2021年8月31日火曜日

長崎県警の男性警視セクハラで訓戒処分 警部に降格

長崎県警の男性警視セクハラで訓戒処分 警部に降格

 

2021年8月31日() 20:01 長崎文化放送

 

長崎県警の50代の男性警視が女性職員へのセクハラで訓戒処分です。県警本部に勤務する50代の男性警視は7月、勤務時間外に女性職員に対し不要な身体接触をしながら容姿を褒めるセクハラ行為をしました。7月下旬に女性職員の関係者が県警警務課に相談し発覚。調査の結果、県警はセクハラと認定し、男性警視を31日付で本部長訓戒処分にしました。警視は「自分の行為で苦しい思いをさせ本当に申し訳ない」として降任を申し出て、91日付で警部に降格します。監察課は「今後も職員への指導・教養を徹底し、ハラスメントに対する意識改革に努めていく」としています


《カウンセラー松川のコメント》

昭和の香りのするセクハラですね。
当時なら当たり前の行為でしたが、今はアウトです。
加害者は8月31日付けで本部長訓戒処分ですが、
当の本部長は前日の8月30日に着任。
着任早々にくだらない事案での処分を行う事になるとは
幸先の悪いスタートです。
それにしても、警部に自主降格してでも残留したいとは。
これからは「セクハラ降格警部」と陰口を叩かれながら
勤務するのでしょうから、神経が図太くないと務まらないですよ。

被害者の方へ
降格なので異動も伴いますが、所詮は同じ県警でしょうから
嫌な思いが蘇るかも知れません。
心身に不調を感じたら専門医の診察をお勧めします。

1カ月無断欠勤、上司に「殺したいほど憎い」 福島県、40代男性職員を停職処分

1カ月無断欠勤、上司に「殺したいほど憎い」
 福島県、40代男性職員を停職処分

 

2021年8月31日() 9:15 福島民報

 

 福島県は30日、計1カ月間程度無断で欠勤した上、上司を脅迫するなどしたとして、県中地方の出先機関の40代男性職員を停職6カ月にするなどの懲戒処分3件を発表した。処分はいずれも同日付。

 

 県によると、職員は昨年8月28日から今年5月14日まで計35日と2時間5分の間、無断で欠勤した。昨年11月から今年5月まで、勤務中に上司の指導に対して「パワハラだ。殺したいほど嫌い」「私を首にしたら、あなたを殺して私も死ぬ」などと大声で騒ぎ、脅迫したという。上司は警察に被害届を提出する意思はないとしている。

 

 また、廃棄物処理法違反で書類送検され、不起訴処分となった県中地方の出先機関の30代男性職員を減給1カ月(10分の1)の懲戒処分とした。職員は3月15日から25日まで計四回にわたり、会津若松市のパチンコ店駐車場にガスコンロなどの家庭ゴミ16・8キロを投棄した。同店のパチンコ台の状態に不満を持ち、ゴミを捨てたという。

 

 道交法違反(速度超過)容疑で摘発された相双地方の出先機関の20代男性職員を減給1カ月(10分の1)の懲戒処分とした。職員は4月11日午前10時35分ごろ、南相馬市原町区の県道で制限時速を32キロ超えたスピードで私有車を運転し、警察官に摘発された。 


《カウンセラー松川のコメント》

度重なる無断欠勤した上に上司を脅迫しているのですから、
真っ当な状態の方ではなかったようです。
そして8ヶ月以上の期間も無断欠勤をして、
その間に懲戒処分をしていないのも不思議です。
それでも停職6ヶ月で済むのですから、やっぱり役所は優しい職場です。
こんな変な部下を警察に突き出したら逆恨みで本当に殺されるかも知れませんから
警察に関わって欲しくない気持ちも理解出来ます。

被害者の方へ
「部下は上司を選べない」と言われてますが、
上司だってこんな真っ当でない輩の部署へ異動させられるのですから
「サラリーマンは辛い」とも言えます。
どうか加害者が復職してからトラブルに巻き込まれませんように。

2021年8月27日金曜日

五輪応援の警察官が会食 酔って部下にやけど負わせる

五輪応援の警察官が会食 酔って部下にやけど負わせる

 

2021年8月27日() 23:13 朝日新聞

 

 東京五輪の警備のため応援派遣されていた香川県警の警察官数人が緊急事態宣言が出ていた東京都内で会食し、30代の男性巡査部長が酒に酔って部下にやけどを負わせるトラブルを起こしていたことが関係者への取材でわかった。県警は処分を検討している。

 

 県警によると、東京五輪では全国から派遣された応援部隊などが会場や周辺の警備にあたっていた。関係者によると、都内で緊急事態宣言が出た712日から五輪が開幕した同23日までの間に、香川県警の応援部隊の数人が都内の焼き肉店で飲酒を伴う会食をしていたという。

 

 会食では、酒に酔った巡査部長が焼いた肉を部下に押しつけるなどして、やけどを負わせたという。県警は巡査部長を含む3人を五輪開幕前に帰任させた。

 

 県警は取材に対し、「詳細は調査中」とした上で、「事実関係が明らかになり次第、関係する警察官の処分についても厳正に対処する」とした。


《カウンセラー松川のコメント》

長期の出張の上に炎天下での警備。
英気を養う為の会食は緊急事態宣言中とは言え、必要な会食だと思います。
そのくらいの息抜きでテロ対策が万全になるならば、私はむしろ推奨します。
しかし、体育会の悪いノリが出てしまい、
部下に焼いた肉を押し付け火傷を負わせると言う、傷害事件になりました。
巡査部長たる者が酔って部下に火傷をさせるとは本当に情けないです。
こんな輩でも巡査部長に成れる時代が来たのですから、
警察官のレベル低下も当然の事でしょう。
逆にこんな程度でも巡査部長に成れるのに、
昇進出来ない巡査はどんなレベルなのでしょう。心配になります。
ところで、緊急事態宣言発出下の東京都内で飲酒出来る焼き肉店を
探し出したのは流石に警察ですね。

被害者の方へ
楽しい焼き肉宴会が急転直下パワハラから傷害事件となるのですから
出張&炎天下警備&火傷で堪ったものではありませんね。
被害に遭われたのは災難ですが、
この経験を活かしてパワハラの無い部下指導をして欲しいと思います。

鳥取県米子市 課長補佐がパワハラで降任処分

鳥取県米子市 課長補佐がパワハラで降任処分

 

2021年8月27日() 20:34 山陰放送

 

特定の部下に対して侮辱や暴言を継続的に行っていた鳥取県米子市の課長補佐がパワーハラスメント行為にあたるとして8月27日づけで、係長への降任と減給10分の1(1カ月)の懲戒処分を受けました。

 

米子市によりますと、処分を受けたのは米子市役所本庁舎に勤務する40代の元担当課長補佐です。

 

元担当課長補佐は市役所で勤務している最中に、特定の部下1人に対して侮辱や暴言行為を一定期間、継続的に行っていたということです。

複数の職員から、このような行為をみたという情報があり、発覚に至りました。

 

元担当課長補佐は、2015年にも職場の同僚に対しての暴力行為や庁舎内備品の器物破損により訓告処分を受けていました。

 

BSSの取材に対し、市は「当事者個人としてではなく、市役所全体の教訓として、今後働きやすい職場づくりにつとめていく」とコメントしています。

 

また市は、再発防止策として職員へのハラスメント研修などを強化していく予定です。


《カウンセラー松川のコメント》

一度ミスをした人にレッテル貼りをして生涯重荷を負わせる必要は無いですが、
6年前に同僚への暴力行為の加害者が今度は部下へのパワハラの加害者となると
「ダメな奴はとことんダメ」と言うイメージを植え付けてしまいますが、
現実に前科者の再犯と同様なのですから、
職場としてはレッテル貼りをして安全策を採る様になるのもやむを得ません。
流石に二度目の問題行動となると降格処分にもなるのですが、
部下への過度なパワハラを働く者は上司として不適格者なのですから、
もっと遠慮無く降格処分をして構わないと想います。

被害者の方へ
一人だけ狙い撃ちをされて非常に厳しく辛い職場環境であったと思います。
きっと誰に相談して良いのかも分からなかったので、
周囲からの情報で加害者は懲戒処分となったのでしょう。
よくここまで我慢されたと思います。
しかし、これからパワハラ被害による心身の不調が現れる可能性もあります。
「何故か体調が変」「原因は不明だけど気分が優れない」
そんな症状が出たら心療内科等での診察をお勧めします。

局部の写真、生徒に送った教諭「楽しみ」…処分 パワハラ校長も 教諭に平手打ちされた生徒、警察に被害届

局部の写真、生徒に送った教諭「楽しみ」…処分
 パワハラ校長も 教諭に平手打ちされた生徒、警察に被害届

 

