府警監察室は「本来あってはならないことで、府民の信頼と期待に応える為、再発防止を図っていきたい」とコメントしています。
《カウンセラー松川のコメント》
統計開始以来最小とのことですが、
警察官が破廉恥行為で懲戒処分を受けている自体が本来は前代未聞なのです。
ところが、質の悪い人間の採用が相次ぎ、
破廉恥行為どころか犯罪者まで生み出す始末。
警察と言う、武器使用も権力行使も可能な組織なのですから、
請求に基づいての情報公開ではなく、自ら情報公開するべきだと思います。
「言われないから出さない」では、これからも破廉恥警官は続出でしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