心落ちつかせる時間なのに「感情抑えられず」
…小学校教師、児童4人に暴言や暴力
2022年2月24日(木) 7:11 読売新聞
石川県七尾市内の小学校で2月、教師が児童4人に体罰を行ったとして、市教育委員会が校長と教師を指導していたことが23日、分かった。
市教委によると、小学校で授業終了後の清掃前、児童たちが歌を歌うなど騒いでいるのを教師が注意し、児童たちが従ったのに、教師が暴言をはいたり暴力を振るったりした。児童にけがはなかった。
この小学校では、清掃前に心を落ちつかせる時間を設けているが、児童が騒いだため、教師は「自分の指導力不足を感じ、感情を抑えられなくなり、体罰をしてしまった」と説明しているという。
校長と教師は被害児童や保護者に謝罪した。市教委は教師と校長に「体罰はあってはならない」と指導し、さらに児童への心のケアを徹底し、再発防止に努めるよう指示した。
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「指導力不足に感情抑えられず」
小学校で教師が児童4人に暴言と暴力の“体罰”市教委が指導
2022年2月23日(水) 12:20 石川テレビ
石川県七尾市の小学校で教師が児童4人に体罰を行ったとして、教育委員会が校長と教師を指導していたことが分かりました。
関係者によりますと、2月、七尾市内の小学校で教師が児童4人に対して暴言や暴力を振るったということです。
七尾市教育委員会によりますと、教師が体罰を行った事について校長から連絡を受け、21日体罰を行った教師と校長に対し指導を行ったということです。
また児童に対する心のケアを徹底し、再発防止に努めるよう指示し、被害児童や保護者も対応に理解を示しているということです。
体罰を行った理由について教師は「自分の指導力不足に感情が抑えられなかった」と説明しているということですが、教育委員会は「どのような理由であろうと体罰は許されない」とコメントしています。
七尾市教育委員会では今回の体罰について、すでに県教育委員会に報告していて、処分は県教育委員会が判断するということです。
《カウンセラー松川のコメント》
「どのような理由であろうと体罰は許されない」
教育委員会としては正論かも知れませんが、
余りにも事案に対して向き合っていない通り一遍過ぎるコメントです。
騒いでいたとしても、それへの注意に従ったのに、
教師からの暴言や暴力を受けたのでは児童も困惑するでしょう。
それにしても、暴力に関しての説明が無いのは気になります。
今般の事案は教師が自身の指導力不足感が原因であり、
先ずは本当に指導力不足であったのかどうかを確認する必要があります。
また、感情が抑えられなかった点についても、しっかりと対応するべきです。
教育委員会もマスコミに対して「当たり障りのないコメントで済まそう」
と言う姿勢が見え透いてます。
加害者は精神的に追い詰められていたのでしょうね。
この様な事態に至る前に相談出来る、同僚や上司とか窓口が無いのも
被害者や加害者双方にとって不幸な出来事です。
被害者の皆様へ
毎日、保護者と学校や外で起きたことや
自分の身体や気持ちについて話しをしてみてください。
保護者の方も、当面の間は様子をみていてください。
何か異変があれば心療内科や精神科での受診をお勧めします。
また必要ならば学校や教育委員会へ連絡もしてください。
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