2021年8月27日() 9:26 埼玉新聞

 

 埼玉県教委は26日、わいせつ行為やパワーハラスメントで教職員6人の懲戒処分を行ったと発表した。パワハラでの懲戒処分は県内で初めて。

 

 県教育県立学校人事課によると、免職とした南部地区県立特別支援学校の男性教諭(33)は、無料通信アプリLINE(ライン)で女子生徒に性的な内容を含む文章や自身の局部の写真を送った。6月25~28日に約2千回のやりとりが行われ、女子生徒が担任に相談して発覚した。男性教諭は「(生徒の)反応を楽しみたかった」と話したという。

 

 県立八潮南高校では男性校長(54)が3月1日、退職と有休消化を申し出ていた事務職員と2時間にわたり面談。「公務員倫理のかけらもない」などと暴言を吐き、パワハラを行ったとして、減給1カ月(10分の1)の懲戒処分とした。

 

 県立川口青陵高校では男性教諭(27)が減給6カ月(10分の1)の懲戒処分。5月24日、顧問を務める部活動に所属する男子生徒の頬を9回平手打ち、右足で腹を1回蹴った。男子生徒は腹の打撲や精神的苦痛を負い、警察に被害届を提出した。

 

 県立秩父農工科学高校では、実習の補助を行う男性教職員(59)が減給3月(10分の1)の懲戒処分。昨年9月23日に男子生徒の手の甲に工具でけがを負わせ、今年1月20日にも左手の拳で左目外側を殴り打撲を負わせた。

 

 東部地区県立高校の男性教諭(64)は昨年11月23日、自動車で出張先に向かう途中、バイクに衝突。運転していた男性に指の骨折などの傷害を負わせ、戒告とした。

 

 所沢市立中学校の男性教諭(65)は、市内の別の中学校に在籍していた昨年12月8日、当時3年生だった男子生徒の頭に打撲を負わせたとして、減給3カ月(10分の1)の懲戒処分。平手打ちや拳で繰り返したたき、頭に打撲を負わせた。男性教諭は26日付で依願退職した。

 

 懲戒処分が相次いだことに、高田直芳県教育長は「不祥事根絶に向けた取り組みを一層徹底し、綱紀粛正を図ってまいります」とコメントした。



※ 他社の記事も掲載致します

生徒「この先が怖い」 局部写真を送った教諭を懲戒免職

 

2021年8月27日() 9:11 朝日新聞

 

 埼玉県教育委員会は26日、同じ学校に在籍する女子生徒にLINEで自分の局部の写真を送ったとして、県南部の県立特別支援学校の男性教諭(33)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。

 

 発表によると、生徒の元担任で、62528日に勤務中も含め約2千回のLINEのやり取りをし、「おっぱいを見られないか」とも送っていた。生徒側からLINE交換を持ちかけられ、「(生徒の)反応を楽しみたい」とエスカレートしたという。生徒が「この先が怖い」と担任に相談して発覚した。

 

 このほか、転職を申し出た事務局職員に「公務員倫理のかけらもない」などと発言してパワハラ行為をしたとして八潮南高の男性校長(54)を減給10分の11カ月)、生徒の腹を蹴るなどの体罰をしたとして川口青陵高の男性教諭(27)を同(6カ月)とするなど5人を懲戒処分にした。


《カウンセラー松川のコメント》

南部地区県立特別支援学校の男性教諭(33)について
勤務先の女子生徒に「おっぱいを見られないか」などの性的な内容を含む文章や
自身の局部の写真を送り「(生徒の)反応を楽しみたかった」とのことなので
性的な異常者としか思えません。
教員としてではなく、人として問題があるので懲戒免職は当然でしょう。

被害者の方へ
異常者に付きまとわれて大変な思いをされたでしょう。
心身の変調が現れるかも知れませんので、
周囲の方々と共に体調変化には気をつけて、
異変を感じたらすぐに保護者や教員に相談してください。


県立八潮南高校の男性校長(54)について
退職と有休消化を申し出ていた事務職員に対して
「公務員倫理のかけらもない」との
社会人としての常識に欠けた暴言。
日頃、「校長」と祭り上げられていて勘違いが発露したのでしょうね。

被害者の方へ
自分が偉いと勘違いして意にそぐわない者を攻撃する弱い輩が居ます。
「こんなツマラナイ奴も居る」と見下してしまうと共に
嫌な事は忘れてしまいましょう。


県立川口青陵高校の男性教諭(27)について
部活で部員への暴行。
蹴るのは御法度な上に腹部を狙うとは悪質です。
暴行の理由は分かりませんが、
一線を越えてしまう様では教育者失格です。

被害者の方へ
警察へ相談して正解です。
泣き寝入りなんてしてはダメですから。
今後、心身の不調が現れたら保護者の方に相談してください。
必要があれば心療内科等の診察をお勧めします。


県立秩父農工科学高校の実習補助男性教職員(59)について
物を使っての暴力は最低です。
自身の手で叱責することで、叱責する側の痛みも知らなくては
躾にはなりません。
また、怪我を負わす様な力加減も出来ないのであれば
体罰なんて行う資格は到底ありません。

被害者の方へ
身体に傷が付く様な暴力を受けると心にも傷が付くことがあります。
心の不調が体調不良として現れる事もありますので
身体のどこかに異変を感じたら保護者に相談してください。
気持ちの極度の落ち込みでも同様です。


所沢市立中学校の男性教諭(65)について
平手打ちや拳で繰り返し叩きとのこと、何が原因だったのでしょうか。
この年齢まで勤め上げられたのですから、
この様な行動に出る何か原因があったはずです。
その原因が言及されていないのでコメントが難しいです。

被害者の方へ
頭に打撲とのこと。大変でしたね。
先生は何でそんな事をしたのでしょうか?

練習態度に立腹、腹殴り平手打ち 鹿実高男子バレー部のコーチが体罰 1年間指導停止処分

練習態度に立腹、腹殴り平手打ち
 鹿実高男子バレー部のコーチが体罰 1年間指導停止処分

 

2021年8月27日() 6:30 南日本新聞

 

 鹿児島実業高校(鹿児島市)の男子バレーボール部コーチの30代男性教諭が、練習中に部員の腹を殴るなどしていたことが26日、同校への取材で分かった。学校は体罰と認め、指導から外すとともに全国高校体育連盟に報告。コーチは1年間の指導停止処分を受けた。部員にけがはなかったという。

 

 同校によると、体罰があったのは6月中旬。練習態度について口頭で指導した際に、部員の聞く態度に腹を立て、胸を押して突き飛ばした後、腹部を殴った。練習後のミーティング中にも、同じ部員のほおを平手打ちしたという。

 

 コーチからの申し出で発覚。「教師として大人として未熟な行為。申し訳ないことをした」と反省しているという。谷山純也教頭は「絶対にあってはならない行為。全職員を挙げて再発防止に取り組む」と話した。


《カウンセラー松川のコメント》

腹を殴るのは誰であれ問題ですね。
しかし、そもそも論からすれば
練習態度について指導されている時に部員の態度が悪かった訳で
殴られて当然とは申しませんが、
相手を怒らせる様な行為をした側にも問題があるとは思います。
最近、運動部の顧問やコーチによる暴力事案が報道されますが、
記事でも「部員の態度が悪く」等の記述が相当数見受けられます。
部員である生徒や児童は顧問やコーチに対しての
礼節を知らないのでしょうか?
この様な未成年者が社会人に成るのかと思うと末恐ろしいです。
権利ばかり主張して義務の履行は屁理屈を付けて免れようとしそうな連中です。

被害者へ
暴力を振るわれた事に間しては被害者ですが
自身の行いを顧みなさい。

2021年8月26日木曜日

上司の叱責の翌日、50代男性町職員が自殺…上司を停職6か月に パワハラ日常化か 北海道清里町

上司の叱責の翌日、50代男性町職員が自殺
上司を停職6か月に パワハラ日常化か 北海道清里町

 

2021年8月26日() 23:16 北海道放送

 

 北海道清里町役場で、今年2月、50代の男性職員が自殺した問題で、町は、上司によるパワーハラスメントが原因だったと認め、この上司を停職6か月の懲戒処分としました。

 

 清里町の50代の男性職員は、2月、役場の地下1階で自殺を図った状態で見つかり、死亡しました。

 弁護士による調査から、町は、男性職員が日常的に当時の上司から大声で怒鳴られるなどパワハラを受けていたことを、先月、認定しました。

 清里町によりますと、男性職員は、他の職員の前で、この上司から叱られた翌日、自殺したということです。

 町は、23日付で、この上司を、停職6か月の懲戒処分としました。

 町は「再発防止に努めていく」としています。


《カウンセラー松川のコメント》

日常的にパワハラを行った結果、一人の職員を自殺に追い込んでも
停職6ヶ月の懲戒処分で済むのですから、
まだまだ日本はパワハラ天国と言えるでしょう。
この様な事態を起こす者は上司として不適格なので
分限処分もするべきだと思う私の認識が厳しいのか、
間違っているのでしょうか?

