2021年10月4日月曜日

鹿屋基地 20代の幹部自衛官がセクハラで停職処分

鹿屋基地 20代の幹部自衛官がセクハラで停職処分

 

2021年10月4日() 14:25 南日本放送

 

海上自衛隊の鹿屋航空基地に所属する20代の幹部自衛官が、同僚の女性隊員に対して複数回にわたって手を触るなどのセクハラ行為をしたとして、停職5日の懲戒処分を受けました。

 

停職5日の懲戒処分を受けたのは、海上自衛隊鹿屋航空基地の第211教育航空隊所属の20代の男性幹部自衛官です。鹿屋航空基地によりますと男性自衛官は、今年2月から3月の間に同僚の女性隊員に対して複数回にわたって手を握るなどのセクハラ行為をしたということです。

 

今年6月に女性隊員から申し出があり、発覚したもので聞き取りに対して男性自衛官は行為を認めていて、「被害者に愛情に近い好意を持つようになり行為に及んだ。私の一時の感情による軽率な行動で迷惑をかけて大変申し訳ない」と話しているということです。

 

第211教育航空隊司令後藤誠司一等海佐は、「隊員がこのような不祥事を起こし国民の不信感を招いたことは誠に申し訳ない。再発防止に向けて教育・服務指導を徹底する」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

恋愛に不慣れな20代だったのでしょうか。
同じ職場で毎日の様に一緒に居れば、好意が湧いても不思議ではありません。
「被害者に愛情に近い好意を持つようになり行為に及んだ」
とのことなので、
自ら好意の意思表示をして相手の反応を確かめる手順を省いて
いきなり身体への接触行為に至ってしまったのでしょう。
これでは、単なる痴漢と同じです。
赤の他人に行えば、警察沙汰になる行為であることを自覚して欲しいです。

被害者の方へ
好意を持っていない相手から手を握られたりしたら嫌ですよね。
それが階級の上の者からならば対応にも苦慮されたことでしょう。
被害は遭った本人でなければ、本当の辛さや不快感は分かりません。
だからこそ、被害者の苦悩が理解されなかったり、誤解されたりもします。
しかし、苦しむ事実があるのならば否定することはありません。
家族や同僚など親しい方に相談したり、
心療内科や精神科を受診するのも一つの方法です。

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