ラベル 組織別[刑務所 等] の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 組織別[刑務所 等] の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年7月9日水曜日

▼広島少年鑑別所の50代法務技官男性、セクハラで停職5カ月の懲戒処分

広島少年鑑別所の50代法務技官男性、セクハラで停職5カ月の懲戒処分

 

2025年7月9日() 12:57 中國新聞

 

 広島少年鑑別所(広島市中区)に在籍していた法務技官男性(57)が20239月下旬、他の職員にセクハラ行為をしたとして、今月8日付で停職5カ月の懲戒処分を受けたことが分かった。鑑別所が発表した。

 

 男性は職員の体を触るなどしたという。鑑別所は男性の現在の所属やセクハラ行為の態様などについてプライバシー保護を理由に明らかにしていない。谷口五郎所長は「深くおわび申し上げる。再発防止に努める」とのコメントを出した。

2025年1月10日金曜日

▼同僚女性に"執拗にキス迫る" 42歳の男性刑務官を懲戒処分 宮城刑務所

同僚女性に"執拗にキス迫る" 42歳の男性刑務官を懲戒処分 宮城刑務所

 

2025年1月10日() 16:36 東北放送

 

20249月、飲食店で同僚の女性にキスを迫るなどのセクハラをしたとして、宮城刑務所の男性刑務官が減給の懲戒処分を受けました。

 

10日付で減給6か月の懲戒処分を受けたのは、宮城刑務所の法務事務官副看守長の42歳の男性刑務官です。宮城刑務所によりますと、男性刑務官は20249月、飲食店で同僚の女性職員に対して複数回にわたり執拗にキスを迫ったほか、不快にさせる言動や体を触るなどの行為をしたということです。女性職員が直属の上司に相談をしたことでセクハラ被害が発覚しました。宮城刑務所は被害を受けた女性職員の特定につながるとして、2人の所属を明らかにしていません。宮城刑務所の林文彦所長は「職員の指導を徹底し綱紀の粛正を図り、再発防止に努めていく」などとコメントしています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

"減給"の懲戒処分】
宮城刑務所に勤める男性(40代) 職場の女性に対しセクハラ

 

2025年1月10日() 17:00 ミヤギテレビ

 

宮城刑務所につとめる40代の男性が、去年9月 職場の女性に対しセクハラ行為をしたとして、10日付けで懲戒処分となった。

 

『減給6(100分の20 )』の懲戒処分となったのは、宮城刑務所・副看守長の男性(42)。

 

男性は、去年9月 飲食店で複数回にわたり同じ職場の女性にキスを迫る・体を触るなどのセクハラ行為をしたという。

 

被害に遭った女性からの相談で発覚し、男性はセクハラ行為を認め反省しているという。

 

林文彦宮城刑務所長は「矯正行政への信頼を著しく損ねたことにつきまして、深くお詫び申し上げます。今後は、このような事案を発生させないよう職員の指導を徹底し、再発防止に努めていく所存です」等とコメントしている。


2024年7月19日金曜日

▼岡山少年鑑別所 職員にセクハラ 男性専門官を停職1カ月処分

岡山少年鑑別所 職員にセクハラ 男性専門官を停職1カ月処分

 

2024年7月19日() 19:26 山陽新聞

 

 岡山少年鑑別所(岡山市南区箕島)は19日、職員にセクハラ行為をしたとして、男性専門官(32)を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。専門官は同日付で依願退職した。

 

 少年鑑別所によると、専門官は201910月と205月、職員の体を触るなどした。被害職員からの相談で発覚した。

 

 渡辺進所長は「矯正行政への信頼を損ね深くおわび申し上げる。指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します

岡山少年鑑別所で専門官が職員にセクハラ行為 停職1カ月の懲戒処分

 

2024年7月19日() 16:47 瀬戸内海放送

 

 岡山少年鑑別所(岡山市南区箕島)は19日、男性専門官(32)を停職1カ月の懲戒処分にしました。この専門官は辞職願を提出しており、19日に承認したということです。

 

 岡山少年鑑別所によりますと、男性専門官は201910月と20205月、別の職員の体に触るなどの行為をしました。被害を受けた職員から相談があり、すみやかに調査して処分を決めたとしています。また、専門官の指導監督を怠った事実は認められなかったとして、監督者の責任は問いませんでした。

