部下にタックル、骨折させる
岡山県津山圏域消防組合、50代の消防司令を減給10分の1の懲戒処分
2021年8月2日(月) 19:55 山陽新聞
津山圏域消防組合は2日、勤務中に部下にタックルをしてあばら骨を折るけがを負わせたとして、50代の男性消防司令を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。処分は7月20日付。
同組合によると、消防司令は3月25日、当時勤務していた津山市内の消防署で車両点検中、30代の男性消防士長に対し、「いっちょやるか」などと声を掛け、タックルをして組み合い、全治3週間のけがを負わせた。部下が誘いを断れない雰囲気があったとし、パワーハラスメントにも該当するとした。消防司令は「コミュニケーションだった。申し訳ない」と反省しているという。
数日後に医療機関で診断を受けた消防士長が、所属長の消防司令長に報告して発覚した。監督責任として消防司令長を訓告、当時の署長と副署長をいずれも厳重注意とした。
水田啓介消防長は「住民の信頼を大きく失墜させ、深くおわび申し上げる。全職員に対し、服務規律を順守し、綱紀の保持に努めるよう指示している」とコメントした。
《カウンセラー松川のコメント》
加害者の日頃の言動が分からないのでコメントも難しいですが、
全治3週間もの怪我を負わす様な組み合いをするのなら
この加害者自身が力の入れ具合も分からない程度だった訳で
そうなると犯した罪は重いと感じます。
階級社会では上位階級の者からの誘いは断り難いものです。
被害者の方へ
断れない状況は理解出来ます。
その断れない状況で怪我をされたのですから堪りませんよね。
身体だけでなく精神的に辛いことがあれば専門医の診察をお勧めします。
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