2019年6月29日土曜日

行田市消防本部の退職強要、地裁がパワハラ認める 市に賠償命令、上司らが精神的な攻撃を意図

行田市消防本部の退職強要、地裁がパワハラ認める
 市に賠償命令、上司らが精神的な攻撃を意図

 

2019629() 埼玉新聞

 

 行田市消防本部で上司から退職を強要されてうつ病になったとして、公務災害の認定を受けた同市の40代男性消防士長が、市に慰謝料など約1117万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が28日、さいたま地裁であった。石垣陽介裁判長は「上司らが組織的かつ継続的にパワーハラスメント(パワハラ)を行った」と認め、市に約346万円の支払いを命じた。

 

 判決理由で石垣裁判長は、当時の消防長ら上司が「消防士として先はない。辞めろ」などと繰り返し退職を迫ったり、1年間で全ての仕事ができるようにならなければ退職する内容の誓約書を書かせた行為について、「合理性や相当性は認められず、業務上の適正な指導の範囲を明らかに逸脱しており、精神的な攻撃を意図した組織的かつ継続的なパワハラ」と指摘。「ほかにうつ病を発症する原因が見当たらない」として因果関係を認定した。

 

 市に対しても「消防本部内でのパワハラが問題提起されていたにもかかわらず、抜本的な対策を講じなかった」として安全配慮義務違反を認めた。

 

 判決によると、男性は2011年ごろから消防長ら上司3人に継続的に退職を求められ、13年10月にうつ病と診断された。16年7月に復帰後も現場出動や訓練に参加させなかったり、公務災害の審査請求を取り下げるように強要された。

 

 地方公務員災害補償基金県支部は17年1月、消防長らの退職強要や嫌がらせでうつ病になったとして、男性の公務災害を認定。市は同年4月、当時の消防長を訓告処分とした。

 

 行田市消防本部の須永和宏消防長は「判決結果を真摯(しんし)に受け止めて、内容を精査し対応したい」とコメントした。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログの2017年10月12日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 1時間以上「辞めろ」…上司が退職強要、うつ病に 消防士、行田市を提訴 PCの上にペン置くだけで始末書 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
公務災害として「消防長らの退職強要や嫌がらせ」を認定しているので、
被告不利のままの審理となったと思います。
状況から和解に持ち込むべきところを訴訟に至ったのですから
被告は無理に控訴するよりも素直に認めた方が得策だと思います。

2019年6月27日木曜日

皆様、ご安全に

台風3号に対する警戒や災害出場される皆様
どうか御無事に帰署され帰宅出来ますよう
祈念しております。

避難勧告等が発令されている地域の皆様
たかが台風とかバカにしないで
きちんと行政の指示に従ってください。
災害に対する油断や偏見が
公安職による救出活動となり
本来ならば防げたはずの
無駄な活動となりますから。

まだ安全そうな地域の皆様
これからも気象情報や
行政からの通知を気にしていてください。

2019年6月26日水曜日

変わらず元気にしております

展示会終了後からまた平常業務に戻っております。
そのせいかブログ記事にアップする様な出来事も無く
ついブログ更新を怠ってしまいました。
決して、仕事の行き詰まりや体調不良ではございませんので
御安心くださいませ。

2019年6月11日火曜日

消防職員自殺はパワハラか 遺族が調査要請

消防職員自殺はパワハラか 遺族が調査要請

 

2019年6月11日(火) 14:48 サンケイスポーツ

 

 熊本県御船町の上益城消防組合に勤務していた男性職員=当時(46)=が今年5月、上司からパワーハラスメントを受けたとの遺書を書いて自殺していたことが11日、分かった。遺族は真相究明を求め、同消防組合議会に第三者調査機関の設置を請願した。

 

 遺族によると、男性職員は今年4月に同消防組合の署から本部に異動した。5月7日、県内の公園で首をつって自殺しているのが見つかった。遺書にはパワハラを受けたとする上司の実名が書かれていたという。

 

