2021年2月6日土曜日

収容中の女性に「ベリーグッド」と不要な声掛け 副看守長を懲戒処分/徳島刑務所

収容中の女性に「ベリーグッド」と不要な声掛け
 副看守長を懲戒処分/徳島刑務所

 

2021年2月6日() 1:01 徳島新聞

 

 徳島刑務所は5日、女性収容者に「ベリーグッド」などと声を掛ける不適正な処遇を行ったとして、男性副看守長(47)を減給100分の201カ月)の懲戒処分にした。

 

 発表によると、副看守長は昨年713日夜から翌14日未明に刑務所内を1人で巡回。女性収容者が入っていた居室前で複数回、「つら右」「ちち右」「けつ左の右横」「ベリーグッド」などと声を掛け、恐怖心と不快感を与えた。

 

 女性収容者が翌朝、刑務所の女性職員に報告して発覚した。刑務所の調査に対し、副看守長は「(女性収容者の)就寝状況を確認するための独り言だった」と主張。刑務所は声を出すこと自体が不適正で、セクシュアルハラスメントにも該当し得ると判断した。

 

 所長は「公務への信頼を損ね、深くおわび申し上げます。研修等を通じて職員の指導を徹底します」とのコメントを出した。


《カウンセラー松川のコメント》

刑務所と言う閉鎖的且つ収容者は外部とは遮断された状態であれば
刑務官は絶大なる権力者となることも可能です。
これについては、
アメリカのスタンフォード大学でジンバルドーが行った監獄実験でも
証明されています。
よって、刑務官は収容者に対しては他の刑務官に対する言動以上に
注意を払うことが要求されるでしょう。

尚、監獄実験の結果については、反論が出されていることを申し添えます。

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