鳥取県米子市 課長補佐がパワハラで降任処分
2021年8月27日(金) 20:34 山陰放送
特定の部下に対して侮辱や暴言を継続的に行っていた鳥取県米子市の課長補佐がパワーハラスメント行為にあたるとして8月27日づけで、係長への降任と減給10分の1(1カ月)の懲戒処分を受けました。
米子市によりますと、処分を受けたのは米子市役所本庁舎に勤務する40代の元担当課長補佐です。
元担当課長補佐は市役所で勤務している最中に、特定の部下1人に対して侮辱や暴言行為を一定期間、継続的に行っていたということです。
複数の職員から、このような行為をみたという情報があり、発覚に至りました。
元担当課長補佐は、2015年にも職場の同僚に対しての暴力行為や庁舎内備品の器物破損により訓告処分を受けていました。
BSSの取材に対し、市は「当事者個人としてではなく、市役所全体の教訓として、今後働きやすい職場づくりにつとめていく」とコメントしています。
また市は、再発防止策として職員へのハラスメント研修などを強化していく予定です。
《カウンセラー松川のコメント》
一度ミスをした人にレッテル貼りをして生涯重荷を負わせる必要は無いですが、
6年前に同僚への暴力行為の加害者が今度は部下へのパワハラの加害者となると
「ダメな奴はとことんダメ」と言うイメージを植え付けてしまいますが、
現実に前科者の再犯と同様なのですから、
職場としてはレッテル貼りをして安全策を採る様になるのもやむを得ません。
流石に二度目の問題行動となると降格処分にもなるのですが、
部下への過度なパワハラを働く者は上司として不適格者なのですから、
もっと遠慮無く降格処分をして構わないと想います。
被害者の方へ
一人だけ狙い撃ちをされて非常に厳しく辛い職場環境であったと思います。
きっと誰に相談して良いのかも分からなかったので、
周囲からの情報で加害者は懲戒処分となったのでしょう。
よくここまで我慢されたと思います。
しかし、これからパワハラ被害による心身の不調が現れる可能性もあります。
「何故か体調が変」「原因は不明だけど気分が優れない」
そんな症状が出たら心療内科等での診察をお勧めします。
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