被害者の御遺族へ
「死人に口無し」ではありませんが、
日本はまだまだ死に損な風土が残っています。
その様な状況なのでパワハラが認定された上に
加害者が懲戒処分となっただけでも良しとするしかありません。
本当に悔しいですが。

女子高生にみだらな行為、勤務先の中学校で男子2人にわいせつ行為 横浜市教委、教諭2人を懲戒免職

女子高生にみだらな行為、
勤務先の中学校で男子2人にわいせつ行為
 横浜市教委、教諭2人を懲戒免職

 

2021年8月26日() 20:01 神奈川新聞

 

 横浜市教育委員会は26日、18歳未満の女子高校生にみだらな行為をしたとして逮捕された市立恩田小学校(同市青葉区)の男性教諭(25)を懲戒免職処分にした。

 

 市教委によると、男性教諭は会員制交流サイト(SNS)で知り合った女子高校生が18歳未満と知りながら、1月に市内のホテルでみだらな行為をしたとして、7月14日に県青少年保護育成条例違反の疑いで県警に逮捕された。

 

 また、市教委は2019年9月から20年12月にかけて勤務していた市立中学校の男子生徒2人にわいせつな行為をしたとして、市立中学校の30代の男性教諭を懲戒免職処分にした。生徒1人が保護者に相談し、発覚した。男性教諭は今年4月から病気休職していたという。


《カウンセラー松川のコメント》

[女子高生にみだらな行為]の方がセンセーショナルなニュースですが、
当ブログではハラスメントの記事を対象としておりますので
[勤務先の中学校・・・]を扱います。
仕事とは無関係な女子高校生には[みだらな行為]との記述に対して、
勤務先の生徒に対しては[わいせつな行為]とのことですので
この2名の教諭の行為は明らかに異なります。
どの様な違いかはネット検索で直ぐに分かりますので
気になる方は遠慮無くお調べください。
さて、勤務先の生徒にわいせつな行為をする教員が未だに存在しています。
心身共に発達途上の中学生にとっては精神的な被害も大きいと思います。
自分の性欲を満たす為に勤務先の中学生を対象とするのですから、
保護者としては我が子を安心して送り出せない世の中になっています。

被害者の皆様へ
辛く恥ずかしい思いをされたことでしょう。
それを保護者に打ち明けられたのは立派です。
勇気が沢山必要だったはずです。
これから先でも、この事件が原因で心身不調が発生する可能性もあります。
そんな時は躊躇わずに保護者に相談して、
必要ならば心療内科の受診もしてください。

徳島市議3人が市職員に不当要求か 弁護士が調査報告書

徳島市議3人が市職員に不当要求か 弁護士が調査報告書

 

2021年8月26日() 10:04 朝日新聞(伊藤稔)

 

 徳島市は25日、市議が市職員に対し、特定の事業者に便宜を図ることを求めるなどの不当要求をしていた疑いがあると発表した。

 

 昨年6月、私立認定こども園・保育園整備補助事業を巡り、市議の「過度の介入」の有無が市議会で議論となったことを受け、外部の弁護士が調査を実施。20のケースで、市議3人が職員に不当な働きかけをした可能性があると認定した調査報告書をまとめた。市は市議の氏名について個人情報にかかわるとして公表していない。

 

 報告書では、職員が市議の要求通りに、特定の事業者に便宜を図ったり、組織の方針を撤回して不正な業務遂行を行ったりした疑いがあることなどを指摘した。内藤佐和子市長は会見で「職員への意識改革を含めた更なる再発防止策などを早急に検討していきたい」と話した。


《カウンセラー松川のコメント》

議員先生による役所職員へのパワハラ事案です。
「有権者から選ばれたのだから偉い」と勘違いしている議員は
まだまだ居る訳ですね。
議員と役所職員との直接接触は限定的にしないと
勘違い俺様議員が居る限り、同様の事案はどこかの地方で発生するでしょう。

被害者の皆様へ
議員からの不当な要求があった場合は、その場で自身で処理をせず、
必ず上司等に報告して問題を表面化させましょう。

2021年8月25日水曜日

【長崎】県嘱託職員セクハラ・パワハラ訴訟 県に支払い命令

【長崎】県嘱託職員セクハラ・パワハラ訴訟 県に支払い命令

 

2021年8月25日() 21:47 長崎文化放送

 

長崎県の元嘱託職員の女性が上司にセクハラやパワハラを受けたとして県と元上司に損害賠償を求めた裁判で長崎地裁は25日、ハラスメントを認定し、県に33万円の慰謝料などの支払いを命じる判決を言い渡しました。県の福祉関連の部署で働いていた原告の40代の女性は20184月から6月までの間、男性上司から仕事中に体を至近距離まで近付けられるなどのセクハラ行為を受けたほか、理不尽な叱責などのパワハラも受け、適応障害になったとして県と元上司に約470万円の損害賠償を求めていました。判決で天川博義裁判官は、男性上司のメモをとることの制限や原告が退職の意向を示した際の「俺の何が気に食わない」「逃げるのか」などの発言は社会通念に反するとして一部のパワハラを認め、県に対し慰謝料など33万円の支払いを命じました。一方、その他の原告が主張するパワハラ、セクハラ行為については違法であるとは認められないとしました。原告女性は「(嘱託職員の)前任者もパワハラを受け、私はセクハラも加わり2人とも病気になった。ハラスメントをする上司に関わらせている隠ぺい体質を改善してほしいと思うし謝罪もしてほしい」と話しました。県は「主張が認められなかったので厳しい判決。判決文を見て今後の対応を検討したい」としています。

 

 

※ 他社の記事も掲載致します

県非常勤職員のパワハラ裁判
 地裁が県に慰謝料の支払い命じる判決【長崎県】

 

2021年8月25日() 20:04 テレビ長崎

 

原告側が一部勝訴です。

 

長崎県の非常勤職員として働いていた女性が、当時の上司から、セクハラやパワハラを受けたとして、長崎県などに慰謝料の支払いなどを求めた裁判で、長崎地裁は長崎県に対し、33万円の支払いなどを命じる判決を言い渡しました。

 

訴えを起こしているのは、長崎県の非常勤職員として福祉関連の部署で勤務していた、長崎市の40代の女性です。

 

判決文などによりますと、原告の女性は、2018年、長崎県に非常勤職員として採用されたあと、当時の上司の男性からメモを取ることを禁止されるなどのパワハラや、長時間、顔を見つめられるなどのセクハラを受け、適応障害を発症したと主張。長崎県などに対し、慰謝料や未払い分の賃金の支払いなど、合わせて約500万円を求めていました。

 

長崎地裁は判決で、セクハラ行為は認定しなかった一方、パワハラ行為の一部を認め「精神的苦痛を受けたと認められる」として、長崎県に33万円の支払いなどを命じました。

 

原告 「勝訴は勝訴ですが、前任者もパワハラでうつ病になって追い込まれている。そういった前例があるにも関わらず、2代目の私がまた病気になるまで追い込まれたという点で、この裁判の一部認められたというのは軽いなと思った」

 

長崎県側の代理人弁護士は「判決文を見て内容を精査し、今後の対応を検討する」としています。


《カウンセラー松川のコメント》

被害者の語る「前任者もパワハラでうつ病になって追い込まれている」
この発言が事実ならば、加害者からのハラスメントは常習であり、
これを看過していたのは使用者として重大な怠慢と言えます。
県はハラスメント自体が無かったと信じたい様ですが、
提訴される以上は原告に何らかの証拠があるのでしょうから、
そこまで頑なに否定すると県庁ぐるみでのハラスメントとも感じられます。

被害者の方へ
証拠が認められなかったのでしょうか
33万円の支払い命令は低額過ぎると感じました。

市理事が部下2人に文書を10回修正させ、威圧的に叱責…うち1人は精神疾患に

市理事が部下2人に文書を10回修正させ、威圧的に叱責
…うち1人は精神疾患に

 

2021年8月25日() 6:41 読売新聞

 

 長崎市は24日、パワーハラスメント行為があったとして、総務部の男性理事(57)を減給3か月(10分の1)、市中央消防署警防2課の男性主事(51)を減給2か月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。同市がパワハラ行為を認定し、職員を懲戒処分にしたのは初めてという。

