懲戒の警察官や警察職員、過去最少も…情報漏洩、パワハラは大幅増
2022年2月10日(木) 10:39 朝日新聞
昨年1年間に懲戒処分を受けた全国の警察官や警察職員は204人(前年比25人減)だった。このうち逮捕されたのは41人(同8人減)で、処分、逮捕者ともに統計が残る2000年以降で最も少なかった。警察庁が10日発表した。
警察庁によると、処分の種別では、最も重い免職が23人(同6人減)、停職49人(同2人増)、減給83人(同33人減)、戒告49人(同12人増)だった。
業務上の行為で処分を受けたのは68人で、前年より20人多かった。特に「情報漏洩(ろうえい)」は13人増の16人、「パワハラ」は5人増の6人だった。業務とは関係ないプライベートな行為で処分を受けたのは45人少ない136人だった。
逮捕された事例の内訳は、盗撮・痴漢など「わいせつ関係」が16人、窃盗・詐欺など「財産関係」が7人、傷害・暴行など「暴力関係」が7人、酒酔い運転など「交通関係」が5人、「その他」が6人だった。
《カウンセラー松川のコメント》
処分者と逮捕者が2000年の統計開始から最少人数と言うのは喜ばしいです。
しかし、情報漏洩やパワハラ加害者は増加している点で、
やはり規律の乱れを感じます。
近年の警察官の行動を見ていると、昭和や平成初期に比べて
服装の乱れや手抜き勤務が明らかに増えています。
日常がその様であるならば、推して知るべしです。
「綱紀粛正」だの「再発防止」と幹部が声高に叫んでも、
その幹部達ばかりが良い思いをしているならば、
笛吹けども踊らずになるでしょう。
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