パワハラ認定は"誤り"&手続き「違法」
解任された北大前総長 処分取り消し主張
2021年2月22日(月) 19:09 北海道文化放送
職員へのパワハラ行為などを理由に解任された北海道大学の前総長が処分の取り消しを求めた裁判の初弁論が2月22日、札幌地裁で開かれました。
北海道大学の前総長の名和豊春さんは2020年6月、職員へのパワハラ行為などを理由に文部科学相から解任されていました。
訴状などによりますと、名和さんはパワハラ行為の事実認定に誤りがあることや調査委員会が名和さんへの聞き取りをしていないなど、手続きは違法だったとして、解任処分の取り消しと約1466万円の損害賠償を求めています。
22日札幌地裁で開かれた初弁論で名和さんは「意見を述べるなどの機会が全く奪われた中で解任が強行された。密室の中で行われた解任手続きの真相を明らかにしたい」と述べました。
一方北大は請求棄却を求め、次の弁論までに具体的な主張を明らかにする予定です。
《カウンセラー松川のコメント》
バワハラにより解任された前総長から「パワハラは事実無根」との訴えです。
加害者の認識云々より被害者の受け取り方でパワハラの有無は認定されがちです。
しかし、それでも加害者からの事情聴取はしておくべきです。
申し訳ありませんが、被害者が真実を語ると言う保証はありませんので。
例え多くの目撃者や確実な証拠が有るとしても、
加害者からも事情聴取はしておくべきでしょう。
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