2021年10月27日水曜日

40代警視が2回目パワハラ 兵庫県警、本部長訓戒の処分

40代警視が2回目パワハラ 兵庫県警、本部長訓戒の処分

 

2021年10月27日() 14:00 共同通信

 

 兵庫県警が、部下にパワハラ行為をしたり届け出なく外泊したりしたとして、地域部の40代男性警視を本部長訓戒の処分としたことが27日、県警関係者への取材で分かった。91日付。警視は過去にも部下へのパワハラで所属長訓戒の処分を受けており、9月に県西部の警察署に異動となった。

 

 県警関係者によると、警視は総務部に所属していた昨年、自分の意に反する部下らを仲間外れにしたり、仕事を増やして過剰な負担をかけたりするパワハラ行為をした。また仲の良い部下ら5人以上で届け出なく県内旅行に出かけ、飲酒を伴う会食をした。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

コロナ下に部下と無断外泊・BBQパーティー 警視を処分 兵庫県警

 

2021年10月27日() 14:00 朝日新聞

 

 新型コロナ感染防止のため会食の自粛が求められていたのに、無断で外泊し、部下らとバーベキューをしていたなどとして、兵庫県警が先月、留置管理課に所属していた40代の男性警視を、内規に基づいて処分していたことが県警関係者への取材でわかった。県警は処分後、この警視を別の部署へ異動させた。

 

 県警関係者によると、警視は昨年秋ごろ、部下数人と2度にわたり県内のキャンプ場で無断外泊し、飲酒をともなうバーベキューパーティーを開いたという。

 

 県警は、職員が外泊する際には上司へ届け出るよう規定している。さらに昨年3月、知事が会合の自粛を求めていた時期に神戸西署の幹部らが飲み会を開き、当時の署長、副署長らが感染。署員100人以上が自宅待機になり、その後も全職員に会合の自粛を求めていた。

 

 管理監督を怠ったとして、当時の所属長も口頭で注意を受けた。

 

 また警視は昨年、自分の意に沿わない一部の部下にだけ負担の重い業務をさせるなどのパワーハラスメントをしていたことも判明したという。

 

 今年7月には、まん延防止等重点措置のさなかに警察官5人が神戸・三宮で飲食店をはしごし、酔って大声で騒いで110番通報される事案もあった。




コロナ自粛中 上司に無断で男性警視が外泊キャンプ、同僚と飲酒 兵庫県警が処分、パワハラも認定

 

2021年10月27日() 14:26 神戸新聞

 

 上司に必要な届け出をせずに同僚らとキャンプで無断外泊をしたなどとして、兵庫県警が40代の男性警視を本部長訓戒の処分をしていたことが27日、県警関係者への取材で分かった。

 

 処分は9月1日付。県警は内規で、自宅や官舎以外に外泊する際は上司に届け出するよう定めているが、県警関係者によると、警視は昨秋、2回にわたって部下数人で県内のキャンプ場に行き、無断外泊をした。キャンプ場では同僚らと一緒に酒を飲んでいたという。県警は新型コロナウイルスの感染防止のため、4人以下での会食や飲酒自粛を要請していた。

 

 また、昨年所属していた総務部で、特定の部下を仲間外れにして休憩を取り、仕事を押しつけるなどのパワハラ行為があったことも認定した。警視は約3年半前にも、部下を長時間立たせて説教するなどのパワハラをしたとして、所属長訓戒の処分を受けていた。




自粛呼びかける中、40代警視が無断で部下とキャンプ…酒飲みバーベキューも

 

2021年10月28日() 19:36 読売新聞

 

 外泊を上司に届け出ずに部下らと泊まりがけのキャンプに出かけるなどしたとして、兵庫県警が西播地域の警察署に勤務する40歳代の男性警視を本部長訓戒の処分にしたことが27日、わかった。処分は9月1日付。

 

 県警によると、警視は県警留置管理課に勤務していた昨年9月と11月、無断で部下数名と兵庫県内のキャンプ場を訪れ、1泊2日のキャンプを計2回、実施。県警が新型コロナウイルス対策で飲酒を伴う会合の自粛を呼びかけていたのに、酒を飲んでバーベキューをしたという。警視は昨年7月、同課の部下2人に負担の重い業務をさせるパワーハラスメントもしていた。

 

《カウンセラー松川のコメント》

今回の事案自体はパワハラ事案としては特段重大性は無いかも知れませんが、
各社の報道を合わせることで全体像が少しでも分かるかと思いました。
報道機関によって表現に違いがあり分かり難い部分もありますので、
この点について総合すると
兵庫県警の西播地域の警察署に勤務する40代警視が、
昨年7月の総務部留置管理課の勤務時にパワハラを起こし、
3年半前にもパワハラで所属長訓戒の処分を受けていた。
パワハラの内容が異なっているとは言え、パワハラの概念が無いのでしょうか?
同じ様な事案で問題を起こすのは、加害者に真の反省が無い証左です。
また、報道では
 ・仲の良い部下ら5人以上で旅行
 ・自分の意に沿わない一部の部下にだけ負担の重い業務
とのこと。
自分の手足や尻尾になる者は近くに置き、気に入らない者は虐め抜く。
上司としての能力が無いので、派閥を作る事で足元を固めているのでしょう。
情けない上司です。
西播地域とボカした表現をしていますが、
当該地域には、
姫路・飾磨・網干・福崎・たつの・相生・赤穂・宍粟の
8署しかなく、
昨年11月以降に留置管理課から異動しており、現在は警視の階級となると、
氏名は伏せていても過去の人事異動発表から自ずと分かるでしょうね。

被害者の皆様へ
警察は階級社会です。
本来ならば上位の者ほど下位の者の鑑となるべく、
本人の不祥事に対しては処分も重くするべきですが
我が国では[上に甘く、下に厳しい]のが現実です。
パワハラで処分されたにも関わらず、再発させているのですから、
諭旨解雇にならない限りは、更なる再発の可能性も高いです。
残念ながら現状では、被害者は泣き寝入りするしかない組織です。

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