 

 岡山少年鑑別所の渡邉進所長は「矯正行政への信頼を損ね、深くお詫び申し上げます。今後は研修などを通じて職員の指導を徹底し、綱紀の粛正を図り再発防止に努めます」とコメントしています。

 

 

 

岡山少年鑑別所の職員
 別の職員に対するセクシュアル・ハラスメントで懲戒処分
 19日付で辞職「矯正行政への信頼を著しく損ねた」

 

2024年7月19日() 14:01 山陽放送

 

岡山市南区箕島の岡山少年鑑別所は、専門官の男性職員(32)が別の職員へのセクシュアル・ハラスメントをしたとして懲戒処分を発表しました。専門官の男性はきょう(19日)付で辞職しました。

 

岡山少年鑑別所によりますと、この専門官の男性職員は、201910月と20205月、別の職員に対して身体を触るなどの行為をしたということです。

 

岡山少年鑑別所ではこの専門官の男性をきょう(19日)付で停職1か月とする懲戒処分にしましたが、専門官の男性は辞職願を提出し、きょう(19日)辞職が承認されたということです。

 

岡山少年鑑別所の渡邉進所長は「矯正行政への信頼を著しく損ねたことにつきまして、深くお詫び申し上げます」などとコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

少年鑑別所についての説明だけ致します。
未成年者の刑事的拘禁施設と少年院と同様の施設と誤解される事もありますが、
字のとおり「鑑別」を行う為の施設であり、刑罰を執行する施設ではございません。
少年鑑別所の公式解説については以下のとおりです。
法務省:少年鑑別所 (moj.go.jp)

2022年10月8日土曜日

看守部長「仕事が遅い」、同僚を殴る蹴る…3週間のけが負わす

看守部長「仕事が遅い」、同僚を殴る蹴る…3週間のけが負わす

 

2022年10月8日() 8:53 読売新聞

 

 大阪刑務所は7日、同僚職員を暴行してけがを負わせたとして、男性看守部長(58)を減給4か月(100分の20)、男性看守部長(36)を減給3か月(同)の懲戒処分とした。

 

 発表によると、58歳の看守部長は7月、「仕事が遅い」として同僚職員に殴る蹴るの暴行を加えて、胸などに全治約3週間のけがを負わせた。36歳の看守部長は4月、別の同僚職員の胸や腹を殴り、肋骨(ろっこつ)骨折などのけがをさせた。

 

 同刑務所の柿添聡所長は「誠に遺憾。職員への指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

「態度に不満」で同僚暴行、職員2人減給処分 大阪刑務所

 

2022年10月7日() 16:26 産経新聞

 

同僚に複数回暴行してけがをさせたとして、大阪刑務所(堺市堺区)は7日、いずれも看守部長の36歳と58歳の男性職員2人を同日付で減給の懲戒処分とした。

 

同刑務所によると、36歳の職員は4月23日、2度にわたって同僚の胸や腹を複数回殴り、肋骨(ろっこつ)を折るなど全治約1カ月のけがをさせた。58歳の職員は7月上旬、別の同僚の足を複数回蹴るなどして、全治約3週間のけがをさせたという。

 

36歳の職員は「態度に不満があり立腹した」、58歳の職員は「業務の遅さや失敗の多さにいらだち、我慢できなかった」と暴行の理由を説明しているという。

 

同刑務所は「職員がこのような事案を起こしたことは誠に遺憾。職員への指導を徹底し、再発防止に努める」とのコメントを出した。


《カウンセラー松川のコメント》

何でも上司や先輩同様に業務遂行が出来なくても当然のことです。
それを出来る様にするのが上司や先輩の役目です。
行為は暴行かも知れませんが、被害者が負傷しているのですから
これは傷害事件です。
しかし、職場内の行為なので事件化されずに
単なる懲戒処分で終わらせてしまうから、
再発防止が出来ないのだと私は思います。
刑務官の世界も階級社会の上に閉鎖された勤務環境ですから、
今後も発生すると思います。

被害者の皆様へ
これでパワハラの環境が簡単に改善するとは思えません。
今般の事案は加害者の懲戒処分で終了しましたが、
これからも気をつけて勤務して頂きたいと思います。

