2022年2月18日金曜日

教員から学生へのパワハラ、賠償提示は30万円強 北海道の看護学院

教員から学生へのパワハラ、賠償提示は30万円強 北海道の看護学院

 

2022年2月18日() 18:15 朝日新聞

 

 北海道立江差高等看護学院の学生が複数の教員からパワーハラスメントを受けていた問題で、被害学生らに対し、道の代理人弁護士が損害賠償額の提示を始めたことがわかった。ある学生への提示額は授業料返還分を含めて30万円強。保護者からは「算定根拠が不明で、妥当な額かどうか判断できない」などと戸惑いの声が上がっている。

 

 道南の男子学生は教員らから暴言を浴びせられ、精神的に追い詰められて留年し、その後休学を余儀なくされた。提案書はこうした状況を考慮したとして、慰謝料20万円と、留年による前期授業料の返還分109800円を提示した。示談契約書(同意の場合)の取り交わしを求めている。

 

 学生の父親は「1年間棒に振ったうえ、心療内科に通うなど今も立ち直れずにいる。そういう実情をどう反映した額なのか、納得できない。算定根拠を詳しく説明してほしい」と話す。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2月18日14:23付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 看護学院パワハラ問題 学生に慰謝料支払い提案「今も”看護学院”の言葉を聞くと具合が悪く…」 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
どうやら当局としては、とっとと金銭解決で口封じをして、
今後の人事や懲戒処分へ口を挟ませない腹積もりの様です。
全く、被害者に寄り添ってない、今どきの行政らしいやり口です。

被害者の皆様へ
示談には注意してください。
これが成立すると、もう不平不満を口外出来ないだけでなく、
加害者達への責任追及も出来なくなりますから。
当然、当局はそれが狙いです。

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