ハラスメントで精神疾患を発症 山口・宇部の消防署員自殺
2022年2月9日(水) 18:00 共同通信
山口県宇部市の宇部中央消防署員の松永拓也さん=当時(27)=が2019年1月に自殺し、昨年9月に地方公務員災害補償基金山口県支部が公務災害と認定した問題で、基金側の医師が、職場環境の改善が期待できない中、上司からハラスメントを受け、何らかの精神疾患を発症し自殺したと判断していたことが9日、分かった。
両親が宇部・山陽小野田消防組合に損害賠償を求めた訴訟で、山口県支部が山口地裁に出した公務災害の認定理由が記された書面で判明。支部は疾患と自殺に相当因果関係があるとしている。松永さんは遺書で職場のパワハラや金銭問題を告発していた。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ2021年9月16日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 宇部の消防署員自殺、公務災害に 遺書でパワハラや金銭問題を訴え (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
亡くなられた松永さんは職場が原因で精神疾患となっていた。
それほどまでに職場が不健全であったのは、
最早ハラスメント加害者である上司だけの責任ではないと言えます。
その様な職場環境を看過した責任は重大です。
直接の責任者である署幹部をはじめ、
署幹部を指導監督する立場の消防組合幹部も責任を取るべきです。
御遺族の皆様へ
松永さんが如何に不健全な職場に置かれていたか。
また、その様な環境下で正義を貫こうとしたか。
その証が現れたのは不幸中の幸いと言えましょう。
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