マスク強要で障害と提訴、大阪 勤務先の新型コロナ対策で
2021年2月19日(金) 17:41 共同通信
健康上の不安があるのに職場の新型コロナウイルス対策でマスク着用を強いられて肺機能障害を負い、長時間の着用が難しいことを理由に勤務時間を制限されたとして、神戸市の男性会社員(40)が19日、勤務先の「北陽電機」(大阪市)に慰謝料や未払い賃金など計340万円の支払いを求め大阪地裁に提訴した。
訴状などによると同社は昨年3月以降、新型コロナ対策で業務中のマスク着用を社員に指示した。男性は大阪府豊中市の事業所でクレーム品の報告書作成などを担当。アレルギー体質のため着用時の頭痛や息苦しさを訴えたが、着用を命じられ、症状悪化により休みや早退が増えた。
《カウンセラー松川のコメント》
新型コロナウイルス感染症関係の事案です。
「君だけ特別と認める訳にはいかないのだよ」
こんな言葉が上司から発せられたのではないかと
容易に想像がつきます。
接客や他の従業員と同じ空間で勤務するとなると
本人だけでなく他者への感染防止を務めるのが
職場としての衛生管理の要点となります。
原告としては辛い思いや体調不良に見舞われ被害者ですが、
他の組織に於いても他山の石とするべき事案だと思います。
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