2021年10月18日月曜日

性暴力訴訟 女性記者の本人尋問「市は誠実に対応したとは思っていない」

性暴力訴訟
 女性記者の本人尋問「市は誠実に対応したとは思っていない」

 

2021年10月18日() 19:38 長崎放送

 

長崎市の元幹部から取材中に性暴力を受けたとして女性記者が市を相手取り損害賠償などを求めている裁判できょう女性記者への本人尋問が行われました。

 

この裁判は2007年に女性記者が長崎市の幹部だった男性から取材中に性暴力を受け心的外傷後ストレス障害を発症したとして、市に対しおよそ7400万円の損害賠償とホームーページへの謝罪文掲載を求めているものです。きょう長崎地裁で開かれた口頭弁論では女性記者への本人尋問が行われました。この中で女性記者はこれまで長い間、心的外傷後ストレス障害の症状や誹謗中傷に悩まされ、内勤の仕事さえもできず今も休職を余儀なくされていると訴えました。

 

また、これまでの市の対応については「誠実に対応したとは思っていない。長い間はぐらかし続けてきた」「性暴力の責任は加害者にあるということを認めてほしい」と訴えました。

 

きょうの口頭弁論では女性記者の当時の上司や同僚の証人尋問も行われました。次回は2月7日に開かれる予定です。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ10月4日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 長崎市長、市の責任否定 記者への性暴力訴訟 地裁 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
性暴力と大きく出るならば、なぜ刑事事件にしないのか気になります。
確かに刑事事件にして捜査機関に事情聴取で嫌な体験を話したり、
法廷で証言しなければならないのも心的苦痛は大きいです。
しかし、この様に民事訴訟を起こすのならば、
刑事事件化しても同じだったのではないかと感じてしまいます。
市側にしても[刑事事件にならない程度のセクハラ]との認識で
対応していたのではないかと思います。
現在第一審の審理中ですので、判決が確定するには当分先でしょう。

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