セクハラくり返した奈良市職員…“減給”の懲戒処分
2021年2月3日(水) 7:09 関西テレビ
同僚の女性職員に常習的にセクハラを繰り返したなどとして、奈良市の職員が懲戒処分を受けました。
奈良市環境部の男性職員(53)は、2017~2018年にかけ、同僚の女性職員に「離島で2人きりになっても、絶対お前なんかに手を出さない」と言うなどの、セクハラ行為を繰り返したということです。
女性は、奈良市を相手取って損害賠償を求める訴えを起こしていて、去年10月、大阪高裁がセクハラ行為を認定し、市に50万円の支払いを命じた判決が確定しています。
これを踏まえ、市は男性職員を懲戒処分の中で2番目に軽い、減給処分としました。
また、一連の裁判では、地方自治法で定められた議会への報告を経ずに控訴していて、市は環境部の課長(55)も戒告処分としています。
《カウンセラー松川のコメント》
一般的なセクハラ事案と比べると特異性があります。
それは「・・・お前なんかに手を出さない」と言う部分です。
殆どは「二人きりになるならお前がいい」的な、
相手を求めるかの様な言動が多いですが、
今般の事案では逆となっています。
それでも相手方が不快に思えば、
それはハラスメントになってしまいます。
「言い寄らなければ大丈夫!」な訳ではないことに注意です。
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