 

 発表では、男性理事は理財部に所属していた昨年12月、部下2人に約10回文書の修正を行わせ、威圧的に叱責(しっせき)。うち1人は精神疾患で約1か月間休職したという。男性主事は同署警防1課に所属していた昨年10月、指示に従わなかった男性消防士(20歳代)の体を2回殴り、右腕に打撲傷を負わせたとしている。

 

 このほか、市は、傷害容疑で7月に現行犯逮捕された土木部用地課の男性主事(40歳代)を減給4か月(10分の1)の懲戒処分とした。男性は今月16日、長崎区検に略式起訴され、罰金30万円を即日納付した。また、アスベスト調査で虚偽の報告を繰り返すなどした南総合事務所地域整備課の男性技師(50)も減給3か月(10分の1)の懲戒処分とした。

 

 

※ 他社の記事も掲載致します

長崎市 消防署職員らをパワハラで懲戒処分

 

2021年8月24日() 19:43 長崎放送

 

指示に従わなかった部下を殴った消防署職員や部下に大声での叱責を繰り返した男性理事など長崎市は今日職員4人の懲戒処分を発表しました。

 

減給の懲戒処分を受けたのは中央消防署の51才の男性主事です。長崎市によりますとこの消防職員は去年10月、火災原因の調査作業中指示に従わなかった20代の男性消防士の体を殴り、右腕打撲のけがをさせていました。また去年12月、複数人の部下に不適切な発言をしたり、大声での叱責をくり返していた当時の長崎市理財部の57歳の男性理事が、減給の懲戒処分となりました。叱責を受けた部下の一人は精神疾患となり病院で治療を受けたということです。このほか不適正な事務処理と虚偽報告をしていた50歳の男性技師と公務外で近所の住民とトラブルを起こし傷害罪で罰金刑を受けた49才の男性主事も減給の懲戒処分を受けました


《カウンセラー松川のコメント》

総務部理事(57歳)について
威圧的な叱責で部下を精神疾患になるまで追い込む。
部下に対する思いやりが無いどころか、
追い詰めるのを楽しんでいたのではないかとさえ感じます。

被害者の皆様へ
非常に辛い思いをされての勤務だったと思います。
特に精神疾患にまでなられた方の状態が心配です。
どちら様も心身の異変が発生する可能性はあります。
異変を感じたら心療内科等の専門医の診察をお勧めします。

中央消防署男性主事(51歳)について
被害者が加害者の指示に従わなかった理由は不明ですが、
それが原因で殴るのは怒りからの行為としては行き過ぎです。
しかも、打撲傷を負わせたのですから、傷害行為です。
怒りで自身が制御出来ないならば役職には就かない方が良いです。

被害者の方へ
度重なる暴力でなければ、この1件で終わると思いますが、
意趣返しをされる輩もいるので、その点は注意してください。

2021年8月24日火曜日

消防本部で職員がパワハラを受けたと訴え 検証委員会の初会合 山梨・南アルプス市

消防本部で職員がパワハラを受けたと訴え
 検証委員会の初会合 山梨・南アルプス市

 

2021年8月24日() 19:45 テレビ山梨

 

山梨県南アルプス市消防本部で、複数の職員が上司からパワーハラスメントを受けたと訴えている問題で、外部の弁護士でつくる検証委員会の初会合が開かれました。

この問題は、今年3月、「南アルプス市消防本部で、上司のパワハラ行為がある」と市に匿名で情報が寄せられ、その後の調査で元職員を含む複数人が被害を訴えたものです。

この被害の事実確認や被害が確認された場合の再発防止策を検討するため、市は外部の弁護士3人でつくる検証委員会を設置。

8月24日、初会合が開かれました。

会議は非公開で、市によりますと市側が委員会へ関係職員への聞き取りなどこれまでの調査内容を伝え、年内の答申を要望したということです。

市では、委員会の答申をもとに職場環境の改善などを検討するとしています。


《カウンセラー松川のコメント》

検証委員会の初会合開催とのこと。
これまでの間に市が聞き取り調査等を行っていた様ですね。
今後の動きに注目したいです。

大和市長パワハラ疑惑アンケートに「コメント控える」

大和市長パワハラ疑惑アンケートに「コメント控える」

 

2021年8月24日() 19:03 テレビ神奈川

 

大和市の大木哲市長がパワハラを繰り返していたとされる問題について市の職員組合が実施したアンケートの結果に対し、大木市長は裁判に関係することを理由にコメントを控えました。

 

この問題は大木市長が職員に対し降格を示唆するなどのパワハラを繰り返していたとして前副市長が抗議の辞職をしたもので大木市長は、「パワハラはねつ造」として前副市長を提訴しています。

 

この問題について市職員組合が6月に、アンケート調査を行った結果、回答した職員の25パーセントが「市長によるパワハラと捉えられる言動を直接受けた、もしくは聞いたことがある」と答えたことが分かっています。

 

 大和市・大木市長

75パーセントもの職員が、『満足している』『まあまあ満足している』と答えている。 これは職場環境がよいことを表している、じゅうぶんな数字だと思う」

 

記者

100人を超える職員がパワハラを見聞きしたことがあるという数字は、決して少数意見ではないと思うが」

 

大木市長

「裁判に関係するということになるので、答えは差し控える」


《カウンセラー松川のコメント》

[市長 対 マスコミを含む大勢]の泥仕合となっています。
ハラスメント云々と職場環境に満足している率を同一視することで
数字のマジックや言葉のマジックで煙に巻こうとする意図が見え見えです。

「いじめ・嫌がらせ」が最多、492件 2020年度・佐賀労働局への相談 8年連続「依然高水準」

「いじめ・嫌がらせ」が最多、492
 2020年度・佐賀労働局への相談 8年連続「依然高水準」

 

2021年8月24日() 12:01 佐賀新聞(中島佑子)

 

 佐賀労働局の総合労働相談コーナーに2020年度に寄せられた相談のうち、パワーハラスメント(パワハラ)を含む「いじめ・嫌がらせ」に関する相談が492件で最も多く、8年連続で最多となった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、件数は前年度より減少したが、佐賀労働局は「今年は増加傾向にあり、依然として高水準にある」と話す。

 

 新型コロナの感染拡大に伴う企業活動の低下などから、全体の相談件数は前年度比60%減の9205件。パワハラを含む「いじめ・嫌がらせ」の相談も前年度と比べて156%減少した。

 

 パワハラを含む「いじめ・嫌がらせ」に関する相談はコロナ禍前まで増加傾向にあり、背景には改正労働施策総合推進法で大企業にパワハラ防止措置が義務づけられ、意識が高まったことなどが影響しているとみられる。中小企業は224月から適用される。

 

 パワハラだけでなく、セクハラやマタハラなどの防止対策も強化され、セクハラ・マタハラに関する相談件数は前年度比579%増の169件となり、高水準で推移。内訳はマタハラが115件、セクハラが54件だった。

 

 昨年は、「仕事でミスした際に指導担当者から屈辱的な言葉をかけられた」「会社内で疎外されている」「産前休暇や育児休暇の取得に対して否定的な発言をされた」などの相談が寄せられた。わいせつな行為が疑われる案件の相談もあったという。

 

 佐賀労働局は「ハラスメント防止対策が強化されても、意識の啓発が伴っていない事業所は少なくない」と指摘。「人手不足で企業内での解決に限界があるところは多い。困っている人は誰でも相談して」と呼び掛けている。


《カウンセラー松川のコメント》

「いじめ・嫌がらせ」に関する相談がトップと言う現状に
今のに日本の倫理観が反映されています。
政治や官僚の世界で蔓延している[やった者勝ち]の風潮。
虐めや嫌がらせも[やった者勝ち]だからこその現象とも言えます。
コロナ禍でストレスは溜まるばかりなので、
尚更にストレス発散を虐めや嫌がらせで行っている輩も少なくないでしょう。
先行きの見えない閉塞感ばかりの世の中では
強い者が弱い者を攻撃する傾向は増え続けると思います。

被害者の皆様へ
虐めや嫌がらせに遭うのは、被害者としても恥ずかしいかも知れません。
でも、それは思い違いや見当違いです。
誰も虐めや嫌がらせに遭わない権利を人権として持っています。
だから、被害者となったならば、
堂々と「自分は被害者である」と主張して権利を行使してください。
悪いのは加害者や黙認していた者なのですから。

福島県教委、県立高教諭をわいせつ事案で免職 3人を懲戒

福島県教委、県立高教諭をわいせつ事案で免職 3人を懲戒

 

2021年8月24日() 10:17 毎日新聞(磯貝映奈)

