2021年2月16日火曜日

部員指導が「アカハラ」認定 松山大女子駅伝部前監督に停職処分【愛媛】

部員指導が「アカハラ」認定 松山大女子駅伝部前監督に停職処分【愛媛】

 

2021216日 (火) 12:00 テレビ愛媛

 

松山大学女子駅伝部で監督から部員への指導が「アカデミックハラスメントにあたる」と大学が認定していた問題で、この監督に停職45日間の処分が出されていたことが分りました。

 

この問題は女子駅伝部の監督を務めていた男性准教授が部員に対して「もう辞めていいよ」と退部を迫るような発言をしたり、ダンベルを投げるなどの行為が、教育上不適切な言動の「アカデミックハラスメント」にあたると、去年4月、大学のハラスメント防止委員会が認定。

 

前監督側は「事実と違う」などとして異議申し立てを行いましたが、防止委員会は再調査しないとしていました。

 

その後、先月26日、前大学が監督に対して停職45日間の処分を出したことが分りました。

 

前監督の代理人弁護士は「事実誤認や手続きに問題があり今後、民事訴訟も視野に対応を検討したい」としています。

 

松山大学は「当事者のプライバシーの問題もあり現時点でコメントは差し控える」と答えています。 


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2020年5月16日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 松山大女子駅伝部で“アカハラ”認定 大西監督は「事実と違う」異議申し立て (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
体育会とか競技運動部と称される課外活動は
[教育の一環]と言う大義名分は有っても
[勝てば官軍]の世界ですから、
その指導も[勝つ為の指導]となるのでしょう。
ヤル気を感じさせない部員に対しての発見として
「もう辞めていいよ」
ならば、これをアカハラとするかは微妙かと感じます。
ダンベルを投げる行為が部員にとって身の危険を感じさせたならば
ハラスメントの誹りは免れないでしょう。
事案の前後関係等の詳細が分からないので
一括りにハラスメントとなるのかは難しいとも言えます。
しかし、被害者側に立った大学と加害者の見解の相違がこうなると、
訴訟問題に発展する可能性もあります。

2 件のコメント:

  1. アカデミックハラスメントという言葉を初めて知りました。世の中、ハラスメントだらけになってしまうのでしょうかね。

    返信削除
    返信
    1. ハラスメント(〇〇ハラ)は増え続ける一方です。数年前に35くらい有りましたら、もう100くらい有るのかも知れません。

      削除