2022年9月1日木曜日

高松刑務所で女性職員にパワハラ 国に約230万円の賠償命令 「時効は成立していない」高松高裁が一審判決を変更

高松刑務所で女性職員にパワハラ 国に約230万円の賠償命令
 「時効は成立していない」高松高裁が一審判決を変更

 

2022年9月1日() 17:27 瀬戸内海放送

 

 高松刑務所に勤務していた女性職員が、上司のパワハラやセクハラで休職を余儀なくされたとして国を相手に約600万円の損害賠償を求めている裁判です。高松高裁は一審判決を変更し、国に約230万円の支払いを命じました。

 

 判決によりますと、女性職員は高松刑務所で勤務していた20134月以降、女性上司から30分以上にわたって罵倒されたり、忘年会の帰りに、男性上司から抱きしめられたりキスをされたりしました。

 

 女性職員は翌年、うつ病と診断されて休職に追い込まれ、その後、自殺未遂をしました。

 

 女性職員は2018年、「パワハラやセクハラで休職を余儀なくされた」として国に約600万円の損害賠償を求める訴えを徳島地裁に起こしましたが、時効が成立しているなどとして棄却されました。

 

 高松高裁の神山隆一裁判長は、「うつ病が公務に起因すると認められた201810月から計算するのが相当」として時効は成立していないと判断。また、上司の行為は「指導の域を超えていて違法」だとしました。

 

 高松刑務所は、判決文を精査中で具体的なコメントは差し控えるということです。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

「お前は刑務官の服着たお人形さんや」と
同僚からパワハラ、上司からキス…1審判決を変更し賠償命令

 

2022年9月2日() 7:07 読売新聞

 

 高松刑務所に勤務していた30歳代の女性職員が、同僚や上司からのパワハラやセクハラが原因でうつ病となり、休職に追い込まれたとして、国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が8月30日、高松高裁であった。神山隆一裁判長は、時効が成立しているとして請求を棄却した1審の徳島地裁判決を変更し、国に慰謝料など計226万円の支払いを命じた。

 

 判決によると、女性は2013年4月、刑務官として高松刑務所に配属。同11月、同僚から「仕事せんやつ大嫌い。お前は刑務官の服着たお人形さんや」などと約30~40分間罵倒された。同12月には、職場の忘年会の帰り道で、男性上司からキスをされた。

 

 14年1月にうつ病と診断され、15年4月に自殺を図り、その後休職。18年10月には、民間企業の労災にあたる公務災害に認定された。神山裁判長は同僚らの行為を「指導の域を超えたパワハラまたはいじめで違法。セクハラは明らか」と述べた。

 

 国家賠償法では、消滅時効(3年)の起算点について「被害者が損害を知った時」と規定。1審はハラスメント行為があった13年頃を起算点とし、女性が提訴した18年4月までに時効が成立したと判断した。控訴審判決は、同年10月の公務災害認定で「女性が現実に損害を認識したというべき」とし、「消滅時効は完成していない」とした。

 

 高松刑務所の清瀬猛総務部長は「判決内容を精査し、関係機関と協議した上で適切に対応したい」と話した。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2018年4月20日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 「刑務官の服を着たお人形さん」高松刑務所でパワハラ・セクハラ 休職の女性職員が国を提訴 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
第一審では消滅時効により敗訴となりましたが、
第二審では起算点の判断を変えた事により時効前との判断になりました。
国は時効の成立不成立に囚われず、
起きた事案に対して真摯な対応をして欲しいものです。
また、報道する側も安易に[同僚]と記さず、
上下関係がある場合はきちんと[上司][部下]と記して欲しいです。

被害者の方へ
2013年の被害発生から9年、提訴から5年にしての勝訴。
長い時間と精神力を消費されたことだと思います。
敗訴した国の対応はわからりませんが、
少なくてもこの先は心穏やかな生活が出来ます事を祈念しております。

2022年1月15日土曜日

在院少年に暴行 教官を減給処分 茨城・牛久 農芸学院

在院少年に暴行 教官を減給処分 茨城・牛久 農芸学院

 

2022年1月15日() 6:00 茨城新聞

 

少年院「茨城農芸学院」(茨城県牛久市)14日、在院者の少年に暴行したとして、法務教官の男性(55)を減給100分の20(6カ月)の懲戒処分にしたと発表した。同日付。

 