 

 福島県教委は23日、10代女性にわいせつな行為をした県立郡山萌世高の橋本誉彦教諭(47)を免職にするなど4人の懲戒処分を発表した。今年度に入り、セクハラを含むわいせつ事案による県教委の懲戒処分は7件となった。

 

 県教委によると、橋本氏は6月25日に郡山市内で10代女性にわいせつな行為をした。郡山署が準強制わいせつ容疑で逮捕していた。

 

 また、県教委は県北地区のスクールカウンセラーをしていた福島大大学院人間発達文化学類の渡辺隆教授(64)を免職にした。渡辺氏は4月9日午後4時ごろ、二本松市内で18歳未満の女性に2回キスをした。

 

 さらに県教委は、相双地区の小学校の男性教諭(26)を停職3カ月の処分にした。今年1月ごろ、担任の女子児童に好意を伝え、3月にタブレット端末とスマートフォンを渡し、オンラインゲームで私的なやりとりをしていた。退勤途中に重傷交通事故を起こした県中地区の小学校の女性教諭(23)も戒告処分にした。


《カウンセラー松川のコメント》

相双地区の小学校の男性教諭(26)について
相手が小学校何年生かは知りませんが、
恋愛対象としてスマホどころかタブレットまで渡していたのですから
教諭もそれなりに本気だったのかも知れません。
しかし、相手は小学生である上に自分が担任をする児童では
問題が大きいでしょう。

被害者の方へ
あなたが未成年のうちに先生からプレゼントをされたら
保護者の方へきちんとお話ししましょう。

運動部生徒に「ばか」「頭悪い」、ストップウォッチも投げつける…高校教諭を懲戒処分

運動部生徒に「ばか」「頭悪い」、ストップウォッチも投げつける
…高校教諭を懲戒処分

 

2021年8月24日() 6:48 読売新聞

 

 岩手県教育委員会は23日、県北教育事務所管内の県立高校に勤める30歳代の男性教諭を生徒に対する不適切な言動で減給(10分の1)1か月の懲戒処分としたと発表した。

 

 発表によると、男性教諭は今年4月、顧問を務める運動部の複数の男子生徒に「ばか」「頭悪い」と発言。持っていたストップウォッチを壁に投げつけるなどして威圧感も与えた。



※ 他社の記事も掲載致します

県立高校教諭 部活動で不適切な言動 減給1か月/岩手

 

2021年8月23日() 19:02 岩手放送

 

 岩手県教委は23日、部活動中に生徒に対し不適切な発言や威圧的な行動をとったとして、県立高校の男性教諭を減給の懲戒処分としました。

 

 減給1か月の懲戒処分を受けたのは県北教育事務所管内の県立高校に勤務する30代の男性教諭です。今年4月、顧問を務める運動部の男子生徒に対し、「ばか」、「頭悪い」などと発言したり、ミスをした際、持っていたストップウォッチやボールを壁などに投げつけたりしました。生徒にケガはありませんでした。

 生徒が別の教員に相談して発覚し、学校は今年5月にこの教諭を顧問から外しています。男性教諭は「自分が熱心に指導すれば生徒がついてきてくれると思い込みがあった。生徒を傷つけ、信頼を裏切ってしまい申し訳ない」と話しています。

 教諭は今年4月にこの学校に赴任したばかりでした。


《カウンセラー松川のコメント》

加害者の行動だけをクローズアップすると問題を感じますが
その背景に何があったのか分からない部分もあります。
それにしても、物を投げつけるのは教育上悪いと確信しております。
そして、今年4月に赴任して4月に問題が発生していますから、
パワハラ問題を起こすべくして起こした様に感じられます。
前任校等ではどうだったのでしょうか?
スポーツに何の縁も無い教員が運動部の顧問を任されたのであれば、
加害者の教諭も或る意味で被害者なのかも知れませんが・・・

被害者の皆様
きちんと指導が出来ない顧問を付けられた部活は苦労ばかりです。
年度当初から嫌な思いをされて辛かったとも思います。
しかし、この事案を反面教師として、
今後の部活や社会に出てから活かして頂ける様に願っております。

パワハラで2隊員減給 百里基地 茨城・小美玉

パワハラで2隊員減給 百里基地 茨城・小美玉

 

2021年8月24日() 6:00 茨城新聞

 

後輩隊員へのパワーハラスメントがあったとして、航空自衛隊百里基地(茨城県小美玉市)23日、第7航空団整備補給群修理隊の50代空曹長を減給15分の1(1カ月)、同隊の402等空曹を減給30分の1()の懲戒処分にしたと発表した。

 

同基地によると、50代空曹長は201844日、整備作業中に後輩隊員を指導する際、工具の柄で頭部を1回たたいたほか、臀部(でんぶ)1回蹴った。402等空曹は同年911日、同じ後輩隊員への指導中に、臀部を1回蹴った。いずれも後輩隊員の家族から連絡があり、事実関係を調査して発覚した。

 

同基地によると、後輩隊員は既に依願退職しているという。 


《カウンセラー松川のコメント》

3年前のパワハラ事案に関する処分です。
被害者の家族からの連絡で調査したとのことですが、
自衛隊に於けるハラスメント事案の処分が
数年前の事案に対する案件が多い様に思えます。
調査が慎重なのか、調査着手が遅いのか、調査に時間を要し過ぎなのか
この辺りは分かりませんが、
もう少し早くに処分とならないものかと感じております。
勿論、懲戒処分ですから拙速や間違いが発生してはならないのは当然です。

被害者の方へ
退職がパワハラ原因なのかは記事では分かりませんが、
嫌な思いをされての退職は辛かったと思います。
どうか新しい職場ではハラスメントに悩まされない様に祈念しております。

2021年8月23日月曜日

介護ハラスメント、事例集を作成 柔軟なシフトや相談体制を

介護ハラスメント、事例集を作成 柔軟なシフトや相談体制を

 

2021年8月23日() 14:51 共同通信

 

 介護職員がサービス利用者やその家族から受けたハラスメントの事例とその後の対応について、三菱総合研究所がまとめた。職員が安心して働き続けるためには柔軟なシフト変更や、相談しやすい体制づくりが大切だと指摘。担当者は「一律の解決策はないが、予防や対策のヒントにしてほしい」と呼び掛けている。

 

 厚生労働省の補助事業として作成。性的な嫌がらせをするセクハラと、怒鳴ったり、理不尽なサービスを要求したりする精神的暴力の合わせて14事例を紹介している。

 

 事例集は3月に作成。厚労省のホームページから閲覧できる。


《カウンセラー松川のコメント》

介護業界は人手不足が続いている上に、
利用者からのハラスメントも後を絶たないので
従業員のみならず雇用者としても頭を抱える問題です。
しかし、ハラスメントの加害者が利用客だからと言って
被害者が泣き寝入りする必要はありません。
従業員不足は手厚い介護が出来なくなったり、
採用に適さない人材を採用せざるを得なくなる等の
真っ当な利用者へのサービス低下も招きますから、
その点では利用者も不利益を被ります。
健全な職場環境を育成や維持する為にも
利用者のハラスメントに対しては毅然とした対応をするべきでしょう。

抱きつく、触る、はさみを振り回す…「ケアハラ」に悩む介護現場 サービス打ち切り・退去も

抱きつく、触る、はさみを振り回す
…「ケアハラ」に悩む介護現場 サービス打ち切り・退去も

 

2021年8月23日() 12:15 読売新聞(阿部明霞)

 

 介護の現場では、職員がサービス利用者や家族から暴言を浴びせられたり、暴力を受けたりする場合もあるという。こうした「介護ハラスメント」は、離職などを招いて人手不足を悪化させかねず、事業者が職員を守るための対策に乗り出している。

 

 

「赤・黄・青」の判断基準 サービス打ち切り対応も 相談窓口や定期アンケ

 

◆それ「赤」です

 職員が精神的苦痛を受けたり、業務に支障が出たりするほどの暴言・威嚇や、暴力行為、セクハラは「ハラスメント」で赤。問題行動はあるが、「やめてほしい」と伝えると理解してくれる場合や、過剰な要求は黄。これらに当たらない正当な指摘や要望は青――。

 

 老人ホームなどを運営する「メグラス」(名古屋市)は4月、利用者や家族の言動が職員へのハラスメントと言えるのかどうか判断するための基準を導入した。

 

 現場の職員約150人にアンケートして迷惑行為の事例を集め、厚生労働省の対策マニュアルなども参考にしながら赤、黄、青の3段階に分類した。具体的には、どなってものをたたきつけて威嚇したり、体を触ったり抱きついたりするのは、赤となる。

 