 同組合は御船町など県内4町の消防事業を担う。町議員らで構成する消防組合議会は今後、調査機関を設置するかどうかを検討する。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ6月5日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: パワハラ苦に自殺か 上益城消防組合の男性係長 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
自殺された方の遺書にパワハラ被害と加害者の名前が記されていたのですから
パワハラは有ったと考えて構わないと思います。
4月に異動し5月7日に自殺されたのですから、
短期間に相当のストレスが溜まったものなのでしょう。
御遺族からも第三者調査機関の設置請願もあるのですし、
きちんと第三者調査機関による調査を行って
再発防止に資する様にして頂きたいです。

展示会は無事に終了致しました

6月5日(水)から7日(金)まで
東京ビッグサイト青海展示棟で開催されました
「2019防災産業展in東京」の
近代消防社様の「近代消防パビリオン」の一隅を
お借りして出展させて頂きました。


お陰様で、
私から直接に業務の説明をすることが出来まして
これは非常にありがたい機会を得ることが出来ました。


日頃はこの拙ブログやホームページを用いての
営業活動しか出来ませんので
来場者様に直接説明出来るのは
とても貴重な機会と言えます。


私の説明に耳を傾けてくださいました来場者の皆様、
説明スペースを提供してくださいました近代消防社様には
感謝しております。


これからも機会がありましたら
積極的に業務説明を行いたいと思いますので
皆様よろしくお願い致します。

2019年6月8日土曜日

パワハラの消防職員ら処分 兵庫・芦屋市

パワハラの消防職員ら処分 兵庫・芦屋市

 

2019年6月8日(土) 07:34 産経新聞

 

 兵庫県芦屋市消防本部は7日、部下にパワハラ行為をしたとして、41歳と45歳の男性消防司令補2人を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。6日付。

 

 発表によると、41歳の司令補は昨年8月、約束を断った20代の男性職員に職場で、顔を平手打ちしするなどした。45歳の司令補は過去3回、「なんやその態度は」などと部下3人に何度も激しい叱責をした。同僚の指摘で発覚した。

 

 また、4月の市議選で、期日前投票所に党派名を間違えたまま候補者名を掲示したとして、市選管は60歳と58歳の選管事務局主事2人を6日付で戒告の懲戒処分に。市教委も議会に提出する文書の処理を怠ったとして、社会教育部の57歳の主事を戒告とするなどした。



※ 他社のニュースも掲載致します

ゴルフ断られ部下に暴力 消防司令補を処分

 

2019年6月7日(金) 20:20 神戸新聞

 

兵庫県芦屋市消防本部は7日、部下の職員に暴力を振るったり、暴言を吐いたりしたとして、41歳と45歳の消防司令補の男性2人を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。いずれも6日付。

 

 同本部によると、高浜分署に勤務していた消防司令補(41)は昨年8月30日、ゴルフの約束を断られた部下の20代男性職員に腹を立て、勤務中に左肩を殴り、顔をたたいた。司令補は「業務面でも至らない点があり、許せなかった」と話している。別の同僚3人の肩をたたくなどの暴行もあり、4月に本署に異動した。

 

 高浜分署に勤務する45歳の消防司令補は昨年9月、20代の男性職員を「なんや、その態度」などと何度も問い詰め、30~40代の2人を過度に叱責した。「ハラスメントになるとは思わなかった」と話したという。


《カウンセラー松川のコメント》

高浜分署に勤務していた消防司令補(41)について
「ゴルフの約束を断られ」これは誘いに応じなかったのか、
約束をすっぽかしたのか分かりませんが、多分前者だと思います。
それまでの鬱憤もあったので、ゴルフの件で爆発したのでしょう。
それにしても、プライベートな事で暴力行為に至るのは残念です。

高浜分署に勤務する45歳の消防司令補について
言葉の暴力によるパワハラですが、
怒り心頭に発すると過度に叱責してしまう場合もあります。
必要に応じて周囲の方が割っては入れる職場環境作りも
バワハラ防止に有効な策と言えましょう。

2019年6月5日水曜日

パワハラ苦に自殺か 上益城消防組合の男性係長

パワハラ苦に自殺か 上益城消防組合の男性係長

 

2019年6月5日(水)10:22 熊本日日新聞

 