同院によると、教官は昨年93日午前1050分ごろ、教官室で、少年の医務診察に立ち会っていた際、少年の右頬を1回平手打ちした後、もみ合いになりベッドに押し倒すなどの暴行を加えた。少年が医師との会話で聞き分けのないことを話していたため、腹を立てたという。

 

三好清凡院長は「矯正行政への信用を失墜したことに深くおわび申し上げます。職員への指導を徹底し、再犯防止に努めてまいる所存です」とコメントを出した。


《カウンセラー松川のコメント》

少年院は矯正施設であると共に教育施設でもあります。
また、在院者は当然ですが犯罪者です。
しかし、少年法の趣旨のとおり、人間性に未熟な部分もあり、
また生育歴から犯罪に手を染める者も居ます。
その様な点では、成人と異なり非常に扱いが難しいとも言えます。
しかし、法務教官も人の子ですから我慢の限度もありましょう。
暴力行為自体は正当化出来ませんが、事案の原因を究明しないと、
今後もどこかで誰かが同様の事案を起こす可能性は否定出来ないでしょう。

被害者の方へ
言い分はあるかも知れませんが、置かれている立場を弁える必要もあります。
何か困った事があるのならば、然るべき方法で相談するべぎてしょう。

2021年11月27日土曜日

侮辱的な発言 パワハラで減給 喜連川社会復帰促進センター

侮辱的な発言 パワハラで減給 喜連川社会復帰促進センター

 

2021年11月27日() 11:11 とちぎテレビ

 

職員に対するパワーハラスメントがあったとして、喜連川社会復帰促進センターは54歳の男性職員を減給1カ月の懲戒処分としました。

 

男性職員は宇都宮拘置支所で、今年4月から7月にかけて複数人の部下に対して「何やってんだ、お前、馬鹿なのか」など侮辱的な発言をしたほか電話でも強い口調を繰り返したということです。

 

赤間ひろみセンター長は「今後このような事案を起こすことがないよう職員の指導の徹底を図る」とコメントしています。

 


※ 他社のニュースも掲載致します

部下へ侮辱的発言、パワハラで男性職員減給処分
 喜連川社会復帰促進センター 栃木

 

2021年11月26日() 18:21 下野新聞

 

 部下への侮辱的な発言でパワーハラスメントをしたなどとして、喜連川社会復帰促進センターは26日、法務事務官矯正副長の男性職員(54)を減給100分の51カ月)の懲戒処分とした。

 

 センターによると、男性職員は宇都宮拘置支所で勤務していた416日~77日、部下の職員2人に「お前は新拝命以下か」「何やってんだ、お前、ばかなのか」などと発言し、パワハラをした。また、712日には同僚職員の説明に納得できず「お前、ふざけんなよ」などと繰り返し強い口調で言い、職場の秩序を乱したという。被害を受けた職員からの相談で発覚した。

 

 赤間(あかま)ひろみセンター長は「職員がこのような事案を起こしたことは誠に遺憾。今後、このような事案がないよう、職員の指導徹底を図る」とコメントした。


《カウンセラー松川のコメント》

[社会復帰促進センター]とは聞き慣れない単語ですが
要するに[刑務所]です。
従来の刑務所は犯罪に対しての懲罰的な部分が強いですが、
社会復帰促進センターは収監者の社会復帰も大きく視野に入れた
矯正施設です。
さて、そこでのパワハラ事案ですが、
発言自体はそこまで問題にする必要を感じられません。
簡単な業務でのミス。繰り返されるミス。これらが発生すれば
上司として嫌味も込めて叱責したくなって当然です。
なぜここまでニュースとなったのか、
他の要因が隠されている気がしてなりません。

被害者の皆様へ
強い口調での叱責が全てパワハラではありません。

2021年10月15日金曜日

横浜少年鑑別所で少女に「大好きだよ」 法務教官を減給処分

横浜少年鑑別所で少女に「大好きだよ」 法務教官を減給処分

 

2021年10月15日() 13:59 テレビ神奈川

 

横浜少年鑑別所は、男性法務教官が、入所中の少女に対し「大好きだよ」と言ったり、不必要に体を触ったりしたなどとして、減給の懲戒処分としました。

 