 職員からハラスメントの疑いがある出来事が報告されると、現場と直接関わりがない部署がこの基準に当てはめて1次判定。赤または黄とされた場合は対応チームを作り、職員や利用者らへの聞き取りを行う。

 

 最終的にハラスメントに当たると判断した場合は、利用者や家族と、サービス提供契約の打ち切りも視野に、対応策を話し合うなどする。黄や青の場合は、ケアの工夫や、提供できるサービスの丁寧な説明などで利用者側の不満の解消を図っている。

 

 仕組み作りに携わった脇田芳香さん(25)は「ハラスメントとそうでない言動の境界がわからないという声もあり、まず、基準を決める必要があった」と話す。

 

◆退職相次ぐ

 メグラスでは以前、運営するホームの一つで入居者がはさみを振り回した出来事があり、身の危険を感じた職員の退職が相次いだ。暴力に限らずハラスメント全般を放置せず、職員が安心して働ける環境が必要だとして、こうした制度を作ることになった。

 

 暴言や繰り返しの要望、説教、長時間の電話による拘束のほか、たたく・つねる・引っかくといった暴力も経験がある迷惑行為として現場から上がってきた。「腕に500円硬貨大のあざができるのは日常という声もあった」(脇田さん)

 

 これまでの約4か月間で2件が赤に該当。うち1件は、聞き取りの結果、複数の職員に抱きつく、体を触るなどセクハラ行為を繰り返していたことが判明し、利用者側と話し合い、退去してもらったという。

 

◆声を上げることで

 脇田さんは「高齢だから、病気だから『仕方ない』と我慢するという対応に職員が慣れてしまっている状況を改めたい」と訴える。

 

 早い段階で「やめてほしい」と声を上げることで、迷惑行為がエスカレートするのを防げる可能性もある。同社は制度を説明するステッカーを施設内に貼り出したり、新たに入居する利用者や家族に配ったりして理解を求めている。

 

 重度訪問介護を全国展開する「土屋」(岡山県)は今年、ハラスメント対策の委員会を作った。複数の相談窓口を用意するほか、定期的なアンケートで職員の困りごとをすくい上げる。

 

 同社取締役の岡田千秋さんは「特に入浴や排せつ介助ではセクハラとケアの線引きが難しい面もある」と指摘する。例えば、入浴介助での洗い方の要望。異性の職員を困らせるような「性的な言動」をされても、がまんして介助に当たるケースもあるという。

 

 岡田さんは「ハラスメントが続くことで、職員が退職してしまうこともある。より良いケアを継続するために、ケアを受ける側も職員への接し方を大事にしてほしい」と強調する。

 

「上下関係」との誤認も

 介護現場では、「やってもらって当然」という意識を利用者が持ちやすいことも、ハラスメントの背景としてある。指示する側・される側という「上下関係」との誤認が、過剰な要求につながりやすい面もある。利用者側が期待している内容と、職員が提供できる介護サービスにズレがあることで、不満が暴言などの形に発展するケースもある。

 

 日本介護支援専門員協会の中林弘明常任理事は「介護サービスは自立につながる支援が目的で、何でもするわけではないことを理解してほしい」とクギを刺す。

 

 ハラスメント対策として、厚生労働省はホームページで事例集や対策マニュアル、研修の手引などを公表している。ただ、昨年の調査では、過去1年に訪問介護などの現場で利用者らからハラスメントがあったと回答した事業所は全体の約3割。訪問看護では4割を超えた。ハラスメントの実態は様々で、一律の対応が難しい現状も浮かび上がった。

 

 ケアの担当者が次々と代わったり、契約を打ち切られたりすれば、利用者や家族の生活にも影響する。どんな行動がハラスメントに該当するのか、利用者側も理解を深める必要がある。


《カウンセラー松川のコメント》

こちらの記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 介護ハラスメント、事例集を作成 柔軟なシフトや相談体制を (mms119.blogspot.com)
では国の事業として事例集の作成が行われていますが、
介護現場での利用者からの猥褻な行為や暴力行為は少なくない様です。
これらが原因の上に、職場として対応しなければ離職者が発生するのも当然です。
介護は人手不足が続いていますから、同業他社への転職も検討し易いと思います。
優秀な人材が流出すれば、それはサービス低下になります。
そして、不良な人材でも採用するしかないとなれば、
サービス低下どころか犯罪に至る可能性も否定出来ません。
現実に介護職員が利用者への暴力を振るう事件は報道もされています。
行政による指針が安心の決め手かも知れませんが、
現場を抱える事業者が実際に介護に携わる方と共に
ハラスメント対策を採るのが最も効果的だと思います。
それが優良な介護事業所への道ではないでしょうか?

2021年8月22日日曜日

ウェブ面接で「全身見せて」 就活セクハラ横行、対策は

ウェブ面接で「全身見せて」 就活セクハラ横行、対策は

 

2021年8月22日() 16:00 朝日新聞

 

 採用面接やインターンシップなどの場で、学生へのセクシュアルハラスメントがあとを絶ちません。就活生の4人に1人が被害者という調査結果もあります。実態をもとに、「就活セクハラ」の被害に遭ったらどう対応すべきかを考える動画を学生がつくりました。

 

■相談例もとに動画制作

 

 「あなたの第一印象はスタイルがいい」。女子大学生は、面接担当の男性社員からの言葉に息をのんだ。入社面接の場で、もう1人の面接担当者が電話のため席を外した直後だった。

 

 「きっと男性からモテるタイプですよね。椅子から立って全身を見せていただけますか?」「後ろ姿も見せてもらえますか?」

 

 金城学院大学(名古屋市)の4年生、町田美穂さん(21)が昨年つくった就活セクハラの啓発動画の一場面だ。就活セクハラの相談にのる日本ハラスメント協会代表理事の村嵜(むらさき)要さんに協力してもらい、相談の具体例と学生に向けた助言を盛り込んだ。社会課題の解決に取り組む授業の一環だった。「これから就活をする後輩たちに、これ以上、被害に遭ってほしくない」との思いを込めたという。

 

■オンライン面接でも

 

 新型コロナ禍で広がったオンライン面接でも、セクハラは起こる。動画はこんな事例も紹介している。

 

 自宅からのウェブ面接にのぞんだ女子学生に対し、面接担当の男性が言う。「女性らしくない、ちょっと汚い部屋だ。もう少し部屋を女性らしく、きれいにした方が印象がいい」。さらに「ウェブカメラを動かして部屋の奥のほうも見せていただけますか」。

 

 「(学生の)違う雰囲気も見たい。次の面接は部屋着で」と求められたケースも。「部屋が広そうだが、彼氏と住んでいるのか」と聞かれ、否定しても「どのくらいの頻度で彼氏が遊びに来るの」としつこく迫られる例もある。

 

 村嵜さんは「選考や応募した業務に直接関係ない質問に答える必要はない」と言う。面接担当者が学生の緊張を和らげようとしていることもあるが、「回答は選考や業務に関係する質問に限らせていただきます」と応じればよいという。

 

■「食事会」に誘われたら

 

 動画は、採用担当者からメールで食事に誘われる場面も採り上げ、「あなたならどう回答しますか」と問いかける。メールは「2次面接の前に2人でいちど、お酒でも飲みながらリラックスした雰囲気で話をしませんか」といった内容だ。

 

 「食事会」がセクハラかどうかを見極めるポイントはいくつかあるという。ほかの学生も交えた複数人で行われるのか▽複数人でも女性だけ集められているのか▽人事担当者は複数人で来るのか▽公式な選考フローにのっとった食事会なのか、といった点だ。

 

 動画は、メールの返信例として「気になることは面接で質問します」と断ったり、更に強く誘われる場合は「学校の規定で禁止されており、学校に報告する必要もある」と伝えたりすることを勧める。被害に遭ったらひとりで抱え込まず、大学や身近な人に相談することも大切だ。

 

 最近、自身の就活を終えた町田さんは、コロナ禍で社員との接点が減っていることを踏まえ、「社員に直接会えて、助言してもらえる機会は以前よりも貴重。学生が誘いを断るのは難しいのでは」と多くの就活生の気持ちを推し量る。

 

 それだけに、送り出す大学側の取り組みの強化も訴える。「なにがセクハラにあたるのか知らない学生も多い。今後も継続的に、キャリア教育のなかで、こうした被害が起きうることを伝え続けてほしい」

 

 金城学院大では動画を全学生に配信した。ユーチューブ(https://youtu.be/2zjTJWnlCD0)でも見ることができる。


※ こちらをクリックで当該動画を視聴出来ます
(231) 就活ハラスメントとは?就活セクハラ防止講習会 企画:金城学院大学 監修:ハラスメント専門家 一般社団法人日本ハラスメント協会 代表理事 村嵜要 女子大生の就活web面接によるセクハラ対策【就活22卒】 - YouTube


