2021年10月29日金曜日

「ペンでぶっ刺すぞ」「死ね」などの暴言 江差高等看護学院のパワハラ34件について陳謝、説明 函館市

「ペンでぶっ刺すぞ」「死ね」などの暴言 江差高等看護学院のパワハラ34件について陳謝、説明 函館市

 

2021年10月29日() 23:53 北海道放送

 

 道立の高等看護学院で、教員による学生へのパワハラが認定されたことを受け、道は学生や保護者らに謝罪しました。

 

 江差町と紋別市にある道立の高等看護学院でのパワハラ問題をめぐっては、今月13日、第三者委員会が52件のパワハラを認定しました。

 これを受けて、28日、道は函館市で学生や保護者らへの説明会を開き、道の保健福祉部、岡本收司地域医療推進局長が「心からおわび申し上げる」と謝罪しました。

 そのうえで、道は、江差高等看護学院では、教員の「ペンでぶっ刺すぞ」「死ね」などの暴言や、再試験願の提出を妨害する行為など、34件のハラスメントが認定されたことを説明しました。

 道は、パワハラを行った教員を年内に学院外に異動させるとしています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

江差高等看護パワハラ問題 保護者説明会で道が謝罪

 

2021年10月30日() 9:36 札幌テレビ

 

道立江差高等看護学院の学生が教員からパワハラを受けたと訴えていた問題で道は説明会でパワハラを認め謝罪しました。

 

(道保健福祉部地域医療推進局 岡本收司局長)「お詫び申し上げます、申し訳ありませんでした」

 

この問題では第三者委員会が学生や教員への聞き取り調査を実施し、江差高等看護学院や紋別高等看護学院で延べ52件のパワハラがあったと認定していました。

 

道はパワハラで休学や退学に至った学生について、個別の救済策を検討する一方、パワハラを行った教員による謝罪や教員の人事異動を実施し、再発防止にも取り組むとしています。

 

 

 

教員7人の"パワハラ34"認定の高等看護学院で説明会
休学した学生の「個別救済策」を検討へ 北海道

 

2021年10月30日() 8:20 北海道文化放送

 

 北海道立江差高等看護学院で学生が複数の教師からパワハラを受けた問題で、北海道が保護者と学生に救済策の検討をすることを示しました。

 

 この問題は江差高等看護学院の11人の学生が7人の教員から暴言などを受け、第三者調査委員会がパワハラが34件あったと認定したものです。

 

 北海道の担当者:「おわび申し上げます。申し訳ございませんでした」

 

 北海道は保護者と学生に対する説明会で、パワハラと休学などの因果関係が強く疑われる学生4人は個別の救済策を検討すると説明したほか、パワハラをした教員は当面、勤務場所を学院外とするとしました。

 

 今後有識者から意見を聞き、運営の適正化を継続するとしています。


《カウンセラー松川のコメント》

漸く、道当局としてパワハラの事実を認め、謝罪に至りました。
しかし、道を絶たれた方達、心の傷を負われた方達への救済と
パワハラに加担した輩への懲戒処分が残っている点では
まだまだ道半ばです。
道からは「パワハラを行った教員を年内に学院外に異動させる」
との説明はあるものの、処分には言及していません。
異動は勤労者として避けられない行事であり、
決して懲戒処分ではありません。
当然、人事記録にもパワハラ加害者としては残されません。
道当局は異動と言う行事で恰も懲戒処分をしたかの様に装うでしょう。
生徒と言う立場の弱い者に対して、
異常なパワハラを行った者や看過した責任ある立場の者を
きちんと懲戒処分するのが当然だと思います。

被害者の皆様へ
パワハラ加害者の人事異動で誤魔化されずに
最後まで追及の手を緩めず、
再発防止を確固たるものにさせてください。

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