15日付で減給3カ月、100分の20の懲戒処分を受けたのは、横浜少年鑑別所で入所者の処遇などを行う法務教官で、管理職の46歳の男性です。

 鑑別所によりますと、法務教官はことし5月から6月にかけて、女子寮に入っていた少女に対し、「大好きだよ」「離れたくないもんね」などの発言を繰り返したほか、この少女が暴れていたのを止める際に必要がないのに頭や背中をなでたり、手に触れ続けたりするなどの接触を行っていたということです。

 鑑別所の聞き取りに対し、法務教官は「心情を安定させたい一心だった。 後で考えると不必要・不適切な言動だった」と話しているということです。

横浜少年鑑別所は「極めて遺憾。 職員への指導を徹底し、失った信頼の回復に努める」などとしています。


《カウンセラー松川のコメント》

親の愛情と恋愛感情は似ている部分もありますが相違点もあります。
少年鑑別所に送られる者には親の愛情が不足していたり無い者もいます。
法務教官として彼等に足りない愛情を親に代わって注ぐことで
更生されるんならば必要なことなのでしょう。
しかし、当該法務教官は「 ・・・後で考えると不必要・不適切な言動だった」
と語っているので、どこかで恋愛感情が入り込んでしまったのでしょう。
46歳の法務教官ならば、入所者との年齢差は親子の様なものです。
恋愛に年齢差を考慮する必要はありませんが、立場を考えないといけません。

被害者の方へ
鑑別所入所者と法務教官と言う、生徒と教員の関係以上に
立場が異なりますので、拒絶をしたり他者に相談も難しかったと思います。
今は鑑別か観護処遇を受ける大切な時だからこそ、
心身の不調があれば法務技官等に相談される事をお勧めします。

2021年6月18日金曜日

教え子の男子生徒にわいせつな行為をした元教諭の男に有罪判決…「進学の悪影響を示唆し悪質」

教え子の男子生徒にわいせつな行為をした元教諭の男に有罪判決
…「進学の悪影響を示唆し悪質」

 

2021年6月18日() 17:57 読売新聞

 

 教え子にわいせつな行為をしたとして、児童福祉法違反などに問われた千葉県北西部の公立中学校元教諭の男(29)(懲戒免職)に対し、千葉地裁松戸支部は17日、懲役3年、保護観察付き執行猶予4年(求刑・懲役3年)の判決を言い渡した。

 

 判決によると、男は2月21日、野田市内の自宅で男子中学生にわいせつな行為をするなどした。男は前任校でこの生徒の所属する部活の顧問だった。新崎長俊裁判官は「関係を絶とうとした被害者に対し、高校進学への悪影響を示唆して犯行に及んでおり、悪質だ」と述べた。


《カウンセラー松川のコメント》

性的欲望を満たす為に若い相手を探すのに教員ほど最適な職業はないでしょう。
学級担任なら進路に関する影響力、教科担任なら成績評価に関する影響力、
部活顧問なら選手選考や活動評価に関する影響力と児童生徒に対して
圧倒的優位な立場に居られます。
教員自身の生活実態が昔と変わっているのと同時に
長時間労働やクレーム対応と言った職場環境の悪さから
人間的に優秀な人材が集まり難くなれば、
それだけ欲望に忠実な輩が教員として採用される確率は高くなります。
いくら、指針を厳しくしても、一線を越える輩が居ることは
犯罪者が無くならない社会を見ていれば一目瞭然です。
教員による犯罪を抑止するには、
厳罰化よりも優秀な者が採用出来る環境作りだと思います。

被害者の方へ
辛い少年期を送られた事でしょう。
実刑判決は下りませんでしたが、有罪であったと言うことで
行為の悪質性は認められました。
控訴の有無は被告と原告の考え次第ですので、
それを考えるのは止めましょう。
その代わりに、御自身がどれだけ前向きに生きられるかを
これからも進んで考えて行かれてはいかがでしょうか?