《カウンセラー松川のコメント》

就活ハラスメントの実態を知ると
企業で採用担当をしていた者として情けない限りです。
きっと男性からモテるタイプですよね。椅子から立って全身を見せていただけますか?
風俗業なら兎も角、異性に好かれるタイプかが採用に関係するのでしょうか?
女性らしくない、ちょっと汚い部屋だ。もう少し部屋を女性らしく、きれいにした方が印象がいい
ウェブカメラを動かして部屋の奥のほうも見せていただけますか
「(学生の)違う雰囲気も見たい。次の面接は部屋着で
面接会場でのオフライン面接ならば、この様な状況にはならないですよね?
どうしてオンラインになると、この様な発言をしてしまうのでしょうか?
もしかすると、応募者一人に対するオフライン面接でも同じ様な発想で
面接を行っていたのでしょうか?
この様な対応をすれば、当然その企業のイメージは悪化します。
悪い噂ほど伝播し易いです。しかもSNSが発達した現代ならば尚更です。
面接担当者は人として問題発言をしていないか自問自答してみてください。

応募者や被害者の皆様へ
希望する企業での面接ならば不適切な質問に泣き寝入りしてでも
採用されたいのも本音かも知れません。
しかし、採用される保証が無ければ、嫌な思いをするだけです。
面接時には録音等で自衛し、
必要があれば学校の就職担当窓口へ相談されるのも一つの方策です。

2021年8月21日土曜日

複数人にパワハラ、セクハラ 尾鷲海保職員を戒告 三重

複数人にパワハラ、セクハラ 尾鷲海保職員を戒告 三重

 

2021年8月21日() 11:00 伊勢新聞

 

 【尾鷲】第4管区海上保安本部は20日、前任地で複数の職員に暴言を吐くなどのパワハラをしたり、部下の女性に対して性的な発言をしてセクハラをしたりしたとして、尾鷲海上保安部の三等海上保安正の男性職員(43)を同日付で戒告処分にしたと発表した。

 

 第四管区海上保安部によると、男性職員は昨年4月から同6月までの間、複数の職員に対して「ばかか、なめとるのか」などと発言したり、女性職員に対して卑わいな発言をしたりした。

 

 複数の職員が同7月に同保安部に相談した。男性職員は調査でパワハラとセクハラ行為について認めており「今後、誠実に職務を全うして信用の回復に努めたい」と話しているという。

 

 永家邦幸本部長は「職員に対する指導を徹底し、再発防止に取り組む」とコメントした。


※ 解説

第四管区海上保安部:主に東海〜中部地方の太平洋、ならびに岐阜県、愛知県、三重県を管轄範囲としています。

三等海上保安正:陸上職員ならば本庁・管区本部以外では係長を務める事もある階級、船艇職員ならば巡視船艇としては一番小さいCL型巡視艇の船長を務める階級です。12階級中、上から6番目の階級です。


《カウンセラー松川のコメント》

43歳でバワハラセクハラ三昧と言うのは意識が低過ぎると思います。
海上保安部勤務だったとのことなので陸上勤務なら係長の職位でしょう。
いろいろと指導をする上での言葉遣いでの問題は難しい面もあります。
採用された頃の感覚のままだったのかも知れません。
しかし、役職が付いた以上は社会情勢の勉強も必要です。

被害者の皆様へ
海保と言う体育会系の職場なので
どこかハラスメントに関して頓着しない部分があるかも知れませんが、
人格否定や異性に対しての卑猥な発言は昔から奨励はされていませんし、
現代では問題行動ですので、
被害を受けたと感じたらどなたにでも相談して構わないです。
もう泣き寝入りする時代は終わってますので。

労組委員長がセクハラで辞任 女性部下に性的な発言繰り返す 徳島

労組委員長がセクハラで辞任 女性部下に性的な発言繰り返す 徳島

 

2021年8月21日() 9:40 毎日新聞(国本ようこ

 

 中小企業の労働組合員らで構成する「全国一般徳島地方労働組合」の60代男性執行委員長が20日、長年にわたり女性部下へのセクハラやパワハラを繰り返したとして辞任した。委員長は「わしの女やと思ってきた」などと発言したり、職場である組合事務所で性的な発言を繰り返したりしていたといい、務めていた連合徳島の役職も辞任した。

 

 女性側の申し立てを受け、組合の上部団体にあたる全日本自治団体労働組合(自治労)県本部が今年4月、第三者委員会を設置し、双方から聞き取るなどして調査した。

 

 第三者委の中間報告書によると、委員長が女性に「愛しとう」と口にするなど「好意にとどまるものでない恋愛感情を一方的に有していた」と指摘。女性との関係が悪化した19年以降は、「男性関係が夫にバレて家庭が壊れた」「事務所に外部の者を入れ性行為に及んだ」といった女性への虚偽の悪口を周囲に話した行為も認定し、「極めて悪質な人権侵害」と判断した。女性は19年ごろから体調を崩し、うつ病と診断されたという。

 

 委員長は今月上旬にあった第三者委の調査で辞任を表明。自治労県本部を通じて「調査結果を真摯(しんし)に受け止め、猛省しております」とコメントした。

 

 毎日新聞の取材に対し、女性は「気持ち悪いと思っていたが、相手は上司なので、『自分が我慢すれば仕事が回る』と耐えてしまった」と話した。「労働者の人権のため活動する組合で、こんな事案があると知られるのも恥ずかしかった。どこに相談していいかわからず、声を上げることの難しさを感じた」とも振り返った。

 

 ◇損害賠償訴訟も

 

 女性は、セクハラ被害は14年から続いていたと主張。委員長から「自分の子どもを産んでくれへんか」など肉体関係を迫るような発言もあったとして、7月に慰謝料など330万円を求める損害賠償請求訴訟を徳島地裁に起こしている。

 

 自治労県本部の中川孝文書記長は「あってはならないことだが、組合内でもハラスメントに対する認識が薄かったと分かった。これまでも行っていた研修をさらに強化したい」とした。


《カウンセラー松川のコメント》

加害者からのセクハラは14年からとのことなので約7年間も続いていた訳です。
ただ気になるのは記事中の[女性との関係が悪化した19年以降]との表現です。
この記述だと加害者の「わしの女やと思ってきた」発言も
強ち間違いではないと言う解釈も出来ます。
しかし、調査の結果としては
[加害者は好意にとどまるものでない恋愛感情を一方的に有していた]
と判断した様です。
記事だけでは真偽を確かめられませんが、
被害者と加害者の間に職場での上下関係以外に何かあったのでしょうか?
組合内でもハラスメントに対する認識が薄かった様ですが、
やはりトップまたは幹部の言動となると注意をし難いのが世の常でしょう。

被害者の方へ
加害者が辞任した事で職場内での上下関係は解消したので
セクハラ問題もこれ以上に悪化はしないです。
また、民事訴訟を提訴されているので裁判でも事案について
被告が真実を全て語れば明白になるとと思います。

【独自】野球部コーチ「マッサージしたる」、部員の下半身を触る

【独自】野球部コーチ「マッサージしたる」、部員の下半身を触る

 

2021年8月21日() 7:14 読売新聞

 

 大阪市内の私立高校で野球部員にわいせつな行為をしたとして、大阪府警が元同校講師で野球部コーチだった男(31)を強制わいせつ容疑で逮捕していたことが、捜査関係者への取材でわかった。逮捕は18日。ほかにも部員13人が同様の被害を学校側に証言しており、府警が確認を進めている。

 

 捜査関係者によると、男は、野球部のコーチだった昨年度中、男子部員と2人きりになった際に、下半身を触った疑い。

 

 同校によると、部員の保護者から今年1月、「子どもがコーチに体を触られた」との相談があり発覚。部員らは昨年8月以降、男から「マッサージをしたる」などと部室や寮の自室に呼び出され、下半身を触られたと証言したという。

 

 男は学校側の調査に「冗談半分から高じていった」と事実関係を認め、今年3月、懲戒解雇されていた。校長は「指導が不十分だった。野球部の体制を刷新し、再発防止に努めたい」とコメントした。


《カウンセラー松川のコメント》

加害者がコーチで被害者が選手。明確な上下関係が成立している中での事案。
職場で言えば人事権を有している様な関係なので非常に事案背景は悪質です。
例え悪ふざけでも、相手の着衣の上からとは言え
下半身(股間では?)を触れるのは正常な判断とは思えません。
「悪ふざけなら構わない」と考えていたらならば、
加害者自身が触れられて欲しかったのかも知れません。
既に懲戒解雇されているので、この学校で事案を継続するのは不可能ですが、
再発や性犯罪に発展する可能性は否定出来ませんので、要注意です。

