2021年2月11日木曜日

消防職員の自殺巡り遺族が郡山市長に要請

消防職員の自殺巡り遺族が郡山市長に要請

 

2021年2月11日() 12:02 福島中央テレビ

 

郡山地方広域消防組合の男性職員が自殺した問題をめぐり、遺族が郡山市長宛てに第三者委員会の設置を求めたことがわかった。

郡山地方広域消防組合の当時34歳の男性職員は2018年1月、職場でのパワハラ(パワーハラスメント)を訴える遺書を残して自ら命を絶った。

遺族は先月、消防組合に対して、事実関係を確認する第三者委員会の設置を求めたが、要請が断れたことから、管理者の郡山市長に対して10日にあらためて設置を要請した。

10日は遺族の記者会見を受けて、消防組合もその日に会見を開き、弁護士の助言のもと内部調査して遺族に結果報告したことや設置見送りについて、市長とも協議した対応などと説明した。

内部調査では「パワハラの事実なかった」などとされている。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログの1月21日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 消防職員の遺書、妻に戻る 実名挙げパワハラ訴える内容 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
パワハラの事実認定について、
当局側の姿勢や見解と遺族の見解が真っ向から対立し
そのトラブルが拗れている事案です。
第三者委員会が設置されても本当に中立の立場で調査しているのか
疑問が残る事例も散見される様ですが、
その第三者委員会さえも設けなかったところで
遺書まで残して自殺されてしまった遺族としては
その遺書にてパワハラが言及されていれば
いくら内部調査で「パワハラは無かった」と回答しても
到底納得出来るものではありません。
そして、この回答では「遺書に嘘が書かれていた」と
消防組合は言及したも同然ですから、
その点でも遺族は納得しないはずです。
「死人に口無し」とも言われますから、
遺族が納得出来なくても、
せめて理解は出来る内容を行政として回答しない限り
この問題は解決しないと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