2021年3月12日金曜日

パワハラで横須賀刑務支所の看守長を戒告 横浜刑務所

パワハラで横須賀刑務支所の看守長を戒告 横浜刑務所

 

2021年3月12日() 18:39 産経新聞

 

 横浜刑務所は12日、部下にパワーハラスメント行為をしたとして、横須賀刑務支所の男性看守長(64)を戒告処分にしたと発表した。

 

 同刑務所によると、男性看守長は昨年5月ごろから同11月上旬にかけて、部下の職員の報告や相談を複数回にわたり、「もういい」などと途中で遮ったり、無視したりした。さらに、この職員と前任者を比較し、「5分の1も仕事をしていない」と発言するなどして、職場環境の悪化を招いたとしている。

 

 被害を受けた職員が、幹部職員に相談したことで発覚。同刑務所の白川秀史所長は「誠に遺憾極まりなく、深くおわびする。今後はこのようなことがないよう、職員の指導の徹底を図る」とコメントした。 


《カウンセラー松川のコメント》

世の中、無能な部下も居れば、無能な上司も居ます。
今般の事案はどの様な背景だったのでしょうか?
大きな組織になれば、定期や昇進に伴う異動がありますので、
部下からは「以前の上司と比べて・・・」、
上司からは「以前の部下と比べて・・・」との評価も出るでしょう。
前任者よりも無能と思われれば、いろいろと対応も悪化することでしょう。
しかし、それが許されるのは部下の特権。
上司は部下を上手く使いこなしてこそ、その価値があります。
部下がいろいろと気に食わないので、対応も疎かになったのでしょうけど、
それをすると今ではパワハラと言われてしまいます。
昔は上司が部下を評価するだけでしたが、
今では部下は「ハラスメントを受けた」と訴える事で、
上司の評価を下げる手段がありますので、上司も言動には注意が必要です。

2021年2月6日土曜日

室外に聞こえる大声で部下叱責、看守長「適正な指導のつもり」

室外に聞こえる大声で部下叱責、看守長「適正な指導のつもり」

 

2021年2月6日() 10:31 読売新聞

 

 部下にパワーハラスメント行為をしたとして、福島刑務所(福島市)は5日、男性看守長(46)を減給100分の10(1か月)の懲戒処分にした。

 

 発表によると、看守長は2019年11月頃~20年9月頃、部下の職員に、勤務態度などについて室外に聞こえるほどの大声で叱責(しっせき)。同10月には、部署内の雰囲気を心配するメールが他部署の幹部から届いたことについて同じ部下を問い詰め、部下が「話すことはありません」と回答すると、「その返答はおかしい」と強い口調で執拗(しつよう)に迫った。 

 

 別の部下が他部署の幹部に相談して発覚。調査に対し看守長は「適正な指導を行ったつもりだった」と話したが、処分を受け「深く反省している」と話しているという。看守長は既に別の部署に異動した。

 

 森末晃弘所長は「指導の徹底を図り、信頼の回復に努める」とコメントした。


《カウンセラー松川のコメント》

勤務態度については、
上司からの目と部下本人では経験や感覚から異なることも
十分に考えられます。
問題発生まで、どの様に上司は部下を指導教育していたのか
この辺りが気になります。
よって、叱責についても度重なっていた場合には
大声となるのも理解出来ない訳ではありません。
しかし、他部署で[異様]と思われたのならば
部下を問い詰めるのではなく、
「自分の行為に問題点は無かったか?」と、
自問自答なり他部署に問い合わせてみるなりするのが
適切な対応であったと思います。

収容中の女性に「ベリーグッド」と不要な声掛け 副看守長を懲戒処分/徳島刑務所

収容中の女性に「ベリーグッド」と不要な声掛け
 副看守長を懲戒処分/徳島刑務所

 

2021年2月6日() 1:01 徳島新聞

 

 徳島刑務所は5日、女性収容者に「ベリーグッド」などと声を掛ける不適正な処遇を行ったとして、男性副看守長(47)を減給100分の201カ月)の懲戒処分にした。

 

 発表によると、副看守長は昨年713日夜から翌14日未明に刑務所内を1人で巡回。女性収容者が入っていた居室前で複数回、「つら右」「ちち右」「けつ左の右横」「ベリーグッド」などと声を掛け、恐怖心と不快感を与えた。

 

 女性収容者が翌朝、刑務所の女性職員に報告して発覚した。刑務所の調査に対し、副看守長は「(女性収容者の)就寝状況を確認するための独り言だった」と主張。刑務所は声を出すこと自体が不適正で、セクシュアルハラスメントにも該当し得ると判断した。

 

