2021年2月10日水曜日

部下に「小学生か?」 パワハラで市の係長を処分 福島・郡山

部下に「小学生か?」 パワハラで市の係長を処分 福島・郡山

 

2021年2月10日() 11:36 毎日新聞(笹子靖)

 

 福島県郡山市は9日、部下にパワーハラスメントを行った50代の男性係長を減給(10分の1、2カ月)の懲戒処分にしたと発表した。

 

 市によると男性係長は昨年4~9月、特定の部下職員に「小学生か?」「いちいち聞くな」などと、他の職員の面前で人格や能力を否定する発言を繰り返した。また、十分説明せずに困難な業務を指示し、担当外の過大な業務を強いられている認識を与えた。

 

 部下職員は精神的苦痛で体調を崩し、勤務が数カ月間できなくなった。部下職員が市の窓口に相談し、パワハラが発覚したという。


《カウンセラー松川のコメント》

パワハラ6類型うち
・精神的な攻撃
・過大な要求
を体現している事案です。
しかし、この報道でも被害者側の勤務態度や能力までが示されていないので
パワハラ事案に至った経緯や上司の過去や日頃の言動まで把握出来ないと
深いコメントは難しいです。
しかし、理由はともあれパワハラ6類型を実行し、
しかも担当外での過大な業務を強要したとなると
実行した側に非が発生しますので、この点には十分注意する必要があります。
障害者雇用で通常採用者とは異なる経路で採用された職員や従業員であると、
従来のままの指示命令では対応出来ない場合もありますので、
この点でも上席者は注意が必要です。

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