研修後の感想を提出させた上司、
紙に「バカ」「アホ」と書き込んで返却…精神的苦痛与える
2022年2月22日(火) 9:54 読売新聞
檜山広域行政組合消防本部(北海道江差町)は21日、パワハラ行為をしたとして、奥尻消防署の40歳代の男性消防司令補を減給10%(2か月)の懲戒処分にしたと発表した。処分は17日付。
同消防本部によると、消防司令補は2017年4月~20年12月頃、部下ら3人に研修後の感想を提出させた紙に「バカ」「アホ」などと侮辱する言葉を書き込んで返し、精神的苦痛を与えるなど9件のパワハラ行為を行った。全職員対象のハラスメント調査やその後の聞き取りで発覚した。
また、管理監督責任で同消防署長を減給10%(1か月)、次長と主幹の2人を戒告の懲戒処分とした。
《カウンセラー松川のコメント》
3年以上に渡ってメンタル攻撃による加害。
周囲の目を引かない方法なので被害者からの訴えが無い限りは
事案も表面化しない方法です。
加害者としては相当に嫌味を効かしたつもりなのでしょうけど、
指導する立場としては提出物の何処が悪いのか指摘をして
提出者に気付かせるべきでしょう。
しかも、感想文であれば提出者の自由意見で問題は無いのですから、
誹謗する様な書き込みも不要です。
加害者の自己満足での行為としか思えないです。
被害者の皆様へ
残念ながら、加害者の様な上司は少なくありません。
この嫌な体験を無駄にせず、今後の後輩や部下の育成時に
他山の石として活用してくださいませ。
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