 所長は「公務への信頼を損ね、深くおわび申し上げます。研修等を通じて職員の指導を徹底します」とのコメントを出した。


《カウンセラー松川のコメント》

刑務所と言う閉鎖的且つ収容者は外部とは遮断された状態であれば
刑務官は絶大なる権力者となることも可能です。
これについては、
アメリカのスタンフォード大学でジンバルドーが行った監獄実験でも
証明されています。
よって、刑務官は収容者に対しては他の刑務官に対する言動以上に
注意を払うことが要求されるでしょう。

尚、監獄実験の結果については、反論が出されていることを申し添えます。

2018年4月20日金曜日

「刑務官の服を着たお人形さん」高松刑務所でパワハラ・セクハラ 休職の女性職員が国を提訴

「刑務官の服を着たお人形さん」高松刑務所でパワハラ・セクハラ 休職の女性職員が国を提訴

 

2018年4月20日() 14:18 瀬戸内海放送

 

 高松刑務所に勤務していた女性職員が、上司のパワハラやセクハラで休職を余儀なくされたとして、国を相手に約620万円の損害賠償を求める訴えを起こしていたことが分かりました。

 

訴状によりますと、女性職員は20134月、勤務していた高松刑務所で女性上司から「お前は刑務官の服を着たお人形さんだ」などと叱責されました。

また、同じ年の12月に開かれた忘年会の後では、男性上司から「魅力を感じる」などと言われて手を握られたりキスをされたりしたということです。

 

女性職員は翌年、うつ病と診断されて休職に追い込まれ、20154月には自殺未遂をしました。今年4月に別の刑務所に異動となり職場に復帰しています。

 

女性職員は「パワハラやセクハラで休職を余儀なくされた」として、今月5日付で国に約620万円の損害賠償を求めて、徳島地裁に提訴しました。

 

高松刑務所は「訴状の内容を検討した上で適切に対応したい」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2014年11月28日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 高松刑務所の元事務官がセクハラ (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
まさか男性上司からのセクハラに留まらず、
女性上司からのパワハラまで受けていたとは驚くと共に
この職場環境に呆れました。
閉鎖的な社会の職場では、他所との比較や情報が入り難いだけでなく、
外へ情報が出難いのも影響して、この様な悪質な職場環境に陥り易いのでしょう。

2014年11月28日金曜日

高松刑務所の元事務官がセクハラ

高松刑務所の元事務官がセクハラ

 

2014年11月28日(金) 18:14 RNC西日本放送

 

高松刑務所に勤務していた男性法務事務官が、部下の女性職員にセクハラをしたとして減給処分を受けました。

懲戒処分を受けたのは、高松刑務所で勤務していた45歳の男性矯正副長です。

高松刑務所によりますと、矯正副長は去年12月、高松市内の居酒屋であった職場の忘年会に出席したあと、部下の女性職員を食事に誘い、その帰宅途中で女性職員の頬にキスをしたということです。

女性職員がことし8月に上司に相談し、発覚したもので、矯正副長は行為を認め、高松刑務所では減給1か月100分の10の処分をしました。

矯正副長はすでに異動していますが、高松刑務所の岡下好己・所長は「今後このようなことがないよう職員の綱紀粛正を図る」として、注意喚起のための研修を行っているということです。

 

 

 

高松刑務所の元事務官 セクハラで減給処分(香川県)

 

2014年11月28日(金) 19:00 日本テレビ

 

高松刑務所に勤務していた男性矯正副長(45)が、部下の女性職員にセクハラをしたとして減給の懲戒処分を受けた。行為を認めた矯正副長は既に異動している。高松刑務所長は「職員の綱紀粛正を図る」として、注意喚起のための研修を行っている。


※ 刑務官の階級[職位]は馴染みが薄いので、ここで紹介致します

看守から看守部長まで[係員]
副看守長[主任・係長]
看守長 [課長補佐・課長・支所長次長・支所長]
矯正副長[課長・部長・支所長
矯正長 [部長所長]
矯正監 [大規模所長区長]

この様な状況ですので、当該事案の加害者である矯正副長の階級ですと
刑務所で所長に次ぐ職位でしょう。


《カウンセラー松川のコメント》

男社会が色濃く残る刑務官の世界。
とは言え、所内で幹部クラスの管理職が
部下にキスをするとは「酒の上での暴走」では済みません。
その為に加害者は懲戒処分の他に異動が図られたのかも知れません。