2021年10月15日金曜日

横浜少年鑑別所で少女に「大好きだよ」 法務教官を減給処分

横浜少年鑑別所で少女に「大好きだよ」 法務教官を減給処分

 

2021年10月15日() 13:59 テレビ神奈川

 

横浜少年鑑別所は、男性法務教官が、入所中の少女に対し「大好きだよ」と言ったり、不必要に体を触ったりしたなどとして、減給の懲戒処分としました。

 

15日付で減給3カ月、100分の20の懲戒処分を受けたのは、横浜少年鑑別所で入所者の処遇などを行う法務教官で、管理職の46歳の男性です。

 鑑別所によりますと、法務教官はことし5月から6月にかけて、女子寮に入っていた少女に対し、「大好きだよ」「離れたくないもんね」などの発言を繰り返したほか、この少女が暴れていたのを止める際に必要がないのに頭や背中をなでたり、手に触れ続けたりするなどの接触を行っていたということです。

 鑑別所の聞き取りに対し、法務教官は「心情を安定させたい一心だった。 後で考えると不必要・不適切な言動だった」と話しているということです。

横浜少年鑑別所は「極めて遺憾。 職員への指導を徹底し、失った信頼の回復に努める」などとしています。


《カウンセラー松川のコメント》

親の愛情と恋愛感情は似ている部分もありますが相違点もあります。
少年鑑別所に送られる者には親の愛情が不足していたり無い者もいます。
法務教官として彼等に足りない愛情を親に代わって注ぐことで
更生されるんならば必要なことなのでしょう。
しかし、当該法務教官は「 ・・・後で考えると不必要・不適切な言動だった」
と語っているので、どこかで恋愛感情が入り込んでしまったのでしょう。
46歳の法務教官ならば、入所者との年齢差は親子の様なものです。
恋愛に年齢差を考慮する必要はありませんが、立場を考えないといけません。

被害者の方へ
鑑別所入所者と法務教官と言う、生徒と教員の関係以上に
立場が異なりますので、拒絶をしたり他者に相談も難しかったと思います。
今は鑑別か観護処遇を受ける大切な時だからこそ、
心身の不調があれば法務技官等に相談される事をお勧めします。

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