 上益城消防組合消防本部(熊本県御船町)の男性係長(46)=山都町=が5月、「上司からパワーハラスメント(パワハラ)行為を受けた」と書き置きして自殺していたことが4日、遺族ら関係者の話で分かった。遺族は10日、同組合議会に対し、第三者調査機関による真相解明と再発防止策を求める請願書を提出する。

 遺族らによると、男性は同組合に27年間勤務。今年4月、出先の消防署から本部に異動した。5月6日夕、家族に「大型連休で仕事がたまっており、明日の会議の準備で本部に泊まる」と言って自宅を出た。7日朝、本部から「出勤していない」と連絡を受け、家族が山都署に捜索願を提出。同日午後、屋外で死亡している男性が見つかった。

 男性が記したとみられる書面も見つかり、上司の名前を明記した上で「パワハラを受けた」との内容が書かれていたという。

 遺族は「悲しみは深く、苦しみは計り知れない。なぜ自殺しなければならなかったのか。なぜパワハラを止められなかったのか。消防本部は真相を包み隠さず明らかにし、責任をとってほしい」と訴えている。

 同組合は熊日の取材に「職員の自殺は誠に残念。遺族の指摘を受けて現在、内部調査を進めており、原因を究明する」としている。


《カウンセラー松川のコメント》

約一ヶ月前にパワハラを原因とした自殺があった模様です。
詳しい調べはありませんが、
遺書の中にパワハラ被害と加害者の名前が記されていたのですから
パワハラ被害を受けていたことは間違いないと考えられます。
今年の4月に本部へ異動し、5月7日に自殺をされてますから
一ヶ月間に相当のストレスが溜まったものと推測出来ます。
亡くなられた方は46歳の係長とのことですから、
組織内で豊富な経験を積まれていたはずです。
その方を死に追い込むのですから、相当に過激なパワハラだったのでしょう。

2019年6月4日火曜日

展示会に出展致します

明日、6月5日(水)~7日(金)ですが
東京ビッグサイト青海展示棟で開催されます
2019防災産業展in東京におきまして
近代消防社様のブース(B-23)をお借りしまして
Mメンタルサポートも出展させて頂きます。

直接にお客様へ説明をする貴重な機会ですので
展示会への出展が出来る事は非常にありがたいです。

会場で皆様とお会い出来ることを楽しみにしております。

2019年6月2日日曜日

6月になりました

5月のうちに日本の南側では梅雨入りがはじまり
九州南部も梅雨入りしていますね。

これから、ジメジメとかジトジトとする季節ですか。

こんな陽気の時は、体調が良くなかったり、
気分が良くないことも起きやすくなります。

体調不良が続く原因には
身体の諸器官が悪い場合と
心の具合が悪い場合があります。

どちらが原因なのかは医師の診察が必要ですが
一人で困っていても解決しないことが多いです。
誰かに相談することで
良いアドバイスが貰える可能性もあります。

心の具合が悪い場合ならば
 ・誰かに相談する
 ・医師の診察を受ける
この様な選択肢があります。
どちらにしても、
一人で困っていても解決しないことが多いです。
誰かに相談するのが手っ取り早くはありませんか?
もちろん最終的には医師の診察を受ける
必要がある場合もあります。

「誰かに相談したいけど、相談相手がいない」
そんな時には心理職であるカウンセラーに
相談してみるのも一つの方法です。

心理職にしてもカウンセラーにしても
いろいろな名称があって非常に分かりづらいです。

しかし、
『産業カウンセラー』は
日本では長い期間にわたり活動しております。
また、公的機関からも認められている心理職ですので
安心して頂けると思います。

「ちょっと相談しづらいな」
「費用がいくらか分からないから心配」
そんな感想をお持ちなのも当然です。

『Mメンタルサポート』ならば
気軽にお問い合わせ頂ける
「あなたの身近な心の支え」を
目指しておりますので、
なんでも遠慮無く問い合わせてください。

どんなカウンセラーか気になるでしょうから
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ホームページには
『mmsメールフォーム』がありますから
そこからお問い合わせ頂ければ大丈夫です。

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