2021年8月21日土曜日

複数人にパワハラ、セクハラ 尾鷲海保職員を戒告 三重

複数人にパワハラ、セクハラ 尾鷲海保職員を戒告 三重

 

2021年8月21日() 11:00 伊勢新聞

 

 【尾鷲】第4管区海上保安本部は20日、前任地で複数の職員に暴言を吐くなどのパワハラをしたり、部下の女性に対して性的な発言をしてセクハラをしたりしたとして、尾鷲海上保安部の三等海上保安正の男性職員(43)を同日付で戒告処分にしたと発表した。

 

 第四管区海上保安部によると、男性職員は昨年4月から同6月までの間、複数の職員に対して「ばかか、なめとるのか」などと発言したり、女性職員に対して卑わいな発言をしたりした。

 

 複数の職員が同7月に同保安部に相談した。男性職員は調査でパワハラとセクハラ行為について認めており「今後、誠実に職務を全うして信用の回復に努めたい」と話しているという。

 

 永家邦幸本部長は「職員に対する指導を徹底し、再発防止に取り組む」とコメントした。


※ 解説

第四管区海上保安部:主に東海〜中部地方の太平洋、ならびに岐阜県、愛知県、三重県を管轄範囲としています。

三等海上保安正:陸上職員ならば本庁・管区本部以外では係長を務める事もある階級、船艇職員ならば巡視船艇としては一番小さいCL型巡視艇の船長を務める階級です。12階級中、上から6番目の階級です。


《カウンセラー松川のコメント》

43歳でバワハラセクハラ三昧と言うのは意識が低過ぎると思います。
海上保安部勤務だったとのことなので陸上勤務なら係長の職位でしょう。
いろいろと指導をする上での言葉遣いでの問題は難しい面もあります。
採用された頃の感覚のままだったのかも知れません。
しかし、役職が付いた以上は社会情勢の勉強も必要です。

被害者の皆様へ
海保と言う体育会系の職場なので
どこかハラスメントに関して頓着しない部分があるかも知れませんが、
人格否定や異性に対しての卑猥な発言は昔から奨励はされていませんし、
現代では問題行動ですので、
被害を受けたと感じたらどなたにでも相談して構わないです。
もう泣き寝入りする時代は終わってますので。

2 件のコメント:

  1. どのように成長されてきたのか、家庭環境まで気になってしまいます。
    しかし、どうあっても口にしてはいけない言葉や表現もあります。周囲を馬鹿にすることで自分が偉くなった気分かもしれませんが、いけませんね。

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    1. 確かに40歳を過ぎての発言でパワハラやセクハラがあると言う事は、社会人となる前の生育歴が影響している可能性もありますね。
      御意見頂けた事で私も見落としていた事に気がつけました。ありがとうございます。

      発言にしても越えては成らない一線と言うものがありますよね。寅さんではありませんが「それをいっちゃぁお終めぇよ」と。
      誰かを馬鹿にする事で自信を高みに置ける錯覚もありますね。これも全ての人が配意しないと、自身が加害者にはならなくても恥ずかしい言動になりますからね。

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