「身体を触られ不快だった」
千葉市の体罰・セクハラ被害を調査
部活動中の暴力も
2021年8月5日(木) 11:17 千葉テレビ
千葉市教育委員会は、市立学校を対象にした2020年度1年間の体罰とセクハラ被害の調査結果を発表しました。
中学校の部活中の暴力など、教諭による体罰が2件、セクハラを受けたと回答した児童・生徒は、36人いました。
調査は、市立の小・中・高校、それに特別支援学校合わせて171校の児童・生徒約7万600人を対象に、アンケート形式で実施されました。
調査の結果、体罰は2件となり、セクハラ被害も36人とほぼ半減しました。
体罰をしたのは、いずれも中学校の男性教諭で、休み時間中にふざけていた男子生徒を蹴ったほか、部活動中に複数の男子部員の顔にバットを近付ける暴力行為をしたということです。
一方、セクハラ被害の内容はこれまでの傾向と変わらず、「身体を触られ不快だった」が最も多く、次いで「性的な話を言われ不快だった」という回答が続いています。
体罰、セクハラいずれも減った理由について、市教委の担当者は、「提言を受けた子どもへの性暴力防止対策を先行して実施した結果が現れてきている。今後もゼロを目指してより踏み込んだ対策をしていきたい」と話しています。
《カウンセラー松川のコメント》
一見「体罰もセクハラも減っているのは良い兆候」と思われるでしょうけど
それが正しい見方なのでしょうか?
何をしても「体罰だぁ」「セクハラだぁ」と言われてしまうのでは
教員も萎縮してしまい[触らぬ神に祟りなし]な対応にもなると思います。
生徒が悪さをしても教員自身に被害が及ばないのならば、
指導や注意をした結果が体罰やセクハラの加害者とされるよりも
ずっとマシだと思うのです。
セクハラ被害内容として「身体を触られ不快だった」にしても
具体的な事例は不明ですので、
児童生徒側に非がある案件で教員に呼び止められても
それを無視をした結果として腕を捕まれた行為も
上記回答をすれば計上はされてしまうのです。
それが本当に今後の教育環境を良好にするのでしょうか?
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