2021年10月5日火曜日

中東派遣中「無休」と提訴、横浜 元海自隊員500万円を請求

中東派遣中「無休」と提訴、横浜 元海自隊員500万円を請求

 

2021年10月5日() 19:22 共同通信

 

 アフリカ東部ソマリア沖や中東オマーン沖での派遣任務中、慢性的な超過勤務で休みが取れず精神的な苦痛を受けたとして、元海上自衛官の20代男性が5日までに、国に約500万円の損害賠償を求めて横浜地裁に提訴した。

 

 訴状によると、男性は201911月から今年2月まで、ソマリア沖で海賊対処やオマーン沖で情報収集などの業務に従事。派遣中は休みが与えられず、「このままとどまれば、壊れるまで使い倒される」と思うようになったとしている。

 

 帰国後、有給休暇の消化を申し出たが、認められず、今年3月に退職したという。


《カウンセラー松川のコメント》

2019年11月から2021年2月までの16ヶ月間も無休とは、
戦後の職場としては異例の長期間労働です。
令和の蟹工船ですか?
しかも、帰国後に有給休暇の使用を認めないのも異常。
よくも休ませなかったと驚きです。
大丈夫か、自衛隊?

被害者の方へ
日本の為、世界の為によく頑張ってくださいました。
心身の為には「有給休暇を使わせるまで断固闘う」よりも
とっとと辞めて正解だと思います。
海外派遣中に休みが無かったのが特別な事態だったとしても
帰国後に有給休暇の使用を認めないのは明らかに違法です。
しかし、戦時ではないのですから海外派遣中も
合法的な労働をさせるのが当たり前だと思います。

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