賃金未払い・パワハラ問題など 連合が労働電話相談/岩手
2021年10月7日(木) 12:02 岩手放送
労働組合団体の連合は賃金の未払いやパワハラなど労働にまつわる相談を7日から全国一斉に受け付けていて、岩手県内でも相談員が対応しています。
「はい、なんでも労働相談です」
電話相談は連合岩手の県内8か所の事務所で受け付けています。この相談会は今月2日に県内の最低賃金が28円引き上げられ821円となったことを受けて行われているもので、賃金トラブル以外にも雇い止めやパワハラなど労働に関する相談を広く受け付けます。
連合岩手は一斉相談の期間以外も電話相談を受け付けていて、県内では今年1月から8月末までに117件の相談がありました。この労働相談はフリーダイヤル0120‐154‐052で7日と8日の2日間、午前10時から午後6時まで受け付けています。
《カウンセラー松川のコメント》
最低賃金を上昇させても、雇用者がこれを守らなければ意味がありません。
だから、この様な相談事業が企画されるのでしょう。
しかしながら、記事では一斉相談期間外でも電話相談を受け付けているとのこと。
心当たりのある方は是非利用して欲しいと思います。
「働かせてやってる」このような意識が経営側にあると、労働者としては嫌な思いしかなくなりますし、勤労意欲さえなくしてしまうことでしょう。相談窓口があるのは助かりますね。経営側にとっても困ることがあると思います。こうした場所は必要です。
返信削除本来は労使対等であるべきです。
削除「働かせてやっている」ならば「働いてやっている」です。
この辺りは景気による売り手市場と買い手市場の需給バランスも影響すると思います。
常に買い手市場の企業なら「従業員の代わりはいくらでもいる」「働かせてやっている」「嫌なら辞めろ」でしょうね。
それで、その企業が発展して行くとは思えませんので、労使共に不幸な企業だと思います。
相談窓口は常時開設が必須だと思います。