2021年2月6日土曜日

室外に聞こえる大声で部下叱責、看守長「適正な指導のつもり」

室外に聞こえる大声で部下叱責、看守長「適正な指導のつもり」

 

2021年2月6日() 10:31 読売新聞

 

 部下にパワーハラスメント行為をしたとして、福島刑務所(福島市)は5日、男性看守長(46)を減給100分の10(1か月)の懲戒処分にした。

 

 発表によると、看守長は2019年11月頃~20年9月頃、部下の職員に、勤務態度などについて室外に聞こえるほどの大声で叱責(しっせき)。同10月には、部署内の雰囲気を心配するメールが他部署の幹部から届いたことについて同じ部下を問い詰め、部下が「話すことはありません」と回答すると、「その返答はおかしい」と強い口調で執拗(しつよう)に迫った。 

 

 別の部下が他部署の幹部に相談して発覚。調査に対し看守長は「適正な指導を行ったつもりだった」と話したが、処分を受け「深く反省している」と話しているという。看守長は既に別の部署に異動した。

 

 森末晃弘所長は「指導の徹底を図り、信頼の回復に努める」とコメントした。


《カウンセラー松川のコメント》

勤務態度については、
上司からの目と部下本人では経験や感覚から異なることも
十分に考えられます。
問題発生まで、どの様に上司は部下を指導教育していたのか
この辺りが気になります。
よって、叱責についても度重なっていた場合には
大声となるのも理解出来ない訳ではありません。
しかし、他部署で[異様]と思われたのならば
部下を問い詰めるのではなく、
「自分の行為に問題点は無かったか?」と、
自問自答なり他部署に問い合わせてみるなりするのが
適切な対応であったと思います。

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