2021年8月23日月曜日

介護ハラスメント、事例集を作成 柔軟なシフトや相談体制を

介護ハラスメント、事例集を作成 柔軟なシフトや相談体制を

 

2021年8月23日() 14:51 共同通信

 

 介護職員がサービス利用者やその家族から受けたハラスメントの事例とその後の対応について、三菱総合研究所がまとめた。職員が安心して働き続けるためには柔軟なシフト変更や、相談しやすい体制づくりが大切だと指摘。担当者は「一律の解決策はないが、予防や対策のヒントにしてほしい」と呼び掛けている。

 

 厚生労働省の補助事業として作成。性的な嫌がらせをするセクハラと、怒鳴ったり、理不尽なサービスを要求したりする精神的暴力の合わせて14事例を紹介している。

 

 事例集は3月に作成。厚労省のホームページから閲覧できる。


《カウンセラー松川のコメント》

介護業界は人手不足が続いている上に、
利用者からのハラスメントも後を絶たないので
従業員のみならず雇用者としても頭を抱える問題です。
しかし、ハラスメントの加害者が利用客だからと言って
被害者が泣き寝入りする必要はありません。
従業員不足は手厚い介護が出来なくなったり、
採用に適さない人材を採用せざるを得なくなる等の
真っ当な利用者へのサービス低下も招きますから、
その点では利用者も不利益を被ります。
健全な職場環境を育成や維持する為にも
利用者のハラスメントに対しては毅然とした対応をするべきでしょう。

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