2021年2月27日土曜日

「お前らはカスばっかり」異常に多い出動訓練、有給休暇の取得制限...消防参事、パワハラで懲戒

「お前らはカスばっかり」異常に多い出動訓練、有給休暇の取得制限
...消防参事、パワハラで懲戒

 

2021年2月27日() 9:34 岐阜新聞

 

 岐阜市消防本部は26日、複数の部下に出動訓練を2時間に36回させたり、県外在住の職員が忌引休暇を取得する際に申請書類を手渡しで提出させたりするなどのパワーハラスメントをしたとして、消防本部に勤務する男性参事(60)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。

 

 消防本部と市によると、参事は70人規模の部署の管理職。昨年9月以降、複数の部下に対し、月1回以上行うよう規定されている出動訓練を異常に多い回数、実施した。昨年10月の多い時には2時間に36回も実施した。訓練は合図とともに防火服を着て、消防車に乗り込むもので数分で終わるという。

 

 また昨年度から、有給休暇の取得を制限したり、忌引休暇の取得書類を直接手渡しさせたりしたほか、日常的に「お前らはカスばっかり」といった暴言を吐き、職員に精神的な苦痛を与えた。昨年11月に市民から市に通報があり、延べ42人の職員に調査し発覚した。「市民の皆さんの信頼を裏切るような行為をした」と謝罪しているという。

 

 消防長の男性参与(59)と別の男性参事(57)の責任も問い、文書訓告とした。


※ 同事案ですが、パワハラ内容について別の件を報道しているので掲載致します。

訓練で水分補給や休憩を制限
 岐阜市消防本部の職員をパワハラで懲戒処分

 

2021年2月26日() 19:29 メーテレ

 

 出動訓練を過剰に繰り返したほか、訓練で水分補給や休憩を制限したとして、岐阜市消防本部の職員が、パワハラで懲戒処分されました。

 

 減給1カ月・10分の1の懲戒処分を受けたのは、岐阜市消防本部の男性参事(60)です。

 

 岐阜市によりますと男性参事はおととし6月以降、出動訓練を過剰に繰り返し、2時間で36回実施した日もありました。

 

 そしてその際の水分補給や休憩を制限していました。

 

 また年次有給休暇の取得を制限したり職場で日常的に暴言を吐いたりしました。

 

 男性参事はパワハラについて指導を受けていましたが改善されず、去年11月に第三者から通報があり調査が行われました。


《カウンセラー松川のコメント》

何が面白くて、何が楽しくて、
ここまで尋常でない行為を繰り返していたのでしょうか。
世の中には他者を虐めることで快感を得る者が居ます。
今般のハラスメント加害者は、このタイプだったのだと思います。
不必要な要求を繰り返し、パワハラとして指導されても改善しない。
ここまで悪質な者でも、懲戒処分は減給10分の1が1カ月だけです。
本当に理不尽な職場です。
懲戒処分の程度は、そのまま行為の悪質性の程度を表しています。
よって、これだけパワハラを働いても[この程度の悪質さ]としか
認識出来ない職場の体質も改善しないと
今後も何者かによるパワハラは発生するでしょう。

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