2021年8月4日水曜日

時間外に女性教職員呼び出す パワハラの小学校長 停職6ヵ月の処分 足利

時間外に女性教職員呼び出す パワハラの小学校長
 停職6ヵ月の処分 足利

 

2021年8月4日() 11:28 とちぎテレビ

 

同じ小学校に勤務する女性教職員を「勉強会」と称して時間外に呼び出し、パワハラ行為を行っていたとして栃木県教育委員会は3日、足利市の小学校の男性校長を停職6ヵ月の処分にしました。

 

この校長は3日付けで依願退職しています。

 

停職6カ月の処分を受けたのは足利市立矢場川小学校の尾花久校長(58)です。

 

尾花校長は去年6月頃から今年3月にかけて同じ小学校に勤務する女性教職員に対し、毎週のように時間外に校外に呼び出し「勉強会」と称したパワハラ行為を行ったほか、無料通信アプリ「LINE」を使って「返信が遅い」など高圧的な内容を含むメッセージを頻繁に送信していました。

 

女性教職員は拒否する姿勢を示していたものの「校長が言ってるんだからやって下さい」などと指示され、コンビニエンスストアの駐車場の車の中や喫茶店などに呼び出されて長い時で2時間程度、付き合わされていました。

 

女性教職員が今年4月、教頭に相談して問題が発覚し尾花校長は調査に対し「教職員の資質向上のためだった。一緒にいて心地よかった」などと話しているということです。

 

県教育委員会によりますと尾花校長はその他、10年以上前から少なくとも5人の女性の元同僚にパワハラと取れる言動や体を触る、抱きつくなどのセクハラ行為を行っていて、荒川政利教育長は「管理職の立場にいるものがこのような事故を起こしたことは言語道断の許されない行為。校長会等と連携して不祥事の撲滅と信頼の回復に努めて参る」とコメントを出しました。


《カウンセラー松川のコメント》

パワハラと報じられていますが、時間外に二人きりの状況や
加害者の談に「一緒にいて心地よかった」とありますので、
目的はセクハラだったと推測しております。
ただ、普通の会話では断られてしまうでしょうし、
セクハラ目的が明白なので[指導]と称した上に
高圧的な立場を取ってセクハラを隠蔽しているのでしょう。
また、高圧的な態度を取り続けることで、
被害者を追い込み精神的に服従させようとの意図も考えられます。
だからこそ早々に依願退職をして幕引きを図ったのでしょう。

被害者の方へ
半年以上も異常な空間での行為によく耐えられたと思います。
時間が経って事案による心身の不調が発症する可能性もありますので、
原因不明の不調を感じられたら専門医の診察を受けることをお勧めします。

2 件のコメント:

  1. やはりカウンセラーさんも思いましたか。パワハラだけか?と。
    呼び出して車の中や喫茶店で2時間だのなんだの。読み進めて「一緒に居て心地よかった」という文章を見てやっぱりねと思いましたよ。校長としても最低、人としても最低ですね。

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    1. 職場以外で指導している事に不自然さを感じました。

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