2021年2月17日水曜日

生徒5人に正座1時間・腹を強くつまむ…中学教諭を処分

生徒5人に正座1時間・腹を強くつまむ…中学教諭を処分

 

2021年2月17日() 1:42 読売新聞

 

 山形県教育委員会は15日、体罰をしたとして、いずれも村山地区の公立中学校の50歳代男性教諭2人について、1人を減給10分の1(1か月)の懲戒処分、もう1人を文書訓告処分にした。

 

 懲戒処分の男性教諭は、2017年1月頃~18年9月頃、部活動でミスをしたり、指示に従わなかったりした生徒5人を平手でたたく、体育館で正座を約1時間させる、腹を強くつまむなどの体罰を加えた。

 

 また、17年4月頃~18年11月、複数生徒に「バカ」「チビ」などの暴言を浴びせ、同11月に部活動の指導で生徒1人の首にねんざを負わせた。教諭は「大変申し訳ないことをした」と話しているという。

 

 もう1人の男性教諭は20年11月、授業中に教諭に向けて、定規で日光を反射させるいたずらをした生徒の頬を平手で1回たたいた。


《カウンセラー松川のコメント》

記事の内容だけではコメントが難しいですが
現代社会では[体罰=暴力=禁止行為]の認識なので
教育や指導の名の下での物理攻撃は厳禁なのでしょうね、
また、言葉による暴力も同様なのでしょう。
昭和の教育界とは状況が変わってしまっていますが、
基本的な躾けを家庭で施さないまま
学校に送り出す保護者が増えている現在、
「教員の置かれている環境は劣悪なのではないか」と
感じております。

2 件のコメント:

  1. まさにカウンセラーさんの感じている通りが現状です。親が親としての家庭教育をできない。躾の意味を取り違えている親もとても多いです。学校側が悲痛な叫びを上げていると聞いています。

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    1. 現代の教育機関だけでなく家庭でさえも[体罰=折檻(暴力)]とされているのです。親でさえも体罰が許されないのですから、教師の体罰なんて以ての外なのでしょう。 しかし、言っても言う事を聞かない生徒や児童に対して、教師はどの様な手段を講じたら良いのか、有識者と呼ばれる偉い先生に教えて欲しいです。

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