被害者の皆様へ
コーチと言う立場の者からのセクハラでは証拠も残らない上に
被害者とは言え恥ずかしさも有るでしょうから
なかなか言い出せなかったのも当然です。
まだまだ心身共に発達をする段階ですので、
今後も心の傷による心身の不調が発生する可能性もあります。
何らかの異変を感じたら、
御家族に相談して心療内科や精神科での診察をお勧めします。

障害者施設職員、利用者たたく…「長生きしたらダメ」「ばかやけん」と発言か

障害者施設職員、利用者たたく…「長生きしたらダメ」「ばかやけん」と発言か

 

2021年8月21日() 6:33 読売新聞

 

 長崎県佐世保市の社会福祉法人「民生会」が運営する障害者施設で、職員の男女4人が利用者への虐待を繰り返し、2019年7月から今年1月にかけて計4回、市から改善を求める通知を受けていたことがわかった。民生会が20日、明らかにした。

 

 民生会や市障がい福祉課の通知文などによると、複数のグループホームで職員3人(30~60歳代)が利用者の頭をたたいたり、「どれだけ迷惑をかけていると思っているのか」と述べたりした。「ばかやけん言うたっちゃわからん」「障害者は長生きしたらダメ。税金の無駄遣い」などと発言した疑いもある。

 

 このほか、何日も同じ服を着ているのに支援しなかったり、特定の利用者の支援をしなかったりした。

 

 障害者支援施設では、別の職員(60歳代)が利用者に「オイ」「コラ」と声をかけて威圧的な態度を取り、たたくなどの虐待が確認されたという。

 

 市は障害者虐待防止法に基づく通報を受け、問題の施設で事実確認を行うなどした。

 

 民生会は、佐世保市や同県佐々町などで計約40施設を運営。虐待をした職員4人のうち3人はすでに職を離れたという。

 

 担当者は「虐待が繰り返されていたのは事実で遺憾。職員の人員増強や研修の実施など改善に向けて取り組んでいる」としている。


《カウンセラー松川のコメント》

介護施設は人手不足もあるので、求職者に対して多くを望めない部分もあります。
また、就職環境は売り手市場でもありますので、
他で就職出来ない者が生活の為に就職している事例もあるでしょう。
医療職の様な長期間の研修や実習も無いと思いますので、
業務の実態を把握出来ないまま就職する方も多いことでしょう。
特に実際に要介護者に対する介護に携わる方は苦労も絶えないので、
金銭目当てで働くには難しい仕事だと思います。
しかし、相手は要介護者は弱者でもあるので、
仕事に対する不満の捌け口にし易いとも言えます。
だからこそ、金銭目的でなく介護と言う仕事を希望しない方には
ストレスが溜まりやすい仕事とも言えます。
虐待をした職員4人のうち3人き離職しているとのことですが、
懲戒解雇ではない様なので仕事への嫌悪感から自主退職しているのでしょう。
しかし、あと1名は在職しているので、
組織としてきちんとした処分をして欲しいです。
営利企業ではなく社会福祉法人なのですから、厳正な処分は当然の事です。
しかしながら、市から4回も改善を求められているのですから、
真っ当な事業を営んでいないのでしょう。

被害者の皆様へ
虐待を受けても言い出せない状況であったのでしょうから
辛い思いをされた方もいらっしゃったはずです。
どうか天寿を全うされるまでお幸せに暮らして頂ける事を願っております。

2021年8月18日水曜日

宮崎県警警視がパワハラか 県警が調査・宮崎県

宮崎県警警視がパワハラか 県警が調査・宮崎県

 

2021年8月18日() 19:03 宮崎放送

 

警察でパワハラの疑いです。宮崎県内の警察署に勤務している50代の男性警視が、複数の部下にパワーハラスメントを繰り返していた疑いがあるとして、県警が調査していることがわかりました。

 

複数の関係者によりますとこの男性警視は、2018年から2019年に当時、勤務していた警察署で、男性巡査部長が提出した捜査報告書に侮辱する内容を書き加えるなどしたということです。また、別の警察署に着任した今年4月以降、40代男性警部や30代男性巡査長に対して、能力を否定する発言や無視など、パワハラが疑われる行為を繰り返していたということです。

 

40代男性警部と30代男性巡査長の2人は、一時、または現在も自宅療養しています。

 

県警は、男性警視を県警本部警務部付とする人事異動を今月31日付けで発令することにしています。県警察本部監察課の野間剛士理事官は、「事実の有無も含め回答は差し控える」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

警務部付の人事発令がされると言う事は
県警としては加害者による事案を認めているも同然です。
単なる調査であれば異動無しでも出来ますが、
異動しかも警務部付と言う実態は無役の状態にしていますので
県警としては相当に重く見ていると判断出来ます。
複数署に渡ってのパワハラとなると、
もう県警内では結構知れ渡っているでしょうね。
階級社会では上の者は絶対者であると勘違いしている者が
未だに居るのは驚きですが、
指示命令系統と人格を混同しているのは
人間性の問題も孕んでいると感じます。
スタンフォード監獄実験については真偽が議論されていますが、
この実験結果と階級社会に於けるパワハラ事案は
極めて似ていると考えております。

被害者の皆様へ
謂われも無い叱責や人格否定で苦労されたことでしょう。
しかも相手が上位者となれば抵抗も出来ずで
本当に大変なことだったと思います。
心の傷は簡単には治らない事もありますが、
慌てずに着実な治療を受けてください。

部下に暴行容疑、警部補書類送検 まん延防止適用中、居酒屋で 埼玉県警

部下に暴行容疑、警部補書類送検
 まん延防止適用中、居酒屋で 埼玉県警

 

2021年8月18日() 17:30 時事通信

 

 居酒屋に部下を呼び出し、胸ぐらをつかむなどしたとして、埼玉県警は18日、暴行容疑で大宮署の男性警部補(39)を書類送検し、戒告の懲戒処分とした。

 

 警部補は容疑を認めているという。

 

 県警によると、警部補は512日夜、さいたま市の居酒屋に部下の男性巡査部長を呼び出し、胸ぐらをつかんで怒鳴ったという。部下にけがはなかった。当時、市内は新型コロナウイルス対策のため「まん延防止等重点措置」が適用されており、県警は職員に対して会食を自粛するよう呼び掛けていた。

 

 部下が別の上司に報告したことで発覚。県警の調査で、他に2人の部下がパワーハラスメント行為を受けていたことも明らかになった。警部補は「早く一人前にしたかった」と話し、部下がミスをした際などに暴言を吐いていたという。

 

 荻野長武首席監察官の話 県民の信頼を損ねる行為で遺憾。今後、職員に対する指導を徹底し、再発防止に努める。

 

 

※ 他社の記事も掲載致します 

警部補が部下に「精神科行った方がいい」「お前の人生否定する」
…居酒屋では暴行の疑い

 

2021年8月18日() 15:06 読売新聞

 

 部下に暴力を振るったとして、埼玉県警は、大宮署の30歳代の男性警部補を暴行容疑で18日に書類送検する方針を固めた。部下3人に暴言を吐いたパワーハラスメントも発覚し、県警は懲戒処分とする。

 

 捜査関係者によると、警部補は5月中旬、さいたま市内の居酒屋で、部下の男性警察官の胸ぐらをつかむ暴行を加えた疑いが持たれている。警部補は当時、「酒を飲んでいた」と説明しているという。

 

 県警の内部調査で、警部補が数年前から今春にかけて、この部下を含む3人に「精神科に行った方がいい」「お前の人生を否定する」などと暴言を吐いていたことも判明した。

 

 警部補らが居酒屋を訪れた当時、市内は新型コロナウイルスの感染拡大で「まん延防止等重点措置」が適用され、県は不要不急の外出自粛を求めていた。


《カウンセラー松川のコメント》

規範意識の無い公務員、殊に警察官と言うのが情けないです。
しかも、飲酒をしながら部下を呼び出すとは、
もう人としてダメなことが丸分かりです。
暴言で人を育てようとするのも無理があり過ぎます。
昔は[スパルタ教育]と言う手法もありましたが、
これを実行するならば相当の配慮をしなければ
単なる暴力による詰め込み教育に過ぎません。
この加害者には[教育]が理解出来ていないのでしょう。
書類送検までされたのですから、
潔く依願退職をされた方が良いと思います。

被害者の皆様へ
階級社会の中での理不尽に苦労されたと思います。
これらの事案が原因で心身に不調が発生することもありますので
異変を感じたり指摘を受けたら専門医の診察をお勧めします。