職員の額に加熱スプーン 鹿嶋市元課長に44万円賠償命令 水戸地裁麻生支部
2021年2月19日(金) 17:50 茨城新聞
鹿嶋市の40代男性課長(当時)ら管理職2人が熱したスプーンを40代男性職員の額に押し当てた事件を巡り、職員が元課長に慰謝料300万円などの損害賠償を求めた訴訟の判決が19日、水戸地裁麻生支部であり、数間薫裁判官は「著しく人格を傷つけられた」として元課長に44万円余りを支払うよう命じた。
判決理由で数間裁判官は、スプーンを押し当てた行為について「明らかな傷害行為」と指摘。その他の行為についても「(職員に)羞恥心や屈辱感を抱かせるもの」として、いずれも元課長の不法行為を認定した。
判決などによると、元課長らは2019年1月、市内で開かれた市役所野球部の懇親会で、熱した金属製スプーンを職員の額に押し付けてやけどを負わせたり、性行為を模倣する行為をしたりして、職員に身体的、精神的苦痛を与えた。
《カウンセラー松川のコメント》
裁判官が「明らかな傷害行為」と認定する様な行為を
大のおとなが平気で行える自体が理解に苦しみます。
それでも、これだけ酷い事をしても
慰謝料はたったの44万円程度なのですから、
人格って案外と低価格なのですね。
44万円なんて
市役所の管理職ならボーナス一括払いの金額だと思いますよ。
こんな程度の判決では、一罰百戒にはならないでしょうね。
パワハラとかが無くならないのも納得です。
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