2022年2月28日月曜日

航空自衛隊春日基地の男性幹部 女性隊員へのセクハラで懲戒処分

航空自衛隊春日基地の男性幹部 女性隊員へのセクハラで懲戒処分

 

2022年2月28日() 19:08 福岡放送

 

女性隊員に対して性的な発言をするセクハラをしたとして、航空自衛隊春日基地の男性幹部が懲戒処分を受けました。

 

28日付で減給6分の1、1か月の懲戒処分を受けたのは、航空自衛隊春日基地に所属する50代の男性1等空佐です。

 

春日基地によりますと1等空佐は去年5月から6月にかけて、職場で部下の女性隊員に対して複数回にわたり、性的な内容を含む発言をしました。

 

自衛隊の聞き取りに対し1等空佐は「後から考えたらセクハラだった。深く反省している」と話しているということです。

 

1等空佐は、自衛隊の16階級のうち、上から3番目の幹部で、春日基地は「大変遺憾で服務規律の維持と再発防止に努める」とコメントしています。



※ 他社のニュースも掲載致します

部下に“セクハラ”空自春日基地隊員を懲戒処分

 

2022年2月28日() 12:45 九州朝日放送

 

航空自衛隊春日基地は、部下の女性隊員に不快にさせる性的な内容を含む発言(=セクシュアル・ハラスメント)をしたとして、50代の1等空佐の男性を減給の懲戒処分にしたと発表しました。

 

28日付けで減給6分の1の懲戒処分となったのは、航空自衛隊春日基地の西部航空方面隊司令部に所属する50代の1等空佐の男性です。

 

春日基地によりますと、1等空佐は去年5月と6月、職場で部下の女性隊員に対し、不快にさせる性的な内容を含む発言をし、精神的な苦痛を負わせたということです。

 

女性隊員が上司に相談して発覚し、基地が事実関係の確認を進めていました。

 

1等空佐は「深く反省している」と話しているということです。

 

春日基地は、「セクハラは重大な服務規律違反」とした上で、基地司令の田崎剛広空将補は、「更なる服務規律の維持と再発防止に努める」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

春日基地のトップは空将補ですが、
配属先の西部航空方面隊司令部のトップは空将ですので
部隊では第三位の階級の者が加害者となった訳です。
発言だけで他の行動には及んでいなかった様ですが、
懲戒処分を受けるだけの発言が有ったと認められたのです。
自衛隊のハラスメント処分には発生から1年以上要する事もありますが
今般は9ヶ月で処分が下されたので早い決着だと思います。
処分内容は減給6分の1を1ヶ月なので、比較的軽い処分ではないかと思います。

※ 2022年3月3日追記
2022年3月1日付人事で西部航空方面隊司令部付の清水義之1等空佐が
航空自衛隊幹部学校勤務に発令されました。
清水義之1等空佐は2020年3月16日付で西部航空警戒団副司令への人事発令。
そして、2021年9月1日付で西部航空方面隊司令部付の人事発令なので
既にセクハラ加害の容疑として役職を外す人事が行われ、
今般の異動がタイミングから懲罰人事と思料されます。

被害者の方へ
部隊のトップクラスの上官である上司からのセクハラなので
対応にも苦慮されたのではないかと存じます。
例え佐官であっても、処分されている点だけは評価に値しますが、
減給処分であるならば、引き続き同じ職場ではあるので
精神的な苦痛が続くかも知れません。
心身に不調を感じられたら、心療内科や精神科へ受診されることをお勧めします。

0 件のコメント:

コメントを投稿