2021年2月23日火曜日

部下の隊員ら5人に暴言や平手打ち 空自入間基地、2等空佐を処分 パワハラホットラインの通報で調査

部下の隊員ら5人に暴言や平手打ち 空自入間基地、2等空佐を処分
 パワハラホットラインの通報で調査

 

2021年2月23日() 8:42 埼玉新聞


 航空自衛隊入間基地は22日、部下の隊員らに対してパワーハラスメントを行ったとして、同基地航空救難団所属、40代の2等空佐男性を停職5日の懲戒処分にした、と発表した。

 

 同基地広報班によると、2等空佐は2018年9月ごろから同12月ごろまでの間、同自衛隊の基地内で、業務指導の際、部下の隊員ら5人に対して、人格を否定するような暴言や平手打ちなどの暴行を加えていた。同年11月下旬、同航空幕僚幹部人事教育部に設置されたパワハラホットラインに通報があり、調査していた。2等空佐は「隊員の能力向上のためにやったが、行き過ぎだった」などと話しているという。


《カウンセラー松川のコメント》 

航空救難団と言えば[救助での最後の砦]とも言われている組織です。
本来は飛行中の航空機から脱出した乗員を救出する為に
地形も天候も時間も関係無く出動する精強部隊です。
この部隊があるからこそ、航空機により敵地へ侵攻中や
空中での戦闘中に機外へ脱出しても必ず救出して貰えると信じて
乗員は安心して勤務出来るのです。
勿論、平時でも同じですし、民間人に対する救助も行ってます。
ただ、入間基地では救難団司令、飛行群本部、ヘリコプター空輸隊が置かれ
救難隊は置かれていません。
よって、どの様な任務の関係で問題の指導があったかは記事からは不明です。
しかしながら自衛隊とは言え、
指導で平手打ちをしてしまったと言う事実が表沙汰になれば、
それは単なる暴力事件に成り果ててしまうので、
熱血指導にも注意が必要です。

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