2021年2月12日金曜日

部下の胸ぐらつかみ暴言、パワハラの消防司令を処分 鹿行広域消防

部下の胸ぐらつかみ暴言、パワハラの消防司令を処分 鹿行広域消防

 

2021年2月12日() 20:03 茨城新聞

 

部下にパワーハラスメントをしたとして、鹿行広域事務組合消防本部は12日、消防司令の男性(51)を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。管理監督責任を問い、消防司令長を含む上司2人を厳重注意とした。

 

同本部によると、消防司令は昨年1227日、業務中に同じ警防課の20代職員男性の勤務態度に腹を立て、胸ぐらをつかみ暴言を吐くなど精神的苦痛を与えた。翌28日、男性が別の消防司令に報告し、調査の結果パワハラが判明した。消防司令は「かっとなり怒鳴ってしまったことなどは不適切だった。反省している」と内容を認めている。部下の男性は依願退職を申し出て、31日付で退職するという。

 

同本部消防長の原浩道潮来市長は「地域の皆さまの期待と信頼を裏切る行為で、極めて遺憾。ハラスメントの防止、撲滅に向け、組織を挙げて取り組む」とコメントを出した。


《カウンセラー松川のコメント》

20代男性職員の勤務態度の詳細は分かりませんが
胸ぐらを掴んだ段階で暴力行為ですから
これは厳に慎まないといけないです。
男性職員は3月1日付けで依願退職をするそうですが、
この後に法的行動に出てしまうと
[退職に追い込まれた職員 対 パワハラ組織]
と言う構図になりますので、
日頃から幹部間でも情報交換や各種事案防止について
意思疎通を図る必要があると思います。

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