2021年8月25日水曜日

市理事が部下2人に文書を10回修正させ、威圧的に叱責…うち1人は精神疾患に

市理事が部下2人に文書を10回修正させ、威圧的に叱責
…うち1人は精神疾患に

 

2021年8月25日() 6:41 読売新聞

 

 長崎市は24日、パワーハラスメント行為があったとして、総務部の男性理事(57)を減給3か月(10分の1)、市中央消防署警防2課の男性主事(51)を減給2か月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。同市がパワハラ行為を認定し、職員を懲戒処分にしたのは初めてという。

 

 発表では、男性理事は理財部に所属していた昨年12月、部下2人に約10回文書の修正を行わせ、威圧的に叱責(しっせき)。うち1人は精神疾患で約1か月間休職したという。男性主事は同署警防1課に所属していた昨年10月、指示に従わなかった男性消防士(20歳代)の体を2回殴り、右腕に打撲傷を負わせたとしている。

 

 このほか、市は、傷害容疑で7月に現行犯逮捕された土木部用地課の男性主事(40歳代)を減給4か月(10分の1)の懲戒処分とした。男性は今月16日、長崎区検に略式起訴され、罰金30万円を即日納付した。また、アスベスト調査で虚偽の報告を繰り返すなどした南総合事務所地域整備課の男性技師(50)も減給3か月(10分の1)の懲戒処分とした。

 

 

※ 他社の記事も掲載致します

長崎市 消防署職員らをパワハラで懲戒処分

 

2021年8月24日() 19:43 長崎放送

 

指示に従わなかった部下を殴った消防署職員や部下に大声での叱責を繰り返した男性理事など長崎市は今日職員4人の懲戒処分を発表しました。

 

減給の懲戒処分を受けたのは中央消防署の51才の男性主事です。長崎市によりますとこの消防職員は去年10月、火災原因の調査作業中指示に従わなかった20代の男性消防士の体を殴り、右腕打撲のけがをさせていました。また去年12月、複数人の部下に不適切な発言をしたり、大声での叱責をくり返していた当時の長崎市理財部の57歳の男性理事が、減給の懲戒処分となりました。叱責を受けた部下の一人は精神疾患となり病院で治療を受けたということです。このほか不適正な事務処理と虚偽報告をしていた50歳の男性技師と公務外で近所の住民とトラブルを起こし傷害罪で罰金刑を受けた49才の男性主事も減給の懲戒処分を受けました


《カウンセラー松川のコメント》

総務部理事(57歳)について
威圧的な叱責で部下を精神疾患になるまで追い込む。
部下に対する思いやりが無いどころか、
追い詰めるのを楽しんでいたのではないかとさえ感じます。

被害者の皆様へ
非常に辛い思いをされての勤務だったと思います。
特に精神疾患にまでなられた方の状態が心配です。
どちら様も心身の異変が発生する可能性はあります。
異変を感じたら心療内科等の専門医の診察をお勧めします。

中央消防署男性主事(51歳)について
被害者が加害者の指示に従わなかった理由は不明ですが、
それが原因で殴るのは怒りからの行為としては行き過ぎです。
しかも、打撲傷を負わせたのですから、傷害行為です。
怒りで自身が制御出来ないならば役職には就かない方が良いです。

被害者の方へ
度重なる暴力でなければ、この1件で終わると思いますが、
意趣返しをされる輩もいるので、その点は注意してください。

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