2021年8月18日水曜日

宮崎県警警視がパワハラか 県警が調査・宮崎県

宮崎県警警視がパワハラか 県警が調査・宮崎県

 

2021年8月18日() 19:03 宮崎放送

 

警察でパワハラの疑いです。宮崎県内の警察署に勤務している50代の男性警視が、複数の部下にパワーハラスメントを繰り返していた疑いがあるとして、県警が調査していることがわかりました。

 

複数の関係者によりますとこの男性警視は、2018年から2019年に当時、勤務していた警察署で、男性巡査部長が提出した捜査報告書に侮辱する内容を書き加えるなどしたということです。また、別の警察署に着任した今年4月以降、40代男性警部や30代男性巡査長に対して、能力を否定する発言や無視など、パワハラが疑われる行為を繰り返していたということです。

 

40代男性警部と30代男性巡査長の2人は、一時、または現在も自宅療養しています。

 

県警は、男性警視を県警本部警務部付とする人事異動を今月31日付けで発令することにしています。県警察本部監察課の野間剛士理事官は、「事実の有無も含め回答は差し控える」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

警務部付の人事発令がされると言う事は
県警としては加害者による事案を認めているも同然です。
単なる調査であれば異動無しでも出来ますが、
異動しかも警務部付と言う実態は無役の状態にしていますので
県警としては相当に重く見ていると判断出来ます。
複数署に渡ってのパワハラとなると、
もう県警内では結構知れ渡っているでしょうね。
階級社会では上の者は絶対者であると勘違いしている者が
未だに居るのは驚きですが、
指示命令系統と人格を混同しているのは
人間性の問題も孕んでいると感じます。
スタンフォード監獄実験については真偽が議論されていますが、
この実験結果と階級社会に於けるパワハラ事案は
極めて似ていると考えております。

被害者の皆様へ
謂われも無い叱責や人格否定で苦労されたことでしょう。
しかも相手が上位者となれば抵抗も出来ずで
本当に大変なことだったと思います。
心の傷は簡単には治らない事もありますが、
慌てずに着実な治療を受けてください。

2 件のコメント:

  1. 意見を求められて、意見を伝えたら、否定される。これでは意見どころか感じたことも何も話すことはできなくなりますからね。本人の感じ方は他人にはわかるはずもないのですから。階級が上だからと、絶対者であるわけではないですもんね。
    傷つき苦しみ悩む者がいることを理解できないだなんて、警察官でいてもらいたくないです。

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    1. まぁ、警察では下位者に意見を求めるなんてドラマでもない限りは少ないですね。上意下達の組織では下位者に意見を求める事を上位者の権威が揺らぐと考えられていますので。勿論、下位者でもベテランの顔を立てる事はありますよ。
      指示命令系統を厳密にする為に上位者と下位者の立場は明確に分かれますが、それは人格を否定する権利まで与えられている訳ではありません。それを理解出来ていない者がパワハラを起こす原因でもあります。
      それにしても、他人の痛みが分からない人では真に被害者とは向き合えないでしょうね。

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